オーナーたちのプロ野球史 [読書全般]
今日はぐっと冷えこむ。午前中は例によって昨夜録画した深夜アニメやら「カムカムエブリバディ」再放送やらを見て過ごす。最終回なのになんとなく「第2期」も作れるような終わり方をしているものもある。これで「第2期」が作られなんだら思わせぶりにはさんだ最後のカットはどうなるんと思わんでもないけれど、いろいろと大人の事情もあることは承知している。それでも、あるかないかわからん「第2期」のために「続きはどうなるねんな」と割り切れん思いをさせんでも、とも思うのですね。
昼食後、午睡。夕刻目覚めたら妻は今日は日帰り帰省をしていた。社説のダウンロードやら読書やらをして過ごす。寝ている間にゲリラ豪雨があったらしく、帰ってきた妻から聞いて初めて知った。マンションは防音が行き届いていて、よほどのことがない限り寝てしもうていたら気がつかんもんなんですね。
夕食をはさんで読書。明日もこんな感じになるんかな。
中川右介「オーナーたちのプロ野球史 新聞・鉄道・映画・食品・ITなど58社の興亡」(朝日文庫)読了。日本に野球が持ちこまれ、初めて作られたチーム「新橋アスレチック俱楽部」からもっとも最近に経営譲渡された「横浜DeNAベイスターズ」までの野球チームの歴史を経営母体の変遷からたどっていく労作。職業野球リーグ草創期から現在まで、経営母体が不変なチームが阪神タイガースであるということなども明らかになる。また、経営母体となった会社やオーナーたちの成立過程なども記されており、その会社がなぜプロ野球のチームを経営することになったのかという事情も詳細に描かれている。著者は例によって大量の文献を読みこみ、それを整理し、まとめるという形で本書をまとめ上げている。当事者への直接の取材はおそらくしていないと思われるのも、この著者らしい。そういうところがいつも気にはなるんやけれど、不確かな資料に関してはちゃんとそれが事実かどうかはわからないということもちゃんと記しているところは評価すべきやろう。本書は、プロ野球の経営母体の変遷を通じて明治から令和にかけての社会の全体の変遷が分かるような仕掛けになっている。そういう意味では膨大な資料をまとめ上げるという著者の力量はさすがというべきやろう。プロ野球の全体史を、経営母体から俯瞰するという試みはありそうでなかったもの。その点では非常に興味深い一冊と言えるやろう。
昼食後、午睡。夕刻目覚めたら妻は今日は日帰り帰省をしていた。社説のダウンロードやら読書やらをして過ごす。寝ている間にゲリラ豪雨があったらしく、帰ってきた妻から聞いて初めて知った。マンションは防音が行き届いていて、よほどのことがない限り寝てしもうていたら気がつかんもんなんですね。
夕食をはさんで読書。明日もこんな感じになるんかな。
中川右介「オーナーたちのプロ野球史 新聞・鉄道・映画・食品・ITなど58社の興亡」(朝日文庫)読了。日本に野球が持ちこまれ、初めて作られたチーム「新橋アスレチック俱楽部」からもっとも最近に経営譲渡された「横浜DeNAベイスターズ」までの野球チームの歴史を経営母体の変遷からたどっていく労作。職業野球リーグ草創期から現在まで、経営母体が不変なチームが阪神タイガースであるということなども明らかになる。また、経営母体となった会社やオーナーたちの成立過程なども記されており、その会社がなぜプロ野球のチームを経営することになったのかという事情も詳細に描かれている。著者は例によって大量の文献を読みこみ、それを整理し、まとめるという形で本書をまとめ上げている。当事者への直接の取材はおそらくしていないと思われるのも、この著者らしい。そういうところがいつも気にはなるんやけれど、不確かな資料に関してはちゃんとそれが事実かどうかはわからないということもちゃんと記しているところは評価すべきやろう。本書は、プロ野球の経営母体の変遷を通じて明治から令和にかけての社会の全体の変遷が分かるような仕掛けになっている。そういう意味では膨大な資料をまとめ上げるという著者の力量はさすがというべきやろう。プロ野球の全体史を、経営母体から俯瞰するという試みはありそうでなかったもの。その点では非常に興味深い一冊と言えるやろう。
最初から決定している第2期制作 [テレビアニメ]
