SSブログ

西田敏行の死 [追悼]

 今日は定休日。やはり疲れていたんやね。朝はかなりゆっくり目に目覚める。昨日までの深夜アニメをがしがしと見て、昼食後すぐ午睡。その間に妻は日帰り帰省。
 夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてからナイター中継を見る。ジャイアンツがベイスターズにリードを許していたんで、そのまま試合終了まで見てしまう。一度同点になって、オースティンのホームランでベイスターズの勝利。何か流れを変えるきっかけがなかったら、このままベイスターズが日本シリーズに進出するかも。短期決戦の怖さ、やね。これがもしタイガースが勝ち上がっていたら、その勢いで勝ち進んでいたかもと思われるくらい、ジャイアンツ打線が低調。
 妻が帰宅して、夕食。食後は寝床でどぶさってました。明日はサービス出勤できるような気がしない。一度緊張感の糸が切れたから、そこをつなぎ合わせるのにはかなりのエネルギーが必要やからね。
 俳優の西田敏行さんの訃報 に接する。享年76。死因は病死とみられる。
 私が最初に西田さんという俳優を意識したのはNHKのドラマ「新・坊っちゃん」やったと思う。山嵐の役で、原作にはない元自由民権運動の闘士、なんていう設定になっていて、「オッペケペー節」を熱演していたのなんかが今でも印象に残っている。ただ、特に好きも嫌いもなかったけれど、NTVのドラマ「西遊記」の猪八戒役でそのコミカルな演技に目を見張った。そやから第2シーズンで猪八戒が左とん平さんに変わったときはがっかりした。そのときにはもうすっかり売れっ子になっていたんやろうね。
 そして、タイガースが1985年に日本一になったときに大のタイガースファンやという事がわかって、大好きになりました。福島県出身の西田さんがタイガースファンになったのは、西田さんの親戚にタイガースの佐藤正治選手がいてたことからなんやそうです。代走屋で背番号は8。江夏投手といっしょに南海ホークスにトレードされるところやったけれど、トレードを拒否してそのまま引退した選手。そやから、サトテルが背番号8を背負い、ネームに「SATO」と入ったユニフォームを着た時、実はむちゃくちゃ懐かしく感じた。西田さんはどう感じてたのかな。
 そやからABC「探偵!ナイトスクープ」の局長で顧問として田淵さんが来たりしたとき、ものすごくうれしそうにしてはった。そうやね劇場版アニメ「がんばれ!!タブチくん」でタブチ選手の声をあててはったけれど、オファーが来たときは喜んではったんやないやろうか。たとえタブチくんがライオンズのユニフォームを着ていたとしても。
 大河ドラマでは常連。「おんな太閤記」の秀吉役とか、「八代将軍吉宗」の吉宗役とか。そう、秀吉、家康、秀忠、吉宗と天下人役も多かった。ただ、信長役はやってへん。役柄に合うてなんだとは思うけれどね。「鎌倉殿の13人」での後白河法皇が最後の出演になったのかな。緒形拳、石坂浩二、西田敏行の御三方はほんまに大河ドラマに多数出演してはる。それだけ役作りも達者やったという事か。
 思えばいろいろな場面で西田さんの演技を見てはなんか力をもろうていた気がする。三谷幸喜監督の映画でも常連やったから、もう三谷作品で西田さんの姿を見られんようになるのもさみしいね。
 でも、亡くなる前にもう一度タイガースの日本一を見られてよかったね、ほんま。
 謹んで哀悼の意を表します。

 10月20日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能