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文化祭前日に泊るか [テレビアニメ]

 明日から文化祭。今日はその準備。副担任クラスの舞台練習を見たり、漫研の展示の様子を見たりしているうちに1日が過ぎた。
 テレビアニメには(特に深夜アニメ)文化祭の場面がよく出てくる。で、前日の夜に学校に泊って仕上げる場面というのがまたよく出てくる。
 これ、原作者なり脚本家はそんな体験をした上で「泊りこみ」のシーンを書いたりしているんやろうか。
 学校現場では、生徒の安全を優先させる。そしたら、学校に泊めることなんてでけん。急病人なんか出たりしたら大変や。それこそ宿泊を許した担任や、学校全体の管理を行う校長の責任が問われることになるやろう。生徒が泊るということは、教員も泊らなならんということや。そやけど、学校に泊らせるアニメで担任教師が事故などがないように気を配る場面なんてでてきた試しがない。そもそも教師など一切出ず、学校全体を生徒会が仕切ったりしてたりする。
 まあ、アニメはあくまでエンターテインメントなんやから、リアルさを追求する必要はない。そやからというて、あまりに現実離れしてしまうと嘘くささが際立ってしまう。
 これは、視聴者である中高生の願望を形にして見せているということなのかもしれんね。学校に泊って友だちと協力してものを作り上げたい、なんていうところか。
 私やったら絶対泊らせん。生徒の安全、そして自分の体力など考えると、とても生徒の付き添いで泊るなんてでけん。
 絵空事なら絵空事として、たとえばちらりと教師の見回りの場面を入れたりしたら、それなりにリアリティーが増すように思うんやけどなあ。

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朝の不審者 [日常生活]

 今日は、文化祭の準備として私が顧問をしている漫研の部誌をひたすら印刷。前にも書いたけれど、私の勤務校は職員室に生徒が入ってはいけないことになっていて、印刷室は職員室の奥にある。したがって印刷を生徒に手伝わせることがでけんのであります。しかしなんやねえ、卒業生まで寄稿して合計100ページ。いやあ、きつかった。
 ところで、先日、出勤途上、自宅のマンションを出たところで変なおっさんに呼び止められた。かなり日焼けしていて、屋外で労働している人らしい。
「京阪電車知ってますかねその京阪の大和田から来たんやけどねこっちの仕事場がわからんので帰ることにしたけど帰るのにお金がなくてね」
 どうやらたかっているらしい。
「急ぎますから」
 私はもうこんな不審者につき合うてられませんからね。ひたすら急ぎます急ぎますの一手で逃げるように、というかほんまに逃げたね。
 実はこの様子を妻はベランダから見ていたということで、この不審者、しばらく近辺をうろついていたらしいけど、知らん間にどっか行ったみたい。
 どういう事情があるんだか知りませんけれど、私が優しく電車賃をおごるように見えたのかねえ。朝からこういう事態に遭遇すると、なんか一日嫌ぁな気分になってしまいますぞ。

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泣く泣くテレビ観戦 [プロ野球]

 今朝はさすがに昨日の今日で朝から疲れが取れず、エンジンがなかなかかからん。そやけど、仕事をしはじめたらそんなことはいうてられん。今日は授業のない時間が多い日なもんで、朝一の授業が終わったらへたって沈没してしまうかと思うていたんやけれど、沈没する間もあらばこそ。次から次へとやらなならん仕事がたんとあって、息つく間もなく終業時間に。むろん残業してとにかく今日のうちにかたづけておかねばならん仕事を終いまでやって、ようよう帰宅。
 今日はタイガースの最終試合で、金本知憲選手の引退試合。甲子園の最終試合はなるべく行って、シーズンの終わりをしみじみと感じたいところなんやけれど、まずチケットがすぐに完売してしまい、物理的に行くことは不可能。また、昨日の今日で平日のしかも週の頭に甲子園に行ったりなんかしたら、沈没どころではすみません。
 というわけで、泣く泣くテレビ観戦。録画予約を入れておき、帰宅してすぐに追っかけ再生で試合を見る。
 試合はさくさくと進み、金本選手の見せ場もあり、最終戦を勝利で飾った。
 それよりもなによりも、金本選手の引退セレモニーや。これを見逃したら末代まで悔いが残る。
 金本選手のスピーチが終わるころにはもううるうると涙腺がゆるんでおりました。ああ、あの場でその空気を共有したかったなあ!
 疲れが取れていないのと、金本選手の最後の雄姿を見終えて気が抜けたのとで、さらにさらにへたっております。
 ああ、明日から来年の2月末のオープン戦までタイガースの試合を見ることはでけへんのやなあ。その節目を現場で味わえはせなんだけれど、まあこういうシーズンもありか。
 今週末は文化祭。明日は漫研の部誌の印刷とか、またまた沈没してる間もなく仕事があるぞ。早目に寝て鋭気を養うことにいたしましょう。

