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メタ・ドリーム [日常生活]

 今日は一日ずずずずんと底冷え。特に朝は風が吹いてへんので、身を切るような寒さ、というわけやなかったけれど、つま先からじんじんじんと冷えてきて体内に伝導していき前身が冷えてくるような感じでありました。
 そのせいかどうか知らんがここ数日夢見が悪い。
 今朝は気がついたら9時まで寝ていて、起きようとしても体が動かず、もうええからそのまま寝てしまえと腹をくくったら、いきなり目覚まし時計の音が鳴り渡り、そこでほんまに目が覚めた。漫画みたいな夢の見方ですなあ。夢が入れ子になっているというかメタ・ドリームというか。
 起きる時間を気にしてはいるけれど、ほんまはずっと寝ていたいという欲求が夢になって出てきたのかな。
 家を出る前にNHK教育テレビの「0655」という番組で「わたしいぬいぬわたしいぬいぬ」とどっかに去んでしまうみたいな歌に合わせて犬の写真が出てきたり「あるでんてあるでんて」という調子のよい歌に合わせて女の子が踊ったりするのを見てちょっとささくれ立った心を落ち着かせたのでありました。

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能率仕事術 [日常生活]

 お持ち帰りのお仕事はなんとか完了。毎日コツコツやっておけばこんなに苦労はせんですんだんに、と思うけれど。ただ、私の仕事の癖で、まとまった量を一気に集中してやる方が実は能率がよいのです。難点は5時間くらいぶっ続けでやってしまうようなこともあるので、一定の時間を確保しておかねばならんということと、仕事中に別の用事が突如入ったりしたら、そこで一気に能率ダウンしてしまうこと。仕事の神さんが降りてくるのを待つまで時間がかかること。
 一定時間に仕事が済むので能率はええけれど、就業時間中は細切れに仕事をせんならんようになるんで能率が落ちたり、他の仕事が終わったあとの休憩でエンジンが冷えるとなかなかあったまらんということですな。なんて効率の悪い仕事のやり方でしょう。
 能率はよいが効率は悪い。あんまり賢い仕事の仕方やないですな。

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追悼番組の手本 [演芸]

 ここ に書いたように、喜味こいし師匠の追悼番組が今日放送されたので、2本とも録画。もちろん両局とも自社に保存してあるビデオを使用しております。というわけで、同じネタを放送しても微妙に違う。もっとも、いとこいはネタの数に関してはあらゆる漫才師を凌駕しておりますからね。「名作漫才」的なものがないのです。よくいわれる「名作」も「交通巡査」にしても「もしもしこいしさん」にしても「ジンギスカン鍋」にしても「花嫁の父」にしても「ポンポン講談」にしても「わが家の湾岸戦争」にしても、活字で読んだらおそらくものすごく平凡、もしくは実につまらない。
 ここらがダイマル・ラケットとの大きな違いです。ダイラケ漫才はネタそのものが面白く、ダイマル師匠のしゃべりの達者さと、スピード感あふれるテンポとリズム、そして絶妙の間があったから全盛期の録音を今聴いてもものすごく面白い。晩年のものはテンポと間が落ちているから面白さも落ちる。ここらあたりは聴き比べるとはっきりわかる。そやからダイラケは全盛時「爆笑王」と呼ばれ、一時代を築いたのであります。そして時代が去ったあとにやった新作は(読売テレビの「お笑いネットワーク」で何本か残している)まったく面白くない。この落差はすごい。
 で、今日の追悼番組を見たら、いとこいは50代のビデオも60代のビデオも、70代のビデオも、驚くべきことにリズムが一定なのですね。間も悪くなってない。さすがに年をとるとパワーそのものは落ちてるけどね。どんなつまらないネタでもそのリズムと間で笑わせているわけです。だから天下はとらなんだけれど、息が長くいつまでも漫才を続けられた、ということやと思う。
 というわけで、追悼番組というのは、その芸人がどんな芸の持ち主やったかをきちっと見せてくれるのがよい番組と思うているのですが、今日のは2本ともよくできていて、今後はどんな芸人さんでもこれを手本としてほしい。

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書店は疲れを癒す [日常生活]

