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北の富士勝昭の死 [追悼]

 今日はいつもより少しばかり早めに起き、消防点検ができるように積ん読などを移動させてひと汗かく。それから朝食をとり、いつもの時間に出勤。体がぬくもっていたんで、少し歩くともう汗ばむ。寒いくらいの気温やったんやけどね。
 今日は1日同内容で4公演。間に会議があったりして空き時間はへろへろでなかなか仕事がはかどらず。それでも来週の授業プランはなんとかたてられた。定時に退出。
 帰宅後はしばらく寝床でどぶさりながら社説のダウンロードなどをし、夕食時に録画した相撲中継を見る。琴櫻、豊昇龍、隆の勝がそれぞれ勝ち、1敗で3力士が争う展開は変わらず。阿炎らが敗れ、2敗力士がいなくなる。大の里は4敗目を喫する。明らかにスタミナ切れという感じ。場所前の予想通りやね。新大関で優勝というのはほんまに難しいのですよ。
 相撲を見た後、寝床で本を読もうと思うたけれど、疲労には勝てず寝てしもうた。目覚めたところでスマホにLINEニュースの通知が来ていて、元横綱で相撲解説者の北の富士勝昭さんの訃報とわかる。享年82。四半世紀にわたってNHKの解説で楽しませてくれたけれど、ここのところずっと入院したりしてて休場続き。しかも琴風さんが正式に解説者としてNHKと契約したので、これはもう北の富士さんの復帰が難しくなったということなんやろうなあと覚悟はしていたけれど、現実のものとなると、やはり辛いね。もう一度、あの辛辣で、でも相撲愛にあふれた切れ味の良い解説を聞きたかったなあ。
 私が相撲を見始めた時はもう晩年で、現役時代の記憶はほとんどない。それよりも親方として千代の富士と北勝海の両横綱をはじめとする弟子を育て、九重部屋全盛時代を築いたというあたりの印象が強い。親方時代に解説席に座ったときから、その回転の速い頭脳から発せられるユーモアのある表現や、ズバリと本質を突くような言葉で楽しませてくれた。千代の富士が引退したら、自ら身を引いて九重部屋を継承させたり、理事選挙で落選したら協会からも身を引いてNHKの専属解説者になったりと、その行動力の潔さにまたしびれた。
 もし、ライバルの横綱玉の海が現役死しなければ、本格的な「北玉時代」を作っていたやろうと惜しまれている。そうすれば台頭してきた輪島や北の湖に対しても分厚い壁として君臨していたやろうし。相撲中継で畏友玉の海の話をする時だけはやはり辛さを隠せなんだのも印象に残る。村松友視さんの「北の富士伝」をよむと、その人柄にどれだけ多くの人が惚れこんでいたかわかるはず。最初に入院して休場した時、相撲中継内で電話で「もう駄目だよ」みたいなことを言うと、吉田賢アナウンサーから「あなたのファンは多いんだから軽々にそんなことを口にしないでください」とたしなめられて平謝りしてたこともあったなあ。その時はすぐに復帰できたけれど。八百長で角界が揺れていた時もコロナ過の時も北の富士さんの相撲愛はぶれることはなかった。暴露本などで現役時代の暗い噂が書かれたりしていたりもしたけれど、相撲への情熱に嘘はなかったというのは言葉のすべてにあふれていた。
 晩年の白鵬の相撲に対してもはっきりと物言いをつけられる存在やった。こういう「男の色気」を体現したような人はもう現れんのやないかと思う。北の富士さんと舞の海さんのコンビは、玉の海さんと神風さんのコンビと並ぶ名解説やった。相撲の楽しさをただのファンである私らにどれだけ伝えてくれたか。感謝してもしきれん。
 謹んで哀悼の意を表します。
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谷川俊太郎の死 [追悼]

