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ファビオ・ルイージの第九 [音楽]

 今日は大晦日。朝はアニメなどを少しばかり見てから、年賀状の印刷。黒インクが出なくなってしもうたので、途中で色を変えたりともたついたけれど、今年は枚数がかなり減ったんで、なんとか印刷完了。ただ、宛名書きまではできず。投函は予想通り年を越してからになる。
 昼食後、午睡。その間に妻は予定通り洗濯や買い物をすましていく。夕刻、社説のダウンロードや読書など。夕食は年越しそば。ただしカップ麺。
 食事をとりながら、毎年恒例のNHK交響楽団のベートーヴェンの交響曲第九番を聴く。今年の指揮者はファビオ・ルイージ。売れっ子を持ってきたなあ。ただ、やたらテンポが速く、強弱のつけ方が激しい。第二楽章まではよかったけれど、第三楽章はこうテンポが速いと味わいがなく深みが出ない。第四楽章の合唱つきとなると、速過ぎて独唱者が苦しくなってくる。バリトンの人など、つい普通のテンポで歌い、演奏とずれたりしてしまう。あまりにもあっさり終わってしまい、聴いたあと何も残らんという感じになった。残念な第九でした。
 さて、この後はテレ東のジルベスター・コンサートを聴きながら年越しや。
 この1年もおつきあいくださり、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
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冬木透の死 [追悼]

 今日は午前中に「光る君へ」を最終回まで一気に見てしまう。これで「べらぼう」をほぼリアルタイムで見られるぞ。よしよし。
 昼前には、毎年恒例の正月向けの買い物のために梅田へ。阪神百貨店でタイガースカレンダーのほか、私と妻の実家への手土産を買う。今年は定番のクッキーの詰め合わせにする。とにかく人が多いのと、阪神百貨店の改装でタイガースコーナーが遠くなったり、昼食をとるための地下のフードコートが離れていたり。うろうろと歩き回って疲れた。
 東梅田の地下の「旭屋書店」に寄ったりしてから帰宅。帰宅後、午睡。夕刻からは読書をしたりスマホをいじったりして過ごす。郵便局でやっとこさ年賀はがきを買うたけれど、まだ図案が決まらず。巳年は毎回悩むのです。12年前はウロボロスにしたんやけれどね。今年はあまり凝らず、ネットの無料デザインサイトで拾った画像を使うか。なんかありきたりなデザインになるなあ。去年は辰で、遺跡の壁画やとかキングギドラやとか面白いのがあってどれにしようかと楽しみながらもいろいろ悩んだんやけどね。今年は逆です。
 というわけでプリントアウトは明日。投函は年が明けてからになるなあ。
 作曲家の冬木透さんの訃報 に接する。享年89。死因は誤嚥性肺炎。
 「ウルトラQ」と「ウルトラマン」の音楽はジャズ畑の宮内國郎さん。そして「ウルトラセブン」や「帰ってきたウルトラマン」はクラシック畑の冬木さん。方向性は逆やったけれど、どちらも子ども心に「かっこいいなあ」と感じたものです。特に「ウルトラセブン」の挿入歌の「ワン・トゥー・スリー・フォー」で始まる曲「ULTRA SEVEN」は全部英語の歌詞で、意味は分からんまでも親に買うてもろうたソノシートに書いてあったルビ付きの歌詞カードを見ながら空で歌えるまで練習したものです。「帰ってきたウルトラマン」のBGM「ワンダバ」とか、今、おっさんになってから聴いても子ども向けの番組やからというて子ども騙しにはしない良質の音楽。むろん初期のウルトラシリーズは脚本から演出まですべて子ども相手やからこそほんまもんを作るんやという熱気が感じ取られる作品なんやけれど、楽曲にもそれが表れていたと思う。「ウルトラセブン」の主題歌にはトラでN響のホルン奏者が入っていたというのを聞いたことがある。記憶に頼っていて文献とかは示せんけれど、今聴いてもホルンの音はええ音ですよ。ほんま、私らは贅沢なものを幼時からいっぱいいただいて育ったんやなあと感謝するしかない。
 謹んで哀悼の意を表します。
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韓国は飛行機事故 [時事ネタ]