本日も定休日。たまっている深夜アニメを今日もがっつりと見る。「ダンダダン」は最終回……って話が途中で終わっとるやないかい。で、「第2期制作決定」って、最初から第2期制作予定で作ってたんやろう、きっと。今は質を落とさずにアニメを制作するために1クール放送し、間をあけて2クール目を放送するというのが主流になっていて、どんなに面白いと思うた作品でもよほど反響が大きくないと「第2期」は制作してもらえんのですよねえ。つまりこれはアニメというものがパッケージ化された「産業」になっているということなんで、昔のように放送予定の途中で打ち切りとかいうことがない代わりに好評につき放送延長ということもなくなった。それがええことか悪いことかはわからんけれど、「マイホームヒーロー」みたいに1クールでとりあえず終わらせ、原作はかなり長い作品なのにアニメは1クールのみ、なんてものも出てくる。いろんな事情があるのかもしれんけれど、やはり中途半端な終わり方をしてるというイメージしか残らんのは原作者に対して失礼なんやないかと思う。
昼食後、午睡。妻は日帰り帰省の予定やったけれど、いろいろあって今日は帰省せず。私は夕刻起きてから夕食をはさんでほとんど読書。でも読み切れず。間に社説のダウンロードなど。今週のサンテレビ「熱血!タイガース党」のゲストは桐敷拓馬投手。タイトルも取ったし、引っ張りだこなんはわかるけれど、ちょっと休ませたげてよと思わんでもないですね。
昼食後、午睡。妻は日帰り帰省の予定やったけれど、いろいろあって今日は帰省せず。私は夕刻起きてから夕食をはさんでほとんど読書。でも読み切れず。間に社説のダウンロードなど。今週のサンテレビ「熱血!タイガース党」のゲストは桐敷拓馬投手。タイトルも取ったし、引っ張りだこなんはわかるけれど、ちょっと休ませたげてよと思わんでもないですね。
事件当夜は雨 [読書全般]
今日は定休日。木曜の定休日に休むのは3週間ぶり。朝は少しゆっくり目覚め、たまっているアニメをがっつりと見る。昼食後は午睡。今日は一段と寒く、布団に入ったらなかなか出られない。夕刻、目覚めて読書。やっと読みかけの本を読了してしまう。
夕食後は社説のダウンロードなど。ナベツネこと読売新聞主筆の渡辺恒雄さんの訃報。プロ野球界において良くも悪くも影響力の大きかった人物。なにしろ2004年の「たかが選手」発言は1リーグに進みかけていた球界再編が一気に2リーグ存続に傾いた一言で、あの一言以降、ジャイアンツは球界の盟主の座から一気に滑り落ちた感がある。さて、ナベツネ没後、読売新聞の政府自民党べったり体質がどう変わっていくのか。
ヒラリー・ウォー/吉田誠一・訳「事件当夜は雨」(創元推理文庫)読了。積読の中から引っ張り出して、久しぶりにヒラリー・ウォーを読んでみた。雨の夜、小さな町で果樹園種が射殺される。署長のフェローズをはじめとするチームは怪しい人物のアリバイを次々と捜査するけれど、まったく進展しない。被害者は殺されるほど恨まれるような要素のない人物で、女好きの弟と間違われて殺されたのか。被害者の妻が浮気をしていて、その相手が殺したのか。手詰まりになりかけたところでついに犯人らしき人物のアリバイ崩しに成功したが……という話。犯人のアリバイ崩しまではいささか退屈。ところが犯人を逮捕したあとからぐっと読み手をひきつけてくる。そして意外といえば意外な真相が明らかになる。ただ、ミステリとしては謎解きの要素は少なく、アンフェアやないかという感じがした。ただ、発表当時は犯罪小説としてはかなり目新しいものやったんやろうなあと思わせる面はあった。私の嗜好とはちょっと外れていたかな。私はミステリには「ああ、一杯食わされた」とか「ハラハラドキドキわくわく」を求めてしまうからなあ。
夕食後は社説のダウンロードなど。ナベツネこと読売新聞主筆の渡辺恒雄さんの訃報。プロ野球界において良くも悪くも影響力の大きかった人物。なにしろ2004年の「たかが選手」発言は1リーグに進みかけていた球界再編が一気に2リーグ存続に傾いた一言で、あの一言以降、ジャイアンツは球界の盟主の座から一気に滑り落ちた感がある。さて、ナベツネ没後、読売新聞の政府自民党べったり体質がどう変わっていくのか。
ヒラリー・ウォー/吉田誠一・訳「事件当夜は雨」(創元推理文庫)読了。積読の中から引っ張り出して、久しぶりにヒラリー・ウォーを読んでみた。雨の夜、小さな町で果樹園種が射殺される。署長のフェローズをはじめとするチームは怪しい人物のアリバイを次々と捜査するけれど、まったく進展しない。被害者は殺されるほど恨まれるような要素のない人物で、女好きの弟と間違われて殺されたのか。被害者の妻が浮気をしていて、その相手が殺したのか。手詰まりになりかけたところでついに犯人らしき人物のアリバイ崩しに成功したが……という話。犯人のアリバイ崩しまではいささか退屈。ところが犯人を逮捕したあとからぐっと読み手をひきつけてくる。そして意外といえば意外な真相が明らかになる。ただ、ミステリとしては謎解きの要素は少なく、アンフェアやないかという感じがした。ただ、発表当時は犯罪小説としてはかなり目新しいものやったんやろうなあと思わせる面はあった。私の嗜好とはちょっと外れていたかな。私はミステリには「ああ、一杯食わされた」とか「ハラハラドキドキわくわく」を求めてしまうからなあ。
