SSブログ

サッカー場は不要? [時事ネタ]

 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
 大阪市がサッカーのワールドカップの誘致のために北ヤードにサッカー場を建設するという件で、われらが知事は「いいですね」と招致委員会で言うてたにもかかわらず、いきなり「反対。森にした方がいい」とか言い出して特にW杯招致委員たちを困惑させているとか。
 いやもう市長がやることやったら何でも反対ですか。すごいなあ。しかも反対の根拠として「僕の感覚では府民の99.9%が反対している」とか言うておるぞ。そんな根拠のない数字を出してきてどうする。
 我らが知事は来年度「1日カジノ」を開催して府民にカジノに親しんでもらうんやそうです。私は府民であり市民である一個人としてカジノよりサッカー場建設の方が値打があると思うておるのですが、知事的には0.1%の一人なんやろうねえ。
 知事によれば「サッカー場建設に賛成するのは一部のサッカーファン」やそうですが、私はサッカーにはなんの興味も関心もないんですけど、如何。それでも、北ヤードのような市街地にスポーツ施設があると、少なくともWTCに府庁があるよりは大阪の活性化につながると思いますぞ。北ヤードとWTCをいっしょにしても意味はありませんか。
 まあ、市長が主導でやる事業で大阪が活性化したら知事としては困るんでしょう。相変わらずわかりやすいなあ。信者の人はやはり無条件に「北ヤードにはサッカー場より森を」とか思うんでしょうね。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

アニメ「宝島」の魅力 [テレビアニメ]

 本日、アニメ「宝島」の最終回がサンテレビで放送された。
 いやあ、全26話、毎日楽しみでしたなあ。
 演出がよい。見せたいのはここやというところをシンプルにぐいぐいと押してくる。
 思うに、現在のテレビアニメは「アニメファン」向けを意識しすぎててこういうシンプルさがなくなっているんやろう。むろん、今のテレビアニメはそれはそれで質も高く面白いとは思うけど(でなければ50前のおっさんが大量に見たりはしません)、面白さの質というものが違うのであります。
 かつてのアニメは半年から1年という放送期間が常識的でありました。DVDを販売することを前提にはしてなんだし、とにかく今見ている子どもたちの心をいかにしてつかむか、そこが勝負やったわけです。「宝島」の本放送の時、私はまだ高校生やったわけで、もちろんホームビデオなんてものはなかったから、その時間を集中して見ていた。気になる場面を巻きもどして見たり、なんてことはまず不可能。そういう条件であるということが前提になってたからこそ、ダイナミックな演出や作画を心がけなんだらあかんかったんやろうね。
 そやからというて細部に手を抜いているわけではない。ただ、それをすべて見せるんやなくて、見えない部分をちゃんと考えた上であえて見せてないだけ、というところやろうね。そやから内容に深みが出る。
 この「宝島」の魅力はシルバー船長のキャラクター造形なんやけれど、ジム少年が「こいつは敵だ」と思うていても魅かれずにはいられないという人間的な奥深さ……かつて子どもが「大人とはこういうもの」と思うていた、かっこよくて、優しくて、残忍で……を余すところなく描いていたからなんやろうなあ。
 当然原作が優れているというのは、ある。そやけど、原作にとらわれない大胆な改変がまた物語にふくらみをもたせている。
 いやあ、ほんまに毎日楽しかったです。傑作は何十年たっても傑作。「赤毛のアン」の時も思うたけれど、今回もそれを強く印象付けてくれたのでありました。
 大人の登場しない話は総じて浅くてつまらんという持論が私にはあるんですが、「宝島」ははっきりとそれを証明してくれていた。こういう作品は、もう作られへんのかねえ。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

いつもより強い刺激 [SF]

 大相撲小言場所「九州場所をふりかえって~白鵬連勝ストップも、決定戦で豊ノ島下す~」 を更新しました。

 昨日は高井信さんの創作講座にお邪魔し、森下一仁さんと井上雅彦さんの講義を聞き、懇親会に出席。
 井上さんの講義なんてめったに聞けるものでなく、特にホラー小説に関しては私は門外漢ですからね、ほんまに興味深く聞けた。これは出席した人たちのためのものなので、内容についてはここでは書きません。そこらへんはエケチットと心得ております。
 西秋生さん、牧野修さん、田中啓文さん、林譲治さん、田中哲弥さん、橋本喬木さんといった作家さんたちも多数顔を見せていて、ちよっとしたSFイベントよりもすごい顔ぶれやないですか。
 懇親会では森下さんや井上さん、林さんと同席して、結婚相手と読書の趣味が合う方がよいとか、いろいろと楽しいおしゃべり。受講生の方たちとのおしゃべりも楽しかった。この懇親会ではいつもいろいろと刺激を受けて帰るんやけれど、今回は特にあれこれと受けた刺激も強かったんで、今後も自分が「ものかき」であり続けたいと思わずにはいられなんだのでありました。
 で、今日から何かばりばり書き始めたかというと、朝からアニメ見て昼から午睡して夕方から相撲見て……。いつもと何も変わってへんやないか。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

