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スーパームーンと小林泰三 [季節ネタ]

 今日は8月最後の出勤日。空模様は曇りやけれど、蒸し蒸しと暑い。今日も午前中のみの短縮授業で、午後からは来週月曜以降の準備。9月に入ると通常の営業に変わるので、なんとか支度をきっちりとしておかんと、あっという間に教材のストックがなくなるしね。
 定時に退出し、自宅まで寄り道もせず帰る。妻は日帰り帰省。帰宅して窓をあけて部屋に風を通し、DAZNでナイター中継を15分だけ見る。今日はテレビはABCが試合開始15分後から放送をはじめ、8時53分からサンテレビとKBS京都とリレー中継。試合はテンポよく進む。妻が帰宅し、夕食を取る。食後、試合終了まで見る。タイガースはベイスターズに連敗。明日は試合の予定がないんで、少し休んで切り替え、明後日からの神宮球場遠征に備えていただきたい。
 今日の深夜からスーパーブルームーンやそうで、とにかくでかい満月が見えるとか。でも曇り空なんで月なんか見えんなあ。小林泰三さんは生前、月の大きさは一定で変わらんと言うてはったなあ。そやけどでかい時はほんまにでかく見える。月の大きさは変わらんやろうけれど、月と地球の間の距離は変わるんやから、見かけの大きさは変わるというような初歩的なことをハードSF作家でもあった小林さんがなんで認めようとせなんだのかは不明やけれど、スーパームーンの時はいつも耳の奥で「月の大きさは変わりませんよ」という小林さんの声が聞こえてくるのであります。

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コメント 2

大野万紀

小林泰三さんの月の見かけの大きさの話、面白いですね。
月の見かけの大きさの一番大きい時と小さい時の差は14%くらいだそうですから、直接並べて比較でもしないとほとんどわからないのでは、ということではないでしょうか。
月までの距離が38万km、月の直径が3470kmですから、その比率でいえば、1m先にある直径1cm弱の円を見るのと大体同じになると思います。
その最大と最小では1cmと1.14cmの円を1m先から見ることになります。並べて見たらわかるかも知れませんが、それだけ見て1mmほどの差がわかるか、ということでしょう。
by 大野万紀 (2023-09-01 22:53) 

t-kita

 小林さんはきっと月そのものの大きさは変わらないという意味でわざとボケてみせたはったんやと思います。ただ、真顔でそれを口にするので、マジなのかわざとボケたはるのかわかりにくかったのですね。
 とはいえ、「スーパームーン」だと話題になってそのつもりで月を見たらものすごく大きく感じるという心理的なこともあるかもしれませんから、大野さんのおっしゃるように「見かけの大きさは肉眼ではっきり区別できない」という意味で言うてはったのかもしれません。
 なんにせよ、真顔で毒の効いた冗談を言う方でしたから、真意はどこにあったか、今となっては確かめられないのが残念です。
by t-kita (2023-09-02 00:29) 

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