どこまで伝わったかな [日常生活]
今日も出勤日。正直なところ、昨日成績処理がすんだんで、今日は何となく出勤するのが面倒な気分。とはいえ、授業は進めておかんと、3学期はそもそも授業時間が少ないから駆け足で授業を進める羽目になる。というわけで、3コマの授業をがっつりと進める。今日は「子どもの貧困」について。以前勤務していた学校では進学するにも教育費が家庭になく、奨学金を限度額めいっぱい借りて専門学校に入学する生徒もいるという話をする。坂道の学校の生徒はそれほど困窮している家庭の生徒はいてへんので、どこまでそれが伝わったか。私のお山の学校で奨学金の担当をしていた時の経験を語ったりしたけれど、ピンとこない生徒は多かったかもしれんなあ。でも、そういう生徒が同世代にいてるということは知っておいてほしいという思いは込めたつもり。
そうやね、お山の学校にいたころは今頃は成績算出などよりも奨学金関係の仕事が忙しかったんや。そういうことは忘れたらあかんと自戒。
午後、昼食をとったら無性に眠くなってきた。それでも明日と明後日は時間割変更で3コマも私の担当する授業がある。さすがにここからフル出勤はもう無理。自習課題を印刷したりした後、会議などがあって、定時に退出。
昨日はバスは予定の1分前に通過し寄って歯噛みしたけれど、今日は余裕でバス停に着く。そういう時に限って予定よりも5分くらいバスは遅れて到着。通勤にバスがからむとこういうことは当たり前なんやけれど、昨日と今日が逆やったらスムーズに帰宅できたのにと思うと、なんとなく嫌な気分になってしまう。それ以外は比較的スムーズに乗り換えられて、帰宅したらもう寝床にダウン。夕食後、社説のダウンロードなどをしてから読書をしようと思うけれど、寝落ち。明日は思い切り休みます。ここのところハイペースで読書が進んでいたけれど、昨日今日は思うように読書も進まず。それくらい仕事がめいっぱいやった、ということやろうね。
そうやね、お山の学校にいたころは今頃は成績算出などよりも奨学金関係の仕事が忙しかったんや。そういうことは忘れたらあかんと自戒。
午後、昼食をとったら無性に眠くなってきた。それでも明日と明後日は時間割変更で3コマも私の担当する授業がある。さすがにここからフル出勤はもう無理。自習課題を印刷したりした後、会議などがあって、定時に退出。
昨日はバスは予定の1分前に通過し寄って歯噛みしたけれど、今日は余裕でバス停に着く。そういう時に限って予定よりも5分くらいバスは遅れて到着。通勤にバスがからむとこういうことは当たり前なんやけれど、昨日と今日が逆やったらスムーズに帰宅できたのにと思うと、なんとなく嫌な気分になってしまう。それ以外は比較的スムーズに乗り換えられて、帰宅したらもう寝床にダウン。夕食後、社説のダウンロードなどをしてから読書をしようと思うけれど、寝落ち。明日は思い切り休みます。ここのところハイペースで読書が進んでいたけれど、昨日今日は思うように読書も進まず。それくらい仕事がめいっぱいやった、ということやろうね。
3学期制と前後期制 [教育]
今日も出勤日。今日のお仕事は答案配布。短縮授業のために授業が行われなかった科目の答案をクラス別に配布するという日。私は昨日までに全クラス返却したから、欠席していて渡せなんだ分を他の先生たちに託した。私が担当したクラスは全員が出席していて、しかも配布する科目も少なく、非常にスムーズに事が運んだけれど、他の方が担当したクラスではなかなか大変やったところもあったみたい。こういうのはほんまに運不運があるなあ。さすがに転勤2年目の2学期末ともなるとこのシステムにも慣れてきた。ほんま、学校によっていろいろとシステムが違うので、慣れるまで大変なんですよ。
午後からは成績処理の最終作業。プリントアウトした成績一覧を他の先生と読み合わせ。打ち間違いがないか最後の確認をして、これで成績処理業務は終了。もっとも3学期末にはまたこれをやらんならんと思うとちょときついけれども。長年前後期制の学校にばかり(約20年くらい!)いてたから、たった1年半くらいでは3学期制のリズムには戻られん。できたら再任用最終年までこの坂道の学校に勤務し続けたい。またこれで前後期制の学校に戻ったら、それはそれでリズムを戻すのに苦労するやろうから。
明後日から定休日やけれど、時間割変更のため、2日とも私の担当している授業がある。さすがにフル出勤は体がもたんので、自習課題を作ったりしてから、定時より5分ほど遅れて退出。それでもバスの時間にはぎりぎり間に合う……はずやったけれど、無情にもバスは目の前で出て行った。時計を見たら1分早く通過してるやん。まあ、バスというのはそういうもんやけれど、次のバスはかなり遅れてきたんで、寒風の中15分以上待ってた。疲れ切った体にはこれがこたえます。
