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寄付したはずなのに [日常生活]

 今日は土曜出勤。とはいえコロナ禍のため、授業はなし。部活に来る生徒もおらず、ほとんどの教職員が年次休暇を取っていて、お山の学校は森閑としたもの。留守番役で教頭が出勤していた。
 教頭は「喜多さんも休んだらええのに」と言うてくれはったけれど、養護教諭2名が出勤するのに、私が休むというのもどうよということもあって、出勤したのです。むろん停滞している教材作成やら仕事はなんぼでもある。人権担当として4年間の間自分の参考書として買いためた新書などを寄付したのに、後任の人権担当がほったらかしにしてはったおかげで廃棄されそうになっていて、そちらの回収もしなければならん。
 前任校は人権教育が盛んな学校やったので、お山の学校ではそちらの方も期待されてまわってきた仕事でもあったので、私なりに「いじめ」「児童虐待」「セクシャルマイノリティ」「在日外国人」などについていろいろな知識を蓄えようと購入し、付箋を貼りながら読んだものです。それは学校に寄付して財産としたいと思うてたのに、廃棄とはあんまり。
 授業で活用できるようにとコンビニコミックで買い直した「ブッダ」や「アドルフに告ぐ」、「はだしのゲン」なども廃棄対象になっていて、これも回収。こういうのの引き継ぎはほんまに難しい。後任者の意識の濃淡もあるしね。私としては、若手に自分の蓄えたものを惜しみなく譲ったつもりやったんやけれど。
 引き継ぎの難しさという点では、今のポジションも難しい。前任者から引き継ぎの覚え書きももろうたんやけれど、それ以外のところで養護教諭から「前の先生はこれもしていたあれもしていた」と知ってて当たり前のように言われるたびに、「聞いてへんよお」と苦闘しているのです。
 というわけで、午前中いっぱいはかつてのぼっち部屋と教科の準備室にこもる。
 昼過ぎにようよう退出。帰路、途中で理容室に寄ってみたら、お客がいてて待ち時間がかかりそうやったので、そのまま帰宅。
 帰宅し、午睡。夜は録画した相撲を見る。貴景勝が単独トップを守り、明日は1差で追う照ノ富士との対戦。優勝争いは現大関ともと大関という順当なものになり、ほっとしている。また幕尻優勝なんてことになったら、それはそれで面白いけれど、やはり横綱や大関が一番強いという、番付通りの展開になってほしいのも事実。
 喪中欠礼葉書のプリントアウトも終わり、あとは宛名書きをして休み明けに投函すればよろしい。やれやれです。

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