 今日も出勤日。昨日に続いて寒く、マフラーと手袋をして出勤。朝は小雨が降ったりして、余計に寒い。こういう日に登校指導の立ち番なのはきつい。午前中、3コマ連続で同じ内容の授業をする。昼食をとったらもうへろへろ。午後は明日以降に使う教材作成など。定時に退出し、帰宅後寝床で社説のダウンロードなどをする。
 夕食時に相撲中継の録画を見る。大の里が3敗目。1敗には琴櫻、豊昇龍、隆の勝が並ぶ。阿武剋は隆の勝に瞬殺されて脱落。キャリアの差が出たな。2敗は阿炎と尊富士。さすがに尊富士は強い。新入幕優勝はフロックやなかったということやね。向正面解説に元碧山の岩友親方が座り、部屋の鉄砲柱がその圧力で傾いた写真なんてのまで出てきた。碧山怪力伝説として語り継がれる……のかな。
 夕食後、しばらく読書。ついうとうと。気候の急変で自律神経がびっくりしてるんかなあ。
 詩人の谷川俊太郎さんの訃報に接する。享年92。死因は老衰。
 むろん谷川さんの作詞した「鉄腕アトム」の主題歌が私にとってのファーストコンタクトということになるんやろうけれど、それが谷川さんの詩とかいう意識はなかったわな。その名を覚えたのはチャールズ・シュルツの漫画「ピーナッツ」(チャーリー・ブラウンやスヌーピーの出てくるアレです)の翻訳やったと思う。鶴書房から出ていた最初の版のものですね。そのあとは教科書に載っていた詩とか、市川崑監督の映画「火の鳥」の脚本とか、講談社文庫版のマザーグースの訳とか。
 一番好きやったのは和田誠さんと組んだ絵本で「これはのみのぴこ」という作品。1ページ目に「これはのみのぴこ」と蚤の絵が描かれていて、ページをめくると蚤のぴこがいついている猫が出てくる。さらには猫の飼い主やのなんやのページをめくるごとに連想ゲーム的につけ加わり、最後にまた蚤のぴこに戻ってくるというもの。言葉のセンスが違うんやなあ。しかもそれが和田誠さんの絵によってさらに楽しいものになっている。何度読み返したことか。ただの詩人やなく、ほんまに何を書いても多才ぶりを見せられ、その完成に圧倒されていたと思う。
 鉄腕アトムを「科学の子」と表現したセンス。「空を越えて星の彼方」と広がるイマジネーション。「鉄腕アトム」の歌詞が谷川さんによって作られたことは非常に幸せなことやったんやないか。手塚治虫先生と谷川さんという2つの大きな才能が奇跡的に出会った、その時代に生まれた私たちがなんと恵まれていたことか。
 謹んで哀悼の意を表します。
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取れるか「見習い」 [大相撲]

 今日は出勤日。朝から寒い。平年並みというのはこういうことなんやなあ。そやけどまだ暖房は入れてへん。上着を一枚増やし、マフラーと手袋をして出勤。ただ、汗かきの私はそれでも最寄駅前のコンビニについたらもう額に汗を浮かべていたりするのです。電車を乗り継いでいる間に歩いて汗をかいたり汗が引く間に体温を持っていかれたりで、坂道の学校に着いた時にはばてばて。
 3コマの授業をこなすのがやっと。昨日「たちよみの会」例会で午睡をしてへんのもこたえているのかもしれんな。まあ、ここのところ「たちよみの会」例会の次の月曜は祝日の振り替え休日とかハッピーマンデーとかで仕事に行かんでよかったから、こういう疲労は久しぶりかも。
 帰宅後しばらく寝床でどぶさってました。夕食時に録画した相撲中継を見る。阿武剋が宝富士にうまく突き落とされて2敗目。琴櫻と豊昇龍は相手を圧倒する相撲で1敗を守り、隆の勝もいい相撲で勝ち越し、3人が1敗で並ぶ展開に。2敗は大の里、阿炎、宝富士、阿武剋、尊富士の5人。
 今場所の琴櫻と豊昇龍には「大関らしさ」を感じさせるものがある。先場所までの二人はいわば「大関見習い」という感じで、番付は大関やけれど、大関の持つ「圧倒的な強さ」が感じられなんだ。正代や御嶽海、霧島は「見習い」のまま陥落したという感じやった。大関という地位で優勝して初めて「見習い」が取れるのかもしれんけれど、そうでなくても風格というかたたずまいというか、何かが変わったと思わせる瞬間があって、高安や栃ノ心にはそれがあった。高安は今でも時々「あ、この人は大関や」と思わせる瞬間がある。
 さて、琴櫻と豊昇龍は今場所千秋楽までに「見習い」が取れたと感じさせるものを見せてくれるやろうか。実に楽しみな後半戦であります。
 夕食後は寝床で社説のダウンロードなど。気がついたらうとうと。寝落ちせずにパソコンに向かう事ができたので良かった。肩が妙にこるので、「つぼ膏」を貼ったら、そこだけ血が通ってきた感じで熱い。明朝起きたら少しは楽になってるかなあ。
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アサティール2 [テレビアニメ]

