ふたりのロッテ [読書全般]
愛すれどタイガース「高橋遥人、1025日ぶりの勝利で連敗止める」を更新しました。
今日は山の日。なんで山の日は8月11日に固定して、海の日はハッピーマンデーにしているのか根拠がわからん。盆休みを1日でも長くとれるように、という事なのかな。
今日は台風の影響で南からの温暖な空気が流れこんできたのか、昨日より蒸し暑い。「ザ・ファブル」などの深夜アニメを見たりしてても疲れやすい感じ。
昼食後、午睡。夕刻起きて社説のダウンロードなど。
夜は追っかけ再生でサンテレビのナイター中継を見る。どうも巴里五輪大会には関心がわかんなあ。タイガースは3度の手術を経て3年ぶりに一軍登板を果たした高橋遥人投手が復活勝利を果たしてカープ戦の連敗を止める。1つでも勝てたら御の字と思うていたんで、スイープされず良かった良かった。高橋投手、おめでとうございます!
エーリヒ・ケストナー/池田香代子・訳「ふたりのロッテ」(岩波少年文庫)読了。大人向けの「消え失せた密画」でケストナーに興味を持ち、斎藤美奈子さんの「挑発する少女小説」で「ふたりのロッテ」を読んでみたくなったので、未読本の山から引っ張り出してきた。読みたい岩波少年文庫はけっこうたまっているのです。
ウィーンの学校の少女たちとミュンヘンの学校の少女たちが夏休みを過ごすため、ゼービュールという田舎町の林間学校でいっしょになる。そこでなんとロッテとルイーゼという瓜二つの少女が出会う。実は彼女たちがまた赤ん坊だったころ、双子を引き裂くように両親は離婚し、互いに兄弟がいることを隠して育てていたのだ。知らせてもらってなかったことなどに意趣返しをしようと二人は入れ替わってそれぞれの家に帰る。活発なルイーゼとまじめで大人びたロッテは最初は互いの生活の違いに戸惑うが、次第にまわりを巻きこんでいく。ところが父親との再婚を狙う若い女性が出現し……という話。双子であっても別々な環境で育てばもちろんその性格などは違うものになる。ましてやそれが両親の離婚によるもので、しかも自分の双子がいるという事すら知らされてないとしたら。まだ10歳の少女たちが、自分たちで考えて計画を立て、「失われた半身」を取り戻そうとする姿が自立しようとする少女の心理をしっかりと描いたうえ、身勝手な「大人」というものに対するシニカルな視点を最後まで保つ。確かにこれは面白い。単なる「とりかえばや物語」ではなく、子どもといえどもちゃんとした一人の人間だという思想が本書にはある。ナチス政権下では発表できず、戦後発表したという本書からは、確かに戦争の影などはうかがえないけれど、人を人として扱わなかったナチス政権に対する抵抗も読み取れるんやないか。大人びたロッテよりも奔放なルイーゼが魅力的。ただ、最後はルイーゼがロッテとしての立場で活躍するので、「ふたりのロッテ」というタイトルになったんやろうね。少年時代に一度読んでから、この年に読み返す、という読み方をしてみたかったなあ。ケストナーにはますます興味がわいてきた。もう少し読んでみようかな。
今日は山の日。なんで山の日は8月11日に固定して、海の日はハッピーマンデーにしているのか根拠がわからん。盆休みを1日でも長くとれるように、という事なのかな。
今日は台風の影響で南からの温暖な空気が流れこんできたのか、昨日より蒸し暑い。「ザ・ファブル」などの深夜アニメを見たりしてても疲れやすい感じ。
昼食後、午睡。夕刻起きて社説のダウンロードなど。
夜は追っかけ再生でサンテレビのナイター中継を見る。どうも巴里五輪大会には関心がわかんなあ。タイガースは3度の手術を経て3年ぶりに一軍登板を果たした高橋遥人投手が復活勝利を果たしてカープ戦の連敗を止める。1つでも勝てたら御の字と思うていたんで、スイープされず良かった良かった。高橋投手、おめでとうございます!
