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ラミレスのファンサービス [プロ野球]

 なんでもジャイアンツのラミレス選手がヒーローインタビューなどで行うパフォーマンスのアイデアを公募しているらしい。以下、読売新聞のサイトより引用。

“巨人は、17日午後5時まで、ラミレスが試合後のヒーローインタビューなどで行うパフォーマンスのアイデアを球団公式ホームページで募る。
 アイデアを参考にラミレス自身が内容を決める”

 私は、ラミレス選手がスワローズに在籍している時から、あの「パフォーマンス」とやらをスワローズのファンがほんまに喜んでいるんかなあと疑うているんですが。ホームランを打って、ダグアウトの選手たちとタッチをして、マスコットのつば九郎くんからぬいぐるみを受け取った後、ラミレス選手はテレビカメラに向かって「ゲッツ!」と言うてダンディ坂野の一発ギャグをかましながらカメラのフレーム外に消えていく、というものやった。ほかに、志村けんの「アイーン」をしたり、最近ではジャイアンツに移籍する直前か直後かは知らんけれど、藤崎マーケットの「ラララライ」をマスコットといっしょに踊ったりしている。
 昔、ファイターズにウィンタースという選手がいて、試合前に仮装をしたりグランド整備の時に出てくるチアガールたちといっしょにポンポンを持って踊ったりしていたのを覚えている。あれは私は立派なファンサービスやと思うた。というのも、ウィンタースならではのオリジナリティがあったからね。
 ラミレスの「パフォーマンス」に違和感を覚えるのは、芸人さんのキャッチフレーズをただパクってるだけやからかもしれんなあ。しかも、スタンドのファンにはよう見えん、テレビカメラの前でやるというのもなんか違うと感じていたんですわ。ヒーローインタビューはさすがにスタンドのファンに見せるという感じなんやけれど。そやけど、前もって考えていてわざとらしくやってみせる「パフォーマンス」というのは心からの喜びが感じられんのですよね。
 タイガースの葛城選手がサヨナラヒットを打った時、ヒーローインタビューでABCの清水次郎アナウンサーの「勝利の雄叫びを」という注文に、その場の勢いで「ウォーッ!」とやったのは、実はあの時私も球場にいてただけに、その喜びの度合いが伝わってきて楽しかった。つくりもんやない「パフォーマンス」やった。葛城選手はヒーローインタビューのたびに要求されるので「みなさんごいっしょに、いち、にい、さん、ウォーッ!」と観客も巻き込んだりしている。スタンドのファンもいっしょに「ウォーッ!」とやる。楽しいですよ。
 ラミレスも公募なんかするんやなく、あるいは人まねやなく、その場の喜びをファンと共有するものを考えたらええんと違うかな。それがほんまのファンサービスやないかと思う。

 3/15(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。

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カーネルおじさんの呪いが解ける日 [時事ネタ]

 いやいやいやいや、なんということでしょう。道頓堀に沈んでいたカーネル・サンダース人形が24年ぶりに見つかったんやそうです。以下、産経新聞のサイトより引用。

“昭和60年に阪神タイガースがリーグ優勝を達成したさい、ファンに大阪市中央区道頓堀の道頓堀川に投げ込まれ、行方がわかならなくなっていたケンタッキーフライドチキン道頓堀店(閉店)の「カーネル・サンダース人形」とみられる人形が10日、同川左岸の新戎橋下流付近で見つかった。周辺の水辺整備事業を行っていた大阪市の工事関係者が発見したもので、この日は上半身部分だけが引き揚げられ、11日に下半身も探すという。(中略)見つかったとみられるカーネル・サンダース人形は、昭和60年に阪神の21年ぶりのリーグ優勝が決まった際、人形を当時の助っ人外国人選手、ランディ・バース選手に見立てたファンが、胴上げをした末に同川に投げ込んだとされる。その後、阪神が18年間優勝から遠ざかったため、「カーネル・サンダースののろい」と言われることもあり、番組で人形を捜索したテレビ局もあった”

 あの「探偵!ナイトスクープ」をしても発見でけなんだカーネルおじさんが、投げ込まれたといわれる場所からわずか300mしか離れてへん場所で見つかるとは。それにしても24年間もあの道頓堀に沈んでいたんですぞ。


 ヘドロでドロドロになって、それでもにこやかに笑うカーネルおじさんの不気味なことよ。悪魔の笑いというべきか。確かに、タイガースを呪うておるよ、この人形。そら何べん日本シリーズに挑んでも勝たれへんはずや。早う下半身も探し出してピカピカに磨き上げて供養したらんと。
 ようし、これで今年タイガースが日本シリーズに出場できたら日本一間違いなしや。吉兆とはこういうことをいうんやろうか。今日はオープン戦で新外国人のメンチ選手がホームランを打ったし、こちらも吉兆やとええのにな。
 とにかく、呪いは解けた!
 カーネルおじさん、ばんざーい!

