落花狼藉 [読書全般]
今日も定休日。昨夜までに録画した深夜アニメをほぼ見てしまう。疲れました。昼食後、午睡。夕刻起きてから社説のダウンロードなど。
大相撲初場所は13日目。金峰山が琴櫻を下して2敗を守り、3敗組は豊昇龍は大の里をのけぞらせておいて土俵に這わせる。霧島は高安を一蹴。尊富士は阿炎を一気の寄りで倒し、物言いはついたけれど軍配通りで勝つ。王鵬は宇良を叩きこむ。あと2日。金峰山は霧島と、豊昇龍は尊富士と星のつぶし合い。王鵬は隆の勝と対戦。霧島の動きがどんどん良くなってきているから、金峰山の勢いにも負けてへんやろう。豊昇龍は尊富士には勝てそうに思うけれど、これも読めない。今の王鵬やったら隆の勝は相手にせんと思う。全く先が読めんなあ。
夕食時はサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。ゲストは毎年恒例のドラフト1位と2位の選手。伊原と今朝丸が生テレビ初出演。二人とも堂々としたもの。大学、社会人を経た伊原が落ち着いているのはわかるけれど、今朝丸の落ち着きぶりにはびっくり。そう言えば、藤浪も新人でも落ち着いていたなあ。将来楽しみな逸材です。
その後は寝床で読書など。
朝井まかて「落花狼藉」(双葉文庫)読了。吉原を作り上げた西田屋、庄司甚右衛門と、甚右衛門に拾われた孤児で、甚右衛門に嫁いで女将となった花仍(はなよ)の物語。「亡八」と呼ばれながらも、幕府公認の花街である吉原を確立するまでの苦難や、そこから移転させられることが決まってからの苦労。花魁たちの生き方もリアルに描かれる。主人公は花仍なんやけれど、女将としての未熟さに自ら歯噛みし、産褥でなくなった太夫の娘を引き取りわが子として育て西田屋の女将にまでするまでの親子の葛藤。男性たちの理屈、女将の心情、それらがないまぜになりながらも、吉原という街を自らの誇りとして生きていく姿がずしりと胸に響いてくる。様々な女性を描いている作者ならではの独自の視点が、本書でも大いに生きている。女性の作家として花街を描くというところが本書の読みどころ。女性の作家でなければ書けない物語であることは間違いない。この作者のものをすべて読んでいるわけやないけれど、どれを読んでも外れがない。まだまだ積読で読んでいないものが多く、楽しみは尽きないですねえ。
大相撲初場所は13日目。金峰山が琴櫻を下して2敗を守り、3敗組は豊昇龍は大の里をのけぞらせておいて土俵に這わせる。霧島は高安を一蹴。尊富士は阿炎を一気の寄りで倒し、物言いはついたけれど軍配通りで勝つ。王鵬は宇良を叩きこむ。あと2日。金峰山は霧島と、豊昇龍は尊富士と星のつぶし合い。王鵬は隆の勝と対戦。霧島の動きがどんどん良くなってきているから、金峰山の勢いにも負けてへんやろう。豊昇龍は尊富士には勝てそうに思うけれど、これも読めない。今の王鵬やったら隆の勝は相手にせんと思う。全く先が読めんなあ。
夕食時はサンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。ゲストは毎年恒例のドラフト1位と2位の選手。伊原と今朝丸が生テレビ初出演。二人とも堂々としたもの。大学、社会人を経た伊原が落ち着いているのはわかるけれど、今朝丸の落ち着きぶりにはびっくり。そう言えば、藤浪も新人でも落ち着いていたなあ。将来楽しみな逸材です。
その後は寝床で読書など。
朝井まかて「落花狼藉」(双葉文庫)読了。吉原を作り上げた西田屋、庄司甚右衛門と、甚右衛門に拾われた孤児で、甚右衛門に嫁いで女将となった花仍(はなよ)の物語。「亡八」と呼ばれながらも、幕府公認の花街である吉原を確立するまでの苦難や、そこから移転させられることが決まってからの苦労。花魁たちの生き方もリアルに描かれる。主人公は花仍なんやけれど、女将としての未熟さに自ら歯噛みし、産褥でなくなった太夫の娘を引き取りわが子として育て西田屋の女将にまでするまでの親子の葛藤。男性たちの理屈、女将の心情、それらがないまぜになりながらも、吉原という街を自らの誇りとして生きていく姿がずしりと胸に響いてくる。様々な女性を描いている作者ならではの独自の視点が、本書でも大いに生きている。女性の作家として花街を描くというところが本書の読みどころ。女性の作家でなければ書けない物語であることは間違いない。この作者のものをすべて読んでいるわけやないけれど、どれを読んでも外れがない。まだまだ積読で読んでいないものが多く、楽しみは尽きないですねえ。