エーリヒ・ケストナー/池田香代子・訳「ふたりのロッテ」(岩波少年文庫)読了。大人向けの「消え失せた密画」でケストナーに興味を持ち、斎藤美奈子さんの「挑発する少女小説」で「ふたりのロッテ」を読んでみたくなったので、未読本の山から引っ張り出してきた。読みたい岩波少年文庫はけっこうたまっているのです。
ウィーンの学校の少女たちとミュンヘンの学校の少女たちが夏休みを過ごすため、ゼービュールという田舎町の林間学校でいっしょになる。そこでなんとロッテとルイーゼという瓜二つの少女が出会う。実は彼女たちがまた赤ん坊だったころ、双子を引き裂くように両親は離婚し、互いに兄弟がいることを隠して育てていたのだ。知らせてもらってなかったことなどに意趣返しをしようと二人は入れ替わってそれぞれの家に帰る。活発なルイーゼとまじめで大人びたロッテは最初は互いの生活の違いに戸惑うが、次第にまわりを巻きこんでいく。ところが父親との再婚を狙う若い女性が出現し……という話。双子であっても別々な環境で育てばもちろんその性格などは違うものになる。ましてやそれが両親の離婚によるもので、しかも自分の双子がいるという事すら知らされてないとしたら。まだ10歳の少女たちが、自分たちで考えて計画を立て、「失われた半身」を取り戻そうとする姿が自立しようとする少女の心理をしっかりと描いたうえ、身勝手な「大人」というものに対するシニカルな視点を最後まで保つ。確かにこれは面白い。単なる「とりかえばや物語」ではなく、子どもといえどもちゃんとした一人の人間だという思想が本書にはある。ナチス政権下では発表できず、戦後発表したという本書からは、確かに戦争の影などはうかがえないけれど、人を人として扱わなかったナチス政権に対する抵抗も読み取れるんやないか。大人びたロッテよりも奔放なルイーゼが魅力的。ただ、最後はルイーゼがロッテとしての立場で活躍するので、「ふたりのロッテ」というタイトルになったんやろうね。少年時代に一度読んでから、この年に読み返す、という読み方をしてみたかったなあ。ケストナーにはますます興味がわいてきた。もう少し読んでみようかな。
阪神のタオルですか [日常生活]
今日は月例の京都の医者行き。まだまだ暑い日が続くとはいえ、一時よりはましになってきた感がありますね。
というわけで、昼前には出発。往路の阪急の特急ではひと駅分しか座れず。診療後、これも月例となった母の施設への面会に行く。と、施設の最寄り駅を降りたところで汗をふこうとしたら、カバンのポケットにさしておいたフェイスタオルがない!
確かペットボトルのお茶が結露して他のものが濡れたらあかんからタオルを巻いていて、診療の後、電車に乗る前にホームでそのお茶を飲みほしたよなあ。その時にペットボトルに巻いていたのを外したよなあ。
実はもう手に入りにくいサンテレビのタイガースグッズのひとつなんで、なくしたくはないけれど、優先すべきは母との面会。これはタオルなんかよりも大切。で、順調に面会もすみ、再度医者の最寄り駅のホームへ。落ちたりしてはいない。改札の有人コーナーまで行って、「フェイスタオルの落し物はありませんか」と聞いたら、ベテランの男性の駅員さん(助役さんっぽい感じ)が「阪神のタオルですか」といきなり確かめに来た。実は熱中症対策として今年の「ウル虎の夏」の緑のタイガースキャップをずっとかぶっていたのでした。
それもあって、すぐにタオル発見! ああよかった。やっぱり集中力が途切れてるなあ。駅員さんと今日のタイガースの試合の予想など落とし物とは何の関係もない話をする。阪急も阪神のグループ企業でありますから、乗客とのコミュニケーションには必須……なのかな。虎党のおっさん二人が好き勝手話してただけでした。
帰路、夕食の弁当をスーパーで買い、帰宅。社説のダウンロードなどをしてから追っかけ再生でナイター中継を見る。今日も中継はサンテレビ。サンテレビのタオルを落としものにしてしもうたのが凶兆となるか、ちゃんと見つかったのが吉兆となるか……凶兆でした。首位カープに連敗で後がない。
夕食後、しばらく読書をしていたら寝落ち。午睡してへん上にあちこち歩きまわったもんねえ。
というわけで、昼前には出発。往路の阪急の特急ではひと駅分しか座れず。診療後、これも月例となった母の施設への面会に行く。と、施設の最寄り駅を降りたところで汗をふこうとしたら、カバンのポケットにさしておいたフェイスタオルがない!