 今日は日曜やけれど、いつもの「仮面ライダー」や「ブンブンジャー」などはお休み。そのかわり、年末特番がたっぷり。昨夜録画したアニメを一通り見てしもうてから、「光る君へ」を見たりする。
 妻は野菜の特売があるとのことでスーパーに。ところが朝イチで、妻曰く「イナゴのように」買い物に行った人が多かったらしく、特売の野菜は早々と売り切れていたとか。それくらい野菜の価格が高くなっているということなんやね。
 その間、私は寝床で読書。妻が帰宅してから昼食をとり、午睡。ニュースは韓国のチェジュ航空の旅客機が務安空港で起こした事故が中心。乗務員2名を除いて乗客全員が死亡という大事故になっている。今韓国では大統領が弾劾され、首相も弾劾されるかもしれんという混乱が起こっているのに、こういう事故が起こった場合、政治がまともに機能するのかと、よその国のことながら心配になる。
 夕刻起きてからも読書をしたりスマホをいじったり。夕食はうどんなど。寒いときはうどんに限る。落語の「かぜうどん」を聞きたくなるような心境。寒くて鼻の調子がよろしくない。明日は梅田まで買い物に行く予定やけれど、マスクをしっかりとして、流行中のインフルエンザにかからんようにせんとな。なにしろ年末年始でお医者さんもお休みやからね。
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12年前の図案 [日常生活]

 愛すれどタイガース「2024年を振り返って~アレンパならず岡田監督退任」を更新しました。

 今日は朝から再放送の「カムカムエブリバディ」の今週分や録画してあった「光る君へ」を11月半ばの分まで見る。どうやら新年の大河ドラマ「べらぼう」はリアルタイムに近い形で見られそうです。
 午後は少し午睡し、夕刻、年内最後の内科医診療に。血圧は問題がないので、来月あたり人間ドックで不安点が出た腎臓のその後の変化について血液検査をすることになった。次のドックは来年の夏ごろになりそうやからねえ。
 妻は年内最後の日帰り帰省。帰宅後、妻が帰宅するまで社説のダウンロードなど。妻が帰宅して夕食をとり、しばらく読書。
 あー、年賀状のデザインがなかなか決まらんなあ。12年前に使うたのをまた使うか。ネットで図案を探すけれど、無料ダウンロードというものはあまりこれというものがないのでねえ。困ったものです。
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地下室の殺人 [読書全般]

 今日も定休日。昨夜は新たに録画した深夜アニメはほとんどなし。だいたい最終回とか、年をまたぐものは再来週まで休みとか。そこで午前中はひたすら録画のたまっていた大河ドラマ「光る君へ」をがしがしと見まくり、10月半ばくらいまで追いついた。明日もこの調子で見ていたらすぐに最終話まで見てしまいそう。
 昼食後、少し午睡してから、駅前の理髪店でカットをしてもらう。正月に向けて少しはすっきりさせておきたかったのでね。本屋さんにも寄って妻の「月刊フラワーズ」などを買うてから帰宅。
 帰宅後は読書。夕食をとりながらサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今週は佐藤輝と才木がゲスト。将来監督になりそうな現役選手は、という質問に二人そろうて「せーしろーさん(坂本誠志郎捕手)」と答えていたのが印象的でした。そうかあ、坂本は選手間投票でキャプテンになったこともあるし、人望があるんやなあ。将来、采配を振るうのを見てみたい。
 夕食後は社説のダウンロードなど。
 アントニイ・バークリー/佐藤弓生・訳「地下室の殺人」(創元推理文庫)読了。若夫婦が借りた家の地下室から女性の死体が発見された。身元の分からないその死体を前に、モーズビー警部たちスコットランドヤードの刑事たちはきめ細かな聞き込みと、作家のロジャー・シェリンガムの助けで容疑者を絞り込むが決め手がなく、てこずる。シェリンガムは心理学的アプローチで犯人を推理していく……という話。これまでもバークリーの作品は意表を突く展開で楽しませてもろうていたので、初文庫化となる本作も楽しみにしていた。たしかに事件に対するアプローチなど色々と工夫していてバークリーらしさはあるけれど、凝りすぎたせいで逆に面白さが減っているように感じた。まあ、シリーズすべてが傑作ということは珍しいわけで、本書が初めての文庫化というのもそれなりに理由があったんやなあということですね。それでも地道な捜査のモーズビーとひらめきのシェリンガムの対比など、読ませるところはあちこちとあるので、それなりに読ませるものになっているところはさすがというべきか。
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森田拳次の死 [追悼]