ATMに寄ったりしたのでますます帰りの時間がずれて、なんやかんやで遅くなった。バス1本の差が大きく予定を狂わせたということやね。
夕食後は社説のダウンロードなど。読書も少し。疲れが出て、少しうとうと。明日はまだお仕事。成績処理が終わったんやから、少しは楽させてちょうだいなどと甘えられんのが進学校の辛さですねえ。
午後からは成績処理の最終作業。プリントアウトした成績一覧を他の先生と読み合わせ。打ち間違いがないか最後の確認をして、これで成績処理業務は終了。もっとも3学期末にはまたこれをやらんならんと思うとちょときついけれども。長年前後期制の学校にばかり(約20年くらい!)いてたから、たった1年半くらいでは3学期制のリズムには戻られん。できたら再任用最終年までこの坂道の学校に勤務し続けたい。またこれで前後期制の学校に戻ったら、それはそれでリズムを戻すのに苦労するやろうから。
明後日から定休日やけれど、時間割変更のため、2日とも私の担当している授業がある。さすがにフル出勤は体がもたんので、自習課題を作ったりしてから、定時より5分ほど遅れて退出。それでもバスの時間にはぎりぎり間に合う……はずやったけれど、無情にもバスは目の前で出て行った。時計を見たら1分早く通過してるやん。まあ、バスというのはそういうもんやけれど、次のバスはかなり遅れてきたんで、寒風の中15分以上待ってた。疲れ切った体にはこれがこたえます。
ATMに寄ったりしたのでますます帰りの時間がずれて、なんやかんやで遅くなった。バス1本の差が大きく予定を狂わせたということやね。
夕食後は社説のダウンロードなど。読書も少し。疲れが出て、少しうとうと。明日はまだお仕事。成績処理が終わったんやから、少しは楽させてちょうだいなどと甘えられんのが進学校の辛さですねえ。
幕府パリで戦う [読書全般]
今日は出勤日。授業は2コマ。空き時間は成績処理業務に費やす。全クラスの答案返却も終わり、計算ミスなどの修正も完了。午後は眠いのをこらえながら成績処理業務を完成させる。やれやれです、いやほんま。
最終調整をするために少しだけ残業して退出。外は本格的に寒くなってきた。
帰宅後、寝床にどぶさり、少し読書。夕食後も読書の続き。少しうとうと。成績処理業務が終わってほっとしたからかな。疲れがどっと出た感じ。目覚めて社説のダウンロードなど。明日は成績提出締め切り日。休んじゃおられんのです。
南條範夫「幕府パリで戦う」(集英社文庫)読了。積読の中から取り出す。数年前、渋沢栄一を主人公にした大河ドラマ「晴天を衝け」に合わせて復刊されたもの。大河ドラマや朝のテレビ小説のありがたいところは、取り上げられた人物に関係した絶版本が見直され、復刊されるところ。ただ、その時でないとすぐに品切れになってしまうのが難点。南條範夫作品などは「わが恋せし淀君」など絶版になった傑作が多いのがもったいない。
本書は、若き日の渋沢栄一が徳川昭武のパリ万博派遣の一行として渡欧し、徳川幕府と薩長の争いに乗じて英国公使のパークスと仏国公使のロッシュが陰で日本での権益をめぐり暗闘するのに巻きこまれていく様子を描く。英国のスパイとして暗躍するのはシーボルト。仏国の正式な案内役を差し置いて使節団に取り入り、なんとか昭武を英国で確保しておこうとする。そのためにはハニートラップを仕掛けたり、薩摩の呼んだ短刀投げの芸人を使いわざと昭武を襲わせたり。それに気づいている渋沢は、シーボルトに悟られないように逆に彼を利用して幕府の権益を守ろうとする。そんな中で経済の重要性を知り、会社組織や銀行に関する知識を蓄えていく……という話。作者と思しき人物が晩年の渋沢栄一を訪ねて当時のことを聞き取るという構成になっている。パリでの渋沢の奮闘が描かれた後で、晩年の渋沢が再登場して、歴史の流れに身を任せながら、自ら何が重要なものかを学びとっていったことを回想するところで物語を閉じているけれど、それが現代の読者への警句になっているところがみそ。そやからというて決して説教臭いわけやない。シーボルトたちと渋沢の虚々実々の駆け引きなど、読んでいてわくわくするし、全く違う文化や文明に触れた若者の血気などもひりひりと伝わってくる。ドラマに便乗して書かれたものではなく、作者が自ら見つけたテーマやからこそ面白くなる。優れた作家は、そうやって自分ならではのテーマを見つけて、自分の中で消化しきった上で読み手にその興奮を突き付けてくるのです。本書など、大河ドラマがなければ埋もれたままになっていたかもしれん作品。そういう意味では、ドラマでは定番の人物ではなく意外な人物を主人公にしたものがもっと作られていい。本書のような宝物が発掘される機会になるんやから。
最終調整をするために少しだけ残業して退出。外は本格的に寒くなってきた。
