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文民統制の例 [教育]

 今日も出勤日。昨日に続き冷える。今日の授業は4コマ。「平和主義と安全保障」なんてところを教えている。自衛隊の原則として「専守防衛」とか「文民統制(シビリアンコントロール)」があるよ、というようなところなんやけれど、この「文民統制」の概念はなかなか理解しにくい部分。口では「戦前の軍部の暴走は政府が軍に対して命令できない形やったこと」なんて言うてみるんやけれど、なかなかぴんと来ない感じ。
 実はいい例として、映画「シン・ゴジラ」を見せるという手がある。ゴジラに自衛隊が攻撃をかけるのに際して、大杉漣さん演じる総理大臣がその決断を迫られる場面がある。総理のGOサインが無かったらどんな装備を用意していても使用でけん、という場面。國村隼さん演じる統合幕僚長はいつでも撃てまっせと言うている。総理は苦衷の表情を浮かべて許可をする。そしてゴジラに対する自衛隊の総攻撃が始まる。
 これが「文民統制」なんですよ、と映画を見せたいところなんやけれど、今は1月末。授業計画ではここで映画のその場面を見せるだけの時間的余裕がない。Youtubeで「シン・ゴジラ」の予告編を探したけれど、その場面の映像はあっても音声はただただ音楽が流れているだけ。

 これでは何のこっちゃわからん。
 お、セリフ入りのもあるぞ。

 これでもわかりにくいけれど、補足説明をしながら見せてみた。
 わかってくれたかなあ。
 定時に退出し、梅田で書店に寄ったりして帰宅。すぐに寝床にどぶさり、しばらく読書。夕食後はスマホをいじったり本を読んだりしてたら寝落ち。次に出勤するときはもう2月か。うーむ。
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