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キング牧師のカリスマ性 [教育]

 今日は出勤日。土日と出かけたので結構疲れがたまってたらしく、空き時間は最低限の仕事しかできてないけれど、なんとか授業もできた。授業では差別と平等について教えているんやけれど、YOUTUBEで見つけたマーティン・ルーサー・キングJr.牧師のワシントン大行進の時の有名な演説の動画を見せている。
 あの「I have a dream that one day on the red hills of Geogia,the sons of former slaves and the sons of former slave owners will be able to sit down together at the table of brotherhood.(私は夢見るのです。いつの日にか、ジョージアの赤い丘の上に、かつての奴隷の息子らとかつての奴隷主の息子らが兄弟愛というテーブルにいっしょになって腰を下ろすことになるであろうことを)」という演説ですね。
 で、何度もこの演説を聞いていると、あのアドルフ・ヒトラーのプロバガンダ演説と同じ手法を使うているみたいやなあと感じたりする。むろん演説の目的が違うから、ヒトラーとキング牧師をいっしょにするわけやない。ヒトラーは仮想敵を作って憎しみをかきたてるための演説、キング牧師は現実に起きている差別から黒人を解放するための演説。全く別物なんやけれど、手法としては同じ言葉を印象に残るように繰り返し繰り返し使い、次第に語調を強めて聴衆を熱狂させるところが共通している。
 この演説やと「私には夢がある」を何度も繰り返し、また、「自由の鐘が鳴る」を何度も繰り返して印象づけていて、繰り返されるごとに聴衆が熱狂していっている。そやから「あのキング牧師の“I have a dream”の演説」でだいたい通じるのですね。
 そういう意味ではキング牧師もまたカリスマ的な人物やったんやなあと強く感じた次第。
 放課後は事務作業をすませて、定時に退出。帰宅後は社説のダウンロードやら読書やら。夕食前についうとうと。食後は眠ってへんけれど、眠気は残っている。外は雨。明日の立ち番もまた雨か。なんか火曜日によう降るなあ。

 昨日の日記のおがわさとしさんの経歴について、ご本人から間違いの指摘がありました。おがわさんは教授まで昇任してはりました。また、定年前に自ら早めに辞任したとのことです。ここに訂正し、小川さんや読者の方々にお詫びいたします。経歴って大事やもんなあ。ほんま、申し訳ない。

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