チケット争奪戦 [日常生活]
今日も定休日。まだまだ暑い。天気予報では日曜日から平年並みに戻るとか。ほんまやな、ほんまなんやな。ただし日曜日は大雨の予想。
午前中は昨夜の深夜アニメを見た後、スマホで甲子園球場のチケットサイトにアクセス。しかし、アクセス集中でつながらん。何度も何度も再接続するけれど、とにかくつながらん。やっとつながり登録したIDでログインし、「残りわずか」の席をとろうとしたら、またアクセス集中でつながらん。再度アクセスしてチケット購入のアイコンにタッチしたら、「この席種は販売できません」という表示が。一瞬の差で売り切れていた。恐るべしチケット争奪戦。おそらく2日前発売が開始された公式ファンクラブ会員用の日程の間にすでにほとんど売れていたんやろうな。
というわけで、日曜日のジャイアンツ戦が雨で流れて、再度チケット入手のチャンスがまわってくるのを待つしかない。いや、そうなったらそうなったでもっと激しい争奪戦になっているんやろうな。
がっくりして、午睡。夕刻起き、社説のダウンロードなどをしてから、BSで放送された三段目からの相撲を録画で見る。十両前半まで見てBS放送分は終了。そのあとサンテレビのナイター中継を追っかけ再生で見る。西勇がぼこぼこに打たれ、追いすがるように得点したけれど、中継ぎに回ったビーズリーがホームランを打たれて突き放され、痛い敗戦。ジャイアンツがカープに勝ち、M6となった。ジャイアンツには優勝してほしくないけれど、そのためにはタイガースは残り全勝したい。「メークアレンパ」はかなり厳しくなってきた。
妻が日帰り帰省から帰り、夕食後、地上波放送分の相撲の録画を見る。大の里が琴櫻と胴体取り直しの末12勝目。これで大関昇進の目安に届いた。高安はがちがちになって足が出ず、大栄翔に敗れ、霧島は豊昇龍に切り返しで敗れ、2敗力士がいなくなる。ああ、やっぱり高安は賜杯を抱くことがでけんのか。
午前中は昨夜の深夜アニメを見た後、スマホで甲子園球場のチケットサイトにアクセス。しかし、アクセス集中でつながらん。何度も何度も再接続するけれど、とにかくつながらん。やっとつながり登録したIDでログインし、「残りわずか」の席をとろうとしたら、またアクセス集中でつながらん。再度アクセスしてチケット購入のアイコンにタッチしたら、「この席種は販売できません」という表示が。一瞬の差で売り切れていた。恐るべしチケット争奪戦。おそらく2日前発売が開始された公式ファンクラブ会員用の日程の間にすでにほとんど売れていたんやろうな。
というわけで、日曜日のジャイアンツ戦が雨で流れて、再度チケット入手のチャンスがまわってくるのを待つしかない。いや、そうなったらそうなったでもっと激しい争奪戦になっているんやろうな。
がっくりして、午睡。夕刻起き、社説のダウンロードなどをしてから、BSで放送された三段目からの相撲を録画で見る。十両前半まで見てBS放送分は終了。そのあとサンテレビのナイター中継を追っかけ再生で見る。西勇がぼこぼこに打たれ、追いすがるように得点したけれど、中継ぎに回ったビーズリーがホームランを打たれて突き放され、痛い敗戦。ジャイアンツがカープに勝ち、M6となった。ジャイアンツには優勝してほしくないけれど、そのためにはタイガースは残り全勝したい。「メークアレンパ」はかなり厳しくなってきた。
妻が日帰り帰省から帰り、夕食後、地上波放送分の相撲の録画を見る。大の里が琴櫻と胴体取り直しの末12勝目。これで大関昇進の目安に届いた。高安はがちがちになって足が出ず、大栄翔に敗れ、霧島は豊昇龍に切り返しで敗れ、2敗力士がいなくなる。ああ、やっぱり高安は賜杯を抱くことがでけんのか。
がんばれ高安 [大相撲]
今日は定休日。昨日は集中力が続かず、今日はもう一日ほんまに完全休養。午前中はいつものように「推しの子」などの深夜アニメを見たりしたけれど、眠たくて間に居眠りしたりする。
今日は彼岸の入りなんやけれど、夏日。暑い暑い暑い。よけいにしんどい。午後は午睡。たっぷり寝る。こんだけ寝られるかというくらい寝てから、社説のダウンロードやら読書やら。夕食時に録画をしておいた相撲中継を三段目の取り組みから見る。
十両は尊富士が千代翔馬に一方的に勝って単独トップ。格が違うという感じ。幕内では大の里が若隆景を追い詰めながら土俵際で逆転負け。まわしをがっちりとひいた若隆景をごういんに褌も取らずに腰高で寄っていったら、そら勝てん。今の大の里の馬力はすごいけれど、やっぱり緻密な相撲を組み立てていく力士には隙が出てしまう。大の里にとっては苦いけれどよう効く薬になる黒星やったんやないか。霧島が琴櫻を上手投げ、高安と錦木も勝ち抜き、1敗の大の里を追う展開。私としては高安の悲願の初優勝、というのを見たいけれど、いざ優勝というものが目の前にちらつくと硬くなって……ここで勝てば優勝という相撲をいつも落としていたからなあ。ここまでは優勝とか意識せんと相撲を取ってる感じやったけれど、明日からはどうなるか。以前、目の前で優勝決定戦で若隆景にあと一歩で勝てるというところで最後にひっくり返されたのを大阪府立体育会館で見てるからなあ。とにかく今は「がんばれ高安」「がんばれ錦木」という感じですね。
相撲を見た後は寝床で本を読んだりスマホをいじったり。とにかくだらだらしてました。
今日は彼岸の入りなんやけれど、夏日。暑い暑い暑い。よけいにしんどい。午後は午睡。たっぷり寝る。こんだけ寝られるかというくらい寝てから、社説のダウンロードやら読書やら。夕食時に録画をしておいた相撲中継を三段目の取り組みから見る。