帰宅後、寝床にどぶさり、少し読書。夕食後も読書の続き。少しうとうと。成績処理業務が終わってほっとしたからかな。疲れがどっと出た感じ。目覚めて社説のダウンロードなど。明日は成績提出締め切り日。休んじゃおられんのです。
南條範夫「幕府パリで戦う」(集英社文庫)読了。積読の中から取り出す。数年前、渋沢栄一を主人公にした大河ドラマ「晴天を衝け」に合わせて復刊されたもの。大河ドラマや朝のテレビ小説のありがたいところは、取り上げられた人物に関係した絶版本が見直され、復刊されるところ。ただ、その時でないとすぐに品切れになってしまうのが難点。南條範夫作品などは「わが恋せし淀君」など絶版になった傑作が多いのがもったいない。
本書は、若き日の渋沢栄一が徳川昭武のパリ万博派遣の一行として渡欧し、徳川幕府と薩長の争いに乗じて英国公使のパークスと仏国公使のロッシュが陰で日本での権益をめぐり暗闘するのに巻きこまれていく様子を描く。英国のスパイとして暗躍するのはシーボルト。仏国の正式な案内役を差し置いて使節団に取り入り、なんとか昭武を英国で確保しておこうとする。そのためにはハニートラップを仕掛けたり、薩摩の呼んだ短刀投げの芸人を使いわざと昭武を襲わせたり。それに気づいている渋沢は、シーボルトに悟られないように逆に彼を利用して幕府の権益を守ろうとする。そんな中で経済の重要性を知り、会社組織や銀行に関する知識を蓄えていく……という話。作者と思しき人物が晩年の渋沢栄一を訪ねて当時のことを聞き取るという構成になっている。パリでの渋沢の奮闘が描かれた後で、晩年の渋沢が再登場して、歴史の流れに身を任せながら、自ら何が重要なものかを学びとっていったことを回想するところで物語を閉じているけれど、それが現代の読者への警句になっているところがみそ。そやからというて決して説教臭いわけやない。シーボルトたちと渋沢の虚々実々の駆け引きなど、読んでいてわくわくするし、全く違う文化や文明に触れた若者の血気などもひりひりと伝わってくる。ドラマに便乗して書かれたものではなく、作者が自ら見つけたテーマやからこそ面白くなる。優れた作家は、そうやって自分ならではのテーマを見つけて、自分の中で消化しきった上で読み手にその興奮を突き付けてくるのです。本書など、大河ドラマがなければ埋もれたままになっていたかもしれん作品。そういう意味では、ドラマでは定番の人物ではなく意外な人物を主人公にしたものがもっと作られていい。本書のような宝物が発掘される機会になるんやから。
天山の巫女ソニン3朱烏の星 [読書全般]
今日は「たちよみの会」例会。昼前に出る前に、見られるだけのアニメや日曜朝の「仮面ライダーガヴ」「ブンブンジャー」などを見てしまう。
人出は多かったけれど、阪急の特急には何とか座れて、車中で読書。今日の例会には古参会員Y氏が来てくれたけれど、仕事の関係で早めに発つ。時間いっぱいまで「本の雑誌」を読んだりしてから「フランソア喫茶室」からひとりで「丸善」に移動。何冊か本を買い、その足でお歳暮を買いに麩屋町の「大藤」へ。自宅と、マンションでのお付き合いのあるお家への手土産に千枚漬けを買う。年中行事となっていて、今年もささやかな贅沢であるおいしい千枚漬けを食べられる時期になったんやなあと実感。
帰宅後、寝床で少し疲れをとり、夕食。食後、社説のダウンロードや読書など。
昨日、日記を書いたあと宿題を少しして、今日もその続きをする。なんとか成績は出せる目途が立った。やれやれです。
菅野雪虫「天山の巫女ソニン3朱烏の星」(講談社文庫)読了。今回はイウォル王子は国境侵犯をしたという自国の「森の民」を解放してもらう交渉役として北の国「巨山」に赴き、ソニンも従者として初めて「巨山」に。彼女はそこで「狼殺しの王」の異名を持つ巨山王が思っていたよりも穏やかで国民からの人気もあると知る。さらに王女のイェラと出会い、天文に関する話題になるとイェラが不機嫌になることが気にかかる。無事帰国の途についたイウォル王子一行は雪崩に遭い、イウォル王子がさらわれ……という話。
土木や建築などに優れている巨山国では民も王の治世に満足しているように見えたが、実は弱者の犠牲の上に成り立っていることや、都合の悪い歴史をなかったことにしているという現実に直面するソニンが、次第に「怒り」などの感情や「平和」と「戦争」について考えるようになっていくあたりが読みどころ。第1巻では巫女の世界しか知らず無垢であったソニンに、「欲」や「感情」が備わっていくわけやけれど、聡明な彼女はそうした社会の矛盾に対して自分がどう受け止めるべきなのか考え始める。児童向けのファンタジーながら、ビルドゥングス・ロマンとしても非常に優れている。大矢博子さんの解説によると、次巻では第2巻の舞台となった江南と本作の舞台である巨山の関係が描かれるようなので、ソニンの住む沙維との3つの国の関係がどう動き、ソニンやイウォル王子がどう関わっていくのか、楽しみでならない。慌てずにまた少し間をおいて読むことにしよう。