 3/15(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。

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いらんお世話 [日常生活]

 今日、マンションの単車置き場に行って私の愛車「今日号」に近づくと、ハンドルのグリップのところに紙が巻いてある。単車置き場にはちゃんと使用料を支払うている。注意書きを巻きつけられるようなことはしてへん。よくバイクの下取り業者がやはりグリップに輪ゴムに紙をつけて「高価買取」の広告をくっつけたりしておるけれども、それやとチラシがひらひら動いているはず。
 グリップから紙をはがし、広げてみると、なんや、やっぱり下取り業者のチラシやった。
 待てよ。
 油性のマーカーででかでかと「3」という数字が書いてあるのに目がいった。何の数字やろう。
「あなたのバイクは『3』万円で下取りいたします」
 ええいこの。私はまだまだ「今日号」を売り飛ばす気はないし、それどころかバイク屋が「こらもう廃車にするしかないわ」と言うまで乗ったるつもりをしてますねん。
 人のバイクを勝手に値踏みをするな。そんな業者には頼まれたって売ったらへんわい。へいへいどうせ私の原チャリは「『3』万円」ですよ。それだけがたもきてるし走行距離も多いよ。それがどうした。誰も値踏みしてくれと頼んでへんわ。
 生命保険の女性社員が「あなたの人生設計」とかいうて勝手に人の結婚する年齢や子どもの産まれる時期まで決めつけて、保険のプランをおしつけてくる時に感じるのと同質の怒りが込み上げてきたで。
 世の中には自分の力だけでは決められんことはなんぼでもある。そやけどな、他人に勝手に決められたないもんかてあるんや。そういうのを平然とおしつけんといてほしいわ。
 こういうのを無神経なおせっかいというんやな、ほんま。

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上原彩子のプロコフィエフ [音楽]

 新聞のテレビ欄を見ていたら、今週の「N響アワー」のところに「上原彩子」の名が。クラシックファン以外の方はご存じないかもしれんけれど、私も生で聴きに行ったことがある(この日記にも書いた)えげつなくすごいピアニストであります。
 今年の1月にサントリーホールで開かれた演奏会で、曲目はプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。私はたしかCDではアルゲリッチ盤を持っていたっけ。指揮はドミトリ・キタエンコというロシアの実力派。チャイコフスキー・コンクールで伴奏指揮をつとめたりしている人です。
 録画予約はもちろんしたんやけれど、辛抱たまらず追っかけ再生で見た。
 2人目のお子さんがおなかにいるのですね。私が最後に生で聴いた時は1人目のお子さんがおなかにいるときで、客席にいて今にも産まれるんやないかというひやひやした思いがしたのを思い出す。今回のもそんな感じ。
 ダイナミックな迫力は従来通り。妊娠、出産、子育てという経験を経たせいか、細やかな表現にも以前より繊細さが見られるようになった気がする。もっとも、持ち味(?)であった妙なミスタッチがなくなったのはかえって寂しいな。あれもこみで上原彩子の魅力やったからね。
 ただ、やはりテレビでは生の半分くらいしかあの迫力は伝わらんなあ。コンサートに行ってごらんなさい。「聴く」というよりは「体験する」というた方がええくらいの衝撃があるんですから。
 久しぶりに聴く上原ピアノはやはりすごかった。テレビでこれやもんなあ。ああ、生でまた「体験」したいわい。

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「浪花の華」終了 [テレビ全般]

