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山藤章二の死 [追悼]

 今日は久しぶりに月曜出勤。授業は3コマ。うちひとつは宿題で作った教材を使用。なんとかうまくいきそうな感じでよかった。空き時間は提出物の採点に明け暮れる。
 一日どんよりとした天候やったけれど、蒸し暑い。まだまだ朝夕だけしか秋らしくないなあ。
 定時に退出して、帰路、駅前の本屋さんで妻の「月刊フラワーズ」を買うてから帰宅。妻は所用でまだ帰ってへん。追っかけ再生でナイター中継を見る。今日は甲子園最終戦。チケット争奪戦に敗れて行かれなんだ試合です。昔は最終戦なんてがらがらで当日に行っても楽々入れたのになあ。がらがらの甲子園球場で秋風に吹かれながら、ああ今シーズンも終わりか、なんて感傷に浸ったりしてさ。いわゆる「暗黒時代」の話ですが。
 試合は8回までノーヒットノーランリレーをされていたけれど9回に2安打してノーノーは阻止。今日の中継はサンテレビ。引退する秋山拓巳投手のファイナルピッチやとか、試合終了後の胴上げやとか、全部見せてくれる。あとは横浜で公式戦最終戦があるけれど、その次の週にはCSのファーストステージが甲子園である。チケット争奪戦に参加しようか迷ってます。
 イラストレーターの山藤章二さんの訃報 に接する。享年87。死因は老衰。「週刊朝日」の「ブラックアングル」の最後の方はもう絵も字も乱れて、往年の画業を知る身としては辛かったなあ。「ブラックアングル」を降り、「似顔絵塾」も降りてからは、朝日新聞の政治家の似顔絵もなくなり、引退したという感じやった。「アエラ」のネット記事によると、昨年のタイガースの優勝の時は大喜びしてはったという。亡くなる前に「アレ」を見られてよかったね。私の父はその前に亡くなってしもうたからなあ。
 私が中学生のころにはタイガースのファンブック(現在のイヤーブック)にイラストルポを寄稿したりしてはって、多分そこらへんから山藤さんの画業を意識し始めたんやと思う。筒井康隆さんの「狂気の沙汰も金次第」のイラストでは筒井さんはのっぺらぼうで髪型と顔の輪郭だけで表現するという手法を使うてはり、これはもう山藤さんにしか出けへん似顔絵の技やったね。「ブラックアングル」では様々な画家の模写と似顔絵を組み合わせるというこれも他に類のない似顔絵をたびたび披露してくれたはった。都会的なセンスというのか、一歩離れたところからシニカルに描かれたイラストにはいつも楽しませてもろうたもんです。
 面白いのは、同時代の似顔絵の名人である和田誠さんとは全く対照的な画風なんやけれど、実はお二人ともベン・シャーンの影響を受けていたという事。山藤さんと和田誠さんの初期のイラストは、どちらもベン・シャーン風でよく似ているのですよ。それが最終形態では全く違う画風に落ち着くんやから面白い。
 似顔絵と社会風刺という点での後継者は漫画家のやくみつるさんくらいしか思いつかんけれど、四コマが中心のやくさんと一枚絵の完成度の高い山藤さんとでは土俵が違いすぎるしなあ。若いころから山藤さんと和田さんという二大巨頭の似顔絵とイラストのセンスに触れられたのは幸運やったと思う。風刺のなんたるかを画業そのもので教えてくれはった。「忘月忘日」などのエッセイのセンスも一流やった。
 謹んで哀悼の意を表します。
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図説 室町幕府 [読書全般]

