維新断罪 [読書全般]
今日も定休日。鼻の調子は相変わらず。朝、少しだけアニメを見たりしながら朝食をとり、防火装置の定期点検に備えてものを動かしたりする。体調が悪いので必要最低限の移動に抑える。妻も私の風邪がうつったらしく、やはり体調不良。それでも点検に備えて掃除。昼食前、さすがに疲れて仮眠。昼食後は寝床の片隅で係の方が来るのを待つ。
時間が来て、点検の係の方が来る。点検そのものはさほど時間がかからず。その後、妻が買い物に行っている間に少しだけ移動させたものをもとに戻す。本格的に戻すのは明日以降。そのあと夕刻まで午睡はせずに読書をしたりして過ごす。
夕刻、DAZNの配信でタイガースとベイスターズの試合を見る。今日のテレビ中継はytvが午後7時から2時間だけ。試合開始から1時間分を配信で、それから少しゆっくりしたあと追っかけ再生でテレビ中継を見、放送時間が終わったらまたスマホ。関西の、特に兵庫と大阪のタイガースファンは試合開始から終了までテレビ中継するのが当たり前と思うているので、もうytvには放送権をサンテレビに譲ってもらいたい。
試合終了後、少し読書……のつもりが寝落ち。午睡してへんのと、朝から体を動かしたのと鼻の具合が悪いのとでかなりくたびれていたのですね。
坂本篤紀「維新断罪 中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再正私論」(せせらぎ出版)読了。このコロナ禍で大阪の新型コロナウィルスによる死者が東京より多かったのはなぜか。大阪維新の会の政策により、大阪経済が悪化したのはなぜか。日本城タクシーの社長にその理由と大阪再生についての意見を語らせるという企画の新書本。活字が大きくて読みやすく、すぐに読めてしもうた。基本は、ゼロサム知事(市長)によるわかりやすい公務員バッシングや公的な施設の売却などがいかに間違うていたかということを各種数字を示してはっきりとさせ、大阪万博とカジノ開設がいかに無駄に税金を使い、その後の大阪にどんな悪影響を及ぼすかを示す。
まっとうなことしか語ってへん。説得力を持つのは、著者が実際にコロナ禍での維新の会府政、市政により痛手を被ってきたからやろう。実感のない机上の空論やなく、地べたをはいずりまわるようにしてコロナ禍をくぐりぬけてきた、その体験と、テレビ番組でゼロサム先生とやり合い、いかにもと知事(市長)が論争に勝つことしか頭にないかを身を持って知っているから、これまでも数多く指摘されてきた維新府政(市政)の間違いを府民や市民のものとして語ることができるんやろう。ちょっとばかり話が単純化されてしまうところに本書の難点はあるけれど、カバーの推薦文で松尾貴史さんが「大阪維新の会の『やってないのにやってる感』を明快に種明かし」と書いている、これに尽きる。あまり深く維新の会の欺瞞について考えてこなかった方たちには一読いただきたい。自分たちがどうごまかされてきたか、少しでも目覚めてもらいたいものであります。
時間が来て、点検の係の方が来る。点検そのものはさほど時間がかからず。その後、妻が買い物に行っている間に少しだけ移動させたものをもとに戻す。本格的に戻すのは明日以降。そのあと夕刻まで午睡はせずに読書をしたりして過ごす。
夕刻、DAZNの配信でタイガースとベイスターズの試合を見る。今日のテレビ中継はytvが午後7時から2時間だけ。試合開始から1時間分を配信で、それから少しゆっくりしたあと追っかけ再生でテレビ中継を見、放送時間が終わったらまたスマホ。関西の、特に兵庫と大阪のタイガースファンは試合開始から終了までテレビ中継するのが当たり前と思うているので、もうytvには放送権をサンテレビに譲ってもらいたい。
試合終了後、少し読書……のつもりが寝落ち。午睡してへんのと、朝から体を動かしたのと鼻の具合が悪いのとでかなりくたびれていたのですね。
坂本篤紀「維新断罪 中小企業社長が喝破する、大阪の沈みゆく理由と再正私論」(せせらぎ出版)読了。このコロナ禍で大阪の新型コロナウィルスによる死者が東京より多かったのはなぜか。大阪維新の会の政策により、大阪経済が悪化したのはなぜか。日本城タクシーの社長にその理由と大阪再生についての意見を語らせるという企画の新書本。活字が大きくて読みやすく、すぐに読めてしもうた。基本は、ゼロサム知事(市長)によるわかりやすい公務員バッシングや公的な施設の売却などがいかに間違うていたかということを各種数字を示してはっきりとさせ、大阪万博とカジノ開設がいかに無駄に税金を使い、その後の大阪にどんな悪影響を及ぼすかを示す。
まっとうなことしか語ってへん。説得力を持つのは、著者が実際にコロナ禍での維新の会府政、市政により痛手を被ってきたからやろう。実感のない机上の空論やなく、地べたをはいずりまわるようにしてコロナ禍をくぐりぬけてきた、その体験と、テレビ番組でゼロサム先生とやり合い、いかにもと知事(市長)が論争に勝つことしか頭にないかを身を持って知っているから、これまでも数多く指摘されてきた維新府政(市政)の間違いを府民や市民のものとして語ることができるんやろう。ちょっとばかり話が単純化されてしまうところに本書の難点はあるけれど、カバーの推薦文で松尾貴史さんが「大阪維新の会の『やってないのにやってる感』を明快に種明かし」と書いている、これに尽きる。あまり深く維新の会の欺瞞について考えてこなかった方たちには一読いただきたい。自分たちがどうごまかされてきたか、少しでも目覚めてもらいたいものであります。