海老蔵の顔の怪我 [時事ネタ]

 今朝のスポニチ(大阪版)の一面の見出しですが。
「海老蔵 顔面崩壊!」
 見たんかあんた、とツッコミ入れたくなりますねえ。
 左目と鼻の怪我に前歯が折れた というのは確かに歌舞伎役者としては「顔面崩壊」みたいなもんかもしれませんが。
 産経新聞のサイト によると十一世市川海老蔵さん、酒癖が悪く、酔うと決まって言うセリフがあったそうです。
「おれは人間国宝だ」
 そうですか、いつからあんた田之助にならはった。藤十郎にならはった。とツッコミを入れたくなりますなあ。
 いずれは団十郎を継ぐであろうお方ですから、いろいろとプレッシャーもありましょう。「人間国宝だ」という言葉になんやしらん悲痛な叫び声が重なってしまうなあ。
 それにしても「顔面崩壊」という見出しはすごい。スポニチの整理部の人に筒井康隆ファンがいるのかな。

 明日は更新はお休みします。次回更新は日曜深夜の予定です。

nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

三度寝 [日常生活]

 昨夜は寝床に入ってすぐに爆睡、と思うたら1時間ほどでトイレに行きたくなって目が覚める。用を足してすぐに布団にもぐりこむ。ミステリ仕立てでなぜか妻が元ABCの女子アナやったというような設定の夢を見、夢の中で目覚まし時計が鳴ったので、起きんならんと思いむりやり起きてリビングに出たら、まだ午前3時前。1時間ごとに起きている。
 せっかく起きたんやからと一服つけてからまた布団にもぐりこむ。次に目を覚ましたのは午前6時。ただし、夢うつつの状態で目覚まし時計をみたら6時やったんで、これ、このまま寝続けたら8時くらいまで寝てしまうわと思いまたもむりやり起きた。さすがに三度寝が限度です。
 こういう寝かたはあきませんな。体のリズムが一日中なんかしらんずれてる感じ。仕事にとりかかるのに尾てい骨あたりからエネルギーを発射させて頭にスイッチが入るまで背筋を上ってくるのを待ってる、みたいな感じか。例えがわかりにくいですか。
 いつもはしない3時間くらいのサービス残業をいたしました。ずぼらをしてためていた小テストの採点などなど。少しずつ集中力が途切れてくるのがわかる。そのたびにチョコレートをかじったり黒砂糖を口に含んだり。とにかく脳に栄養をまわさんと。
 なんか動きの鈍―い一日やったなあ。今晩は朝まで連続して寝んとあかんね。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

本気で戦争? [時事ネタ]

 えらいことになってきたなあ、北朝鮮。「時事問題」の授業は前期でおしまいやったけど、後期も開講していたら大きな教材になるよなあなんて、小さいスケールでしか物事を考えられない自分が少し悲しい。
 正直なところ、アメリカが本気だしたら北朝鮮はかんたんにつぶせるんやないかな。ただ、中国との関係やらなんやらで手を出してへんというだけで。これで国連の安全保障理事会が本格的に制裁の決議を出したりなんかしたら、一気に行くかも。もっとも中国が拒否権を発動したらそれまでなんやけれど。問題は中国がかばい切れるかどうか、その動向次第なんやろうね。
 それにしても、北朝鮮は本気で戦争する気なんやろうか。軍人や民間人を殺されている韓国としては手をこまねいてはいられんやろうしな。
 さて、どうなるのか。北朝鮮という国は予想外の動きをするのでどうなるかわからん。下手したらやけっぱちになって日本にミサイルを打ちこんでくるかもしれんしね。菅丞相の采配の手並みが問われるところではあるけれど、何をやってもヘタを打つ内閣ですからねえ。ほんまにどうなることやら。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ABC開局60周年記念特番 [テレビ全般]