人出は多かったけれど、阪急の特急には何とか座れて、車中で読書。今日の例会には古参会員Y氏が来てくれたけれど、仕事の関係で早めに発つ。時間いっぱいまで「本の雑誌」を読んだりしてから「フランソア喫茶室」からひとりで「丸善」に移動。何冊か本を買い、その足でお歳暮を買いに麩屋町の「大藤」へ。自宅と、マンションでのお付き合いのあるお家への手土産に千枚漬けを買う。年中行事となっていて、今年もささやかな贅沢であるおいしい千枚漬けを食べられる時期になったんやなあと実感。
帰宅後、寝床で少し疲れをとり、夕食。食後、社説のダウンロードや読書など。
昨日、日記を書いたあと宿題を少しして、今日もその続きをする。なんとか成績は出せる目途が立った。やれやれです。
菅野雪虫「天山の巫女ソニン3朱烏の星」(講談社文庫)読了。今回はイウォル王子は国境侵犯をしたという自国の「森の民」を解放してもらう交渉役として北の国「巨山」に赴き、ソニンも従者として初めて「巨山」に。彼女はそこで「狼殺しの王」の異名を持つ巨山王が思っていたよりも穏やかで国民からの人気もあると知る。さらに王女のイェラと出会い、天文に関する話題になるとイェラが不機嫌になることが気にかかる。無事帰国の途についたイウォル王子一行は雪崩に遭い、イウォル王子がさらわれ……という話。
土木や建築などに優れている巨山国では民も王の治世に満足しているように見えたが、実は弱者の犠牲の上に成り立っていることや、都合の悪い歴史をなかったことにしているという現実に直面するソニンが、次第に「怒り」などの感情や「平和」と「戦争」について考えるようになっていくあたりが読みどころ。第1巻では巫女の世界しか知らず無垢であったソニンに、「欲」や「感情」が備わっていくわけやけれど、聡明な彼女はそうした社会の矛盾に対して自分がどう受け止めるべきなのか考え始める。児童向けのファンタジーながら、ビルドゥングス・ロマンとしても非常に優れている。大矢博子さんの解説によると、次巻では第2巻の舞台となった江南と本作の舞台である巨山の関係が描かれるようなので、ソニンの住む沙維との3つの国の関係がどう動き、ソニンやイウォル王子がどう関わっていくのか、楽しみでならない。慌てずにまた少し間をおいて読むことにしよう。
小さき王たち 第二部:泥流 [読書全般]
今日は完全休養日。午前中はたまりにたまっていたアニメをあらかた見てしまう。まだたまってるのもあるんやけれど、来週の定休日にはがしがしと見よう。
昼食後、午睡。夕刻起きて、しばらく読書。読了後、社説のダウンロードなど。夕食後も読書やらスマホをいじったりやら。12月なんで、スマホでベートーヴェンの第九を聴いたりして過ごす。オトマール・スウィトナー指揮ベルリン響のものなど。
明日は「たちよみの会」例会。買い物などもしたいので、しっかり寝るか。その前に宿題もちょっとはやっておかんとな。
堂場瞬一「小さき王たち 第二部:泥流」(ハヤカワ文庫JA)読了。第一部から20年以上たち、主人公は田岡と高樹の息子の代に移っている。バブルが崩壊し、阪神淡路大震災を経て政界とマスコミの関係も変わりつつある。第一部の主人公だった田岡は代議士となり、将来の総理と目される存在となっており、高樹は新聞社本社の社会部長となっている。田岡の息子の稔は父の秘書となり、高樹の息子の和希は同じ新聞社に入社して父と同じ新潟支局に配属される。和希のもとに新人代議士のブレーンに関する詐欺のタレコミの電話がかかってくる。本社の社会部でも同じ人物を追う取材が行われ、検察も動き出す。しかし、稔はこれらの事件の陰で動く人物と、父親の謎の動きを感じ取る。ただ、その動きについては何も知らされず、父の指示に従って動くのみ。やがて検察と社会部が本格的に動き出し、詐欺事件と民自党の関係が明るみに出るかと思われたが……という話。
第一部で高樹の取材と記事で政治家として大切な時期を棒に振った田岡が、20数年越しに復讐するというのが大筋の話なのだけれど、単にガセネタをつかませるというような単純なものではなく、この件で田岡が政界でのし上がる足がかりにようとしたり、また政治家がマスメディアを自分たちの手足としようという陰謀が動いていたりする。新聞社では、政治部と社会部のどちらが紙面をリードしていくかという内部の争いも絡む。時の流れと、そして正解とメディアの関係の変化などが重層的に展開されていき、目が離せない。ただ、息子の世代が主人公であるとはいえ、父親たちはまだまだ現役で、若い息子たちがそれぞれの親たちの恩讐に引きずり回されてしまうという展開のため、なかなか成長する様子が見られんというのがもどかしいところ。巻末では作者と書評家の大矢博子さんの対談が収録されていて、そこで作者は「第三部が一番面白くなる」と明言しているので、完結編となる第三部を楽しみにしたい。