 今日は定休日。朝は6時半ごろに起きて、朝食をとりながらたまっているアニメをほぼ見る。久しぶりに録画のたまっている「光る君へ」も1話だけ見る。まだ9月に録画した分までしか見てへん。なんとかせっせと見て、次の「べらぼう」はリアルタイムに近いときに見たいものです。蔦重が主人公ということは当然写楽も出てくるはずなんで、江戸時代でも特に好きなところなのですよ。
 昼食後、午睡。夕刻目覚めて社説のダウンロードなど。
 夕食後はずっと読書。一気に読み切ってしまいたかったけれど、まあ焦ることはないか。
 漫画家の森田拳次さんの訃報に接する。享年85。死因は老衰。ネット上のニュースでは「丸出だめ夫」や「ロボタン」の作者という報じ方がされていたけれど、それは間違いやないしテレビ化されたからある程度の年代以上の者にはその方が通りがいいんやけれど、実は代表作はそちらではないんやなあ。膨大な量のヒトコマ漫画の描き手として評価されていた人なんで、そちらをもっと強調してほしかったし、ネット上の報道では、ちばてつやさんのブログからの引用ばかり。ヒトコマ漫画の描き手なんていうのは世間的にはマイナーな存在やろうけれど、その人物をちゃんと評価するためには、一時的にメディアの表面に出たものよりも、その人のライフワークをちゃんと紹介すべきやないかと思うた次第。
 謹んで哀悼の意を表します。
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天保からくり船 [SF]

 今日は振替休。朝からアニメを見ていたけれど、ヤクルトレディが来たりするので中断。寝床で読書をしたりしていたらちょっと寝てしまう。昼食後、また読書の続きをしたりスマホをいじったりと、だらだら過ごす。明日はもう少し生産的なことをせんならんなあ。
 山田正紀「天保からくり船」(春陽文庫)読了。主人公は江戸の町の裏長屋に住む傘張り浪人の弓削重四郎。寛永寺の火災で江戸の町は少しずつ「魔」の影響下に。廻船商人の阿波屋利兵衛はなぜか重四郎と接触をしてくる。さらには重四郎の同志と名乗る居合術の弓師備前との遭遇。唐人たちのかんかんのうに操られる人々。江戸の町に何かが起こっている。重四郎は本意ではなかったが巻きこまれるように「魔」と対決していくことになる。はたして江戸の町を操る「からくり」とは……という話。作者らしく冒頭の寛永寺の火災から謎の現象が起こったり、「時鐘」を打つ老人の登場など、次々と謎が繰り出されていき、最初はばらばらに現れていた謎が、結末で一気に収斂し、驚天動地のラストシーンに雪崩れこむ。ネタバレになるので結末については書くわけにはいかんけれど、江戸を舞台にした時代伝奇小説と思いきや、少しずつぽろりぽろりとSFではないかというキーワードが登場人物の口から出てきて……いや、とにかくやられたという感じ。こういう力業の使い方もあるんやなあとただただ感服するのみ。こんな作品が長らく絶版になり、そして文庫化されたけれど比較的マイナーなレーベルからの文庫化とは。帯の推薦文は日下三蔵さん。おそらく今回の復刊も日下さんが噛んでいるんやろうなあ。埋もれていた怪作を掘り出してくれた版元に感謝あるのみ。いやほんま、興味のある方はどんでん返しなんて紋切り型の表現では語れん結末にぜひ驚いてもらいたい。
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天山の巫女ソニン4夢の白鷺 [読書全般]