十両は尊富士が千代翔馬に一方的に勝って単独トップ。格が違うという感じ。幕内では大の里が若隆景を追い詰めながら土俵際で逆転負け。まわしをがっちりとひいた若隆景をごういんに褌も取らずに腰高で寄っていったら、そら勝てん。今の大の里の馬力はすごいけれど、やっぱり緻密な相撲を組み立てていく力士には隙が出てしまう。大の里にとっては苦いけれどよう効く薬になる黒星やったんやないか。霧島が琴櫻を上手投げ、高安と錦木も勝ち抜き、1敗の大の里を追う展開。私としては高安の悲願の初優勝、というのを見たいけれど、いざ優勝というものが目の前にちらつくと硬くなって……ここで勝てば優勝という相撲をいつも落としていたからなあ。ここまでは優勝とか意識せんと相撲を取ってる感じやったけれど、明日からはどうなるか。以前、目の前で優勝決定戦で若隆景にあと一歩で勝てるというところで最後にひっくり返されたのを大阪府立体育会館で見てるからなあ。とにかく今は「がんばれ高安」「がんばれ錦木」という感じですね。
相撲を見た後は寝床で本を読んだりスマホをいじったり。とにかくだらだらしてました。
エコバッグが! [日常生活]
今日も出勤日。そして真夏日。朝の最低気温が27℃とは。もうじき彼岸の入りというのに、殺人的に暑さが続くなあ。
そのためか今日は注意力散漫な一日。電車に乗って、坂道の学校の最寄り駅に着いた時、コンビニで買うた昼食のサンドイッチなどを入れたエコバッグを電車とホームの間の隙間に落としてしもうた。駅係員を呼び出す小さなボックスがあり、そこで駅員さんを呼んだ。しばらくして2人きてくれて、片方の人がマジックハンドみたいなのでクレーンゲームよろしくエコバッグのひもにマジックハンドの先をひっかけては落としひっかけては落とし、なんとか持ち上げてそろそろと手元に引き寄せたところを、もう片方の人が釣りのたも網よろしく手を伸ばして無事回収してくれはった。朝の忙しいときに申し訳なかった。ありがたいことです。まあ、自分が隙間に落ちたりしたんやなくて幸いやったと割り切るしかない。
仕事はなんとか3コマこなしたけれど、空き時間にやろうとしていたこともあまりはかどらず。定時に退出。
帰宅後はサンテレビのナイター中継を見る。タイガースがドラゴンズ最終戦にも勝利。ただ、ジャイアンツはベイスターズと引き分けたので、マジックナンバー9が点灯。とはいえ、タイガースが残り9試合すべて勝ち、ジャイアンツがタイガース戦以外の試合を一つでも落としたらタイガースの「メーク・アレンパ」の達成となる。果たして今週末のジャイアンツ2連戦を迎えた時点でどうなっているか。読めませんなあ。
そのあとは相撲を見る。大の里が勝ちっ放しを続けている。あと1勝で大関昇進の目安となる「三役連続3場所で33勝」のラインに達する。こうすんなりいきすぎると反動が怖いけれど、今の大の里は無敵ですね。
というわけで、コンビニで本の袋を忘れたり、駅でエコバッグを落としたりと、ここのところ不調が続く。肉体的疲労はもちろん、精神的ダメージも結構大きいなあ。
そのためか今日は注意力散漫な一日。電車に乗って、坂道の学校の最寄り駅に着いた時、コンビニで買うた昼食のサンドイッチなどを入れたエコバッグを電車とホームの間の隙間に落としてしもうた。駅係員を呼び出す小さなボックスがあり、そこで駅員さんを呼んだ。しばらくして2人きてくれて、片方の人がマジックハンドみたいなのでクレーンゲームよろしくエコバッグのひもにマジックハンドの先をひっかけては落としひっかけては落とし、なんとか持ち上げてそろそろと手元に引き寄せたところを、もう片方の人が釣りのたも網よろしく手を伸ばして無事回収してくれはった。朝の忙しいときに申し訳なかった。ありがたいことです。まあ、自分が隙間に落ちたりしたんやなくて幸いやったと割り切るしかない。
仕事はなんとか3コマこなしたけれど、空き時間にやろうとしていたこともあまりはかどらず。定時に退出。
帰宅後はサンテレビのナイター中継を見る。タイガースがドラゴンズ最終戦にも勝利。ただ、ジャイアンツはベイスターズと引き分けたので、マジックナンバー9が点灯。とはいえ、タイガースが残り9試合すべて勝ち、ジャイアンツがタイガース戦以外の試合を一つでも落としたらタイガースの「メーク・アレンパ」の達成となる。果たして今週末のジャイアンツ2連戦を迎えた時点でどうなっているか。読めませんなあ。
そのあとは相撲を見る。大の里が勝ちっ放しを続けている。あと1勝で大関昇進の目安となる「三役連続3場所で33勝」のラインに達する。こうすんなりいきすぎると反動が怖いけれど、今の大の里は無敵ですね。
というわけで、コンビニで本の袋を忘れたり、駅でエコバッグを落としたりと、ここのところ不調が続く。肉体的疲労はもちろん、精神的ダメージも結構大きいなあ。
YT [読書全般]
愛すれどタイガース「佐藤輝と前川がライトスタンドに連続アーチ」を更新しました。
今日は出勤日。駅前のコンビニに寄って昼食や飲み物を買う。バックヤードに「丸善」の袋がちらりと見えた。もうすっかり顔なじみの店員さんに忘れ物について尋ねたら、どんぴしゃり。私はコンビニで煙草を買うた時にサッカー台に本の入った袋を置いて煙草をカバンに入れ、本の袋を置きっぱなしにして帰ったという事なんやろう。いやあ、無事に忘れ物が戻ってきてよかった。しかもきれいなままで!