明日、12月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
昼食後、午睡。夕刻起きて、しばらく読書。読了後、社説のダウンロードなど。夕食後も読書やらスマホをいじったりやら。12月なんで、スマホでベートーヴェンの第九を聴いたりして過ごす。オトマール・スウィトナー指揮ベルリン響のものなど。
明日は「たちよみの会」例会。買い物などもしたいので、しっかり寝るか。その前に宿題もちょっとはやっておかんとな。
堂場瞬一「小さき王たち 第二部:泥流」(ハヤカワ文庫JA)読了。第一部から20年以上たち、主人公は田岡と高樹の息子の代に移っている。バブルが崩壊し、阪神淡路大震災を経て政界とマスコミの関係も変わりつつある。第一部の主人公だった田岡は代議士となり、将来の総理と目される存在となっており、高樹は新聞社本社の社会部長となっている。田岡の息子の稔は父の秘書となり、高樹の息子の和希は同じ新聞社に入社して父と同じ新潟支局に配属される。和希のもとに新人代議士のブレーンに関する詐欺のタレコミの電話がかかってくる。本社の社会部でも同じ人物を追う取材が行われ、検察も動き出す。しかし、稔はこれらの事件の陰で動く人物と、父親の謎の動きを感じ取る。ただ、その動きについては何も知らされず、父の指示に従って動くのみ。やがて検察と社会部が本格的に動き出し、詐欺事件と民自党の関係が明るみに出るかと思われたが……という話。
第一部で高樹の取材と記事で政治家として大切な時期を棒に振った田岡が、20数年越しに復讐するというのが大筋の話なのだけれど、単にガセネタをつかませるというような単純なものではなく、この件で田岡が政界でのし上がる足がかりにようとしたり、また政治家がマスメディアを自分たちの手足としようという陰謀が動いていたりする。新聞社では、政治部と社会部のどちらが紙面をリードしていくかという内部の争いも絡む。時の流れと、そして正解とメディアの関係の変化などが重層的に展開されていき、目が離せない。ただ、息子の世代が主人公であるとはいえ、父親たちはまだまだ現役で、若い息子たちがそれぞれの親たちの恩讐に引きずり回されてしまうという展開のため、なかなか成長する様子が見られんというのがもどかしいところ。巻末では作者と書評家の大矢博子さんの対談が収録されていて、そこで作者は「第三部が一番面白くなる」と明言しているので、完結編となる第三部を楽しみにしたい。
明日、12月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
石井大智は理系 [プロ野球]
今朝は思うたより早く目覚めた。おそらく体がまだ通常営業モードのままなんでしょう。午前中は見られるだけたまっているアニメを見る。1日出勤日が多いだけで見ても見てもまだ見切られんほど深夜アニメを録画しているんやというのを実感。
昼食後、午睡。夕刻目覚めると、妻は日帰り帰省中。今週録画した朝ドラ再放送の「カムカムエブリバディ」を一気に見る。これで少しHDDレコーダの残容量がましになった。
妻が帰宅するまでしばらく読書。妻が帰宅して一息つくまで待って夕食。サンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今週のゲストは石井大智投手。秋田高専出身で理系らしく投球時にどういう動きをしているかとか、どの筋肉を強化しなければならないかとか、非常に論理的な説明をする。普段マウンド上では力任せにえいやっと投げている印象があったけれど、その裏では精緻に組み立てられた理論があり、理想は歩くようにして投げるというところにあるそうです。体のバランスの問題なんですね。これを言語化する際に、春のキャンプでのインタビューでは関数を用いてたりしたけれど、今日はそこまではせず。まあ、春季キャンプで「Δtというのは……」なんて口にした時にはびっくりしたのを覚えていたけれど。
夕食後は社説のダウンロードなど。読書の続きを……と思うてたら、寝落ち。やっぱり疲れてたんやなあ。宿題もあったけれど、明日に回そう。
12月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
昼食後、午睡。夕刻目覚めると、妻は日帰り帰省中。今週録画した朝ドラ再放送の「カムカムエブリバディ」を一気に見る。これで少しHDDレコーダの残容量がましになった。