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法事の意義 [日常生活]

 今日は朝8時すぎにサンダーバード5号に乗って、宇宙から地球上を監視。ではなく、北陸本線で福井県鯖江市へ。祖父母の法事であります。
 旦那寺の控室に座っていると、母方の親類が続々と到着。みんな地元の方なんですけどね。私は再々法事でお目にかかっているからお顔は存じ上げている。そやけど、顔とお名前が一致しません。応対していたのはむろん母と、叔母。いとこ同士という方がほとんど、とのこと。
 法事の場ではたいていの人がこういう。
「こんなときでないと会わんもんなあ。今度は遊びにおいでよ」なんてね。
 でもねえ、なかなか遊びにだけ行くというようなことは歳をとるにつれてでけんようになるもんです。そやけど、法事やったらこれはもう無理にでも出て、顔を合わせられる。
 法事の意義はこれなんやろうなあと思う。
 血縁というても、血が遠くなるとわざわざ顔を見せることはないけれど、先祖の供養という理由があれば、長い間会うてなんだ親類とも旧交を温めることができる。学校時代の友達にたとえたら、法事というのは「親戚の同窓会」みたいなもんなんですな。
 日帰りで大阪へ戻る。広々として人も少ない鯖江から、人がみっちり詰まってごみごみとした大阪につくと、なにやら同じ日本やないという感じがする。別世界、という感覚かな。
 そやから、広々として空気もきれい、そんな鯖江に住みたい、とは不思議とならんのよねえ。どんなに人がひしめき合っていても、大阪の活気というのはまたなんともいわれんええもんがあると思うのでありました。

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必殺仕事人の陰影 [テレビ全般]

 昨日からKBS京都で「必殺仕事人」の再放送をしている。関西ではなんべん再放送されているかわからんくらいやけれど、実は気がついたらもう始まって何回目かやったりしてて、やっぱり頭から見たいよなあと思い、いつも録画もせずにいた。
 で、うまく第1回の放送を見つけたんで、これはラッキーと録画を始めることにした。土日だけの放送というのも気にいった。なにしろ毎日放送されたら、録画がたまって見るのがおっくうになるもんね。
 さてさて、久しぶりに見た「必殺仕事人」第1話。
 中身をほとんど覚えてへんことがわかった。「必殺商売人」をやめた中村主水のもとに将棋会所の元締め(先代の中村雁治郎!)が声をかける。「一度だけだぜ」といいつつも主水は今度は「仕事人」として裏の稼業を再開するのでありました。
 ああなんて夜のシーンのライティングが美しいんやろう。フィルム撮りやから、映像がクリアとはいえん。それが効果的。闇と光のコントラストをみごとに浮き彫りにしている。
 21世紀になって、ビデオ撮りの「必殺仕事人2010」なども見たけれど、画像がクリア過ぎていて、陰影に乏しい。ハイビジョンになって隅々までクリアに見えるようになったけれど、闇の暗さがなくなった。
 というわけで、第2話で元締めや主水が若い秀に闇の稼業の抱える業を教えるところなんか、今のテレビではちょっと毒気が強すぎて放送でけんかも。
 サンテレビでは今日から「新必殺仕事人」を放送開始した。いきなり第2シーズンに飛ぶのもなんなんですけど、並行して見比べるのも一興かと。
 野球シーズンが終わったらこういうものを見始めて、何をしてるんやろうね、私は。

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昨日の試合の再確認 [日常生活]