 今日も昨夜録画した深夜アニメは少なめ。「逃げ上手の若君」も「天穂のサクナヒメ」も最終回。どちらも作画のクオリティが高く、展開も面白かっただけに終わるのは寂しいばかり。そのあとはまた「光る君へ」を何本か見る。
 昼食後は午睡。爆睡。夕刻起きて社説のダウンロードをしたりしてから、追っかけ再生でナイター中継を見る。今日の甲子園はなぜかBSテレ東が中継。しかも解説は中畑さんと五十嵐さん。どちらも関東からわざわざ出張ですか。実況は植草アナ。あのABCの植草貞夫アナの次男やけれど、やはりテレ東の局アナ。甲子園の試合を完全に東京の局が中継するというレアなケース。植草アナはこちらの育ちなんで、やはりタイガースが逆転したら声が弾んでる。タイガースが4点差を一気にひっくり返して勝ち、2位確定。勝ち星が転がり込んできた漆原投手は移籍初勝利やったけれど、みんなそこには気がまわらなんだみたい。
 試合終了後は寝床でスマホをいじったり本を読んだり。
 丸山裕之「図説 室町幕府」(戎光祥出版)読了。室町幕府の政治制度や役職、節目となった合戦や事件などを項目別にわかりやすく解説したもので、写真や図版が豊富に使用されているオールカラーのムック的なつくりの入門書。テレビを見たりしている合間合間にちょっとずつ読んでいて、ちょうど読み終わった。室町幕府関係の新書は何冊か読んでいるので、本書はそれらで得た知識を整理した形で見直すのにちょうどよい感じ。室町幕府について大体のところが知りたいという場合は本書があれば事足りる。私はもう少し深堀したいのでまずは新書からあれこれと読み漁っているんやけれど、忘れてしもうてることもあるんで、本書はそれを確認するときのためにちょくちょくと今後も手に取ることになるんやろうな。室町幕府のイメージがつかめんという人にはうってつけの一冊ですね。
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アレンパはできず [プロ野球]

 今日くらいは駅前にでも行って本屋へ、なんて思うていたけれど、結局寝倒す。
 午前中は昨夜録画した「ザ・ファブル」などの深夜アニメを見る。今日も先週に最終回を迎えたアニメが多く、本数はわずか。なんか眠くて、昼食前に寝床へ。いったん起きて昼食をとり、また午睡。
 夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから、しばらく読書。午後6時ごろからDAZNの配信でナイター中継を見る。神宮球場の試合はあまりテレビ中継がなく、今季もDAZNのお世話になりました。まあ中継そのものはCSのフジテレビONEのものなんやけどね。
 試合は丸山和郁の打球を太ももに受けたビーズリーが足を引きずりながら投げたけれど、球威がガクンと落ちて4点先取され、その後2点差に迫ったけれど、リリーフ陣が打たれて大敗。もし、ジャイアンツがカープに負けてて、タイガースの敗戦で優勝という事やったらむちゃくちゃ悔しいけれど、カープは昨日の粘り強さはどこへやら、大差で敗れてタイガースの試合が終わる前に阿部監督は胴上げされてましたとさ。
 というわけで、負けギャンブラーの私が「もうアレンパはない」と昨日書いたのに、そこだけは当たりよんの。けったくそ悪いなあ。
 さあ、残り3試合はベイスターズとの直接対決で、これで2位と3位が決まる。ゲーム差は4.0差あるから、2勝したら2位確定となるはずやけれど、ここから失速したりは……いや、予想めいたことは書くまい。
 試合終了後はしばらく読書したりスマホをいじったり。アレンパはしんどいと思うていたけれど、それが現実となると、やっぱりがっくりきてしまうなあ。とはいえタイガースファン歴50年ですから、そういうがっくりは何度も経験済みなわけですがね。
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生死の門 [読書全般]

 今日は定休日。深夜アニメは先週最終回のものが多かったので「先輩はおとこのこ」など少しだけ。あとは「光る君へ」を何本かまとめて見るが、疲れてきたので読書。読了したところで睡魔に襲われる。
 昼食後は午睡。その間に妻は日帰り帰省。夕刻起きて、社説のダウンロードなどをしたり、ネットで自民党新総裁に石破氏が選出されたのでそのニュースを読んだり。
 夜はナイター中継をサンテレビで見る。マツダスタジアムでの今季最後の試合はサヨナラ負け。ジャイアンツはドラゴンズに勝ったので、マジックナンバーは1。万事休す、という感じかな。さすがにここから大逆転アレンパはないでしょう。そう、ないでしょう。ないないきっとない。と、負けギャンブラーの私が力説したらどうなるか。ま、ないわな。
 柴田錬三郎「生死の門 柴錬剣豪譚」(集英社文庫)読了。絶版となっていたものの新装版。「眠狂四郎」のシバレンによる剣豪たちを描いた連作短編集。塚原卜伝、北畠具教、小野次郎右衛門、柳生五郎右衛門、丸橋忠弥、堀部安兵衛、平山行蔵、平手造酒、伊庭八郎、上田馬之助と、戦国から幕末にかけての剣豪たちの壮絶な生き方がドライな文体でつづられる。昔同じ作者の「決闘者 宮本武蔵」を読んだときにも感じけれど、作者の剣豪小説はすべてハードボイルドなんですよね。精神論ではなく、刀を振り、人を斬る者の業を感情を排した描写で読み手に迫ってくる。特に最も長い「小野次郎右衛門」では「一刀流」というものについて、その人を斬っていく描写から読み手に理解させるようにしていく。精神論やない、斬るという技術から剣豪それぞれの生涯を浮き彫りにしていく。ぞくっとする。まさに柴錬の真骨頂。ただ、現代の読者にはここまで徹底したニヒリズムはちょっと辛い。時代小説というと人情物が主流である現代に、このニヒリズムが受け入れられるのか。私は好きやけどね。現代の時代小説にない、まさに高度経済成長期からオイルショックの時代に発表された「癒し」を必要としない、その時期でないと書かれへん時代小説のエッセンスみたいな一冊。ほんま、しびれますよ。
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【推しの子】のアニメと実写化と [テレビアニメ]