 今日は終業式。インフルエンザが流行っているため、各教室で校長のお話を放送で聞くという形で行われた。私は登校指導の立ち番やら社会科教室の掃除の監督などが主たるお仕事。それが終わったら、職場のコンピュータのデータ移動や来年すぐに始まる授業の教材作成など。定時に退出し、帰路、クリスマスケーキを買うてから帰宅。
 夕食は鶏料理。クリスマスなので、ケーキを食べながらウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でチャイコフスキー「くるみ割り人形・組曲」をヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のものとジェームズ・レヴァイン指揮のもので聴き比べたり。もっとも同じウィーン・フィルでも録音は30年くらいあいているのでオケのメンバーはすっかり入れ替わってはいるんやろうけれど。
 ケーキを食した後は寝床で読書など。明日は先々週の定休日出勤の振り替えでお休み。今日が年内最後の出勤となった。そろそろ年賀状の準備などもしたいところですね。
 菅野雪虫「天山の巫女ソニン4夢の白鷺」(講談社文庫)読了。ソニンは再びイウォル王子とともに江南のクアン王子の招待で国を離れる。ソニンがリアン姫のお相手をしている時に、江南では大嵐にあい、その援助を名目に北の国巨山のイェラ王女が江南を訪れる。江南の民の歓迎を受けるイェラ王女だが、巨山で出会った時とは様子が違い、イウォル王子とソニンは何か裏があるのではと疑う。クアン王子の使者としていったん沙維に戻ったイウォル王子は、江南に王の親書を届ける途中で何者かに襲われ……という話。
 ついに主要人物である3人の王子、王女が相まみえる。その3人を結びつけ、ソニンは夢見の力などで巨山王の目論見を暴いていく。ここではソニンだけではなく、ソニンにかかわった人々がそれぞれ成長していくさまが描かれる。この物語はソニンの成長物語であるとともに、そうやって周囲に影響を及ぼすソニンの存在感が軸になっているのだということが明らかになっていく。ソニンとイウォル王子、クアン王子、イェラ王女が本巻で作り上げた関係がどうなっていくのか。本伝は次の巻が最終巻。巨山、沙維、江南の三国の関係はどうなっていくのか。巨山王の3三国支配の野望は、沙維の若きパロル王の決断は、江南を牛耳る王妃一派の陰謀はどうなるのか。どういう形で物語が着地し、そこにソニンはどうかかわっていくのか。その着地点を次巻で早く確かめたいところだけれど、ちょっと間をおいて楽しみに待つとしよう。
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小さき王たち 第三部:激流 [読書全般]

