桂雀々の死 [追悼]
今日も定休日。午前中は例によってたまっているアニメの録画を見て過ごす。昨日あまり見られなんだので、まだまだ未視聴のものが残っている。昼食後、午睡。夕刻起きて録画した相撲中継を見る。三段目で優勝をかけて炎鵬が土俵に上がるけれど、藤闘志に敗れて優勝を逃す。それでも来場所は三段目上位か幕下復帰がみこまれるのは、ファンとしては嬉しい。幕内では琴櫻と豊昇龍が1敗を守る。このまま千秋楽までいって結びの一番で相星決戦になるのを期待している。
夕食時にはサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今週のゲストは中野拓夢内野手。内野フライを背面で追いかけて捕球した場面を湯浅アナウンサーとともに深掘り。プロの技のすごさを改めて知る。
夕食後はしばらく読書。それから社説のダウンロードなど。なかなか疲労が取れんのは歳のせいなんやろうなあ。
落語家桂雀々さんの訃報に接する。享年64。死因は糖尿病からくる肝不全。東京に進出してから、こちらでの露出が減っていたけれど、かつては生の高座でもよく笑わせてもろうた。師匠の枝雀師とはまた違う形で明るくにぎやかな「雀々落語」を作り上げたと思う。生で聞いて一番笑うたのは「運回し」やったかな。「南瓜」という言葉が出てくるところをそうと思わせておいて「パンプキン」とやった。この工夫には驚き、笑うた。映画では「かぞくのひけつ」で主人公の父の役が印象的。女性にだらしない男で、そのせいで家族が大荒れになる話なんやけれど、雀々さんの愛嬌のあるキャラクターで話がちっとも嫌な感じにならん。今は亡きテントさんも怪演してます。今はDVDも手に入りにくいかな。著書「必死のパッチ」ではかなり悲惨やった子ども時代を綴っているけれど、こちらもそれが陰鬱な感じにならんのは、いつも前向きな雀々さんの筆致が効果的やったからやろう。もし三代目枝雀を継ぐ落語家がいてるとしたら雀々さんやろうと思うたりもしたけれど、枝雀の名はワンアンドオンリーか。そういう意味では雀々の名も誰かが継げる気がしないなあ。いよいよこれから円熟期に差し掛かる年齢やというのに、ほんまもったいない。地獄八景に出てくる寄席にまた一人看板が加わった。そんなに早く枝雀師のもとに行かんでもよかったのになあ。
謹んで哀悼の意を表します。
夕食時にはサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今週のゲストは中野拓夢内野手。内野フライを背面で追いかけて捕球した場面を湯浅アナウンサーとともに深掘り。プロの技のすごさを改めて知る。
夕食後はしばらく読書。それから社説のダウンロードなど。なかなか疲労が取れんのは歳のせいなんやろうなあ。
落語家桂雀々さんの訃報に接する。享年64。死因は糖尿病からくる肝不全。東京に進出してから、こちらでの露出が減っていたけれど、かつては生の高座でもよく笑わせてもろうた。師匠の枝雀師とはまた違う形で明るくにぎやかな「雀々落語」を作り上げたと思う。生で聞いて一番笑うたのは「運回し」やったかな。「南瓜」という言葉が出てくるところをそうと思わせておいて「パンプキン」とやった。この工夫には驚き、笑うた。映画では「かぞくのひけつ」で主人公の父の役が印象的。女性にだらしない男で、そのせいで家族が大荒れになる話なんやけれど、雀々さんの愛嬌のあるキャラクターで話がちっとも嫌な感じにならん。今は亡きテントさんも怪演してます。今はDVDも手に入りにくいかな。著書「必死のパッチ」ではかなり悲惨やった子ども時代を綴っているけれど、こちらもそれが陰鬱な感じにならんのは、いつも前向きな雀々さんの筆致が効果的やったからやろう。もし三代目枝雀を継ぐ落語家がいてるとしたら雀々さんやろうと思うたりもしたけれど、枝雀の名はワンアンドオンリーか。そういう意味では雀々の名も誰かが継げる気がしないなあ。いよいよこれから円熟期に差し掛かる年齢やというのに、ほんまもったいない。地獄八景に出てくる寄席にまた一人看板が加わった。そんなに早く枝雀師のもとに行かんでもよかったのになあ。
謹んで哀悼の意を表します。