 NHK土曜時代劇の「浪花の華」が本日終了。幕末の大阪が舞台、しかも緒形洪庵の青春時代というたいてい誰も知らんネタというので大いに期待して毎週見てた。原作は読んでへんけれど、原作者の築山桂さんへのインタビューを新聞で読んでたら、原作をほぼ忠実にドラマ化しているということやそうです。
 私が昔からごひいきにしている栗山千明さんは「左近」という役。男装の麗人という趣でかっこいい。というよりも、女装(?)が全然似合うてへん。女性の和装が似合わんのです。体形が和風やないのですね。主演の緒形章(のちの洪庵)を演じる窪田正孝さんは「ケータイ捜査官7」(クリックしたら音声が出ます、ご注意を)というドラマで同じような役柄をやっているけれど、キャスティングをした人が「ケータイ捜査官7」を見て主役に起用したと、これも新聞の記事で読んだ。同じような芝居で、ということやったんでしょう。
 ドラマそのものはけっこう楽しめたんやけれど、緒形洪庵も左近も大阪弁やないのと、ネイティヴの関西弁を使える役者が少ない(萬田久子さん、杉浦太陽さん、芦屋小雁さんくらいか)ので、変なイントネーションの大阪弁が混じるということ、ここらあたりでなんか大阪らしさが薄くなっていたのが残念。上方落語に出てくるような「空気」があまり感じられなんだというのかな。まああんまりローカル色を出すと全国ネットではうけんらしいから、やむなし、か。
 昔、桂枝雀師匠が主演をしていた「なにわの源蔵事件帳」をBSでええから再放送してくれへんかな。ああいう感じの「大坂時代劇」をもう一度見てみたい。

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あたたかい拍手の卒業式 [教育]

 今日は卒業式。こういう大事な行事とSF大賞パーティーが重なるんやもんなあ。今年も東京行きは断念。まあ家庭の事情であまり家を空けていられへんので、やむを得んか。
 私が自立支援コースの担当になって3年目。今年卒業するコースの生徒は3年間まるまる見てきたことになる。いろいろと手を焼かされることもあったけれど、3人とも幼い感じでまわりの生徒たちからは人気があった。それだけに卒業式で3人とそれを囲む一般生徒たちが壇上に上がってスライドショーの映像をバックにメッセージを発信した時、例年以上のあたたかい拍手が会場を包んだ。
 そう、世の中には障害のある人もない人も障害があっても軽くて気づかれにくい人もはっきりと重い人も、いろんな人が混ざって構成されているんやで。卒業していく生徒たちは、そういうことをちゃんと認識して巣立っていってくれることやろう。大事なんはそこです。
 ええ卒業式やったと思う。これやったら東京に行かれへんでも、まあええか。

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試合よりも気になる2つのことがら [プロ野球]

 プロ野球WBCアジア予選リーグの日本対中国の試合を少しだけ見る。中国チームは以前のことを思うとかなり強くなっているんやないかな。善戦というところにとどまってはいるけど。
 それはともかく、試合そのものよりも気になったことが2点ありまして。
 まず、ユニフォーム。日本チームのユニフォームって、去年までのスワローズのホーム用のユニフォームに似てるんですよね。で、中国チームのユニフォームは今季から着用されるカープのビジター用のものに似ている。テレビをつけた第一印象は、「あ、スワローズとカープがオープン戦をやってるんかな」でした。ほかの国はともかく、日本チームはもう少しぱっと見て「日本」と思うてしまうようなものにしたらええのにな。高校野球のユニフォームみたいなのはどうやろう。胸のネームは漢字にして、帽子は白いの。いかにも日本野球の原点ここにありという感じになるんやないか知らん。
 2点目は中国チームのコリンズ監督(前バファローズ監督)は、恋人(?)の非常階段シルクと会うてるんかなあということ。そんなんどうでもええことやと思うけど、どうでもええからこそ気になるんですよ。食事くらいはできたんかな。スポーツ新聞が取材してくれるのを期待してるんやけどなあ。
 試合は日本チームが勝ったらしい。われらがタイガースの火の玉ストッパー藤川球児が最後に投げたらしい。最後まで見てへんので「らしい」ばっかりになった。すまんのう。

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ロッテと阪神のトレード [プロ野球]