妻が日曜に「コンビニでも確かめたら」と言うてくれなんだら、見逃すところやったかもしれん。妻に感謝することしきり。
ただ、仕事はきつかった。今日は中秋の名月というのに、夏日。汗だくで午前中3コマ連続授業をこなす。忘れ物が見つかって安心したのと、仕事の疲れと通勤の疲れなどで午後はしばらく休憩。放課後はプリント課題のチェックなど。もうこれ以上仕事は無理と、定時に退出。
帰りに銀行のATMでお金をおろしたら、なんと新一万円札のピン札が出てきた。ついに実物を手にしたぞ。帰宅して妻に渡して、ふたりでしげしげと観察。なんか安物臭いなあと、諭吉さんを出してきて比較した。算用数字がでかく、漢数字が小さいせいやと判明。
帰宅後は社説のダウンロードや読書などをしてから録画した相撲を見る。十両は尊富士に土。幕内は大の里が土つかず。1敗で追う霧島を圧倒。1敗力士がいなくなった。2敗で霧島、若隆景、錦木、高安が追う展開に。
明日も仕事やけれど、比較的時間割に余裕のある月曜の時間割に変更されているから、今日ほどきつくはなかろう。
林譲治「YT 県警組織暴力対策部・テロ対策班」(光文社文庫)読了。林さんには珍しいミステリ小説。YTというのは、連続殺人事件の被害者に共通するイニシャル。主人公はテロ対策班の刑事、手塚。彼のイニシャルもYT。計画的な犯行と思われるのに一貫性がなく、殺人の動機も不明になっていき、手塚は家庭内の不和などにも振り回されながら、息子のPTAの役員会で知り合った前川という女性とともに謎を解こうとするが……という話。林さんらしく、最後には緻密に組み立てられたピースがピタリとはまる。主人公の手塚という刑事がけっこうダメ人間で、そのせいで狡猾な真犯人に振り回されるところなど、苦いユーモアを感じさせる。ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、真犯人の思惑とは違う事が起こったせいで事件がややこしくなってしまうあたり、コミュニケーション不全をテーマとする宇宙小説と共通したものを感じる。警察小説なんで、舞台背景などを詳しく説明する必要がないせいか、林さんのいつもの宇宙小説よりもかなりすっきりとした感じに仕上がっている。ただ、詰めこまれているアイデアの量はやはりすごい。そこらあたりは林さんの真骨頂かも。この線もいけるんですねえ。宇宙SF、架空戦記、そして警察ミステリと、多才な人やと感心した次第。
今日は出勤日。駅前のコンビニに寄って昼食や飲み物を買う。バックヤードに「丸善」の袋がちらりと見えた。もうすっかり顔なじみの店員さんに忘れ物について尋ねたら、どんぴしゃり。私はコンビニで煙草を買うた時にサッカー台に本の入った袋を置いて煙草をカバンに入れ、本の袋を置きっぱなしにして帰ったという事なんやろう。いやあ、無事に忘れ物が戻ってきてよかった。しかもきれいなままで!
妻が日曜に「コンビニでも確かめたら」と言うてくれなんだら、見逃すところやったかもしれん。妻に感謝することしきり。
ただ、仕事はきつかった。今日は中秋の名月というのに、夏日。汗だくで午前中3コマ連続授業をこなす。忘れ物が見つかって安心したのと、仕事の疲れと通勤の疲れなどで午後はしばらく休憩。放課後はプリント課題のチェックなど。もうこれ以上仕事は無理と、定時に退出。
帰りに銀行のATMでお金をおろしたら、なんと新一万円札のピン札が出てきた。ついに実物を手にしたぞ。帰宅して妻に渡して、ふたりでしげしげと観察。なんか安物臭いなあと、諭吉さんを出してきて比較した。算用数字がでかく、漢数字が小さいせいやと判明。
帰宅後は社説のダウンロードや読書などをしてから録画した相撲を見る。十両は尊富士に土。幕内は大の里が土つかず。1敗で追う霧島を圧倒。1敗力士がいなくなった。2敗で霧島、若隆景、錦木、高安が追う展開に。
明日も仕事やけれど、比較的時間割に余裕のある月曜の時間割に変更されているから、今日ほどきつくはなかろう。
林譲治「YT 県警組織暴力対策部・テロ対策班」(光文社文庫)読了。林さんには珍しいミステリ小説。YTというのは、連続殺人事件の被害者に共通するイニシャル。主人公はテロ対策班の刑事、手塚。彼のイニシャルもYT。計画的な犯行と思われるのに一貫性がなく、殺人の動機も不明になっていき、手塚は家庭内の不和などにも振り回されながら、息子のPTAの役員会で知り合った前川という女性とともに謎を解こうとするが……という話。林さんらしく、最後には緻密に組み立てられたピースがピタリとはまる。主人公の手塚という刑事がけっこうダメ人間で、そのせいで狡猾な真犯人に振り回されるところなど、苦いユーモアを感じさせる。ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、真犯人の思惑とは違う事が起こったせいで事件がややこしくなってしまうあたり、コミュニケーション不全をテーマとする宇宙小説と共通したものを感じる。警察小説なんで、舞台背景などを詳しく説明する必要がないせいか、林さんのいつもの宇宙小説よりもかなりすっきりとした感じに仕上がっている。ただ、詰めこまれているアイデアの量はやはりすごい。そこらあたりは林さんの真骨頂かも。この線もいけるんですねえ。宇宙SF、架空戦記、そして警察ミステリと、多才な人やと感心した次第。
嘉吉の乱 [読書全般]
今日は敬老の日。たまたまやけれど、本来の敬老の日の振り替え休日みたいな感じの連休になった。朝早く目覚め、録画した深夜アニメを見たり、たまっていた「題名のない音楽会」を何本か見てから、地下鉄の忘れ物センターに電話。やはり本は見つからず。午後5時ごろにもう一度かけてみてと言われた。
