一人でいる違和感

　愛すれどTigers「真弓監督への期待」を新規更新しました。

　実家の事情で妻が連日外泊。うちには子どもがいてへんので一人寂しく過ごしている。
　独身に戻れてよろしいやないかなどという気楽な状態やないので、どちらかというと私一人で家を守る、というような感じか。
　あんまりネガティヴに物事は考えたくないんやけれど、例えば何らかの事情でこののちずっと私一人で暮らしていかなならんというようになったら……なんてしょうもない想像をしてしまう。
　考えられんなあ、と思う。自分の生活は、妻とワンセットになりきっている。結婚前は妻といっしょに暮らしてなんだわけで、なんでそんな生活ができてたんやと思うてしまうくらいやね。
　ともかく今日もひとり。寂しくて涙が出るというようなことはないけれど、明らかにいるべきところにいるべき人がいてない、その違和感。なんや落ち着きませんわ。

馬鹿麒麟

　大相撲元幕内の若麒麟が大麻不法所持の現行犯で逮捕された。以下読売新聞のサイトより引用。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090130-OYT1T00699.htm?from=nwla
“神奈川県警の発表によると、若麒麟容疑者は同日午後０時５０分頃、東京都港区六本木の音楽ＣＤ販売会社事務所で、ティッシュに包まれた乾燥大麻約１６グラム（末端価格約６万４０００円相当）を所持していた疑い。一緒にいた自称ミュージシャン平野力容疑者（３０）（同渋谷区元代々木町）も同容疑で現行犯逮捕された。調べに若麒麟容疑者は「自分で吸うために持っていた。大麻を葉巻に混ぜて吸ったことがある」と容疑を認めているという。
　県警は同日、大麻を密売したとして音楽ＣＤ販売会社のアルバイト店員を同容疑（譲渡）で逮捕。関連先として同社事務所を調べたところ、若麒麟容疑者と平野容疑者がいた。この際、若麒麟容疑者は、目の前の机の上に置いていた大麻をティッシュごと床に投げ捨てたという”
　若麒麟の名は、露鵬と白露山が尿検査の結果陽性やった時に、再検査の対象になりかろうじて陰性で解雇にいたらなんだ力士がいてると、週刊誌上では話題になっていた。もう一人、検査に参加せなんだ千代白鵬はその後も検査そのものを受けてへん力士として名前があがり、両名は週刊誌上では灰色扱いやった。
　やってたんや。
　若麒麟は現在は尾車部屋の所属やけれど、以前は押尾川部屋の力士やった。当時の師匠は元大関大麒麟の押尾川親方。押尾川親方はどんな有望な力士が出てきても決して自分の四股名の「麒麟」をつけさせなんだ。ところが、若麒麟にだけそれを許した。つまり、それだけ期待も大きかったということやろう。定年退職を前に部屋をたたんで弟子は元大関琴風の尾車親方に預けた。尾車親方は押尾川親方の意をくんで若麒麟の四股名はそのままにしておいた。
　その期待を裏切ったんや。小気味よい突き押しが持ち味で、幕内に定着したら面白い存在になると思われたのになあ。新旧両師匠の期待を裏切っただけやなく、若ノ鵬の逮捕以来信用回復に奔走している相撲協会の役員や、ひたすら相撲に精進している他の力士たちをも裏切ったというてもええやろう。
　まさか自分は捕まらんとたかをくくっていたか。それやったら若麒麟やない。馬鹿麒麟や。おそらく若ノ鵬、露鵬、白露山同様解雇ということになるんやないか。
　ところで、やはり週刊誌上で「灰色」とされた千代白鵬はどうなんか。気になってきた。そこまでアホやとは思いたくないけど。