確かペットボトルのお茶が結露して他のものが濡れたらあかんからタオルを巻いていて、診療の後、電車に乗る前にホームでそのお茶を飲みほしたよなあ。その時にペットボトルに巻いていたのを外したよなあ。
実はもう手に入りにくいサンテレビのタイガースグッズのひとつなんで、なくしたくはないけれど、優先すべきは母との面会。これはタオルなんかよりも大切。で、順調に面会もすみ、再度医者の最寄り駅のホームへ。落ちたりしてはいない。改札の有人コーナーまで行って、「フェイスタオルの落し物はありませんか」と聞いたら、ベテランの男性の駅員さん(助役さんっぽい感じ)が「阪神のタオルですか」といきなり確かめに来た。実は熱中症対策として今年の「ウル虎の夏」の緑のタイガースキャップをずっとかぶっていたのでした。
それもあって、すぐにタオル発見! ああよかった。やっぱり集中力が途切れてるなあ。駅員さんと今日のタイガースの試合の予想など落とし物とは何の関係もない話をする。阪急も阪神のグループ企業でありますから、乗客とのコミュニケーションには必須……なのかな。虎党のおっさん二人が好き勝手話してただけでした。
帰路、夕食の弁当をスーパーで買い、帰宅。社説のダウンロードなどをしてから追っかけ再生でナイター中継を見る。今日も中継はサンテレビ。サンテレビのタオルを落としものにしてしもうたのが凶兆となるか、ちゃんと見つかったのが吉兆となるか……凶兆でした。首位カープに連敗で後がない。
夕食後、しばらく読書をしていたら寝落ち。午睡してへん上にあちこち歩きまわったもんねえ。
随筆 上方芸能ノート [読書全般]
今日は定休日。朝からアニメ「ラーメン赤猫」などを見た後、たまっているドラマの録画を見る。昼食後、午睡。
夕刻起きて社説のダウンロードや読書など。妻の嗅覚はまだなかなか戻らない。頭ではもう元気になっているけれど、実際に体を動かすとすぐに疲れてしまうという。意識と体感にギャップがあるらしい。それだけ新型コロナウィルス感染症による発熱は体にダメージを与えるんやね。私がかかったときもそうやった。急いで仕事に復帰したのは失敗やったと今も後悔している。
追っかけ再生でナイター中継を見る。今日はサンテレビ。解説は真弓さんと中田さん。試合は残念ながら一方的に負けたという感じ。夕食後はひたすら読書。
戸田学「随筆 上方芸能ノート 落語漫才興行」(青土社)読了。上方芸能ライターの第一人者である著者が、新聞や雑誌に書いたコラム、パンフレットに寄せた文章などをジャンル別にまとめたもの。新聞のコラムや雑誌のエッセイなどはネタが被ることもあるけれど、それは仕方ない。現在、上方芸能に関してこれだけ幅広いジャンルを横断して書ける人は著者以外にはない。ただ、堺の出身という事で、京都方面の芸能に関しては弱いなあ、とは思う。それでもすでに閉館した大阪各地の映画館についての記述など、残しておくべきものはたくさんあり、桂米朝師匠から淀川長治先生まで、その交友の広さにも驚かされる。残念なのは、あとがきで上方芸能に関する執筆は本書でキリとしたい、という事を書いてはる。著者に続く書き手はそうそう出てこないと思うので、そんなことは言わんといてよと思う反面、各分野での昭和の名人が次々と鬼籍に入り、戦後に復興した上方芸能がかつてのような魅力を失うてるように私も感じていて、以前ほど演芸に関心が向かんようになっている。著者は私と同世代。そやから書き残したい上方芸能がだんだん少なくなっているんやろうなあというのは同じように感じるんやと思う。それだけに本書の刊行は貴重なもの。おそらく還暦を一つの区切りにしたいという事なんやろうな。そやけど、心配はしてへんのです。ほんまに骨の髄まで上方芸能が好きな著者のこと、何年かしたらまたうずうずしてきて何か書きたくなるんやないかと思うのです。
夕刻起きて社説のダウンロードや読書など。妻の嗅覚はまだなかなか戻らない。頭ではもう元気になっているけれど、実際に体を動かすとすぐに疲れてしまうという。意識と体感にギャップがあるらしい。それだけ新型コロナウィルス感染症による発熱は体にダメージを与えるんやね。私がかかったときもそうやった。急いで仕事に復帰したのは失敗やったと今も後悔している。
追っかけ再生でナイター中継を見る。今日はサンテレビ。解説は真弓さんと中田さん。試合は残念ながら一方的に負けたという感じ。夕食後はひたすら読書。