 今日は午前中に1時間半、午後から4時間、ABCで「開局60周年記念特番」をしていたので、ずっとテレビにかじりつき。
 第一部は視聴者のリクエストによるABCの過去の番組の紹介、第二部は「お笑い」の番組に絞って年代やジャンル別に人気のあった番組を紹介。その時々の次代を知るゲストも呼んだりしていて、見ごたえのある構成になっていた。
 ただ、不勉強な若手芸人を雛壇に並べていたのは不要と思うた。またゲストではできれば財津一郎、川上のぼるというようなまだ現役で活躍している人たちもいてるんやから、そういう人を呼ぶべきやったと思うし、芸人以外に呼んでいたのがキダ・タローさんや堀ちえみさんくらいで、これは少ない。新野新先生にお聞きしたところでは全く番組にはかんではらへんとのこと。吉本系の人がほとんどで松竹系の人が全く出てへんのはいろいろな力関係から仕方ないのか。藤山直美さんあたりが出てるとまた趣が違うたように思う。
 これまであまりテレビで流されたことのない映像が断片的に紹介されていて、これを眠らせておくのはもったいない。できれば今回の番組を機に「和朗亭」のプログラムなどをぜひDVD化してほしいものです。
 現在活躍中の芸人さんたちの若き日の姿などをふんだんに見せているのは、若い視聴者を意識してのことやろうと思うのですが、数字を度外視してでも古い芸人さんの姿をもっと見せてほしかったなあ。
 とはいえ残っている映像資料を駆使して60年の歴史を1日で見せるという力技には脱帽。半日たっぷり楽しませてもらいました。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

全集よりも文庫 [読書全般]

 勤務校の図書室の新規図書購入で、購入希望図書のリストを作る。短編SFのアンソロジーなど自分の好みのものを入れつつも、司馬遼太郎の幕末系の文庫を大量にリストアップしてみた。
 司馬遼太郎の文庫くらい入ってるやろうと思う方もいてはるかもしれんけれど、実は司馬遼はずいぶん昔の全集を全巻入れているので、これまでは内容がだぶるからと入れてなかったのですね。
 しかし、今時の高校生が司馬遼を読むのに箱入り布装二段組み小活字の全集を借りるかね。よほど好きな生徒やないと借りて読まんぞ。というか、社会人でも借りませんわ。それに、全集がずらりと並んでいても「百科事典かなあ」くらいにしか思わんのやないか。
 たとえ内容がだぶったとしても、高校生に本格的に司馬遼を読ませたいと思うたら、新装版で字も大きくなっている文庫を新たに購入すべきやと思うたのですわ。
 あとは司書担当の職員さんがどう判断するかやな。限られた予算内でのことだけに、私の希望がすべて通ることはなかろうし。なんで新たに文庫版を購入した方がええかは力説したつもりやけど。
 図書室を利用してもらおうと思うなら、それなりに工夫は必要なわけで、そのためにも新装版や新訳の文庫をどんどん購入するというのは有効やと思うんですけどね。果たして結果はいかに。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

間の悪い日 [日常生活]

 本日は「たちよみの会」。
 京都は好天で、観光客も多く、大阪から阪急に乗っていったんやけど、座りたくても座れん。仕方なく立ってたら、私の方からかけていた鞄が、座っている人のヒジにちょいちょい当たり、そのたびににらまれる。こっちは気をつけてるんやけど、その人はヒジをはり出していて当たらん方がおかしいのね。にらむくらいやったらヒジをたたんだらええのに。世の中にはわがままな人が多いなあ。
 途中で座れたらほっとして眠る。気がつけば終点。目を覚ましたらまわりに誰ひとりいてませんのや。ちょっとあせる。
 昼食に牛丼屋に行ったら満席でなかなか番がまわってこない上にやっと座って注文したちょうど牛丼の具が切れたとみえて鍋に仕込んでいるのが座席から見えた。すぐに食べられるようにと牛丼屋に入ったのにえんえん待たされた。
 なんと間の悪いお昼時でございました。そういう日もあるか。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

藤間豊宏師匠のお話 [演芸]


 今日は心斎橋で「日本芸能再発見の会」の例会。半年ぶりであります。
 今回は日本舞踊の藤間豊宏お師匠はんをお呼びして、舞踊についてのお話を聞く。
 まだ50代前半で、お稽古をつけるかたわら新作の発表も精力的にしてはるお師匠はんだけに、いろいろと面白いお話が聞けた。
 私は踊りに関しては全くの門外漢。それやからこそ聞く話すべてが新鮮で、ほんまに楽しかった。
 例えば、流派の違い。三大流派といえる(名取りの数の多さが基準)藤間、花柳、若柳の各流派は、舞台で踊る踊りなんで所作も大きく、上方舞の山村、吉村、京舞の井上などの流派はお座敷舞なんで細やかな踊りが主となる、なんてことすら私には初めて知ったというようなことでして。
 日本舞踊の懐の深さ、「日本舞踊」という言葉自体が明治になってから坪内逍遥が造語をしたものというくらい、実は「家元制度」も意外に歴史が浅かったりすることなど、いろいろと勉強になりました。
 松竹が中心になって、現在の舞踊界を支える人たちを集めた「七人の会」の活動などを聞くと、日本舞踊の新しい旗手たちが次なる地平を切り開こうとしていることがわかり、お話を聞いていてもなんかわくわくしてきましたぞ。
 二次会ではけっこうきわどいお話もきかせていただきまして、お酒の酔いも手伝い、実に素敵な一夜でございました。

 明日11月21日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能