怒る体力なし

　夜に体温を測ったら平熱。今のところインフルエンザには感染してへんような感じかな。お医者の先生の診断によると、熱が上がらん場合は週末くらいから咳がよう出るらしい。それはそれで嫌やな。
　とはいいながらも年度末に向けてどんどん仕事がつまってきている。同僚のインフルエンザが治って出勤してくるまでは何としても倒れられんと多少しんどうても気張ってきたけどね。明日からその同僚が出勤してくる。やっと復帰してくれたとほっとしたらどっと熱が出てきそうなんで、それが心配。まあただ倒れるにしても土日でしょう。間がええんだか悪いんだか。
　てなわけで、今日もへろへろ。運動場芝生化の資金を集めていた団体が、実は府の認可を受けてなんで、違法に金集めをしていたというようなかなり突っ込みどころのあるニュースもあるんやけれど、怒る気力もわいてきませんわ。知事の「府の認可を得たと聞いてゴーサインを出した」なんちゅう言い訳は法廷で通用するのかね。新聞もテレビももっと突っ込めよ。結構重要な問題やと思うのになあ。偏向報道かしらん。まあもう起こる気力も体力もないし、幸い熱が下がったし風呂に入って寝よ寝よ。

美しい四股名

　東幕下筆頭で全勝優勝した福岡が新十両に昇進した。本名の福岡から新たな四股名への変更も発表された。その名も隠岐の海。出身地の地名をそのままつけただけと思われるやろうけれど、これはなかなか美しい四股名やないか。
　豪栄道、普天王、豊真将……。かっこいいし強そうやけれど、音読みばかりで響きが美しくない（これはあくまで私の基準ね）四股名が目立つ中で、すべて訓読みで五音節という、しかも郷土の人たちから地元出身の力士と応援をしてもらいやすい四股名。これですよ、これ。
　たとえば日馬富士なんか、初めて見た人は「はるまふじ」と読めるか。読まれへんわな。難読のしこ名は、やはり好きやない。栃煌山の「煌」という漢字は一瞥しただけではどんな意味の漢字かすらわからん。漢字検定やないねんからね。こういう四股名は美しいとはいえん（しつこいようですが、あくまで私の基準です）。
　隠岐の海。ええ四股名をつけてもろたなあ。八角親方は自分の現役時代の四股名「北勝海」にこだわった時期があり、北勝力など「北勝」のつく四股名ばかり弟子につけていた。最近は本名の「保志」をつけるのが気に入っているみたいで、保志光（これは響きもええし字面もええ。くどいけれど、私の基準ですけどね）などがいる。そやから福岡もどっちかをつけられるんかなあと思うていただけに、意外やったね。こういう四股名の力士にはぜひ出世してほしいものです。

インフルエンザ・ストレス

　仕事帰りに医者に寄る。のどが痛いこと、微熱があることなどを問診で答える。お医者の先生がいうには、これは今年はやりのインフルエンザの発症と似ているんやそうや。ところがやっかいなことに、インフルエンザとは違う普通の風邪でもよく似た症状のものがはやってるんやて。
　数日後に高熱になったらインフルエンザ、熱が上がらず咳のみ残るようなら風邪。
　つまり、数日様子を見ないとインフルエンザかただの風邪かわからんということ。とりあえず普通の風邪として薬を出してもらう。
「この薬がきかなかったら、インフルエンザです」
　なんか入試の合格発表を待つ受験生みたいやな。いらいらいらいら。
　ここ数日はストレスがたまりそう。まあ、お医者さんに行ったからそれがわかったわけで、やはりこういうのは早手回しに行っておくべきです。我慢は一番いかんよ。
　今日は微熱もあるし風呂はパスしてすぐ寝ます。
　しかしこういうことでストレスが生じるとは思うてもいませなんだな。
　喜多哲士の運命やいかに！　って、大層な。

迫りくるインフルエンザ

　それは金曜日の朝のこと。私の担当している自立支援コースの生徒が欠席した。保護者からの連絡でインフルエンザやとわかる。火曜日まで安静加療のことという。
　あぶないなあ。笑いながら同僚と話す。
　土日と休み、今朝出勤したら、別の生徒の保護者から電話がきた。３８度を超す発熱で休みやという。医師に診てもろうてへんからインフルエンザかどうかわからん。医師に診断してもらうように伝えた。
　残った生徒たちに、うがいと手洗いの励行、そして滋養のつくものを食するように言う。規則正しい生活をするんやで、風呂に入ったら湯冷めには気をつけや。
　帰宅して手洗いとうがい。家についてほっとしたせいか、くしゃみを連発する。
　体温を測ると微熱が……。
　あぶないなあ。妻と真顔で言う。
　夕食をとろうとしたら、携帯に同僚からメールが。
「インフルエンザで２、３日休みます」
　あぶないよこれほんま。
　鍋に入ったねぎを食らい、花梨酒でのどをうるおし、気休めに風邪薬を呑み、ビタミンＣのサプリメントを一錠口にする。
　ああ、ひたひたと迫ってくるよインフルエンザ。
　今日はもう寝ます。同僚が職場復帰するまでは持ちこたえねば。

