SSブログ

真のレジェンド [プロ野球]

 大相撲小言場所「令和五年夏場所展望~霧馬山、大関昇進にかける~」 を更新しました。

 今日は完全休養日。妻の鼻水がひどくなり、夜には発熱。明日の様子次第では新型コロナ感染症の疑いも出てくる。私の鼻は薬が効いてきたか夜には少しましになったが、日中はずっとぐずぐずいわせていた。ただの風邪やとええんやけれど。
 午前中は録画した番組を見、昼食後、午睡。昨日よりは少し早目に起きて、追っかけ再生でカンテレのプロ野球中継を見る。サブチャンネルで試合開始から、途中でメインチャンネルでの中継も始まり、メインでの放送時間が終わるとサブチャンネルに。ほら、カンテレもできるんや。ytvもがんばんなさいよ。
 試合はタイガースが快勝してベイスターズと同率首位。岡田監督は監督として通算600勝。大竹投手は開幕から無傷の5連勝。これはチーム記録で、御園生崇男、福原忍と並んだとか。福原さんは今も二軍でコーチをしているから若いファンもわかると思うけれど、御園生さんとなるとその名を知る人は極端に減るやろう。私も文献や映像で知るのみ。そやけれど、タイガース草創期に、西村幸生、若林忠志、藤村富美男、景浦将といった選手とともにマウンドに登っていたまさにレジェンド。最近、まだ存命のもと選手まで「レジェンド」と呼んだりするけれど、存命中の人を伝説扱いし、球界草創期の名選手についてはまるで無視するような傾向にあるのは、私には許せんのです。なにしろ関大中退で大阪タイガースに入団すると、18連勝を成し遂げたり、入団3年目は21勝1敗という記録を残し、打者としても活躍した人。戦後も投げ続け、通算100勝を記録。戦争をはさんでの記録やからたいしたものです。温厚な人柄で引退後はタイガースのコーチもつとめた、まさにタイガース一筋の功労者。そしてそのプレーを生で見た人がほとんどいなくなっているという点ではまさにレジェンド。ついこの前まで現役をしていた選手まで「伝説」扱いするのはいかがなものかと思うぞ。
 ちなみに、私が中学生のころにオフシーズンに放送されていたサンテレビの「ガッツ・タイガース」という番組で御園生さんのお孫さんという子どもがたまたまスタジオ見学者の中にいて、「好きな選手は?」と西沢アナウンサーに聞かれると「池辺選手です」と答えていたのを覚えている。
 球団草創期の名選手というと、松木謙治郎、景浦、藤村はすぐに名前があがっても、御園生、山口政信、岡田宗芳、皆川定之、小川年安、門前眞佐人なんてあたりは名前がすぐにはあがりません。たぶんスポーツ紙の現役記者でもすらすらと名前は出てこんやろう。私は松木さんの「タイガースの生い立ち」や近藤唯之さんの「阪神サムライ物語」などを中学時代に熟読してタイガースの名選手たちについて少しでも知ろうとした。それだけに、御園生選手の名があがるのは嬉しい。
 さて、明日は日曜出勤の予定やけれど、妻の発熱の状況や私の鼻の具合では勤務は控えた方がええかもしれん。5類になったというても、新型コロナウィルス感染症という恐れもある。こればかりは一晩寝てみんとなあ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