 今日は例年ならば「京都SFフェスティバル」に行ってるのでありますが、スケジュールが詰まり過ぎていて体力気力とももたないので、ほんまに久しぶりにパス。
 パスしてよかった。
 朝食後、昨日甲子園に見に行った試合を録画しておいたので、ゆっくりと楽しむ。なにしろアルプススタンドに陣取っていたら、細かいところとか見られませんものねえ。金本選手の残り少なくなった雄姿をアップで見たかったと、まあそういうわけ。
 そのあと、猛烈に眠くなり、再び寝床へ。小1時間くらいで目が覚めるかと思うていたら、爆睡。目が覚めたらお昼を大きくまわっていた。夕方というほどではないんやけれど。起きて遅い朝食をとる。そのあとも体がだるかったので、寝床でごろごろ。「京フェス」に行っていたら、疲れが取れないまま福井に法事に行かねばならんことになっていたでしょう。
 というわけで、特筆すべきこと何もなし。これを書いている今も眠い。明日もゆっくりと休み、福井行きに備えることにしよう。
 わざわざ来ていただいて、こんな日記ですみませんなあ。

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留年生の卒業式と今季最後の甲子園と [教育]

 今日は、昨年度の担任クラスで、留年した生徒たちの半年遅れの卒業式。前後期制なんで、前期に卒業に必要な単位を満たしたら、前期修了時点で卒業ということができるわけです。
 いろいろと手がかかった……そやから留年しているわけやけれど……その記憶、あるいは私自身大学で留年を経験していて心が折れそうになったこともあるだけに、この半年間、下級生にまじって授業を受けていた彼女たちの気持ちなどもそれなりに理解できるし、いろいろな思いが渦巻いて、やっぱり号泣してしまいましたよ。
 留年クラスの担任の先生にお礼を申し述べ、以降はみっちり詰まった授業に精を出す。
 放課後は浪人中の生徒と約束をしていて、推薦入試に必要な書類の発行を行う。
 就業時間が終わるととっとと退勤して電車に乗って甲子園へ。本来なら今日の試合が今季の最終試合のはずやったけど、最終試合は来週の火曜日に。

 試合はタイガースが負けたけれど、あの甲子園の雰囲気を久々にひたることができた。
 とはいえ帰宅したらもうぐったり。明日はゆっくり休んで疲れをとらな。
 それにしてもなんだかいろんなことをあわただしくこなした1日であることよ。
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文楽補助金解凍 [時事ネタ]

 いやあ、やはり仕事のあとに出かけた翌日また仕事というのは疲れるもんです。今日はまた一日ほとんど余裕のないスケジュールでして、少々テンパってます。
 ところで、大阪市長の無知のせいで「補助金凍結」となった文楽協会が、やっとこさ重い腰をあげて市長と公開討論なるものをやって、自分たちの言い分を訴え、「補助金凍結」の解凍ができたそうで、まずはよかった。
 それにしても「税金を使ってるんだから、ちゃんと領収書を残して……」てなことを太夫さんたちにぬけぬけと言えるのは、いくら無知やからというてもすごいことであるなあ。江戸時代から続いている徒弟制度に領収書とかなんとかいうような近代的なシステムが通用しますかいな。相撲協会の年寄制度もしかり。師匠が弟子を丸抱えして育てるのに、「一人あたりいくらかかって、その内訳は……」なんて計算ができますか。それこそ学校みたいなものをこしらえて授業料をとって教えて、というような近代的なシステムにいちから作り変えなならん。それでは伝統芸能の奥深さというものは伝わらんし、残っていかんのですよ。
 教員という仕事をしていると、3年間だけの通過点でしかないというところに、楽やなあと感じる部分もあるけれど、一抹の寂しさもある。
 まあ、「イソ弁」経験をわずかな期間で抜けて若くして独立した市長にしたら、徒弟制度の良いところも悪いところもいわばすっとばしてきたわけで、理解不能なんやろうなあと思う次第でありますが、如何。

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第29回桂春駒の会 [演芸]