 おお、これはびっくり。プロ野球阪神タイガースの橋本健太郎投手と千葉ロッテマリーンズの久保康友投手との交換トレードが発表された。
 久保は新人王も獲得したことのある投手やったけれど、先発投手陣が充実しているマリーンズではちょっと不調やと出番がもらえなくなるというような立場やった。橋本は中継ぎ投手陣がそろっているタイガースで、年々登板数が減ってきていた。
 中継ぎに適した投手がほしかったマリーンズと実績のある先発投手の頭数がそろわんタイガースとの利害が一致したということで、これはなかなかええトレードやないかなと思う。
 ロッテと阪神の投手同士のトレードというたら、はるか昔、当時のロッテオリオンズでドラフト1位で入団しながら働き場所のなかった福間納投手とタイガースでは先発投手陣の一員として期待されながら芽の出なかった深沢恵雄投手がそれぞれ新天地で居場所を見つけたことを思い出す。福間投手は中継ぎに谷間の先発にとフル回転して最優秀防御率のタイトルも取り、1985年の日本一にも貢献した。深沢投手はオリオンズのローテーション投手になり、オールスターに監督推薦で選ばれるまでになった。これほどまでに成功したトレードもなかなかないやろう。
 久保、橋本両投手はここのところぱっとしない成績やっただけに、働き場所を変えてぜひ復活をとげてほしいものです。福間さんと深沢さんの時みたいにね。
 それにしても、タイガースの黒田編成部長はなかなかやるなあ。トレードのうわさを飛ばすスポーツ紙も今回のトレードについては事前にキャッチしてなんだわけやしな。水面下での動きは見事ですぞ。

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ひなケーキ [季節ネタ]

 今日、「うちの3姉妹」というアニメを見ていたら、お父さんが娘たちに「ひなケーキ」を買うてくる場面があった。そういうたら「ひなケーキ」なんちゅうのもあったなあ。妻と「あれ、昔からあったよね」と話をしていて、いつごろからあったか記憶を探ってみた。
 私の記憶では、モスクワの味「パルナス」が「ひなケーキ」の宣伝をしていたのがもっとも古いんやないかと思う。しかも「パルナス」の「ひなケーキ」にはなぜか「一休さん人形」がおまけについていたはずです。なんで「一休さん人形」? おとぎの国のロシアの夢と香りを運ぶだけやなく女の子の節句に「一休さん」人形まで運ぶとはなんやしらんわけがわからんわい。
 なんで「一休さん人形」やったのか、事情をご存じの方、いてませんかいな。
 それにしても、ひな祭りに「ひなケーキ」というのも不思議な発想やなあ。ケーキなんか全然関係あらへんやんか。まあ商売というのはそういう何もないところにニーズを創出していくのが知恵というものではあるんですけどね。

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久々に神戸南京町 [日常生活]


 今日は勤務校の自立支援コースの生徒たちといっしょに神戸の中華街、南京町に行った。この前行ったのはいつかいな。少なくとも大震災の前やったことは確かなんで、そうとう古い昔やね。南京町の前を通ったことはある。妻といっしょにルミナリエに行った時に、満員電車みたいなおしくらまんじゅう状態でライトアップされた南京町の門を横目に通り過ぎた。
 大阪市内でもそれほど行動範囲が広いわけやない生徒たちに、神戸という大阪とはまた違う雰囲気の街を見せてやりたかったのと、道が一本違うだけでおしゃれな商店街が異空間である中華街に変わってしまう面白さを知ってほしかった、そして、そこらで売っている中華点心とは違うほんまもんのおいしさを味わってほしかった。まあそんなわけで南京町に連れて行ったんですわ。
 生徒たちはおいしいラーメンや餃子、胡麻団子などに舌鼓を打っていた。私は食堂でラーメンと焼豚丼のセットと餃子を食べて満腹になり、点心の食べ歩きなんかとてもとてもでけしまへん。年をとると胃が小さくなるのと食が細くなるのだよ。しかし高校生というのはよう食うなあ、ほんま。


 点心を売ってる店の中にも人気と不人気があるらしい。こうやって行列ができているところと、あつあつを並べてるのにお客がぽつぽつとしかいてへん店がある。こういうのは口コミなんか、それともガイドブックに書かれているのを鵜呑みにした観光客が味も知らずに並んでるんか、どっちや。
 路地に煉瓦が敷いてあり、そこにメッセージが書かれている。震災からの復興を応援する全国からのものやった。13年前の日付が書かれている。生徒たちに見せる。震災のことはあまりよく覚えてない年の生徒たちですからね。全国からこうやって神戸の人たちを励ましていたんやで、そう言いながら自分はたいしたことがでけなんだと自省するのみ。
 今度は仕事やない時に行きたいものです。

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