リニューアル甲子園

　仕事でへろへろのまま、夜は甲子園でナイター観戦。即身仏にはならんですんだけれど、ひたすら応援しまくりストレス解消。
　抽選で当たる特製キャップも当たり、写真のようにグラウンド全体を見渡せる席に座れた。これでタイガースが勝てば文句なしなんやけれど。世の中そう上手くはいってはくれんのです。あの映画「お熱いのがお好き」の名セリフを思い出すねえ。
「完全な人間はおらんさ」。
　ちょっとぬけてしまうくらいがちょうどいい。

どきどき入学式

　今日は私の勤務している高校でも入学式があり、新入生を迎え入れた。かくいう私はその新入生のクラス担任を受け持つのであります。
　いやあ、緊張したなあ。というのも、現任校で新１年生のクラス担任をもつのはこれが初めて。転勤１年目は副担任でクラス運営にほとんどタッチせず。２年目は１年生の担当やったけれど、総合学科必履修の「産業社会と人間」という科目のチーフとなり、この仕事は担任兼務ではとてもでけへんので担任なし。３年目以降は担任は持ったけれど２～３年の持ち上がり。５年目から昨年度までの３年間は知的障碍生徒の自立支援コースを受け持ったのでもちろんクラス担任はなし。
　というわけで、これまでも何回か入学前の登校日に新入生たちと接する機会もあり、緊張することもあるまいと思うていたんやけれど、いざ本番となると違うねえ。始まる前の段階でなんか緊張しすぎてしまい、式の最中は担任席に座っててもなんかもうぐったり。
　集める書類、配る書類、連絡事項は山積み。バタバタバタバタしているうちに生徒は下校。もう１人の担任の先生と提出物チェックをしている時なんか、疲れがつきぬけてなんかハイになっていたぞ。危なあ。
　帰宅してタイガースの試合を見たら金本が３連発。昨日のサヨナラに続きむちゃむちゃ興奮したんでほんまにもう抜けがらみたいになってます。
　明日は甲子園のライトスタンドで観戦の予定やけれど、無事たどり着けるかしら。新装なったライトスタンドで即身仏のように干からびて座っているかもしれんぞ。

パクったネタで「Ｍ－１」王者？

　週刊誌の広告で「Ｍ－１王者がネタ盗作で紳助、松本激怒」とかいう見出しが目についたんで、仕事帰りにコンビニで立ち読み。
　なんでもNONSTYLEのネタの一部に、後輩の漫才師のネタとかぶるものがあるという。白い方が黒い方にばしばし叩かれて「白い服着て頭がへこんだら、おれ白米やんか」というところがそうらしいんやけれど、それがどうしたという気分になった。
　NONSTYLEが優勝したのはそのギャグひとつだけのおかげやない。しゃべくりのテンポ、次々と繰り出されるギャグの切れ味。すべてを総合して他のコンビよりも優れていると審査員が判断したから優勝したんやろう。
　激怒したとされる島田紳助さんの方がもっとえぐい「盗作」をしている。１９８０年代のマンザイブームで、オール阪神巨人のネタを完全にパクっていたのを私は記憶している。「ヤングＯＨ！ＯＨ！」という関西ローカル番組の中で阪神巨人さんが教育テレビの「先生」と「ぼうや」の会話をデフォルメして笑わせていた。そのネタを全国ネットの漫才番組でまるまるやっていた。もしかしたらオール阪神巨人さんの許可は得ていたのかもしれんけれど、視聴者にそんな裏はわからん。
　島田紳助さんも松本人志さんもほんまに激怒したわけやなさそうで、ただ単にNONSTYLEが「Ｍ－１王者」になったのに仕事があんまり来ないというのを、他人のネタをパクるのが嫌いな松本さんが妨害をしているからやと書いてある。
　たぶん、この記事を書いた記者は漫才をよう知らんか、「Ｍ－１」を見てなかったかしたんやろう。あの爆笑王ダイマル、ラケットの代表作のネタは、ダイラケ先生が若いころ地方回りをしていた時に先輩漫才師のやっているネタをよく見て、いろいろな芸人さんのギャグを組み合わせ、話芸に磨きをかけて爆笑漫才に仕立て上げたらしい。
　たいしたネタでもないのにそれを爆笑に持っていった話芸こそが称賛されるべきやと私は思う。そのことがわからん紳助さん、松本さんでもなかろう。
　

