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2年ぶりの甲子園最終戦 [プロ野球]


 というわけで、仕事帰りに甲子園に行ってまいりました。へとへとではあったけれど、甲子園駅を降りるとアドレナリンが出たのか突如元気に。去年は修学旅行と日程がかぶって行かれへんだ最終戦。2年ぶりということになる。今年はさすがにがらがらかなあと思うていたら、写真でわかるようにそこそこの入り。三塁アルプスの上部とレフトスタンドの一部、バックネット裏の年間予約席あたりはあいていたけれど、ライトスタンドは満杯。私の陣取った一塁アルプスも8割方埋まっていた。
 それだけ最後まで甲子園で楽しみたいというファンが増えたんでしょう。私はストレス解消がてら「わっしょいわっしょいわっしょいわっしょい、よこはまたーおせー、あ、ら、い」と絶叫したりしてすっきりしました。
 試合終了後、例年のとおりマウンドのところに監督コーチ選手トラッキーらが整列して一礼。これを見ないとシーズンが終わったという実感がわかない。区切りのために見に行っているんやからね、私は。もっとも、「真弓あやまれー」とかいうような死者に鞭打つような心ない野次も飛んだりして悲しかったけれど、応援団の音頭で「どんどどん、まゆみ、どんどどん、まゆみ」とコールが始まった時は私も声をからしてコールしたよ。私ら素人にはわからん苦悩の日々を送っていたに違いないからね。
 六甲おろしを歌ってすぐに球場を後にする。阪神甲子園駅の手前で雨がぽつぽつときはじめた。大阪に着いたら、ざんざん降り。家に電話したら、妻が傘をもって迎えに来てくれた。嬉しいなあ。
 というわけで、試合に勝ったのも嬉しかったけれど、今年はちゃんと甲子園最終戦を見に行けたのがほんまによかった。
 ああ、これで来年まで甲子園でタイガースの試合を見ることはないんやなあ。それが一番つらいのであります。

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消化試合のわびさび [プロ野球]

 昨日一日寝倒したせいか、めまいはほとんどなくなる。まだ少し、ふわぁという感じは残っていたし、ふわぁと感じているにもかかわらず体は異様に重く、背筋は張ってめりめりめり。寝過ぎて筋肉が硬直しているのかもしれん。なけなしの筋肉とはいえ硬直したら張るんやね。
 とりあえず出勤して仕事をしてみて危なかったら午後から早退したらええわと思い、なんとか出勤。最初の授業が終わったら疲れがどーん。次の授業で疲れがどかっ。その次の時間はデスクワークやったんで、少し力を抜く。午後からは自習監督。ずっと座っていられた。てな調子で時間を追うごとに仕事そのものは楽になっていったので、早退はなし。ただし、夕刻からの会議はかなり長く、帰宅したらへろへろへろ。だらだらと寝っ転がりながらそれでもタイガースの中継は見るのだ。気持ちよく負け。なんかもう燃え尽きたんやなあ。それくらい(結果は出なんだとしても)順位が決まるまではぎりぎりのところで試合をしていたんやろう。こういう時こそ若手がはつらつと動いてほしいなあ。
 消化試合には消化試合の楽しみ方がある。私は大学時代に西京極球場で阪急ブレーブスとロッテオリオンズの消化試合を見に行ったことがあるけれど、数えるほどしかいてへん観客の前で黙々とプレーする福本さんや落合さんの姿をよく覚えている。あれに比べたら2万人もお客さんの入っている甲子園を「ガラガラ」なんて言うたらあきまへんな。それくらい30年ほど前のパ・リーグの試合のお客は少なかった。10数年前までの甲子園の消化試合もほんまにお客はまばらやったけどね。勝った負けたを云々する試合やないのよ、消化試合というのは。寂寥感というのかな、それを味わいに行くのよ。わびさびの世界ですな、つまり。ほんまかいなそうかいな。
 というわけで、体調もどうやら回復しつつあるので、今日も早めに寝て疲れを取り、しっかり仕事をして、甲子園最終戦を2年ぶりに見に行く予定であります。ここ数年、最終戦でも超満員で熱気にあふれていて、秋のうらぶれた「ああ、今年も野球シーズンが終わるんやなあ」という寂寥感も何もなかったから、明日は久々にそれを味わえるかも。それはそれで10数年前には楽しみやったのですぞ。

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体からSOS [日常生活]