戸田学「随筆 上方芸能ノート 落語漫才興行」(青土社)読了。上方芸能ライターの第一人者である著者が、新聞や雑誌に書いたコラム、パンフレットに寄せた文章などをジャンル別にまとめたもの。新聞のコラムや雑誌のエッセイなどはネタが被ることもあるけれど、それは仕方ない。現在、上方芸能に関してこれだけ幅広いジャンルを横断して書ける人は著者以外にはない。ただ、堺の出身という事で、京都方面の芸能に関しては弱いなあ、とは思う。それでもすでに閉館した大阪各地の映画館についての記述など、残しておくべきものはたくさんあり、桂米朝師匠から淀川長治先生まで、その交友の広さにも驚かされる。残念なのは、あとがきで上方芸能に関する執筆は本書でキリとしたい、という事を書いてはる。著者に続く書き手はそうそう出てこないと思うので、そんなことは言わんといてよと思う反面、各分野での昭和の名人が次々と鬼籍に入り、戦後に復興した上方芸能がかつてのような魅力を失うてるように私も感じていて、以前ほど演芸に関心が向かんようになっている。著者は私と同世代。そやから書き残したい上方芸能がだんだん少なくなっているんやろうなあというのは同じように感じるんやと思う。それだけに本書の刊行は貴重なもの。おそらく還暦を一つの区切りにしたいという事なんやろうな。そやけど、心配はしてへんのです。ほんまに骨の髄まで上方芸能が好きな著者のこと、何年かしたらまたうずうずしてきて何か書きたくなるんやないかと思うのです。
童の神 [読書全般]
今日は定休日。朝からアニメ「推しの子」などを見たり、たまっているドラマを見たりして過ごし、少し読書をしてから昼食後、午睡。夕刻起きて、社説のダウンロードなどをした後、本を読んでしまう。今日のナイター中継は地上波もBSもなし。DAZNの配信で見る。解説は高木豊さん。スワローズナイターという事もあって無理矢理スワローズの選手をほめる。こういう解説はあまり好きやないなあ。公平でなくてもええから、あかんもんはあかんと言うてほしい。試合は岡田監督の継投ミスで3点差に詰め寄られたけれど、なんとか連敗ストップ。夕食後はしばらく次の本を読み始める。
今村祥吾「童の神」(ハルキ時代小説文庫)読了。直木賞作家の出世作。最初に直木賞候補に挙がった作品。以前サンテレビのゲスト解説に出はったり、大阪府内に自ら書店を開いたりしていて、関心はあったけれど、作品を読むのは初めて。
舞台は平安時代。朝廷に従わず、自分たちで村落を作って生きている「まつろわぬ民」たちが主役。今昔物語のいくつかのエピソードを解体し再構成したもの。酒呑童子や茨木童子と京人たちから呼ばれる勢力が自分たちの生活を守るために戦うさまが描かれる。ここでは源頼光や四天王たちは敵役。ただ、渡辺綱と坂田金時は酒呑童子達には同情的な存在。源頼光は悪辣な人物となっている。これは作者が「大江山の鬼」を初めて読んだときに酒呑童子は都から女性をさらう程度のことしかしてへんのに、源頼光は山伏に化けて酒呑童子をだまし、眠り薬入りの酒を飲ませて酒呑童子達を殺すという卑怯者で、それが英雄として描かれているのに疑問を持ったところから始まっているという。必死になって自分たちの暮らしを守ろうとする「まつろわぬ民」に対し、それを鬼やの人外の者やのと蔑み、帝が和議を申し出たにもかかわらずそれを悪用して彼らを殲滅しようとしたりする公家たちとその配下の悪辣さ。そして迫力のある戦闘シーンなど、非常に読みごたえがあった。また読んでみたい歴史小説家が増えてしもうた。ますますSFから離れてしもうているなあ、いかんなあと思いつつも、これだけのものを読まされると、やっぱりほかの作品も読みたくなるのでありますね。あとがきによると構想としては三部作になるらしいけれど、まだそれを書く時期になってへん、とのこと。できれば私がまだちゃんと読書できる間に完成させてほしいものです。
今村祥吾「童の神」(ハルキ時代小説文庫)読了。直木賞作家の出世作。最初に直木賞候補に挙がった作品。以前サンテレビのゲスト解説に出はったり、大阪府内に自ら書店を開いたりしていて、関心はあったけれど、作品を読むのは初めて。
舞台は平安時代。朝廷に従わず、自分たちで村落を作って生きている「まつろわぬ民」たちが主役。今昔物語のいくつかのエピソードを解体し再構成したもの。酒呑童子や茨木童子と京人たちから呼ばれる勢力が自分たちの生活を守るために戦うさまが描かれる。ここでは源頼光や四天王たちは敵役。ただ、渡辺綱と坂田金時は酒呑童子達には同情的な存在。源頼光は悪辣な人物となっている。これは作者が「大江山の鬼」を初めて読んだときに酒呑童子は都から女性をさらう程度のことしかしてへんのに、源頼光は山伏に化けて酒呑童子をだまし、眠り薬入りの酒を飲ませて酒呑童子達を殺すという卑怯者で、それが英雄として描かれているのに疑問を持ったところから始まっているという。必死になって自分たちの暮らしを守ろうとする「まつろわぬ民」に対し、それを鬼やの人外の者やのと蔑み、帝が和議を申し出たにもかかわらずそれを悪用して彼らを殲滅しようとしたりする公家たちとその配下の悪辣さ。そして迫力のある戦闘シーンなど、非常に読みごたえがあった。また読んでみたい歴史小説家が増えてしもうた。ますますSFから離れてしもうているなあ、いかんなあと思いつつも、これだけのものを読まされると、やっぱりほかの作品も読みたくなるのでありますね。あとがきによると構想としては三部作になるらしいけれど、まだそれを書く時期になってへん、とのこと。できれば私がまだちゃんと読書できる間に完成させてほしいものです。