 本日より3年生の卒業試験。問題作成、成績つけと3年生にかかわる業務と、1、2年生の通常の授業と、入学検査の準備、来年度の体制づくりなどなどを並行して行わんならん。我が勤務校では1年間で最も忙しく慌ただしい時期についに突入したのであります。
 しかも今日は放課後、特別に三者懇談なんてものもあったりして、仕事が終わるとへろへろ。
 それでも帰りに書店に寄る力は残っていたりする。いやいや、書店に寄って新刊を見回ったりしていることで疲れを癒しているのかな。この前読んだミード「ブックストアは危険がいっぱい」の続編と買うたけどまだ読んでない有川浩「シアター!」の続編を見つけたんで購入。本を買うことで疲れを癒しているのかな。帰宅してから読みかけの諸田玲子「美女いくさ」を読む。大河ドラマ主人公のお江を描くもの。本を読むことで疲れを癒しているのかな。そやけど疲れてるせいか、なかなか読み進まん。同じ人物を主人公にした永井路子「乱紋」はぐいぐい読めたのにね。つまり「美女いくさ」の方がちょっと読みづらいか私をひきこむ力が弱いということになるのか。
 明日は休み。でも完全休養日とはいかず、ちょっとばかり仕事を持ち帰っております。ほんまは家に仕事は持ちこまんことにしてるんやけど、四の五の言うとれん背に腹は替えられんいささかせっぱつまった事情がありましてねえ。
 とりあえず今日は早寝しよう。疲れをとにかく取りたいのじゃよ、御同輩。

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キー太 [プロ野球]

 以前ここ に「ラッキーちゃんの弟」について書き、いろいろと名前を考えてみたけど、結局私は「タッキー」という名前で応募した。タイガースの「タ」とラッキーの「キー」をひっつけてみたんやけれど、これじゃジャニーズのタレントやわな。
 ところがですね、けっこういい線いってたんですよ、これが。
 今日発表された正式名称 は「キー太」! 惜しいなあ。発想としてはそれほど変わらん名前やけど、「キー」と「タ」がひっくり返ってるだけやないですか。
 しかし、内心ではもっと複雑なんですよ。例えば、テレビでアナウンサーが「キー太くんが出てきました」なんていうたら、一瞬自分のことかと思うかもしれんやないですか。私は「喜多くん」。彼は「キー太くん」。自分の名字をのばして言われているみたいですよ。慣れるまでは、いちいち反応してしまうかも……。
 いやそこまで自意識過剰になる必要はないか。
 というわけで、ちょっとのことで賞品をゲットしそこねたのでありました。私も彼にあやかって「キー太テツジ」と名乗ろうかしらん。

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こいし師匠追悼番組の予定 [テレビ全般]

 今週の土曜日にABCと関西テレビで喜味こいし師匠の追悼番組を放送することになったみたいやね。いとこい漫才はDVDのボックスセットも、「お笑いネットワーク」のDVDも「上方漫才まつり」のDVDも所持しているけれど、それらに含まれていない映像があればええのにな。また、漫才以外の映像や、いとしこいし出演の映画のカットなども入れてくれたらありがたいんやけれどね。
 ところでJOBKやMBS、YTVなどはどうするのかな。すべての局で追悼番組をする必要はないかもしれんけれど、これまで見られなんだ秘蔵のフィルム、なんてものが出てきてくれたら嬉しいんやけどね。
 それはそうと、昔は芸人さんの追悼番組というと深夜枠がほとんどやったんやけれど、関テレは朝、ABCは昼に放送する予定になっている。ちょうどローカル枠でいつもはバラエティ番組の再放送をやっている時間に追悼番組をあてている。それだけ昼間は東京キー局に縛られない番組製作ができているということなのかもしれんね。それならバラエティの再放送ではなく、自社のアーカイブから「蔵出し」的に貴重な映像を公開するとかいうようなことはでけんもんやろうか。ま、それでは視聴率が取れんということかもしれんけど。

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知的障碍者への誘導尋問 [時事ネタ]

 警察が知的障碍者を放火容疑でしょっぴいて誘導尋問をした上に供述書をでっち上げたことが明るみに出たりしている。
 もう10年近く前、養護学校に勤務していた時のことを思い出した。ある生徒が放火容疑で取り調べを受け、認めてしもうたために少年院に送られたことがあった。当時は知的障碍者に対する捜査に対して現在のように問題提起がなされていなかったため、弁護士の方も救いようがなく、防犯カメラに写っていた犯人らしき人物がしていたのとよく似たマフラーをその生徒がもっていたというだけやったのに、それだけを手がかりに彼を犯人に仕立てあげようと連日厳しく「取り調べ」を行ったようなんですわ。
 今さら彼の無罪を言いたてても仕方のないことやけれど、担任の先生が面会に行ったら「頭が混乱してどうしたらいいかわからへん」と彼は言うてたという。私はその時から今でも彼の無罪を信じているんやけれど、あのころに今のように一部でも取り調べの可視化がおこなわれていたら、と思わずにはいられんのですよ。
 そういう意味でも、療育手帳を持っている容疑者に対する尋問の配慮など、今後論議が進んで知的障碍者に対する冤罪が起こらないようにするような法整備が進むことを心から願っている。
 あれから9年たった。彼は今どうしているのか。ちゃんと社会に出て自立できていたらええのになと思う。