 朝起きたら、ふらふらふわふわ。昨日の寝る前よりもめまいがきつくなってるやんか。
 あかんなあ、これでは仕事どころか出勤途中に足元がふらついてこけたりしそう。
 つまり、体からSOS信号が出ているのですね。
 というわけで、休むことにした。ひどくなる前に休む。これが大事。無理してほんまに自律神経の失調なんてことになったら長期の病欠をとらなならんようになる。これは避けたい。電話で欠勤の連絡をするかたわら、メールで本日の授業の自習課題についてその内容とお願いを書いて送る。
 で、ひたすら寝る。午後1時過ぎに昼食を食べに起きただけ。それからまた寝る。午後5時過ぎまでただただ寝る。まだふわっとした感じは残っているけど、ふらつきはなくなった。この調子なら明日は出勤できそう。
 夜はナイター中継を見る。消化試合なので、解説の広澤はんと矢野さんが好き勝手に昔話をしたりしていて、それが楽しい。試合には負けたけど、勝ち負けにカリカリせんですむというのもええもんや。10年ほど前のタイガースがそうやった。ここで負けたからというて順位が変わるわけでもなし。私はただ試合が見られるだけでええのよ。ほんまに。明後日の甲子園最終戦のチケットを確保してあって、今朝はこれも無駄になるかと心配したけど、なんとかなりそう。よかった。
 それにしても、朝のふらふらふわふわはほんまにやっかいやった。寝てても天井が揺れてるみたいやったもんなあ。心身ともに疲弊しておるぞ。今週末はほんまに完全休養せんとあかんね。

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ドラゴンズ連覇 [プロ野球]

 ドラゴンズファンのみなさん、優勝おめでとうございます。ここぞというときに1本のヒットが出る勝負強さには脱帽です。たとえチーム打率が高くとも、チャンスに打てなければ勝てません。ドラゴンズにはその「1本」が出た。タイガースには出なかった。これが大きな違いですね。わかってますよ。わかってるけど、悔しいなあ。
 でも、来季は監督もかわるし、今年までのようにはいきませんぞ。タイガースは打撃コーチにOBでもある石嶺さんを呼び戻し、ドラゴンズの勝負強さをぜひ伝達してもらうようにしてほしいものです。監督が交代するよりもそちらの方が大事やと思うぞ。
 夜、ナイター中継でスワローズに完敗したのを見届けたあと、過労気味の時にくる「めまい」を感じた。スーダラダッタスラスラスイスイと適当に仕事をしたいところやけれど、ねえ。今日こそは早目に寝て明日の朝、様子を見てみることにしよう。
 あ、またくらっときた。なんともはや。

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車掌の焦り [日常生活]

 愛すれどTigers「4位確定で真弓監督辞任」を更新しました。

 今日は文化祭の代休。土曜に行く予定やった京都の医者に行く。
 帰りの阪急電車特急で座席に座りながらうつうつと寝ていたら、突如急停車して目が覚めた。私は車掌室のすぐ横で寝ていたんやけれど、車掌さんがあわてて窓を開けて外を覗いたり内線電話で運転士さんと話をしていたりしている。
 よほど焦ってたんやろうね。冷静そうには見えていたけれど、内線電話で運転席と話をしている、その電話を車内のスピーカーにもつながるようにスイッチを入れ間違うている。
「あとは俺が無線で話とくわ。うん、うん。ほなら」
 車内にぞんざいな言葉が流れているなんて気がついてへんみたい。
 このあとの車内放送で、踏切を強引に突っ切ったバイクがあったんで急停車したと説明してくれはったけど、その急停車そのものに焦りはったんやろうなあ。
 そのあとは冷静に対応してはっただけに、ベテランらしいその車掌さんでも焦ったんやろうねえ。なかなかそういう場面を見ることがでけんだけに、面白い経験をしたもんです。

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真弓監督辞任 [プロ野球]

 今日は「たちよみの会」。私以外にはMさん以下2名が参加してくれて、舞台「戦国BASARA」の話などを聞かせてもらう。かなり激しい殺陣やそうで、こういったノウハウを生かして若い女性向けの楽しい時代劇ドラマなんかテレビで作れんのかな。スタッフの技術の継承という意味では題材は何でもよろしい。
 帰宅してラジオでタイガースの試合の中継を聞く。デイゲームでジャイアンツが勝ったため、タイガースのBクラスが決定し、真弓監督が辞任を発表したそうな。サンスポやスポニチは「解任」という報道をこれまで続けてきて、唯一ニッカンのみが「辞任」と報道していた。もともとニッカンの解説者をしてはったんやから、きっと真弓監督の心情にまでくいこめる記者がいたんでしょうな。
 真弓監督のせいでタイガースが低迷した、真弓を代えたらチームが強くなるとなんの根拠もなく糾弾し罵声を浴びせていた人たちはさぞかし喜んではることでしょう。
 私は全く逆の意味でほっとしている。なにしろ監督インタビューを受けている時の真弓さんの元気のなさや目の下のクマなどを見るたびに、「辞めはったら楽になるんかなあ」と体調面に明らかに不安があったし、罵声を浴びつつも耐え忍び責任を一身に追う姿は見るにたえなんだ。
 岡田前監督の突然の辞任を受けて突如舞い込んできた監督の座。監督になる準備もしてないまま重責を担うた1年目。ここで結果が出なんだことがすべて翌年以降に響いたと私は見ている。
 それでも真弓監督は世代交代、特に金本選手の連続試合フルイニング出場記録を断ち切るという監督としては最高にきつい役目をし、「勝ちながら若手選手を育成する」という難題を果たそうとしはった。いずれも前任者が責任もって監督を続けてやるべきやったのに放りだした仕事がまわってきたということですわ。その「功」の部分もちゃんと評価せなあかん。
 まずは、3年間お疲れ様でした。来季は解説の仕事も少なめにして疲れを取ってください。

