わかってない実況

　今日のタイガースの試合の中継は毎日放送。実況の仙田アナウンサーは何かというと数字をもちだす。満塁で関本に打席がまわると、関本の満塁での打率を紹介して、それを根拠に「期待できます」と言う。何を言うておるのやら。確かに高打率ではあるけれど、ヒットの出る確率は１００％やない。案の定凡退した。
　マウンドにウィリアムスがあがると、今季の防御率が悪いと紹介をして、さも不安があるかのように言う。防御率が悪いのは最初の登板でぼこぼこに打たれてしもうたからで、そのあとはしっかりと抑えている。やはりジェフの存在は大きいと思う。解説の太田幸司さんが「リリーフ投手は投げるイニング数が少ないから、一度大量失点したら防御率は悪くなる。ここ数試合は安定している」と指摘した。
　一事が万事この調子。仙田アナウンサーは野球観戦の楽しみ方がわかってへんのと違うかな。その日の打者の調子、投手の調子、球場の気候に風向きなどなど。さまざまな要因が予想されていた結果を覆す、そこに醍醐味がある。
　そこがわからんから、過去のデータをもちだしてきて数字で示そうとする。そんな印象を受けた。まあ仕事やから、なんでもでけんとあかんやろう。苦手の野球を自分なりに実況するためのテクとして数字の活用があったのかもしれん。
　ただ、やっぱり野球ファンとしてはちょっと聞いてられんのですよ。

疲労と爆睡

　爆睡した。ことんと眠りの世界に入り、ふと気がついたらいつも起きている時間帯。かなり気も遣い体も使い、疲れ切っていたんですな。
　こういう寝方をしたのは久しぶり。普段は宵っ張りで早起きという不健康な寝方をしてるからよけいかな。
　もっとも、夕方、ある電話でがたがたに疲れるようなことがあったから、今夜もすこんと眠れそうな気がいたします。いろいろ考えて寝られない気もいたします。困ったことでございます。

謝る相手

　てなわけで、移住先から帰ってまいりました。
　帰ってから妻といろいろおしゃべり。タイガースの試合は頭と尻が切れる中継のため不完全燃焼。前から書いているけれど、関西の放送局は完全中継がでけんことが最初からわかってるんやったら、サンテレビにも中継の権利を認めるべきですよ。完全中継に慣れたタイガースファンは、「中継してやるだけでもありがたいと思え」的なものでは満足でけんのですね。
　ネットにつないだら北野誠さんの謹慎宣言 が新聞のニュースサイトに掲載されていた。
　以下、読売新聞のサイトより引用。

“記者会見を開いたのは改めてお詫び申し上げたいからです。『誠の――』の放送内および番組関連イベントにおきまして、事実に基づかない不適切な発言をし、自分と同じ業界で働いているタレントの皆様、皆様が所属するプロダクション関係の皆様、リスナーの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。本当にすみませんでした”

　つまり、誰とも言えん相手に対して謝罪してるだけで、「探偵！ナイトスクープ」などで北野誠さんを楽しみにしているファンに対してではないのね。それやったら記者会見なんかにせんと、その相手のところに菓子折りの一つでも持っていってあやまったらすむことやんかと思う。
　記者会見を開くということは、記者を通じてファンに対して謝罪するということやと思うやん。誰に、何を、どんなふうに言うたんか、「サイキック探偵団」を聞いてへん私にはさっぱりわからんし。
　謹慎することで、番組を楽しみにしているファンに迷惑をかけるのであやまるというのが、記者会見を開く理由やないのか。それやったら私も納得できる。誰かに迷惑をかけたなら、その相手に謝罪して許してもらい、全員の許しを取り付けたところで謹慎を解くというような形が自然なんやないかと思う。

移住先より

　神鍋高原に移住しております。
　昼間の気温は摂氏１２度。春の初めの寒さですな。
　写真のように山桜がまだまだ咲き続けてますわ。
　教員はみんなわかっているから冬仕様。生徒は薄着でも元気やね。
　まあ１６歳やからなあ。
　消灯時間過ぎても恋話か自分語りか、話し声が絶えん。いやまあ毎年の事ですからね。もうしばらく起きていて寝るまで根競べですわ。
　早よ寝かせてね。私ゃ疲れたからねえ。