オーバードーズにならんように [日常生活]
今日は夏季特別休暇(いわゆる盆休み)を取ってお休み。もっとも、私は週3日勤務なんで、フルタイムなら5日間とれる盆休みも3日だけ。とはいえ木曜と金曜は定休日なんで、かなり長期休暇をとれているという感じ。
今日は浄水器の活性炭交換で業者が来るので、妻はまだ不調やけれどがんばって掃除。私は本を少し移動しただけで汗だく、ばてばて。結局寝床でごろごろ。業者が来るから緊張していたんか、午睡しようにも眠くならん。業者が帰った後、妻が移動させていたノートパソコンなどをもとの場所に戻したりしてからしばらく横になって読書。いつもなら割とすぐに眠くなるんやけれど、今日は午後4時頃にやっと眠くなって寝、妻に起こされたのは10時前。起き抜けでいきなり夕食はきつかった。あと、薬を飲む時間を決めているので、もっと早く起きたかったしね。
夕食後、DAZNでナイター中継の見逃し配信。解説は江本さん。これはもう長期戦になるなと覚悟してたら、なんと雷雨コールドで5回裏に試合終了。社説のダウンロードなどをしてから、パソコンに向かう。
それにしても薬を飲む時間はけっこう大事で、よく似た効果のある別の薬を時間を空けずに続けて飲んだりしたら、オーバードーズに近い状況になりそうで怖い。実際、就寝前に飲んでいる薬は、いつもなら0時頃に服用しているんやけれど、夕食が遅くなったので、少なくとも午前2時くらいまでは服用を待ったほうがええのですね。という事は、それまでは起きていたほうがええ。寝落ちしたら薬が飲めん。妻には夜はもう少し早めに起こしてほしいとお願いしたけれど、妻は定期的に服用している薬がないんで、そこらあたりの感覚がわかりにくいらしい。私は長年定期的に薬を服用しているので、とにかく飲み忘れや、オーバードーズが常に気になっている。
長年いっしょに暮しているけれど、こういう感覚的な部分ではお互いに気が付かんことというのもあるわけです。
今日は浄水器の活性炭交換で業者が来るので、妻はまだ不調やけれどがんばって掃除。私は本を少し移動しただけで汗だく、ばてばて。結局寝床でごろごろ。業者が来るから緊張していたんか、午睡しようにも眠くならん。業者が帰った後、妻が移動させていたノートパソコンなどをもとの場所に戻したりしてからしばらく横になって読書。いつもなら割とすぐに眠くなるんやけれど、今日は午後4時頃にやっと眠くなって寝、妻に起こされたのは10時前。起き抜けでいきなり夕食はきつかった。あと、薬を飲む時間を決めているので、もっと早く起きたかったしね。
夕食後、DAZNでナイター中継の見逃し配信。解説は江本さん。これはもう長期戦になるなと覚悟してたら、なんと雷雨コールドで5回裏に試合終了。社説のダウンロードなどをしてから、パソコンに向かう。
それにしても薬を飲む時間はけっこう大事で、よく似た効果のある別の薬を時間を空けずに続けて飲んだりしたら、オーバードーズに近い状況になりそうで怖い。実際、就寝前に飲んでいる薬は、いつもなら0時頃に服用しているんやけれど、夕食が遅くなったので、少なくとも午前2時くらいまでは服用を待ったほうがええのですね。という事は、それまでは起きていたほうがええ。寝落ちしたら薬が飲めん。妻には夜はもう少し早めに起こしてほしいとお願いしたけれど、妻は定期的に服用している薬がないんで、そこらあたりの感覚がわかりにくいらしい。私は長年定期的に薬を服用しているので、とにかく飲み忘れや、オーバードーズが常に気になっている。
長年いっしょに暮しているけれど、こういう感覚的な部分ではお互いに気が付かんことというのもあるわけです。
豪雨やら雨宿りやら停電やら [日常生活]
今日は久しぶりに出勤。コーヒー会社に申し込んでいたSDGSの教材が届いていたので受け取る。やはり週に一度は出勤せんと確認事項などが少しばかりでも待っているね。
冷房の効いた部屋でじっくりと教材作成。ウィキペディアで調べ物をし、プリントアウト。むろんこのままでは教材にはならん。いかにこれを加工して思考・判断・表現の観点に沿った教材に仕上げるか、ここがポイント。今日はそこまでアイデアが出ず。