昼食をとり、午睡。
夕刻起きてまた忘れ物センターに電話。結局見つからず。私はどこで本を忘れたんやろうか。念のため、阪急電車の忘れ物問い合わせのサイトを開き、必要事項を入力。明日10時以降に再度アクセスしたら確認できる。あとは駅前のコンビニで煙草を買うたので、そこで忘れたか。むろんコンビニの線は薄い。阪急電車に期待するしかない。
ただ、もし地下鉄のWCに忘れたんやとしたら、誰かが拝借して駅に届けず新古書店に持って行った、という可能性もある。私はその可能性が高いかなと見ているんやけれど。
夕刻、録画した甲子園のデーゲーム中継を見る。タイガースがスワローズに連勝。ジャイアンツも勝ったんで、ゲーム差は縮まらず。
それから相撲中継の録画を見る。大の里が土つかず。1敗で霧島が追う展開。十両は尊富士が勝ちっ放し。こちらは1敗で追うのは千代翔馬。さて、「大尊」の快進撃はどこまで続くかな。
渡邊大門「嘉吉の乱――室町幕府を変えた将軍暗殺」(ちくま新書)読了。新書用に、あまり室町時代に詳しくない読者向けに書かれた室町幕府成立までのダイジェストみたいな部分が、ここまで私が何冊か読んできたものと微妙に違うのが面白い。これまでは私はかなり最新の知見を取り入れた本を読んできたんやけれど、本書の著者はそれらの研究者より世代が上の研究者なんで、資料の読み方が旧来の解釈によるんやね。本書では6代将軍足利義教暗殺事件を引き起こした赤松氏に関する探究という面が非常に強く、他の管領家に関しては割とさらりと流している。タイトルこそ「嘉吉の乱」やけれど、正確には「赤松氏と室町幕府」というような内容。それはそれで面白かったんやけれど、赤松氏のことに執着しすぎていて例えば将軍の死に際して動こうとした関東公方の情勢などはそれほど深く記述されてへん。私の興味は室町幕府と鎌倉府との関係にあるので、そこらあたりは物足りなかったなあ。ただ、赤松氏という守護職を深く掘り下げることで、室町幕府における守護職の位置づけなどは非常によくわかり、それはそれで大いに参考になった。そういう方面に関心のある方にはお薦めですね。まあ、著者の歴史本はけっこう視点に偏りが多いので、そこらあたりは最初から割り引いて読んではいたんやけれども。
昼食をとり、午睡。
夕刻起きてまた忘れ物センターに電話。結局見つからず。私はどこで本を忘れたんやろうか。念のため、阪急電車の忘れ物問い合わせのサイトを開き、必要事項を入力。明日10時以降に再度アクセスしたら確認できる。あとは駅前のコンビニで煙草を買うたので、そこで忘れたか。むろんコンビニの線は薄い。阪急電車に期待するしかない。
ただ、もし地下鉄のWCに忘れたんやとしたら、誰かが拝借して駅に届けず新古書店に持って行った、という可能性もある。私はその可能性が高いかなと見ているんやけれど。
夕刻、録画した甲子園のデーゲーム中継を見る。タイガースがスワローズに連勝。ジャイアンツも勝ったんで、ゲーム差は縮まらず。
それから相撲中継の録画を見る。大の里が土つかず。1敗で霧島が追う展開。十両は尊富士が勝ちっ放し。こちらは1敗で追うのは千代翔馬。さて、「大尊」の快進撃はどこまで続くかな。
渡邊大門「嘉吉の乱――室町幕府を変えた将軍暗殺」(ちくま新書)読了。新書用に、あまり室町時代に詳しくない読者向けに書かれた室町幕府成立までのダイジェストみたいな部分が、ここまで私が何冊か読んできたものと微妙に違うのが面白い。これまでは私はかなり最新の知見を取り入れた本を読んできたんやけれど、本書の著者はそれらの研究者より世代が上の研究者なんで、資料の読み方が旧来の解釈によるんやね。本書では6代将軍足利義教暗殺事件を引き起こした赤松氏に関する探究という面が非常に強く、他の管領家に関しては割とさらりと流している。タイトルこそ「嘉吉の乱」やけれど、正確には「赤松氏と室町幕府」というような内容。それはそれで面白かったんやけれど、赤松氏のことに執着しすぎていて例えば将軍の死に際して動こうとした関東公方の情勢などはそれほど深く記述されてへん。私の興味は室町幕府と鎌倉府との関係にあるので、そこらあたりは物足りなかったなあ。ただ、赤松氏という守護職を深く掘り下げることで、室町幕府における守護職の位置づけなどは非常によくわかり、それはそれで大いに参考になった。そういう方面に関心のある方にはお薦めですね。まあ、著者の歴史本はけっこう視点に偏りが多いので、そこらあたりは最初から割り引いて読んではいたんやけれども。
本の忘れ物 [日常生活]
今日は「たちよみの会」例会。朝から深夜アニメ「烏は主を選ばない」などや、朝の「わんだふる、ぷりきゅあ」「仮面ライダーガヴ」「ブンブンジャー」を見たりしてから、昼前に出かける。曇りがちでそれほど熱くなかったし、京都に向かう阪急の特急も座れた。
古参会員Y氏と「次のタイガースの戦力外選手は誰か」やとか「この力士が引退したら年寄名跡はあるのか」とか全く建設的でない話題で盛り上がる。特に戦力外選手については例年この時期からよく話題にしているしねえ。
場所を「フランソア喫茶室」から「丸善」に移す。今月は室町時代関係の新書や文庫を買いこむ。
さらに場所を「ドトールコーヒー」に移し、午後5時半ごろ散会。
帰路の阪急の特急も座れたし、スムーズに乗り換えもできた。で、地下鉄の乗換駅でもよおしてきたので駅のはばかりに。買うた本の袋は目の前の荷物を置けるスペースにおいて、用を足す。そのまま地下鉄を乗り換えて帰宅。
家について一息ついたら、ふと荷物が少ないことに気が付く。
買うた本があらへん!