 今日は定休日。朝夕と日中の寒暖差はやっぱり激しい。衣類の着方にも気をつけねば、と思う。
 午前中は例によって「推しの子」など深夜アニメを見る。最終回が続々と。来週は新番組ラッシュになるのかなあ。「推しの子」は第2シーズン最終回だけ10月の、しかも午後7時に放送とか。実写版も制作発表されているし、勢いがあるなあ。原作はいよいよ完結するという事らしいから、アニメは第3シーズンで一気に結末まで行ってしまうのかな。
 しかし実写化は大変なんやないか。エピソードに漫画の実写化に関するエピソードがあって、それがいかに大変かというネタなんで、そんなエピソードをやるからには、よほど出来のいいものを作らなならんやろうからな。アニメはかなりようできているだけに、実写版のスタッフにかかるプレッシャーは半端やないと思う。よう実写版なんて企画を出したなあと思うし、その企画が通ったなあと思うし、それを受けるスタッフやキャストがいたなあと思う。
 アニメの本数が少なくなったので、録画してたまっている大河ドラマ「光る君へ」を何本か見てから昼食。
 午睡した後、夕刻は読書など。夕食後、一気に読了してしまおうとしたけれど、途中で寝てしもうた。たった2日の出勤でそんなに疲れるかなあ。プロ野球はジャイアンツがベイスターズに大勝し、マジックナンバーは3に減る。夕食時にテレビをつけてちょっと見たけれど、あまりに大差がついていて、流れもベイスターズに戻りそうにないので、食後、続きを見るのはやめ。タイガースの投手陣がいかに強いかというのがようわかりました。
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茶屋町は遠い [日常生活]

 今日も出勤日。今日は4コマ授業。朝夕涼しくなって通勤時の疲労はかなりましになった。とはいえ2週続けて5連休2連勤という状況が続くと、外に出るというだけでしんどかったりするのは困ったもんです。
 今日は帰路、茶屋町方面にまわってバスの定期券を購入。現在の定期券の継続購入なんやけれど、実は10月からバス代値上げ。新しい料金になるかと覚悟してたら、今月はまだ値上げ前の料金で購入できるという説明を受ける。交通費は全額支給やから懐が痛むわけやないけれど、なんとなく得した気分になる。
 梅田近辺の地理についてわからん方にはぴんと来ないと思うけれど、阪急の大阪梅田駅から直接地下鉄の梅田駅方面に行くのと、茶屋町に寄り道するのとでは距離も時間も大幅に違う。おまけに定期券購入で列に並んだりしたから、帰宅時間はいつもよりも結構遅くなるのです。それでも阪急バスの定期券の売り場は数が限られているから、仕事帰りに大幅な寄り道をせざるを得ん。阪急電車や大阪メトロの定期券は、自動券売機で買えるようになったから寄り道したり並んだりせずにすむようになりありがたい限り。阪急電車の券売機でも阪急バスの定期が買えるようになってくれたらもっとありがたいんやけどなあ。
 帰宅して、DAZNでちらりとジャイアンツの試合の様子を見てみたら、あらあらベイスターズにリードされてるやないの。しかもベイスターズの得点は1点だけで、ジャイアンツ打線は完封されている。夕食時、BS-TBSのテレビ中継を見る。ほほう、なんとそのままジャイアンツの完封負け。タイガース2連戦と合わせると、3試合で1点しか取れてへん。選手たちにプレッシャーが襲いかかってるのかな。タイガースは試合がないので、ゲーム差は1.5に縮まった。ええぞええぞとほくそ笑んでます。なにしろジャイアンツに勝手にこけてもらわんと「メークアレンパ」なんてでけへんのやからね。今日と明日だけはがんばれベイスターズ。
 試合終了後は社説のダウンロードなど。寝落ちしかけたけれど、何とか目覚めました。明日は定休日。でも、実は教材作成の宿題を持ち帰ってるので、寝落ちとかしてられんのです。
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角川文庫の新刊と新装版 [日常生活]