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重複疲労 [日常生活]

 文化祭が終了した。月曜が今日の代休になるんで、明日から2連休。
 やっと終わったという安堵感やら、館内警備の仕事の疲れやら、生徒たちの緊張感などをもろに受けとめてしまったことやら、守秘義務があるのでここには書かれへんことやら、いろいろと重なって、疲労がかなり蓄積している。今日はもう寝た方が賢明らしい。
 明日は「たちよみの会」の例会があるもんね。寝坊はしたくないもんなあ。
 というわけで、今日の日記はここまで。わざわざ読みに来てくれはったのに、すみません。

 明日、10月16日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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深夜アニメの幻想文化祭 [日常生活]

 本日は文化祭1日目。文化祭前日がえんえんループするようなことがなく無事開幕したのは喜ばしい限りですね。もっとも私の勤務校では午後7時には完全に生徒を下校させてしまうから、「うる星やつら」みたいなことにはならんのであります。というか、文化祭前日に学校に寝泊まりさせるなんてことがあり得るのかと、深夜アニメの文化祭描写を見るたびに思う。
 まあ、その手のアニメというのは幻想の学校しか出てこなかったりするから、そんなもんにリアリズムを求める方がおかしいわけでありますが、それにしても現役の教員から見たら「そんなことあるかいな」とつっこみたくなる文化祭は深夜アニメには多々ある。リアリズムである必要はないけれど、ファンタジィの秀逸な作品にはたとえあり得ないことであっても圧倒的なリアリティでもって読み手を納得させたりするわけやから、つっこみたくなるアニメ文化祭には見るものを説得させるだけのリアリティがないということですわな。
 というわけで、リアル文化祭では可能な限りで若者たちが青春を蕩尽しているのでありました。そして若者を見守るおっさんやおばはんは「ああ、事故なく1日目が終わってよかったよかった」とライトノベル作家の多くには想像もつかないほど夢も何もない感想を言い合うのでありました。
 深夜アニメの幻想文化祭では教員は何をしてるのかなあ。作り手は学生時代にそんな行事で教員が何をしてるかなんて考えもしてなんだんやろうなあ。

 10月16日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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文化祭は終わらない [日常生活]

 明日はいよいよ文化祭。漫研の展示の準備の様子を見に行って、生徒たちと雑談していたら、美術の先生が教室をのぞいて私に話しかけてきた。
「先生は、『うる星やつら』世代ですよね?」
 もちろんであります。連載開始時にはまだ高校生でしたよ。
「『うる星やつら』で文化祭って言ったら……」
「い、いつまでも終わらないんですよねえ」
 わはははは。やめてよ、まさに文化祭前日のその日にそんな話を持ち出すなんて。なんて不吉なことを。この年になると早く日常に戻りたいと切望してしまうというのに。
 で、その会話を横で聞いていた漫研の生徒たちがぽかんとした表情で私たちを見ている。
 そうかあ、君たちはあの映画を見る機会がないままに高校3年生になってしもうたんやね。ここは文化の継承ということで、DVDでもって漫研生徒向けの上映会でもひらかなならんかな。
 終わるから、祭りは楽しいのよ。さあ、明日と明後日は青春を思い切り蕩尽してくれたまえ。

 10月16日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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昔取った杵柄というほどではないけれど [教育]

 文化祭まであと2日。私の担任クラスは舞台発表に向けてラストスパートというところ。文化祭当日、入試やらなんやらで欠席する生徒が予想以上に増えたということで、担任の私もかりだされることになった。
 まさか舞台に立って芝居をしてくれてなことを言われるんやないやろうなと内心どきどきしていたんやけれど、幸い裏方の仕事でありました。ピンスポットライトの操作をすればよいのです。
 面白かったのは、ピンスポの使い方を一から私にレクチャーしようとしてくれたこと。そうやなあ、今受け持っている生徒たちは私が演劇部の顧問をしてたことなんか知らんのやなあ。さすがに本格的な照明プランの立て方なんてのはでけへんけれど、ピンスポの使い方くらいはわかってますわ。転勤当初、演劇部の顧問時代は大会やらなんやらでいろいろと手伝って覚えたもんなあ。
 確か昨年度の卒業式でもピンスポの係をやって答辞を読む卒業生たちを照らしたよ。まあそんなこと担任クラスの生徒たちは知る由もないんやけどね。
 とにかくまかされたからには生徒たちの足を引っ張らんようにせんとあかんね。ぶっつけ本番みたいな状況になるけど、そこは(豊富とはお世辞にも言われへんけど)経験で乗り切りましょう。そういえば6年前に卒業させたクラスの文化祭でも休んだ生徒のかわりに幕を開け閉めする係を頼まれたなあ。そういうめぐりあわせになってるんやね、きっと。

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