妻が帰宅するまでしばらく読書。妻が帰宅して一息つくまで待って夕食。サンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。今週のゲストは石井大智投手。秋田高専出身で理系らしく投球時にどういう動きをしているかとか、どの筋肉を強化しなければならないかとか、非常に論理的な説明をする。普段マウンド上では力任せにえいやっと投げている印象があったけれど、その裏では精緻に組み立てられた理論があり、理想は歩くようにして投げるというところにあるそうです。体のバランスの問題なんですね。これを言語化する際に、春のキャンプでのインタビューでは関数を用いてたりしたけれど、今日はそこまではせず。まあ、春季キャンプで「Δtというのは……」なんて口にした時にはびっくりしたのを覚えていたけれど。
夕食後は社説のダウンロードなど。読書の続きを……と思うてたら、寝落ち。やっぱり疲れてたんやなあ。宿題もあったけれど、明日に回そう。
12月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。
疲労もアニメもたまる一方 [日常生活]
今日は定休日……なんやけれど、時間割変更で火曜の午前の授業があり、なおかつ成績に関する作業が残っていたので出勤。来週の出勤日に代休をとった。
テスト返却やノート返却を午前中の授業3コマでしてしまい、午後からは提出させたノートチェック。本来休みの日に仕事をしているというだけやなく、生徒の成績にかかわる作業をずっと集中してぶっ通しで続けたので、ノートチェックがすべて終わったらもう何もできんくらいへろへろになった。あとはエクセルで作った表にデータを打ちこむ作業のみ。これは月曜の空き時間にもできるので、今日は定時で退出。連日残業でテストの採点をしたりした上に休日出勤までしたんで、もうこれ以上は働きたくない。
午睡もしてへんから疲労はたまる一方。アニメもたまる一方。
それでも帰路の車中では読書などをして眠らんようにした。寝てしもうたら起きられんようになること必定ですからね。
帰宅後、少し寝床にどぶさりわずかでも回復を図る。夕食後は社説のダウンロードやなんや読書の続きや何やかや。気がついたらうたた寝。目覚めたらとにかくパソコンには向かう。寝落ちしてしまう前に日記だけでも書いてしまいたかったからね。
どんなに面白い本を読んでいても、疲労と睡魔には勝てません。明日はひたすら疲労回復の予定。でも、アニメも見たいし本も読みたいし、エクセルの表計算の数値もいじりたいし。とにかくあとひと踏ん張りせんならんことだけは確か。あ、そういえばそろそろ年賀状のデザインも考えんとあかんな。「年賀じまい」が流行っているらしいけれど、年賀状一枚だけでずっと会うてなくても縁のつながっている人たちもいてるし、その縁をたやすく切ってしまう気にはなれんのですよ。でも、今はただただ疲れているのでそんなこともでけんなあ。
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テスト返却やノート返却を午前中の授業3コマでしてしまい、午後からは提出させたノートチェック。本来休みの日に仕事をしているというだけやなく、生徒の成績にかかわる作業をずっと集中してぶっ通しで続けたので、ノートチェックがすべて終わったらもう何もできんくらいへろへろになった。あとはエクセルで作った表にデータを打ちこむ作業のみ。これは月曜の空き時間にもできるので、今日は定時で退出。連日残業でテストの採点をしたりした上に休日出勤までしたんで、もうこれ以上は働きたくない。
午睡もしてへんから疲労はたまる一方。アニメもたまる一方。
それでも帰路の車中では読書などをして眠らんようにした。寝てしもうたら起きられんようになること必定ですからね。
帰宅後、少し寝床にどぶさりわずかでも回復を図る。夕食後は社説のダウンロードやなんや読書の続きや何やかや。気がついたらうたた寝。目覚めたらとにかくパソコンには向かう。寝落ちしてしまう前に日記だけでも書いてしまいたかったからね。
どんなに面白い本を読んでいても、疲労と睡魔には勝てません。明日はひたすら疲労回復の予定。でも、アニメも見たいし本も読みたいし、エクセルの表計算の数値もいじりたいし。とにかくあとひと踏ん張りせんならんことだけは確か。あ、そういえばそろそろ年賀状のデザインも考えんとあかんな。「年賀じまい」が流行っているらしいけれど、年賀状一枚だけでずっと会うてなくても縁のつながっている人たちもいてるし、その縁をたやすく切ってしまう気にはなれんのですよ。でも、今はただただ疲れているのでそんなこともでけんなあ。
12月15日(日)は「たちよみの会」例会です。今月も13:00~15:00の短縮バージョンです。ご参加お待ちしています。