 愛すれどタイガース「ジャイアンツに最接近するも2ゲーム差に」を更新しました。

 今日は出勤日。朝夕はすっかり秋。ただ、日中はまだ汗ばむ気候。それでも先週までの汗だらだら状態とまではいかず。
 坂道の学校は、今日は月曜の時間割に変更。休み明けで時間割は月曜。でもカレンダーは火曜。脳内カレンダーがおかしなことになりそう。授業は3コマ。空き時間は提出物の採点に明け暮れる。
 帰路、梅田の阪急百貨店前の紀伊国屋書店で田中啓文さんの角川から出た新刊文庫を探したけれど、出てるはずなのにあらへん。東梅田の旭屋書店に寄ったら、1冊だけ棚に差してあった。配本が少ないのか、梅田近辺に田中啓文ファンが多いのか。ともかくこの2軒では発売日にすぐに棚から消えてますよ。小林泰三さんの角川ホラー文庫が新装版で出ていた。こちらはもちろん前の版を持っているんで、買いはしませんだが、忘れられずに版を重ねているというのは、嬉しい限り。お彼岸やから、あの世とこの世が近くなっているはずなんで、小林さんも書店の棚を見ているかもしれんぞ。
 帰宅したらばてばて。寝転がって社説のダウンロードをしたりスマホをいじっていたり、少し読書したり。朝夕は長袖。日中は腕まくり。寒暖の差が激しいのはちょっとこたえるね。

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ショートカット [テレビ全般]

 今日は秋分の日の振り替え休日。これで3週連続月曜は休みで、週2日勤が続く。
 午前中は昨夜録画した深夜アニメや、以前録画した三谷幸喜監督の2時間ドラマ「ショートカット」を見る。ずっと前に妻が見て面白いと言うていたので、機会があれば見たいと思うていた。それがケーブルテレビのチャンネルで放送されたので録画しておいたのです。鈴木京香と中井貴一が関係の冷めた夫婦役で、ふたりで山の中を歩き回る様子を全編ロングショットで撮影という役者の力量を試すようなドラマ。間に時々梶原善が出てきてひっかきまわしたりしながら微妙に夫婦の関係が変わっていくというコメディ調のもの。この全編ロングショットのドラマをほとんど二人で見せてくれるんやからすごい。むろん三谷脚本と演出もうまい。長いこと見てみたかったドラマが見られて満足。ただ、通しで集中して見てたから結構疲れた。
 午睡のあとは社説のダウンロードなどをしてから、昼に録画したデーゲーム中継を見る。今日の中継はNHKBS。タイガースがジャイアンツに勝てばゲーム差がなくなるというしびれるような試合。高橋遥人が6回まで、グリフィンが5回まで好投。阿部監督はグリフィンをスパッと後退させ、ケラーにつないだのに対して、岡田はんはこれまでなら投球回数や球数などを考えて高橋を引っ張ったりしなかったのに、今日の試合では7回まで投げさせ、明らかに球の力が弱って2連打を食らうたのに交代させず、1点を奪われて初めて石井にスイッチ。結果論でなく、2連打されたところで交代させると思うたのに続投させたので、ああ、これは高橋が失点するまで投げさせるといういつものパターンなんやなと思い、どんな手を使うてでも勝ちにいくという気がないのかなあと落胆してたら、案の定打たれてから交代。「メークアレンパ」の願望はもうジャイアンツが次のベイスターズ戦に連敗でもせんとかないそうにないなあ。やはり私は負けギャンブラー。
 試合終了後はしばらくスマホをいじったり本を読んだりして過ごす。さて、明日から2日だけ仕事。なんか変な生活リズムがついてしもうた。次の週以降が心配です。

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アレンパへの可能性 [プロ野球]