駅のWCや。なんで忘れたんや。すぐに地下鉄の忘れ物センターに電話して問い合わせたけれど、乗換駅の改札にはまだ忘れ物は届いてないとのこと。忙しい時間帯なんですぐには駅員が探しに行かれへんことなどを説明されて、明日の朝一番にまた電話をかけなおすことになった。
買うた本を忘れるか。これはちょっとショック。しかも、心当たりのところに忘れたのかどうかもわからんまま一晩越さなならん。ちょっと不安やなあ。
まあ、明朝まで動きようがないんで、追っかけ再生で甲子園のナイター中継を見る。サトテルと前川のホームランと、投手陣の踏ん張りでスワローズに辛勝。ジャイアンツもカープも勝ったんで、順位もゲーム差も変わらず。それから録画した相撲中継を見る。「大尊」がともに幕内と十両で8連勝して勝ち越し。特に大の里は顔つきがだんだん引き締まってきた。
社説のダウンロードなどをしたら、もうかなり遅くなっていた。まだちょっと忘れ物のことが引っ掛かっている。私の記憶が確かなら、忘れた場所に間違いはないんやけれど、もし記憶違いやったら……。困ったことです。
古参会員Y氏と「次のタイガースの戦力外選手は誰か」やとか「この力士が引退したら年寄名跡はあるのか」とか全く建設的でない話題で盛り上がる。特に戦力外選手については例年この時期からよく話題にしているしねえ。
場所を「フランソア喫茶室」から「丸善」に移す。今月は室町時代関係の新書や文庫を買いこむ。
さらに場所を「ドトールコーヒー」に移し、午後5時半ごろ散会。
帰路の阪急の特急も座れたし、スムーズに乗り換えもできた。で、地下鉄の乗換駅でもよおしてきたので駅のはばかりに。買うた本の袋は目の前の荷物を置けるスペースにおいて、用を足す。そのまま地下鉄を乗り換えて帰宅。
家について一息ついたら、ふと荷物が少ないことに気が付く。
買うた本があらへん!
駅のWCや。なんで忘れたんや。すぐに地下鉄の忘れ物センターに電話して問い合わせたけれど、乗換駅の改札にはまだ忘れ物は届いてないとのこと。忙しい時間帯なんですぐには駅員が探しに行かれへんことなどを説明されて、明日の朝一番にまた電話をかけなおすことになった。
買うた本を忘れるか。これはちょっとショック。しかも、心当たりのところに忘れたのかどうかもわからんまま一晩越さなならん。ちょっと不安やなあ。
まあ、明朝まで動きようがないんで、追っかけ再生で甲子園のナイター中継を見る。サトテルと前川のホームランと、投手陣の踏ん張りでスワローズに辛勝。ジャイアンツもカープも勝ったんで、順位もゲーム差も変わらず。それから録画した相撲中継を見る。「大尊」がともに幕内と十両で8連勝して勝ち越し。特に大の里は顔つきがだんだん引き締まってきた。
社説のダウンロードなどをしたら、もうかなり遅くなっていた。まだちょっと忘れ物のことが引っ掛かっている。私の記憶が確かなら、忘れた場所に間違いはないんやけれど、もし記憶違いやったら……。困ったことです。
予想下手 [日常生活]
今日は完全休養日。昨日出かけた疲れが残っていたのか、昼食前にうとうと。それでも昨日の夜に録画した深夜アニメは一通り見られたのでよし。
昼食後、しばらく読書してから午睡。夕刻起きて、録画してあったデーゲームの中継を見る。今日はサンテレビ。解説は真弓さんと岡さんの元監督とヘッドコーチコンビ。真弓さんは岡さんとのコンビの時が一番リラックスしている。試合はカープの守備の乱れにつけこんでタイガースが同点に追いつき、サヨナラで連勝。カープの矢野選手の守備には今季散々泣かされてきたけれど、昨日と今日は全く切れがない。今季初めてレギュラーで出続けていて、疲労がここにきて出てきたのか。それとも優勝争いをするプレッシャーに負けているのか。カープの選手全体が、今季見せ続けていたのびのびした感覚を失うている感じがする。3連覇した時の主力やった菊池選手だけが生き生きしている。つまり、経験の差が出ている感じなんやね。ジャイアンツはカープに3連勝したのに、スワローズに連敗。これも首位に立って優勝を意識し始めてプレッシャーを感じているのかもしれん。で、タイガース。昨シーズンの優勝、CS、日本シリーズでプレッシャーのかかる場面を勝ち抜いた経験がここにきて生きているように感じられる。残り試合が少ないから、あまり大きな期待はかけん方がええと思うけれど、ひょっとしたらひょっとするかも。いや、それは口にすまい。なにしろ私は予想したらたいていスカを食らうからねえ。実はシーズンに入る前、今季の優勝はカープ、タイガースは4位と予想していた。さて、結果はどうなるのか。予想したら外れるから、もう予想はしません。
私が博打にのめりこまんのは、この勝負弱さを自分でもわかってるからです。
野球を見た後、相撲を見る。今日の中継は相撲の基本的な知識をもと大碇の甲山親方が、もと栃煌山の清見潟親方ともと誉富士の楯山親方に実演してもらいながら解説。妻はこれまでよくわかってなんだ用語に関する知識を解説してもらい、とてもためになったと満足そう。私も質問されたら答えるけれど、口だけではうまく解説でけんので、こういう機会はありがたい。土俵は幕内は大の里、十両は尊富士が7連勝。「大尊時代」の幕開けの場所として多くのファンに記憶される場所になるのかも。あ、こんな予想をしてまた外れたらいかんから、これ以上はやめときましょう。
明日9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