 今日は「たちよみの会」例会。朝から昨夜録画した深夜アニメやら日曜朝の定番を見たりして過ごす。今月放送の始まった「アサティール2 未来の昔ばなし」というアニメが面白い。これはサウジアラビアの「マンガプロダクション」と日本の東映アニメーションの共同制作のアニメで、未来世界のサウジアラビアの家族を狂言回しにして、アラブの昔話をアニメ化したもの。未来パートは日本制作で、昔話パートはサウジアラビア制作。未来パートでおばあさんが孫に昔話を聞かせるという構成になっている。この昔話パートが、なんか昭和のアニメを感じさせて非常にええんですね。砂漠の民と群れを追われた狼の話や、北極星と北斗七星にまつわる星の世界をつかさどる人々の寓話、臆病な市長と悪辣な副市長と伝説の正義の味方の物語など、日本では聞き慣れない物語を毎回アニメで見る事ができる。なんでもサウジアラビアの皇太子が日本のアニメオタクで、サウジアラビアでは日本のアニメが非常に人気があるとのこと。そういう関係でこういうアニメが作られているわけやけれど、まあ昔話はそれぞれにちょっと説教臭い教訓が含まれているとはいえ、日本にいてはわからんアラブの人々の生活に根差した説話というのはとても興味深い。今の日本ではもう作られんタイプのアニメで、今の日本の子どもたちにはどう写っているのかなあ。私のような古い世代の人間にとっては思うた以上に楽しめる。未来パートは不要やないかと思わんでもないけれど、こういう仕掛けをつけておかんと現代の子どもにはすんなりと入ってこんということなんかな。
 昼前に出かけ、阪急の特急で上洛。今月も古参会員Y氏と相撲のムックを見ながら相撲の話をしたり、野球に関する本の話をしたり。「フランソア喫茶室」から「丸善」、「ドトールコーヒー」と場所を移し、夕刻散会。阪急の特急で帰阪。
 帰宅後、録画した相撲中継を見る。3大関は順当に勝ち、1敗は琴櫻、豊昇龍、隆の勝、阿武剋の4人と変わらず。2敗組はやはり脱落者が出て、大の里、阿炎、宝富士、尊富士の4人。相撲中継のゲストには柔道家の羽賀龍之介さん。若い頃にはモンゴルに行って柔道やナーダムの訓練をしたという。その時にまだ中学生やった現在の霧島と出会い、今も親交が続いているという。残念ながら今場所の霧島は早くも6敗目。とはいえ、なかなか面白い話を聞く事ができた。
 夕食後、社説のダウンロードなどや読みかけの相撲のムック「横綱大関大鑑」を読んでしもうたりする。
 外は風が強く、明日は平年並みの寒さになるという。今日はちょっと歩くと汗をかくくらい温かったので、体がついていくか心配です。
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ジャイアンツには行くなよ [プロ野球]

 今日も朝から録画した深夜アニメを見る。見ている途中で予約購入していた「月刊タイガース特別編集」の今季の写真集が配達されてくる。アニメを見終えた後、じっくりと楽しむ。大山や原口の写真のところではちょっと複雑な気持ちになる。来季もタイガースのユニフォームを着ていてほしいなあと思う反面、原口にはもっと出番を増やせるチームに行った方がええんかなあと思うたりもするし、大山については絶対ジャイアンツにだけ入ってほしくないと思う。特にジャイアンツについては、金でかき集めた選手に対する扱いがよろしくないので、もし大山がジャイアンツに移籍しても不幸な結果しか生まないと確信しているので、もしFA移籍するならば、できればライオンズなど本当に大山クラスの選手を必要としているチームに行ってほしい。例えば丸外野手をカープからFAで獲得した理由を当時の原監督は「カープの戦力をそぐため」と言うた記事をスポーツ紙で読み、反吐が出そうになった。もっとも、タイガースも大山流出に備えてか井上外野手に一塁守備の練習をさせている。それで井上が成長し主力になってくれたらいう事なし、なんやけれどね。
 昼食後は午睡。その間に妻は日帰り帰省。夕刻起きて、ちょっとだけ作業をしたり、本を読んだり、録画した相撲中継を見始めたりする。
 相撲を見ていたら、妻が帰宅。そのままいっしょに相撲を見る。豊昇龍は阿炎に引き落とされ、阿武剋は尊富士に一方的に寄り切られ、勝ちっ放しがいなくなった。琴櫻、豊昇龍、隆の勝、阿武剋が1敗で並ぶ展開になった。大の里、阿炎、翔猿、御嶽海、豪ノ山、宝富士、湘南乃海、尊富士が2敗で追う。明日の中日にはだれが脱落していくのかな。
 夕食をとり、寝床でスマホをいじったり本を読んだり。侍ジャパンの試合も少しだけ見たけれど、せっかく森下の打撃を見ようと思うたら申告敬遠されていたので、見るのをやめる。ただ、台北ドームはなかなか美しい球場。欠陥球場の東京ドームよりも台北ドームで決勝リーグもやればええのになあ。