「仮面ライダーディケイド」開始

　大相撲小言場所「初場所をふりかえって～朝青龍、執念で優勝もぎ取る～」を新規更新しました。

　今日から「平成ライダー」１０作目の「仮面ライダーディケイド」が始まった。
　これは１０周年記念ということで、主人公がそれぞれ全く別の作品世界である各「仮面ライダー」の世界に移動して戦いを始めるというもので、これはなかなか大変な設定やと思う。
　だいたい、このシリーズはメインの脚本家の趣味や個性が作品ごとに色濃く表れていて、世界観もその脚本家によってかなり違う。つまり、柄も色もばらばらな布を継ぎ合わせるパッチワークになるということや。しかも、その結果は視聴者が納得できるだけの整合性もほしい。
　今回の脚本は腕に定評のある會川昇さん。どんな力技を見せてれるやら。
　来週はまず「クウガの世界」。ということは、オダギリジョーも出るのかな出るのかなわくわく。出えへんやろうなあ。

タイガースの「オセロ」

　気がついたけど、プロ野球のキャンプインまであと１週間。
　タイガースが切れてきたなあと思い、朝日放送の「虎バン」やサンテレビの「熱血タイガース党」などを見て少しでも渇を癒そうとしていたのですが、足らん足らんとスポーツ紙の隅っこのベタ記事にまで目を通しておりますが、それもあと１週間でしまいか。
　オフシーズンに持ち上げられていたのが真実であるかどうか、もうじきわかる。
　それはそうと、タイガースのプロ２年目の投手、白仁田寛和くんと黒田祐輔くんのことをスポーツ紙では「タイガースのオセロ」と命名してるけれど、これはなかなかうまいなあと思います。なんで「オセロ」かは説明せんでもわかるでしょ。

ワッハ上方の活用

　今日は、大阪の文化を教える授業で３０人を超す生徒を連れて「上方演芸資料館“ワッハ上方”」の見学にいく。ああしんど。応援の先生を頼んで２人で引率。毎年この時期に生徒を連れて行っており、ワッハ上方の係員の方もとても親切に対応してくれはる。なにしろ財政再建とやらのおかげでどこぞに移転させられるとかいうことになってるからね。ただし、どこに移転させられるのかは未定。ならば今のうちにささやかながら活用しておかねば。千日前にあるから連れて行きやすい。これがもしＷＴＣに移転とかいうことになったら不便極まりなく、私のような活用の仕方をする人も減るやろう。そして金を産まんとして廃止され、貴重な資料も散逸してしまうやろう。
　私は存続の署名はしてへん。それよりもこうやって年に一度でも生徒を連れていくことで、存続してほしいという意思を示すだけですわ。

ふぁん太郎は止まらない

　うーむ、朝青龍ふぁん太郎君、相手のミスに乗じてまた勝ったなあ。このままするすると全勝優勝したりしたら、まわりの幕内力士はなにしてるとボロカスに言われるぞ。いやいや、たいてい言われてると思うね。ともかく白鵬がんばれと言うしかない。
　それはそれでまあよろし。
　児童文学館の関係者が知事に陳情に行ってけんもほろろの扱いを受けたらしいけれど、最初から聞く耳を持たん相手と交渉してもあかんことはわかるはず。こういう時は与党の議員に陳情に行って、議会で閉鎖案を潰すというようにもっていかんと。政治的なことは苦手やろうとは思うけれど、あまりにも策がなさすぎやったね。
　知事がふぁん太郎君やったとしたら、児童文学館の人らはふがいない幕内力士たちみたいなもんです。