昼食後、しばらく読書してから午睡。夕刻起きて、録画してあったデーゲームの中継を見る。今日はサンテレビ。解説は真弓さんと岡さんの元監督とヘッドコーチコンビ。真弓さんは岡さんとのコンビの時が一番リラックスしている。試合はカープの守備の乱れにつけこんでタイガースが同点に追いつき、サヨナラで連勝。カープの矢野選手の守備には今季散々泣かされてきたけれど、昨日と今日は全く切れがない。今季初めてレギュラーで出続けていて、疲労がここにきて出てきたのか。それとも優勝争いをするプレッシャーに負けているのか。カープの選手全体が、今季見せ続けていたのびのびした感覚を失うている感じがする。3連覇した時の主力やった菊池選手だけが生き生きしている。つまり、経験の差が出ている感じなんやね。ジャイアンツはカープに3連勝したのに、スワローズに連敗。これも首位に立って優勝を意識し始めてプレッシャーを感じているのかもしれん。で、タイガース。昨シーズンの優勝、CS、日本シリーズでプレッシャーのかかる場面を勝ち抜いた経験がここにきて生きているように感じられる。残り試合が少ないから、あまり大きな期待はかけん方がええと思うけれど、ひょっとしたらひょっとするかも。いや、それは口にすまい。なにしろ私は予想したらたいていスカを食らうからねえ。実はシーズンに入る前、今季の優勝はカープ、タイガースは4位と予想していた。さて、結果はどうなるのか。予想したら外れるから、もう予想はしません。
私が博打にのめりこまんのは、この勝負弱さを自分でもわかってるからです。
野球を見た後、相撲を見る。今日の中継は相撲の基本的な知識をもと大碇の甲山親方が、もと栃煌山の清見潟親方ともと誉富士の楯山親方に実演してもらいながら解説。妻はこれまでよくわかってなんだ用語に関する知識を解説してもらい、とてもためになったと満足そう。私も質問されたら答えるけれど、口だけではうまく解説でけんので、こういう機会はありがたい。土俵は幕内は大の里、十両は尊富士が7連勝。「大尊時代」の幕開けの場所として多くのファンに記憶される場所になるのかも。あ、こんな予想をしてまた外れたらいかんから、これ以上はやめときましょう。
明日9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
母と「寅さん」 [日常生活]
今日も定休日。目覚めたらもう午前7時。かなり疲れていたんやなあ。午前中は録画した「ラーメン赤猫」や「異世界ゆるり紀行」などの深夜アニメを見る。そこから出かける用意をしていたら、お届け物が来たりして、受け取ったりなんかする。
今日は月例の京都の医者行き。ほんまは先週の土曜日に行く予定やったけれど、文化祭で出勤したため予約をずらして本日になった。平日の昼やと阪急の特急とか混んでなくて楽に座れてよろしいな。
診療後、例によって母の入っている施設に面会に。母が昔好きやった映画「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」などのDVDを持っていく。先月面会した時に母が「寅さん」を好きやったことを思い出してその話をしたら、反応がよかったので、現在販売中のディアゴスティーニ発行の廉価版DVDを何枚か買うたのです。で、今日は特に母が好きやった浅丘ルリ子出演のものを持って行って面会中に流して見せた。すると母は自分からいろいろと話しかけてきたりしてくれた上に、私が帰るときもテレビの画面に釘付け。まだ何枚か買い足してあるので、母と昔「寅さんまつり」と称して今はなき松竹京映で3本立てで見に行ったものやら、封切り時に見に行ったものなどを来月持って行って入れ替えたりしよう。同じものばかりやといくら認知症が進んでいるとはいうても飽きるやろうからね。
阪急の特急で帰阪。帰宅途上、4か月ぶりくらいに理髪店に行く。休みの日はだるくて動けなんだりとかいろいろあって行きそびれていた。そしたら小澤征爾さんの髪型みたいになってきた。そしてマッドサイエンティストみたいになり、洗髪した後ドライヤーで乾かすのも時間がかかるようになってきた。こいつはいかんと、やっとカットしてもろうたのです。
帰宅したら、妻は日帰り帰省で留守。社説のダウンロードなどをしたあと、追っかけ再生でナイター中継を見る。今日の甲子園はNHKの地上波で、サブチャンネルを使うたりして関西と広島のみの放送。解説はカープサイドに緒方さん、タイガースサイドに岩田さん。試合はタイガースがカープの守備の乱れにつけこんで快勝。ついに2位奪回。しかもジャイアンツがスワローズに敗れたため、ゲーム差も3.0と詰まる。
途中で妻が帰宅し、野球を見ながら夕食。サスペンスはなく、スーパーのお弁当でした。
野球の後は相撲。幕内は大の里が土つかず。十両は尊富士が土つかず。近い将来「大尊時代」がくるのか。しかしこれ何と読むべきか。「おおそん時代」ではなんかゲンが悪いし、「だいそん時代」やと掃除機や扇風機の宣伝みたい。「尊大時代」の方がまだよいか。いやもう、そんな感じですよ。琴櫻や豊昇龍もうかうかしてられんぞ。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
今日は月例の京都の医者行き。ほんまは先週の土曜日に行く予定やったけれど、文化祭で出勤したため予約をずらして本日になった。平日の昼やと阪急の特急とか混んでなくて楽に座れてよろしいな。
診療後、例によって母の入っている施設に面会に。母が昔好きやった映画「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」などのDVDを持っていく。先月面会した時に母が「寅さん」を好きやったことを思い出してその話をしたら、反応がよかったので、現在販売中のディアゴスティーニ発行の廉価版DVDを何枚か買うたのです。で、今日は特に母が好きやった浅丘ルリ子出演のものを持って行って面会中に流して見せた。すると母は自分からいろいろと話しかけてきたりしてくれた上に、私が帰るときもテレビの画面に釘付け。まだ何枚か買い足してあるので、母と昔「寅さんまつり」と称して今はなき松竹京映で3本立てで見に行ったものやら、封切り時に見に行ったものなどを来月持って行って入れ替えたりしよう。同じものばかりやといくら認知症が進んでいるとはいうても飽きるやろうからね。
阪急の特急で帰阪。帰宅途上、4か月ぶりくらいに理髪店に行く。休みの日はだるくて動けなんだりとかいろいろあって行きそびれていた。そしたら小澤征爾さんの髪型みたいになってきた。そしてマッドサイエンティストみたいになり、洗髪した後ドライヤーで乾かすのも時間がかかるようになってきた。こいつはいかんと、やっとカットしてもろうたのです。
