事情を知らない転校生がグイグイくる [テレビアニメ]
今日も出勤日。朝食をとりながらアニメ「事情を知らない転校生がグイグイくる」などを見る。このアニメなどは人権学習に使うてもええくらい。人見知りが激しかったせいで友だちができず、「死神」というあだ名をつけられて差別の対象にされている小学生の女の子西村さんと、そんな事情など知らず「死神」のあだ名はとてもかっこいいと言ってまわりの目など気にせず彼女の友だちになる転校生の男子高田君の日常を描いた漫画なんやけれど、「死神」などというていじめるクラスの男子達の言葉に含まれる矛盾を、高田君はストレートな感情で論破してしまう。そして、いじめられていることを気にしない友だちが少しずつ増えてくる。
一人の生徒がターゲットとなっていじめられたり差別されたりということは日本全国いろいろな教室で見られるやろうけれど、自分もいじめられたくない傍観者たちの存在が、いじめのターゲットになった者をさらに孤立させてしまう。同調圧力のせいで犠牲になる者がいる。ところが、この漫画ではそんな事情など関係ない、外部からの異人がつまらない「お約束」をどんどんとぶち壊していく。理屈ではない。いじめという行為のくだらなさを大胆な行動とポジティブな感情が明らかにしていく。高田君には裏表がない。その素直さはそれだけで必殺の武器になる。いじめる側の代表として登場する北川君などは高田君のポジティブなパワーに自分たちのネガティブな矛盾が打ち破られ、おろおろしたり逃げだしたりする。道徳的なお説教などよりも高田君の「死神パワーを僕にもちょうだいよ、かっこいいね」の一言がいじめのくだらなさをあらわにしてしまう。
維新の会は「教育無償化」と称して公立校をどんどん減らしていったりし、教育に力を入れていると自称しているけれど、そんなことよりも各小学校にこのアニメのDVDを無償配布すべきやと思う。大人向けにエエカッコして人気取り政策を宣伝するよりも、子どもたちの心に向き合うような教育ができる環境を作った方がよっぽどかっこいいと思うぞ。ただし、子どもたちには選挙権も利権もないから、たぶんやらんと思うけれど。
今日も試験監督と採点。帰宅後はDAZNとカンテレでナイター中継を楽しみ、録画した相撲を見て過ごす。今日の相撲を見ていたら、次の大関にふさわしいのは若元春やないかと感じた。懐の深い怪物北青鵬をうっちゃるなんて、朝乃山ですらでけなんだ。若元春から今後、目が離せんな。
一人の生徒がターゲットとなっていじめられたり差別されたりということは日本全国いろいろな教室で見られるやろうけれど、自分もいじめられたくない傍観者たちの存在が、いじめのターゲットになった者をさらに孤立させてしまう。同調圧力のせいで犠牲になる者がいる。ところが、この漫画ではそんな事情など関係ない、外部からの異人がつまらない「お約束」をどんどんとぶち壊していく。理屈ではない。いじめという行為のくだらなさを大胆な行動とポジティブな感情が明らかにしていく。高田君には裏表がない。その素直さはそれだけで必殺の武器になる。いじめる側の代表として登場する北川君などは高田君のポジティブなパワーに自分たちのネガティブな矛盾が打ち破られ、おろおろしたり逃げだしたりする。道徳的なお説教などよりも高田君の「死神パワーを僕にもちょうだいよ、かっこいいね」の一言がいじめのくだらなさをあらわにしてしまう。
維新の会は「教育無償化」と称して公立校をどんどん減らしていったりし、教育に力を入れていると自称しているけれど、そんなことよりも各小学校にこのアニメのDVDを無償配布すべきやと思う。大人向けにエエカッコして人気取り政策を宣伝するよりも、子どもたちの心に向き合うような教育ができる環境を作った方がよっぽどかっこいいと思うぞ。ただし、子どもたちには選挙権も利権もないから、たぶんやらんと思うけれど。
今日も試験監督と採点。帰宅後はDAZNとカンテレでナイター中継を楽しみ、録画した相撲を見て過ごす。今日の相撲を見ていたら、次の大関にふさわしいのは若元春やないかと感じた。懐の深い怪物北青鵬をうっちゃるなんて、朝乃山ですらでけなんだ。若元春から今後、目が離せんな。