 大相撲小言場所「秋場所を振り返って〜大の里、優勝で大関へ、貴景勝は引退~」を更新しました。

 今日は秋分の日。雨が強く降り、気温が一気に下がり、秋になった。昨日までの真夏日やら猛暑日はどうなったン、というくらい。午前中はアニメを見たり日曜朝の「仮面ライダーガヴ」「ブンブンジャー」などを見たり。
 昨日の墓参の疲れで、午睡は爆睡。夕刻起きて、社説のダウンロードなどをしてから、追っかけ再生でナイター中継を見る。地上波はサンテレビ。BSはBS朝日が中継。むろんサンテレビは俺たちの味方や、というわけで、サンテレビを見る。菅野と才木の投手戦。ワンチャンスをものにして1点を取り、それを守り切るという今季のタイガースの定番の勝利。これでタイガースと首位ジャイアンツのゲーム差は1.0に。むろん明日も勝ったとしても、マジックナンバーが消えるわけやないけれど、残り試合、タイガースが全部勝って、ジャイアンツが1敗でもしたらタイガースの「メークアレンパ」が完成するというところまできた。それくらい今日と明日のジャイアンツ戦は重い。つまり今日の勝利で「アレンパ」の可能性が出てきたという事になる。ここ2年Bクラスでひりひりした試合を経験した選手が少ないジャイアンツと、昨シーズンまで6年連続Aクラスで昨シーズンはアレ、CS優勝、日本シリーズ優勝とプレッシャーのかかる試合を何度も経験してきたタイガースとの差が出ると、「メークアレンパ」の可能性は高いかもしれんこともないと期待はせずに書いてみる。そう、期待してはいかん。私は負けギャンブラーなんで、ここで「期待している」とか「アレンパ」できるとか確信を持った書き方をしたら外れるに違いない。ということで、まあ「アレンパ」できたらええなあと、願望を書いておく。
 そして録画した相撲中継を見る。優勝は昨日決まっているから、三賞くらいした楽しみはない、と言いたいところやけれど、千秋楽は来場所の番付に響く相撲が多いので、熱戦も多い。幕下上位の若碇が勝ち越すと、解説をしていた実父の甲山親方が「相手があることなんで……」と気配りの解説をしているのに、NHKときたら、息子の勝利の瞬間に声を出すのを我慢して、それでもガッツポーズをしている親方の映像をVTRで流すんやからなあ。親方はかっかっかっと笑うてはりましたが。まあ、親方は関西人やからそこらあたりは笑い飛ばせるんやろうね。

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追憶の烏 [読書全般]

 今日は一日どんよりと曇り空。それでも蒸しっと暑い。朝から「ザ・ファブル」など深夜アニメを見てから昼前に出かける。
 今日はお彼岸の墓参。お盆の時は直射日光に当てられむちゃむちゃきつかったけれど、今日は蒸し暑いとはいえまだまし。阪急の特急で上洛。お盆の時と同様、墓のある山のふもとまではタクシー。そこから少し山登りをして墓参。風が強く、お燈明がじきに消えて困る。墓参が終わり、東山通まで歩き、バスで四条河原町に。昼食は焼きそばと餃子。阪急の特急で帰阪。
 帰宅して、追っかけ再生でデーゲーム中継を見る。今日はNHKBS。解説は藤川球児さん。点の取り合いで延長戦になったけれど、サトテルのホームランで辛勝。こういう時にホームランを打つから、サトテルはスターなんやなあ。
 そのあとは相撲中継を見る。今日は石川県の豪雨で地上波のスケジュールが変わり、妻の指摘でHDDレコーダの番組表を確認したら、BSは5時まで延長。地上波は5時から。妻のおかげで予約を入れなおすことがでけた。ありがたいことです。
 中入り後の取り組みは妻と夕食時と夕食後にゆったりと見る。間に貴景勝の引退発表会見なども挟まる。十両は尊富士は嘉陽に負けたけれど、千代翔馬が敗れたため、優勝決定。幕内は大の里が豊昇龍を圧倒して優勝決定。これで大の里は大関確定やな。こうとんとんと行き過ぎると、後が心配。
 相撲を見た後、社説のダウンロードなど。
 阿部智里「追憶の烏 八咫烏シリーズ8」(文春文庫)読了。前巻では大きく山内の様相が変わり、雪哉の性格もまるで別人になってしまい驚かせたが、本巻では、第一部と第二部の間の20年に何が起きたかを描く、いわば解答編。まさかあの人があんなんになってて、雪哉たちがまんまと振り回されたりして、そしてずっとシリーズから姿を消していたあの人が隠し球みたいな感じで登場してどひゃーっとなったり。わけわからん書き方になったけれど、あらすじを紹介したら全部シリーズのキモの部分のネタバレになるのです。文庫本で現在出ているのは本巻まで。今さら続きを単行本で買うのもアレなんで、続きの文庫落ちを待つことにしよう。ミステリーとファンタジーの融合の完成形がここにある、とだけ書いておく。それくらいどひゃーっという展開で、いやはや作者の手腕にはまいりましたと言うしかないのです。
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