帰宅したら、妻は日帰り帰省で留守。社説のダウンロードなどをしたあと、追っかけ再生でナイター中継を見る。今日の甲子園はNHKの地上波で、サブチャンネルを使うたりして関西と広島のみの放送。解説はカープサイドに緒方さん、タイガースサイドに岩田さん。試合はタイガースがカープの守備の乱れにつけこんで快勝。ついに2位奪回。しかもジャイアンツがスワローズに敗れたため、ゲーム差も3.0と詰まる。
途中で妻が帰宅し、野球を見ながら夕食。サスペンスはなく、スーパーのお弁当でした。
野球の後は相撲。幕内は大の里が土つかず。十両は尊富士が土つかず。近い将来「大尊時代」がくるのか。しかしこれ何と読むべきか。「おおそん時代」ではなんかゲンが悪いし、「だいそん時代」やと掃除機や扇風機の宣伝みたい。「尊大時代」の方がまだよいか。いやもう、そんな感じですよ。琴櫻や豊昇龍もうかうかしてられんぞ。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
新自由主義と教育改革 [読書全般]
今日は定休日。今日も猛暑日。朝から「推しの子」など録画してあった深夜アニメを見たりしてから、昼前に少し妻とおしゃべりしたりする。
昼食後、午睡。午後3時以降に給湯器の点検のために業者が来るというので、その前に妻に起こされる。簡単に着替え、しばらく読書。業者が来て点検が終わってから、また午睡。とにかく疲労がたまっていて眠くてたまらん。
夕刻起きたら、強めの雨。甲子園では集中豪雨やったという事でさしもの阪神園芸にもどうにもならんかったらしく、ナイターは中止。録画してあった相撲を見る。十両では尊富士が圧倒的に強い。新入幕優勝したのは伊達やない。幕内では琴櫻や佐田の海らが敗れ、大の里が勝ちっ放し。このまますんなり大関に昇進してしまいそう。今の相撲のまま大関に昇進したら、そこで壁に突き当たりそうなので、今場所当たり苦しんだ方が将来のためになると思うけれどなあ。琴櫻や豊昇龍には頑張って壁になってもらいたい。
相撲を見た後は社説のダウンロードなど。そのまま寝落ち。とにかく眠く、なんか午睡やら寝落ちやらを繰り返してたんでは疲れが取れんなあ。
高田一宏「新自由主義と教育改革 大阪から問う」(岩波新書)読了。著者は阪大大学院の教授。教育行政の研究が専門。橋下徹の知事就任以降、競争と自由化の原理を教育の場に持ちこんだ「改革」は果たして成果が上がっているかを検証したもの。成績が低い生徒がいるのは学校の責任ではなく、家庭の経済状態など学ぶ環境が整っていない子どもほど成績が上がりにくいという研究成果のある著者は、政治家が現場を分析せずに恣意的な「教育論」で上位下達の教育行政を行うことに対して警鐘を鳴らす。他の自治体では「失敗」として取りやめた「改革」は、大阪では維新の会が最大会派で、府知事も大阪市長も維新によって占められているため「失敗」は認めず「改革」はまだ何の検証もないまま続けられている。そのため著者は本書を「中間報告」としている。教育現場からの「改革」が必要であるという著者の主張は、障碍者教育や人権教育、そしてセーフティネットとなるべき高校から進学校と経験してきている私にとっては非常に共感できるところの多い「中間報告」やった。できればこの検証をもとに、大阪府の教育庁は方針を改めてほしいものだと願わずにはいられんのです。定年を過ぎ、再任用教諭として現場に立ち続けている私にとっては、実感するところの多い論考でありました。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
昼食後、午睡。午後3時以降に給湯器の点検のために業者が来るというので、その前に妻に起こされる。簡単に着替え、しばらく読書。業者が来て点検が終わってから、また午睡。とにかく疲労がたまっていて眠くてたまらん。
夕刻起きたら、強めの雨。甲子園では集中豪雨やったという事でさしもの阪神園芸にもどうにもならんかったらしく、ナイターは中止。録画してあった相撲を見る。十両では尊富士が圧倒的に強い。新入幕優勝したのは伊達やない。幕内では琴櫻や佐田の海らが敗れ、大の里が勝ちっ放し。このまますんなり大関に昇進してしまいそう。今の相撲のまま大関に昇進したら、そこで壁に突き当たりそうなので、今場所当たり苦しんだ方が将来のためになると思うけれどなあ。琴櫻や豊昇龍には頑張って壁になってもらいたい。
相撲を見た後は社説のダウンロードなど。そのまま寝落ち。とにかく眠く、なんか午睡やら寝落ちやらを繰り返してたんでは疲れが取れんなあ。
高田一宏「新自由主義と教育改革 大阪から問う」(岩波新書)読了。著者は阪大大学院の教授。教育行政の研究が専門。橋下徹の知事就任以降、競争と自由化の原理を教育の場に持ちこんだ「改革」は果たして成果が上がっているかを検証したもの。成績が低い生徒がいるのは学校の責任ではなく、家庭の経済状態など学ぶ環境が整っていない子どもほど成績が上がりにくいという研究成果のある著者は、政治家が現場を分析せずに恣意的な「教育論」で上位下達の教育行政を行うことに対して警鐘を鳴らす。他の自治体では「失敗」として取りやめた「改革」は、大阪では維新の会が最大会派で、府知事も大阪市長も維新によって占められているため「失敗」は認めず「改革」はまだ何の検証もないまま続けられている。そのため著者は本書を「中間報告」としている。教育現場からの「改革」が必要であるという著者の主張は、障碍者教育や人権教育、そしてセーフティネットとなるべき高校から進学校と経験してきている私にとっては非常に共感できるところの多い「中間報告」やった。できればこの検証をもとに、大阪府の教育庁は方針を改めてほしいものだと願わずにはいられんのです。定年を過ぎ、再任用教諭として現場に立ち続けている私にとっては、実感するところの多い論考でありました。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