 明日、11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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誰でもいいから横綱に [大相撲]

 今日も定休日。妻は風邪ひきらしく、日帰り帰省の予定も取りやめ。私は昨夜の深夜アニメを見たりした後、例によって午睡。
 夕刻起きて社説のダウンロードなどをしてから、録画した大相撲中継を見る。豊昇龍が熱海富士に押し出されたかと思うたら、熱海富士の指先が先に出ていたということで勇み足で星を拾う。こういう運のよい相撲がある時は、今場所は相撲の神様が豊昇龍に味方しているんやないかと思う。大の里は若隆景の前に2敗。やはり巡業中の感染症やらなんやらで稽古不足なのが本場所で出てきているのかな。琴櫻は阿炎に相撲を取らせず。豊昇龍も琴櫻も大の里の大関昇進に刺激を受けたという感じで積極的な相撲が目立つ。先輩大関としてはそうやすやすと大の里に先を越されるものかという意地みたいなものが見えて、結構なこと。そう、上位力士はこうでないと。早く照ノ富士の重荷を軽くしてやってほしいものです。照ノ富士はもう限界にきていると思うんやけれど、番付から横綱を消してはいかんという責任感だけで全休しながらも横綱であり続けているように思う。巡業中も稽古はほとんどできず割りも組まれなんだけれども、土俵入りだけのために出続けていたというしね。豊昇龍でも琴櫻でも大の里でも誰でもええから、とにかく早く横綱に昇進してもらいたい。平幕では阿武剋が勝ちっ放し。足がよく出ていて、今のところはええ感じ。これが残り9日間続けられるかどうか。幕内上位や三役とあてられたらこうはいかんと思う。
 夕食は妻がとてもやないけれど作れそうにないので、レトルトのご飯とカレーですませる。妻はカップのカレーメシ。学生二人が同居しているみたいな夕食ですねえ。
 夕食時はサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今日のゲストは岩崎優投手。2年前のFA宣言残留の時の心境を聞かれ、タイガースを出るつもりは全くなく、チームが自分を必要としてくれていることが分かったのですぐに残留を決めたという。そういうことやったんやね。チームに愛着を持っていてくれているんやなあ。なんか嬉しくなる。
 夕食後は私もだるく、寝床でゴロゴロ。明日はちょっとは動かんとなあ。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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江越と陽川の引退 [プロ野球]