天満で古本話

　今日は関西に来ている北原尚彦さん、高井信さん、天六にある古本屋兼カフェ＆バー「ワイルドバンチ」の庄内さんと天満で楽しくお酒。
　私はコレクターやないけれど、コレクターの気質はわかる。生来の無精者なんでコレクションを完成させる根気というものがないんです。そやからコレクターにはなられへん。そやけど気持ちはわかる。
　というわけで、コレクターの古本話を楽しく聞きながら飲む。楽しいですね。
　明日は「一泊移住」。ブログは移住先から更新いたします。今日は早く寝ます。

「週刊手塚治虫」の司会

　ＢＳ２で放送している「週刊手塚治虫」という番組では、毎週ゲストを呼んで手塚先生について語らせている。
それはええんやけれど、ゲストがいくら手塚治虫の人間性を語り、そこから派生した卑小なテーマも彼の作品には含まれていると言うても、司会のアナウンサーと杏は強引に科学批判やの先見性やのヒューマニズムやのというところに話の結論をもっていこうとする。台本にそう書かれていて、司会としてはそうもっていくしかないのかもしれんけれど、私はついついテレビのある方を向いてつっこむね。
「人の話をちゃんと聞きなさい」
　結論が先にあって、素材が結論と違う方向を指し示している時は素材の方に修正を加えて無理にでも決まった結論にもっていく。
　いかにもＮＨＫらしいやり方です。それさえなかったらええ番組なんやけどなあ。

もっとアウトローを！

　「必殺仕事人2009」に新しく仕立て屋が加わったけど、こいつもからくり屋と同様情に流されるタイプらしい。まあ時代の違いということなんかしらんけど、もっと世の中の地獄を見てきて仕事人になったようなアウトローが一人ほしいなあ。せっかくレギュラー交代したんやから、タイプの全然違うのでないとおもろないぞ。
　まあ、新レギュラーもジャニーズ事務所のメンバーなんで、それを求めるのは無理であることは重々承知なんですけどね。

「いい人」であり続けるということ

　最近は人を「あの人はこういうキャラだから」なんていう単純な決めつけで分類するらしい。人間なんて二面性、いやいや三面四面といっぱい矛盾した「キャラ」をかかえて生きているんやないかと思う。
　その中でも特に「いい人」キャラで世間から認知されている人なんか「そればっかりその人に求めてやるなよ」と言いたくなる。
　それが人気タレントなんかやとよけいプレッシャーになったんと違うかな。泥酔して全裸になった草なぎくんが警官に言うたとされる言葉は、けっこう重いように思う。
「裸になって何が悪い」
　素の自分を出せずに「いい人キャラ」を演じ続けてきた彼の「裸の自分を見てくれ」という本音が「草なぎ剛へべのれけれけすっぽんぽん事件」の遠因やないかと勝手に推測してるんですけどね。

一泊移住

　来週あたま、毎年恒例の１年生ＨＲ合宿があり、担任である私も当然いっしょに行く。
　こまかいことについて決めるためにクラス委員が教壇に立ち、あれこれ仕切る。その時に、ＨＲ合宿のことを「一泊移住」と言うたのに気がついた。
　久しぶりに聞く言葉やなあ。５年前にいっしょに合宿に行った生徒もそう言うていた。
　大阪市内の小中学校では、宿泊をともなう行事のことをこういうんです。
　それにしてもたいそうな言葉ですわ。１晩泊ってじき帰ってくるのに、「移住」というんやから。
　こういう行事、ほかの地方ではどういうんやろう。もし面白い呼び名を思い出したらこのエントリにコメントをつける形で教えてください。よろしくお願いします。

平日の飲み会

　今日は平日やけれども、自立支援コースを３年間やったということで「お疲れさん会」という飲み会に、
　あまり平日に飲みに行くということをしないので、ペース配分などに苦労し、へろへろで帰宅した。
　そやから日記もこんなんです。すんませんなあ。