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帰ってこいよ野村正育 [テレビ全般]

 昨日、喜味こいし師匠の訃報に接したのは夜のNHKニュースやった。全国版のニュースで報じていたのは、それだけこいし師匠の存在の大きさを示すものとして、上方演芸ファンとしては誇らしいところではありました。
 で、ニュースを読んでいたNHKの野村正育アナウンサーは、米朝師匠のコメントをなめらかな大阪弁のイントネーションで発音してくれて、これがまたなんというか嬉しかった。訃報に接して嬉しいというのもなんですが、それはそれ、これはこれということで。
 野村アナウンサーはずっとJOBK(大阪放送局)にいてて、いまでこそJOAK(東京放送局)の夜のニュースの“顔”やけれど、本来ならBKにいるべき人なのですよ。東京のアナウンサーなら米朝師匠のコメントなんかは標準語とも大阪弁ともつかぬ気持ちの悪いアクセントで読みあげるところなんやろうけどね。
 ところで、NHKの全国放送の場合、方言は極力使わんようにしていると思うんやけれど、昨日の場合は特別やったんやろうか。野村アナウンサーの独断やったんやろうか。大阪弁で出されたコメントは大阪弁で読むべしというルールができたんやろうか。そこらあたりはちょっと気になる。
 とはいえ、昨日のニュースを聞いていて、やっぱり野村アナウンサーはBKにいてるべきやと思いましたね。東京放送局のえらいさん、早よ野村アナウンサーをBKにもどしてくれい。

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喜味こいしの死 [追悼]

 大相撲小言場所「初場所をふりかえって~白鵬6連覇、稀勢の里と琴奨菊の躍進~」 を更新しました。

 漫才師、喜味こいしさんの訃報 に接する。死因は肺癌。享年83。

 いとし師匠が亡くならはった時にはこんな追悼文 を書いたけど、いとし師匠死後のこいし師匠は、漫才コンテストのコンテストの審査などでかなり厳しい言葉を投げかけたりして、まさに「御意見番」的存在やった。また米朝師匠と昔の話をいろいろ残してくれたりしている。
 また、「ジンギスカン鍋」などのネタは寛太寛大師匠(寛太師匠は亡くならはったけど)が継承し、こいし師匠が亡くなったら寛太寛大師匠がいとしこいしを名乗ってもよいとまで言うてはったりしたけれど、それだけ「いとしこいし」という名前を残したいという気持ちがあったんやろうなあ。
 若手芸人に厳しく指導できる「大師匠」がまたひとりいなくなったことが残念。「ワッハ上方」の移転に関して我らが知事に意見をしに行かはったのも芸人としての気骨を示したまさに大御所ならではの行動で、それが嬉しかった。こういうポジションに次につくのはどなたやろうか。西川きよし師匠あたりがこういう役割を果たすべきと思うんやろうけれど、波風を立てようとしない方のような印象があるんで、なかなかこれだけの存在感のある「御意見番」はしばらくは出んのやろうなあ。
 謹んで、哀悼の意を表します。

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ニュース 深読み [テレビ全般]

 今日は完全休養日。午前中は例によってテレビ三昧。
 先週から始まったNHKの「ニュース 深読み」は「週刊こどもニュース」のあと番組としてかなり力を入れているみたいやけれど、正直、力み過ぎで空回りしているように思う。おそらく「池上彰の学べるニュース」あたりを意識しているんやろうけれど、「わかりやすく」と「くわしく」の両方をやろうとしているためにかえって「わけがわからん」というような状況になってしもうてる感じ。
 先週は「北朝鮮」、今週は「TPP」についてとりあげている。今日の「TPP」なんか加入賛成派の教授と反対派の教授の二人の意見を「こどもニュース」的に解説してみせたことによってどちらの意見も納得できるというような効果を発揮してしまい、なおかつ「こどもニュース」的なわかりやすさで示したあと、両教授と解説委員が専門的に説明するもんやから逆にややこしくなっていた。
 どういう層を狙うか、やと思うんですよね。「こどもニュース」やったら、「小中学生」というターゲットがはっきりしているから、ややこしいことがらを目に見えるように手に取るようにというところにしぼられていた。「池上彰の学べるニュース」もニュースに関して全く知らない人をターゲットにしているから、スタンスは同じ。そやけど「ニュース 深読み」は「こどもニュース」を見て楽しんでいた大人が対象ということで、「大人」を意識し過ぎてしもうたという感じがするなあ。
 これやったら、「大人の視聴者の方が多い」ということを了解した上で「こどもニュース」を継続した方がよかったんやないかなあ。個人的には「時事問題」などの授業には使いにくいと思うたね。
 番組の最後にゲストの桂文珍師匠が「かえってわからんようになりましたわ」と言うてはったのが本音やろうな。

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