 今日は定休日。ためにためていた昨日までの深夜アニメを一応見てしまう。「母、小学生になる」とか楽しみにしていても出勤日の都合で見てられなんだものもあれば、それほど面白さを感じなくてもそれなりに見られるのでだらだらと見続けているものもあり。そろそろ見るのをやめてもええものもあるんやけどねえ。何とは書かれへんけどさ。
 昼食後、午睡。疲労がたまっていたのか爆睡。夕刻起きてから社説のダウンロード。百田氏の発言について全国紙の社説では取り上げているものはないのに、地方紙では取り上げていたりする。全国紙は百田氏に何か遠慮せんとあかんことでもあるのかと勘ぐってしまう。
 夕食をはさみつつ、録画した相撲中継を見る。豊昇龍が好調。大の里と琴櫻も1敗を守る。このまま大関陣が優勝争いの中心になっていってくれたら面白い。明日から中盤戦。さてどうなるか。
 元タイガースで他球団に移籍していた2選手が、戦力外通告から引退を発表。ファイターズに渡邉諒選手らとの交換で移籍していた江越大賀外野手、現役ドラフトでライオンズに移籍していた陽川尚将外野手です。どちらもタイガース時代は一軍と二軍を行ったり来たりしていたけれど、江越選手は入団当初は4試合連続ホームランを放ったり、移籍した年には交流戦でタイガース相手に活躍したりしていたけれど、年齢的にはそろそろピークというところでのびしろなしと判断されたか。ファイターズがすっかり選手が若返った上に2位に浮上したりした中であぶれてしもうたという感じかな。陽川選手のパンチ力はライオンズで開花するかと思われたけれど、パ・リーグの水には合わなんだのかな。ほとんど一軍で活躍することなく戦力外になってしもうた。私は少しでもタイガースのユニフォームに袖を通した選手は移籍先でも応援したいファンなんやけれど、こうやって戦力外通告をされて引退を余儀なくされるのは寂しいなあと思う。今後どうするかは未定やそうやけれど、スカウトとか球団職員でタイガースに戻ってきてくれへんかなあと思う。
 ベイスターズの大和選手はどうするんやろう。そのままベイスターズで何らかの仕事をすることになるのかな。タイガースには戻らんかもしれんなあ。テレビ神奈川で解説者をしてたりするかもしれん。
 ドラフト指名した選手との仮契約が進み、みなプロとして活躍する夢を持って入団してくるのを見るのは非常に楽しいんやけれど、そのまま戦力にならずに終わる選手もいるやろう。できればどの選手にも一度くらいは一軍で起用して試してから戦力外通告をしてもええんやないかと思う。今季のタイガースでは遠藤内野手や高濱外野手なんか、一軍での起用のないまま戦力外で、なんとか少しでもアピールする機会を与えてあげてほしかったと思うている。FAで争奪戦になる華やかな選手の陰で、戦力外となり引退していく選手がいてる。勝負の世界やからそういうことがあるのは長年タイガースファンとしてプロ野球を見てきた私は十分承知しているんやけれど、寂しさを感じる季節になったんやなあと実感する江越選手と陽川選手の引退でありました。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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大山悠輔選手への評価 [プロ野球]

 今日は出勤日。ああしんどかった。同じ内容の授業を4公演。いつも書いているけれど、同じことをしているつもりでも全く同じにならんところが難しい。1時間目と7時間目とでは、生徒の疲労度も違うんやなあ。こちらの疲労度も違うし。
 帰宅後、少し寝床でどぶさり、夕食時には大相撲中継の録画を見る。大の里が阿炎にいいように取られて大関として初黒星。琴櫻は若隆景を力強い相撲で下す。豊昇龍は4連勝。今場所の豊昇龍は一味違うな。勝ちっ放しは早くも豊昇龍、隆ノ勝。阿武剋の3名のみ。
 夕食は昨日の結婚記念日に妻が用意していたメニュー。体調が回復してきたようで嬉しい。夕食後、社説のダウンロードをしていたら少しうたた寝。やっぱり疲れているんやね。
 スポーツ紙の一面はタイガースの四番打者、大山悠輔選手のFA宣言。やっぱり宣言したか。関東出身やもんなあ。ジャイアンツが獲得調査にかかっているとか。よそのチームの4番打者を引っこ抜くのはジャイアンツのお家芸とはいえ、大山君はもしジャイアンツに行ったとして、その時にはタイガースファンから憎まれることだけは覚悟せなあかんと思うよ。ジャイアンツ以外のチームに移籍した場合はまだ暖かくがんばれと声援するやろうけれど、ジャイアンツだけは違う。ケラーはタイガースが手放したのをジャイアンツが拾う形での移籍やったし、馬場は現役ドラフトという本人の意志とは関係ないところでの移籍やから、まだ暖かい声援で迎えられたけれど、FAとなると、話は別。「自分に対する評価がどれくらいか知りたい」と大山君は言うてるけれど、もしジャイアンツが高い評価をしたとしても、タイガースファンからの評価はだだ下がりになるということだけは覚悟しておいてほしい。原口選手のFAは……仕方ないかなあ。岡田はんの原口選手の起用法には、私は内心「FAでよそに行ってもええねんで」と言わんばかりのものがあったと感じてたからね。4番打者に起用して活躍した次の試合、また代打屋に逆戻り、とか。絶好のチャンスでも代打起用せなんだりとか。試合に出てなんぼやからねえ。できたら宣言残留してほしいけれど、原口選手に関しては出場チャンスを与えてくれるところに移籍してもやむを得ないと覚悟してます。

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関西人はなぜ「○○電車」というのか [読書全般]