午後4時ごろ、豪雨と雷。定時に退出したら、雨はだんだん弱まってきていて、バスから降りたらほとんど降ってへん。ラッキーと思うていたら、自宅最寄りの地下鉄から出たら、ゲリラ豪雨。一応折りたたみ傘は持っていたけれど、これでは小さすぎる。とりあえず予定していた耳鼻科に行き、鼻の様子を見てもらう。飲み薬はもう不要。点鼻薬のみ。やれやれです。で、耳鼻科を出ても豪雨は変わらず。近くのコンビニに入り、雨があがるまで待つことにしたけれど、1時間近くたってもなかなかやまん。スマホの雨雲レーダーのアプリを見たら、まっかっかのまま。
8時をめどにコンビニを出て、多少濡れるのは辛抱して、帰宅。追っかけ再生でテレビ大阪の野球中継を見たら、なんともう4回裏。ちゃんと試合開始から録画予約を入れたのに。妻に聞くと、試合の途中で一時停電になったそうで、停電は短時間ですんだから、その短時間だけ録画できてへんと思うていたらしい。ところが、停電したことで、それまで録画していた分をHDに読み込む作業がでけなんだので、4回裏からの録画となったようです。しかたないんでDAZNの配信で試合の頭から4回裏まで見る。サブチャンネルを使うた延長もあったけれど、試合が長く、放送時間に入りきらず。サヨナラ打を打たれるか抑えるかというええところやった。結局試合終了までDAZNで見る。
雨宿りの1時間弱がきつかった。ああしんど。たまに出勤したらこうなるんやから困ったものです。
冷房の効いた部屋でじっくりと教材作成。ウィキペディアで調べ物をし、プリントアウト。むろんこのままでは教材にはならん。いかにこれを加工して思考・判断・表現の観点に沿った教材に仕上げるか、ここがポイント。今日はそこまでアイデアが出ず。
午後4時ごろ、豪雨と雷。定時に退出したら、雨はだんだん弱まってきていて、バスから降りたらほとんど降ってへん。ラッキーと思うていたら、自宅最寄りの地下鉄から出たら、ゲリラ豪雨。一応折りたたみ傘は持っていたけれど、これでは小さすぎる。とりあえず予定していた耳鼻科に行き、鼻の様子を見てもらう。飲み薬はもう不要。点鼻薬のみ。やれやれです。で、耳鼻科を出ても豪雨は変わらず。近くのコンビニに入り、雨があがるまで待つことにしたけれど、1時間近くたってもなかなかやまん。スマホの雨雲レーダーのアプリを見たら、まっかっかのまま。
8時をめどにコンビニを出て、多少濡れるのは辛抱して、帰宅。追っかけ再生でテレビ大阪の野球中継を見たら、なんともう4回裏。ちゃんと試合開始から録画予約を入れたのに。妻に聞くと、試合の途中で一時停電になったそうで、停電は短時間ですんだから、その短時間だけ録画できてへんと思うていたらしい。ところが、停電したことで、それまで録画していた分をHDに読み込む作業がでけなんだので、4回裏からの録画となったようです。しかたないんでDAZNの配信で試合の頭から4回裏まで見る。サブチャンネルを使うた延長もあったけれど、試合が長く、放送時間に入りきらず。サヨナラ打を打たれるか抑えるかというええところやった。結局試合終了までDAZNで見る。
雨宿りの1時間弱がきつかった。ああしんど。たまに出勤したらこうなるんやから困ったものです。
弥栄の烏 [読書全般]
今日も蒸し暑く、よく汗をかく。今日は年休を取っていたので、外出せずにすんでよかった。朝から録画した深夜アニメや、たまっているドラマを見たりし、昼食後、少し読書などをしてから午睡。夕刻起きて社説のダウンロードなどをして、夕食後はひたすら読書。
阿部智里「弥栄の烏 八咫烏シリーズ6」(文春文庫)読了。本巻で第一部終了。5巻の「玉依姫」の裏で、烏たちと猿たちがどのように構想を繰り広げていたかを描く。1巻と2巻の関係とほぼ同じ構成。ただし、「玉依姫」では描き切れなんだ山神と烏と猿と「英雄」の関係が明らかになる。5巻は高校時代に書いたものをベースにしていたため、幾分若書きという感じがしたけれど、本巻ではデビュー10年という事で、ストーリーの構成などまさにプロの仕事になっている。特に若宮と雪哉の関係性の変化など、おそらく高校時代の作者では決して描き切れなんだと思われる。異世界ファンタジー風ミステリとして始まったこのシリーズも、ここに至って伝奇アクションの様相が濃くなってきた。一段落ついたストーリーに、どんな続きが待っているのか。特に雪屋の変貌が物語にどう変化をもたらすのかが気になるところでありますね。
