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もとの生活には戻れない [日常生活]

 大阪府は独自の基準で警戒を解いていくらしいけれど、感染者数が減ったのは新型コロナウィルスを克服したわけやなく、府民が辛抱して家にこもったり手洗い消毒マスクの着用を励行し続けてきていたからやということを忘れたらあかんで、と思う。
 私は教え子からもろうた手作りマスクを毎日洗うて使用し、こまめにアルコール消毒をし続けているけれど、これはまだまだ続けていかんならんと思うている。「ゴーマニズム宣言」で小林よしのりさんは「このウィルスもいずれは以前の新型インフルエンザと同じように当たり前の疾患となっていくだろうから、今大騒ぎして不安をあおるようなことをしてはいけない」という主旨のことを書いてはる。それはそれで一理あると思うけれど、ワクチンも完成しておらず、特効薬もまだ出けてへん現状と、いずれワクチンも特効薬も普通に流通するであろう数年後のことを同列に語ってはいかんのやないかなあ。
 というわけで、今日は生徒の登校もなく、来週の消毒の当番表を作ったり、来月に予定されている内科検診の要領について養護教諭にチェックしてもろうたり、先月末に全教職員にお願いした学校内の安全点検用紙を回収して、未提出の人を洗い出したり、来週に予定されている奨学金の説明会について後任の方と打ち合わせをしたりと、仕事が切れ目なく続く一日。定時には退出でけたけれど、帰宅したらもう何もする気が起こらんで、スマホばかりいじっていた。小説を読もうという気にならんのは相当疲れているからなんやろうなあ。
 とにかく、政府や自治体が緊急警戒を解除したからというて、ウィルスが流行する前の生活にすぐ戻したらあかんことだけは確か。実際、お山の学校ではさ来週の予定が立てられん状態やもんなあ。総理にしても府知事にしても現場の混乱など考えずに突如変更を宣言したりしているのが現状ですからね。ベランダで一服つけていたら、若い男たちが楽しそうに騒いでいる。君ら、人類はウィルスとの戦いに勝利したということやないんやで。

 緊急事態宣言が解除されそうにないので、「たちよみの会」例会は今月もお休みとします。6月にお会いできることを願っています。

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