 今日は土曜出勤の代休。午前中はたまっていた深夜アニメをたっぷり見て、昼食後、午睡。夕刻起きて大相撲中継の録画を見る。大関琴櫻が王鵬に敗れる。王鵬と熱海富士は場所ごとに力をつけてきているなあ。特に王鵬はじわじわと地力をつけてきたという感じ。大の里みたいにスピード出世をする力士もすごいけれど、王鵬みたいにじっくりと力をつけてきている力士もまた上位には脅威になってくるやろうな。
 今日は結婚記念日やけれど、特に祝いも何もせず。妻の調子はそろそろ回復しつつあるけれど、まだ少ししんどそう。というわけで、結婚してから31年目に突入。もう妻のいない空間というのは考えられんくらいですね。
 明日は出勤、そしてまた定休日。生活リズムが変になっているなあ。
 松本泉「関西人はなぜ『○○電車』というのか」(淡交社)読了。関西では「阪急電車」「阪神電車」「南海電車」「京阪電車」「近鉄電車」と五大私鉄のことを呼ぶ。著者はもと全国紙の記者で、関東に行ったら「東横線」「西武池袋線」みたいな呼び方をするのに慣れなんだという。確かに、「西武電車」とか「東急電車」という言い方をなんでせんのか、私も不思議やった。これは私鉄と国鉄の関係が関西と関東とでは違うということからきているらしい。関西の私鉄は関東とは違いJR線とは相互乗り入れしてへん。それどころか国鉄時代から決して交わらず、ライバル視していたという歴史がある。本書は鉄道会社別の記述ではなく、時代を追うことで関西における鉄道網の成り立ちをわかりやすく解説したもの。私鉄と国鉄だけやなく、大阪市営地下鉄も含めた「関西鉄道史」がコンパクトに収められている。1970年の大阪万博によって地下鉄堺筋線と阪急千里線の相互乗り入れが始まり、北大阪急行の設立によって地下鉄御堂筋線が延伸されたり、「スルッとKANSAI」カードの登場で競争関係にあった私鉄が協力関係を作ったりと、時代に応じて変化していった関西の鉄道網の状況が手に取るようにわかる。以前赴任していた高校で「なにわ研究」という独自の授業を担当していたけれど、その時に鉄道会社別の歴史は調べたことがあったけれど、その時に本書のような資料があったら教材研究が楽になっていたやろうなあと思いながら楽しく読む事ができた。そして、関西発展の歴史は鉄道網の歴史と切っても切れない関係にあるということがようわかる。関西の鉄道に関心がない人にはわかりにくいかもしれんけれど、近畿地方の住人にとっては非常に興味深い内容の一冊やった。

 11月17日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
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あくまでSF小説? [時事ネタ]

 今日は出勤日。明日は土曜出勤の代休。飛び石出勤というのはけっこうしんどいもんですね。3連勤4連休のリズムができているから、いくら職場の都合とはいえ、けっこうきついなあ。
 妻の体調は割とましになったみたいやけれど、まだしんどそう。夕食は帰りに買うて来た天津飯。夕食をとりながら録画した相撲中継を見る。今日も3大関は勝ち。この調子で大関陣が優勝争いを引っ張っていってくれたら面白くなる。頑張ってもらいたい。
 もと作家で今は政党党首のの百田尚樹さんが自分のYouTubeでの演説会で少子化対策についてけったいなことを言うたらしい。
 曰く「これはええ言うてるんちゃうで」「小説家のSFと考えてください」と述べた上で、「女性は18歳から大学に行かさない」「25歳を超えて独身の場合は、生涯結婚できない法律にする」「30超えたら子宮摘出とか」「あくまでSF小説としての仮定としての一例としてあげた話。現実にはあり得ないとも断っている」。
 百田先生、SF小説をちゃんと読んだことあるんかな。ご自分の作品にSF小説はあるのかな。まあ、このネタで書くとしたらディストピア小説ということになると思うんやけれど、百田先生の発言はこれを少子化の解決策の例えとして言うてはるらしいから、ディストピアやないわな。それに、演説でただアイデアを語ってるだけで「小説」にはなってへんよね。作家としての発言なら、ちゃんと小説にして発表してもらいたいものです。長年SFを読んできた開店休業中の書評家としては、SFをろくにわかってへん作家の与太話としかとられへんのですね。発言の是非はともかく、SFでもないし、小説でもないものを「あくまでSF小説」なんて口にしてほしくないというのが書評家としての偽らざる感想です。それでも「SF小説」と言い張るんやったら、ちゃんと小説化していただきたいものです。
 そして言いたい。SFをなめるな!
 選挙で勝ったからと浮かれて不倫する政党代表やとか、なんか程度が低すぎるなあ。
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