阿部智里「弥栄の烏 八咫烏シリーズ6」(文春文庫)読了。本巻で第一部終了。5巻の「玉依姫」の裏で、烏たちと猿たちがどのように構想を繰り広げていたかを描く。1巻と2巻の関係とほぼ同じ構成。ただし、「玉依姫」では描き切れなんだ山神と烏と猿と「英雄」の関係が明らかになる。5巻は高校時代に書いたものをベースにしていたため、幾分若書きという感じがしたけれど、本巻ではデビュー10年という事で、ストーリーの構成などまさにプロの仕事になっている。特に若宮と雪哉の関係性の変化など、おそらく高校時代の作者では決して描き切れなんだと思われる。異世界ファンタジー風ミステリとして始まったこのシリーズも、ここに至って伝奇アクションの様相が濃くなってきた。一段落ついたストーリーに、どんな続きが待っているのか。特に雪屋の変貌が物語にどう変化をもたらすのかが気になるところでありますね。
逃げ上手の若君 [テレビアニメ]
今日は一日なんだか眠い。軽い熱中症になるほどでもないし水分もしっかりとっているんやけれどねえ。
午前中は深夜アニメ「天穂のサクナヒメ」や「逃げ上手の若君」などを見る。「逃げ上手の若君」の主人公は鎌倉幕府滅亡後の北条氏の後胤。中先代の乱の首謀者ですね。ようまあ中先代の乱なんてものをメインに置いたものです。原作者の松井優征さんの着眼点は鋭い。ちょっと調べると、主人公の時行はほんまに「逃げ上手」で、なんぼ負けても南朝側に逃げたり、2度も鎌倉を奪回したり、まさに波乱万丈の人生を送っている。
こういう人物やのに、歴史小説家で彼を取り上げて主人公にした人はどうやらいてへんみたい。南北朝時代や応仁の乱を舞台にした小説は書くのが難しいのか少ないんやけれど、ちゃんと教科書にも載っているかなり大規模な反乱を取り上げた作家がいてへんというのは不思議。そこに目をつけた松井さんはすごいというしかない。時代小説ブームらしく、江戸時代を舞台にした人情捕物帖なんてのは大量生産されているけれど、こういう誰も目をつけんような時代の戦を取り上げる作家がいてへんのは残念。それやったら、お前が書けよと言わんといてね。歴史小説なんて書いたことない(習作はあるけど)んです。
アニメとしても動きがいいし、デフォルメもうまい。これは毎週楽しみですねえ。
午後は午睡。夕刻起きてナイター中継を追っかけ再生で見る。今日はサンテレビ。解説は濱中さん。昨日は大敗したけれど、今日はサトテルのホームランなどで快勝。
それしても眠いだるい。鼻は薬が効いてきてかなり良くなってきたのにね。
午前中は深夜アニメ「天穂のサクナヒメ」や「逃げ上手の若君」などを見る。「逃げ上手の若君」の主人公は鎌倉幕府滅亡後の北条氏の後胤。中先代の乱の首謀者ですね。ようまあ中先代の乱なんてものをメインに置いたものです。原作者の松井優征さんの着眼点は鋭い。ちょっと調べると、主人公の時行はほんまに「逃げ上手」で、なんぼ負けても南朝側に逃げたり、2度も鎌倉を奪回したり、まさに波乱万丈の人生を送っている。
こういう人物やのに、歴史小説家で彼を取り上げて主人公にした人はどうやらいてへんみたい。南北朝時代や応仁の乱を舞台にした小説は書くのが難しいのか少ないんやけれど、ちゃんと教科書にも載っているかなり大規模な反乱を取り上げた作家がいてへんというのは不思議。そこに目をつけた松井さんはすごいというしかない。時代小説ブームらしく、江戸時代を舞台にした人情捕物帖なんてのは大量生産されているけれど、こういう誰も目をつけんような時代の戦を取り上げる作家がいてへんのは残念。それやったら、お前が書けよと言わんといてね。歴史小説なんて書いたことない(習作はあるけど)んです。
アニメとしても動きがいいし、デフォルメもうまい。これは毎週楽しみですねえ。
午後は午睡。夕刻起きてナイター中継を追っかけ再生で見る。今日はサンテレビ。解説は濱中さん。昨日は大敗したけれど、今日はサトテルのホームランなどで快勝。
それしても眠いだるい。鼻は薬が効いてきてかなり良くなってきたのにね。
私が先に罹患? [日常生活]
今日も午前中は録画した番組を見、昼食後は午睡。アラームで起きて、血圧の内科に。
妻の新型コロナウィルスの話などをしていたら、嗅覚異常は2~3週間くらい続くという。発症の時期について伝えると、「喜多さんが先にかかってたんと違う?」と言われてしもうた。軽口という感じやったけれど、全く可能性はゼロとは言われんかも。どちらにしてももう過去に戻って感染経路をたどったりはでけんわけですが。
帰宅後、ナイター中継を見る。今日はサンテレビ。ついに連勝はストップ。ベイスターズの連敗もストップ。解説の中田さんは「連勝も連敗もいつかはストップするもんですから」とまあ、当たり前と言えばあたりまえのことを言う。つまり一喜一憂するな、とファンに諭してるのですね。こういう諭し方、なんかええなあ。
試合終了後、無性に眠くなり、寝落ち。夕方でも外は暑い。近所の医者に行くだけでこんなに体力を消耗するとは。