 今日は、芸術鑑賞会の下見をかねて、「桂春駒の会」の招待券をいただいたので、12年ぶりに春駒師匠の独演会に行く。
 前座は桂春蝶さんで「ちりとてちん」。春蝶を継いでから生で見るのは初めてかも。オーソドックスな演出で、春菜時代のような素人臭さがなくなっていた。お父さんの名前を継いで、ものすごく精進してはるんやなあと感じいった次第。
 続いては春駒師匠の一番目の演目「ちしゃ医者」やりようによってはものすごく汚らしくなる落語なんやけれど、ユーモラスな演出で楽しく聞かせてくれはった。
 中ドリは笑福亭福笑師匠の創作落語。タイトルはわからんのですが、田舎の秘湯にいったらとんでもない高齢の女将が現れてドタバタを繰り返すという爆笑落語。テレビ放送などではとてもできないネタでございます。やっぱり福笑師匠はおもろいなあ。
 中入り後、狂言。茂山茂さん、茂山逸平さん、島田洋海さんによる「呼声」。居留守を使う太郎冠者を逸平さんが好演。3人でどんどん乗って踊り出すクライマックスには客席から拍手も。
 新野新先生と春駒師匠、福笑師匠、春蝶さんによるトークをはさんで、トリはもちろん春駒師匠の二番目の演目「仔猫」。実は12年前にこの独演会に来た時もトリは「仔猫」でありました。あの時は怪談めいた部分をこってりとやる演出やったけれど、今回はかなりこなれて主人公の女衆、おなべの人物像にスポットを当てた演出。自分の居場所を求めるおなべどんの哀愁と、それをさらっと受け止める番頭はんの人柄が浮かび上がり、ええ感じの噺に仕上がっていた。春駒さんの芸風も以前より角が取れた感じがした。
 さあ、11月には春駒師匠プロデュースの落語会を生徒たちに見せるのだ。顔ぶれもなかなか豪華なので、生徒たちがどんな反応をしてくれるか楽しみやなあ。

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水もん [テレビアニメ]

 クールが変わって、テレビアニメも新番組が毎日開始されている。
 これまで深夜枠でのアニメ放送に参加していなかった朝日放送もついに水曜深夜に「水もん」と題した枠をこしらえた。
 関西では、月曜深夜には読売テレビと毎日放送とテレビ大阪が、火曜深夜には関西テレビが、木曜深夜には毎日放送が、金曜深夜にはテレビ大阪が、土曜深夜には毎日放送がそれぞれ深夜枠で複数のアニメを放送してきた。どんだけアニメを放送してるねん毎日放送。
 むろん、旧UHF局のサンテレビ、KBS京都は毎晩のようにまんべんなくアニメ枠を設けてますけどね。ネット局としては水曜深夜は穴場やったわけです。新規参入するにはそこしかないよね。
 それにしても「水もん」とはようつけたなあ。読売の「マンデーパーク(現在はMANPA)」、毎日の「アニメシャワー」「アニメイズム」、関テレは東京のフジテレビのものをそのままいただき「ノイタミナ」。「ノイタミナ」は別格として、曜日をはっきり示したりアニメ枠やとわかるようにしたりという先行局に対して、「当たるか当たらんか勝負は水もの」と賭けに出た気持ちと水曜深夜であることを引っかけた、なかなか面白いネーミングではありますね。ただ、この名前では何の枠か一発ではわからんと思うけどさ。
 最初のラインナップが、貴志祐介さんの原作をアニメ化した「新世界より」。これは楽しみ。そしてもう一本、伏見つかささん原作の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」。これは以前毎日放送の「アニメシャワー」枠で放送されたものとweb配信されたものを再編集したバージョンが放送されるとか。おそらくそのまま第2シーズンの本放送につながっていくんやろうね。
 それにしても、関西キー局で一度放送されたものが、いくら再編集版というても別のキー局で放送されるというのは珍しいことやないかいね。まあ、このアニメはよその地方では旧UHFアニメの枠で放送されてたみたいやから、逆に本放送も再編集版もキー局で放送されるというのが特別という気もするけれど。
 というわけで、関西キー局では深夜アニメ枠の競争がさらに一段と激しくなってくるのでありました。いやまあなんというかええ年してそれを残らず見る私たち夫婦もナニなんですけどね。

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