 今日は出勤日。明日は終業式なので、今日は年内最後の授業。1コマだけで生徒も私もなかなかモチベーションが上がらんけれど、差別問題などをじっくりと話す。障碍児の支援学校での経験、人権教育推進校に勤めていた時の経験、人権教育委員長と奨学金担当をしていた時の経験など、人権関係については教員生活のほとんどを費やしてきたので、どうしても力が入る。進学校だけしか経験してへん先生ではでけん授業をしているという自負はある。
 午後は、大阪府全体でICTシステムの大幅な変更があるため、これまで府のサーバに保存していたデータをcloudに移動する作業に費やす。おそらく府内の学校で一斉に教師たちが同じような作業をしているせいやろう、データの移動に時間がかかり、他の仕事がでけんくらい。定時に退出。
 帰宅後は読書やらスマホを使うた社説のダウンロードやら。明日は終業式。なんとかここまでたどり着いたという感じ。
 堂場瞬一「小さき王たち 第三部:激流」(ハヤカワ文庫JA)読了。シリーズ完結編。主人公は第一部の主人公たちの孫の世代。政治家一族の田岡家に対して私怨を晴らし、かつ政治家によるメディア支配を打ち崩さんと、高樹の孫の健介が新潟支局に配属される。田岡の孫の愛海は将来の選挙のために新潟のテレビ局に入社し、記者としてコネクションを作る。健介と愛海は取材などで出会い、両方の祖父たちの恩讐とは関係ないところで交流を深めていく。二代目の田岡稔のスキャンダルなどのネタをつかんだ健介は、そのために愛海まで破滅させてしまう事を考えると集めた特ダネをそのまま自分の手で記事にすることに抵抗を感じ、愛海もまた一族の義務のように政界に身を置くことに疑問を抱き始める。互いに愛し合うようになった二人がとった行動は……という話。タイトルの「小さき王たち」の意味が本書で明らかになっていく。田岡も高樹も大義名分は持ちながら、結局私怨で孫たちをコマにしているだけの存在でしかなく、また、若き日に抱いた理想からかけ離れた、小さなこだわりから脱することができないでいる。二代目たちは父親たちのようなバイタリティに欠け、田岡稔はパワハラに走り、高樹和希は地方支局を転々とするだけ。祖父たちから自分たちの「使命」をたたきこまれていた孫たちにとって、その「使命」に縛られる窮屈さと、新型コロナウィルス禍で味わった閉塞感は、高度経済成長期に育った祖父たちの価値観に疑問を抱かされる。三代にわたる敵対関係とは何だったのか。祖父たちがやってきたことにどのような意味があったのか。祖父たちに動かされていた父たちの姿を見ている孫たちにとって、自分たちが祖父たちの駒になることの無意味さを悟るには十分な材料がそろっていた。1970年代から2020年代の50年にわたる田岡家と高樹家の戦いは、そのまま日本社会の変遷と軌を一にする。作者は孫たちに未来を託し、この大河ドラマの幕を引く。この国の劣化は、本来あるべきではない政治家やジャーナリストの「世襲」という閉塞して状況に問題を突きつける。本書をロミオジュリエット的展開にしてしもうたため、そこらあたりの問題意識の着地点が甘くなってしもうたという感じもするけれど、三代にわたる戦いには緊迫感があり、読み始めたら止まらん迫力があった。とはいえ、実話を物語にした「小説吉田学校」的な凄みはここにはない。どうしても登場人物の奥底まで描く事ができないまま物語が進むという感じになってしもうている。出てくる人物たちが何か類型的で、感情移入もできにくい。そこをもう少し掘り下げられていたら、というあたりにもったいなさを感じる。物語としては非常に面白かっただけに、惜しいなあという思いが残ってしもうた。
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M-1グランプリ2024 [演芸]

 今日も朝からテレビ漬け。「仮面ライダーガヴ」や「ブンブンジャー」は年内最後の放送。歳末なんですねえ。
 昼食後、午睡。その間に妻は買い物に。目覚めてから社説のダウンロードやら読書やら。
 夜は「M-1グランプリ2024」を見る。グランプリは2年連続で令和ロマン。トップで出たネタは令和ロマンにしてはそれほどと思うたけれど、審査員の点数は高かった。ここらあたり、スタジオの雰囲気とテレビの空気とは違うんやろうな。最終決戦に進んだのは真空ジェシカバッテリィズ。私はバッテリィズを推すな。なによりもスマイル以来久々のアホキャラ漫才。今はコンプライアンス上、アホキャラで売るのが難しい時代に、何も知らん奴がボケ倒し、賢い奴が突っこんだり困ったりというのがちゃんとテレビでできるというのが素晴らしい。令和ロマン真空ジェシカも練りに練ったネタで見ごたえがあったけれど、正統派のしゃべくり漫才という意味で私やったらバッテリィズに入れてたと思うし、トップで出た令和ロマンにあんなに高得点は入れてなんだと思う。あとは双子漫才のダイタクや巨体で動き回るママタルトなどが面白かった。ここ数年の傾向で、全体にレベルが高いというのは維持されているけれど、最初の10回の頃のように若さと勢いでどかんとくるコンビはあまりいてへんのがちょっと寂しい。笑い飯の「鳥人」のように後世語り継がれるほどインパクトのあるネタがみたいなあ。
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