妻の新型コロナウィルスの話などをしていたら、嗅覚異常は2~3週間くらい続くという。発症の時期について伝えると、「喜多さんが先にかかってたんと違う?」と言われてしもうた。軽口という感じやったけれど、全く可能性はゼロとは言われんかも。どちらにしてももう過去に戻って感染経路をたどったりはでけんわけですが。
帰宅後、ナイター中継を見る。今日はサンテレビ。ついに連勝はストップ。ベイスターズの連敗もストップ。解説の中田さんは「連勝も連敗もいつかはストップするもんですから」とまあ、当たり前と言えばあたりまえのことを言う。つまり一喜一憂するな、とファンに諭してるのですね。こういう諭し方、なんかええなあ。
試合終了後、無性に眠くなり、寝落ち。夕方でも外は暑い。近所の医者に行くだけでこんなに体力を消耗するとは。
続シャーロック・ホームズ対伊藤博文 [読書全般]
今日も猛暑。午前中はアニメを見たりして過ごし、昼食前にうとうと。昼食後、読書をしてから午睡。なんと目覚めたらもう午後8時ごろ。
妻はまだ嗅覚が戻らず。私も消毒などして気を付けているけれど、鼻炎は多少ましになったという程度。
追っかけ再生でタイガースとベイスターズのナイター中継を見る。今日はBSTBSで解説は槇原さん。タイガースの選手について事前にきちっと調べていないことが丸わかり。アナウンサーが「村上の勝ち星がのびていないのはなぜでしょう」と聞かれて「研究されているからでしょう」。違います。防御率を見たら、もっと勝っていてもおかしくない。打線が振るわず援護がなかったから好投しても勝ってなんだのです。ちゃんとそれくらい調べておけよ、と思う。
試合はタイガースが逆転勝ちで7連勝。ジャイアンツが敗れたため2位に浮上。カープは負けませんねえ。
松岡圭祐「続シャーロック・ホームズ対伊藤博文」(角川文庫)読了。探偵を引退していたホームズのもとに伊藤博文がハルピンで暗殺という一報が。ところが、彼の手元に謎の仏像が届き、「伊藤博文を暗殺したのは安重根ではない」と彫り付けられている。伊藤博文「惜別会」の招待状を受け取ったホームズとワトソンは日本へと旅立つ。ところがその招待状は偽物だった。伊藤博文の息子の文吉とともに、伊藤暗殺の謎に挑むホームズは意外な真相を突き止め……という話。前作は「正典」とうまく話を合わせた見事なパスティーシュだったけれど、本作はそれに比べるといささか奇をてらった感がある。ネタバレになるのでここには書かへんけれど、ちょっと展開が無茶やないかと思うたのですね。むろん、内容的には国際情勢を盛り込んだ非常に面白いものではあるけれど、前提となる「伊藤暗殺の謎」の真相が強引すぎることもあって、あまり素直に楽しめなんだというのが私の実感。やはり「続編」というのは難しいものなんやなあと改めて感じた次第。前巻の面白さを求める向きにはお薦めしません。もっとも、架空の歴史を楽しみたいとかいう方にはお薦め。そういう意味では評価が難しい作品やったなあ。
妻はまだ嗅覚が戻らず。私も消毒などして気を付けているけれど、鼻炎は多少ましになったという程度。
追っかけ再生でタイガースとベイスターズのナイター中継を見る。今日はBSTBSで解説は槇原さん。タイガースの選手について事前にきちっと調べていないことが丸わかり。アナウンサーが「村上の勝ち星がのびていないのはなぜでしょう」と聞かれて「研究されているからでしょう」。違います。防御率を見たら、もっと勝っていてもおかしくない。打線が振るわず援護がなかったから好投しても勝ってなんだのです。ちゃんとそれくらい調べておけよ、と思う。
試合はタイガースが逆転勝ちで7連勝。ジャイアンツが敗れたため2位に浮上。カープは負けませんねえ。
松岡圭祐「続シャーロック・ホームズ対伊藤博文」(角川文庫)読了。探偵を引退していたホームズのもとに伊藤博文がハルピンで暗殺という一報が。ところが、彼の手元に謎の仏像が届き、「伊藤博文を暗殺したのは安重根ではない」と彫り付けられている。伊藤博文「惜別会」の招待状を受け取ったホームズとワトソンは日本へと旅立つ。ところがその招待状は偽物だった。伊藤博文の息子の文吉とともに、伊藤暗殺の謎に挑むホームズは意外な真相を突き止め……という話。前作は「正典」とうまく話を合わせた見事なパスティーシュだったけれど、本作はそれに比べるといささか奇をてらった感がある。ネタバレになるのでここには書かへんけれど、ちょっと展開が無茶やないかと思うたのですね。むろん、内容的には国際情勢を盛り込んだ非常に面白いものではあるけれど、前提となる「伊藤暗殺の謎」の真相が強引すぎることもあって、あまり素直に楽しめなんだというのが私の実感。やはり「続編」というのは難しいものなんやなあと改めて感じた次第。前巻の面白さを求める向きにはお薦めしません。もっとも、架空の歴史を楽しみたいとかいう方にはお薦め。そういう意味では評価が難しい作品やったなあ。