飛ぶ教室 [読書全般]
今日も出勤日。そして猛暑日。やはり通勤だけでばてばて。そして今日は授業は4コマと休む間がなく、放課後の時点でぐったり。それでも来週からの授業に使う教材作成はなんとかすませてしまう。
定時より少し遅れて退出したけれど、バスと電車の乗り継ぎがうまくいって思うていたよりも早めに帰宅できた。帰宅してすぐにナイター中継を追っかけ再生で見る。今日はNHKBS。接戦の末、ホームラン1本の差で負けた。ベイスターズも必死やなあ。まあ、勝ちパターンの投手を出して負けたんやから、誰も責められん。
そのあとは録画しておいた相撲中継を見る。京都府出身力士の十両千代栄が今日から休場。来場所の幕下陥落は間違いないところで、毎場所番付運に恵まれたりして維持してきた関取の座を再び手放すことになった。京都府出身の関取は非常に少ないから、勝敗は常に気になっていた(特に友人Y氏が)だけに、残念。大の里は4連勝したけれど、まだ勢い任せのところがあり、相撲が雑な感じがするなあ。急いで大関に昇進させんなんかなあ。
相撲を見た後、寝床で社説のダウンロードをしていたけれど、途中で寝落ち。さすがに帰宅からぶっ通しでスポーツ中継を見続けていたら疲れますわ。
エーリヒ・ケストナー/池田香代子・訳「飛ぶ教室」(岩波少年文庫)読了。うーむ、子ども時代にケストナーをちゃんと読んでなんだのは非常に損をしていたと思う。本書は教育雑誌のタイトルにまで使われるくらいなんやから、ギムナジウムを舞台にした理想の学校が描かれているのかと思うていたけれど、まるで大違い。ギムナジウムと対立する実業学校の生徒とのけんかや、意気地なしといわれていた生徒が高いところから飛び降りてみたり、クリスマスになっても家が貧しいため帰りの汽車代も仕送りしてもらえない少年の心情が描かれていたりと、「エーミールと探偵たち」や「ふたりのロッテ」と同様、一個の人格としての青少年たちのありのままの喜怒哀楽や、かつて子どもだった大人たちの、年をとっても結局は子ども時代のいろいろなことを抱えていたりすることなどが生き生きと描かれている。
本書はナチスドイツにより焚書の憂き目にあうた作者の思いがところどころに隠されていて、権力ずくで偉そうにする上級生などの描き方や、卑怯な真似をしてギムナジウムの生徒をいたぶる実業学校の生徒と、自分のしたことの愚かさに向き合うそのリーダーの態度などにそれが表れている。本書に出てくる少年たちは決して「よい子」やない。ギムナジウムの教師たちは理想的な大人として出てくるけれど、それとて理想の教育について語られる類のものやなく、子どもの頃の心を忘れない理想の大人として登場する。そやから、教育雑誌の誌名に流用されていたんで、物語の内容までなにか説教臭いものや理想の教育をうたったものと誤解していた。ケストナーらしい自立しようとする子どもたちを生き生きと描いた楽しい物語なのでした。ほんま、少年時代に読んでおくべきやったなあ。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
定時より少し遅れて退出したけれど、バスと電車の乗り継ぎがうまくいって思うていたよりも早めに帰宅できた。帰宅してすぐにナイター中継を追っかけ再生で見る。今日はNHKBS。接戦の末、ホームラン1本の差で負けた。ベイスターズも必死やなあ。まあ、勝ちパターンの投手を出して負けたんやから、誰も責められん。
そのあとは録画しておいた相撲中継を見る。京都府出身力士の十両千代栄が今日から休場。来場所の幕下陥落は間違いないところで、毎場所番付運に恵まれたりして維持してきた関取の座を再び手放すことになった。京都府出身の関取は非常に少ないから、勝敗は常に気になっていた(特に友人Y氏が)だけに、残念。大の里は4連勝したけれど、まだ勢い任せのところがあり、相撲が雑な感じがするなあ。急いで大関に昇進させんなんかなあ。
相撲を見た後、寝床で社説のダウンロードをしていたけれど、途中で寝落ち。さすがに帰宅からぶっ通しでスポーツ中継を見続けていたら疲れますわ。
エーリヒ・ケストナー/池田香代子・訳「飛ぶ教室」(岩波少年文庫)読了。うーむ、子ども時代にケストナーをちゃんと読んでなんだのは非常に損をしていたと思う。本書は教育雑誌のタイトルにまで使われるくらいなんやから、ギムナジウムを舞台にした理想の学校が描かれているのかと思うていたけれど、まるで大違い。ギムナジウムと対立する実業学校の生徒とのけんかや、意気地なしといわれていた生徒が高いところから飛び降りてみたり、クリスマスになっても家が貧しいため帰りの汽車代も仕送りしてもらえない少年の心情が描かれていたりと、「エーミールと探偵たち」や「ふたりのロッテ」と同様、一個の人格としての青少年たちのありのままの喜怒哀楽や、かつて子どもだった大人たちの、年をとっても結局は子ども時代のいろいろなことを抱えていたりすることなどが生き生きと描かれている。
本書はナチスドイツにより焚書の憂き目にあうた作者の思いがところどころに隠されていて、権力ずくで偉そうにする上級生などの描き方や、卑怯な真似をしてギムナジウムの生徒をいたぶる実業学校の生徒と、自分のしたことの愚かさに向き合うそのリーダーの態度などにそれが表れている。本書に出てくる少年たちは決して「よい子」やない。ギムナジウムの教師たちは理想的な大人として出てくるけれど、それとて理想の教育について語られる類のものやなく、子どもの頃の心を忘れない理想の大人として登場する。そやから、教育雑誌の誌名に流用されていたんで、物語の内容までなにか説教臭いものや理想の教育をうたったものと誤解していた。ケストナーらしい自立しようとする子どもたちを生き生きと描いた楽しい物語なのでした。ほんま、少年時代に読んでおくべきやったなあ。
9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。