ＡＥＤはどこにある

　愛すれどTigers「安藤が開幕戦２連勝」を新規更新しました。

　今年も心肺蘇生法の講習を受ける。これで３年連続の受講やけれど、手順は覚えていても胸部圧迫の方法なんかはまだ体に染みついてへんらしく、思うようにいかん。
　自分の職場にはＡＥＤがどこにあるかわかってるから、もし誰か倒れているのを発見してもそばにいてる人に「食堂の横にある自動販売機に備え付けてあるから、そこに取りに行って！」てな指示を出せるけれど、これ、例えば家の近所の歩道で、なんていう場合やったらどないしよう。
　とりあえず胸部圧迫をひたすら繰り返して救急車が来るのを待つというようなことになるんやろうなあ。そばを通りかかった人の中に心肺蘇生法の心得のある人がいてたらありがたいけれど、そんなうまいこといかんかもしれんしなあ。
　講習を受けたら受けたで、そんな不安が新たに出てきてしまう。何も知らんよりはましというか、知ったからこそ起こる心配なんやろうな。

2009年４月のテレビアニメ新シリーズ

　明日の深夜あたりでこの春のテレビアニメの新番組がほぼ出そろう。いやもうひたすら見たなあこの２日間。特にファンでもなく関心もなく期待もしてへんあだち充原作のものまで見るかな、私ら夫婦は。で、ちょっとした感想を。
　「ハヤテのごとく！！２」は製作会社が変わって絵と動きはきれいになったけれど内容には前作にあったオタク心をくすぐる何かが欠如しててがっかり。確かに第１シリーズは絵は泥臭かったけど、そんなんどうでもええと思わせる楽しさがあったのよ。ぷんぷんと臭う汁が出てたのよ。
　どんだけ金かけてんねんと驚いたのが「真マジンガー衝撃！Ｚ編」と「鋼の錬金術師」（サイトに行くと音が鳴ります。ご注意を）とと「戦国ＢＡＳＡＲＡ」。どれも劇場版映画かと思うくらい。これはこけたら大変ですぞ。特に「マジンガー」は若い視聴者が知らん世界をリメイクするわけですからな。
　期待してよさそうなのは「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」かな。原作はゲームやけれども、脚本の黒田洋介さんらしさがうまく出そうな感じ。「機動戦士ガンダム00」では群像劇を細かく描く腕が裏目に出た感があるからなあ。
　北朝鮮からなんか飛んでくるというのにこんなに呑気にアニメばかり見ててええんか。ええの。落ちてくるか今かわからんもんにおたおたするくらいなら、生きているうちに自分のやりたいことだけはしっかりしといたほうがええの。私はそれを阪神淡路大震災で学んだの。世の中には予測不可能なことが当然のごとく起こるし、予測してないものは避けようがないの。
　さ、あと目ぼしいのは「シャングリ・ラ」くらいかな。池上世界をどれだけアニメにできるのか。これだけはちゃんと見ておきたいな。

緊張の緩和か低気圧のせいか

　疲れというのはどっと一気に出るもんなんやなあ。新年度に入って３日間、新しい部署で準備をし続けてきた。これまで一度も組んだことのない同僚といっしょに仕事をしたりもした。
　けっこう緊張していたらしい。今日はとにかく一日しんどくてしんどくてたまらなんだ。
　今朝、一度早めに目を覚ましてタイガースの開幕勝利をスポーツ紙で反芻した後、ぐっとスイマーの群れが押し寄せて二度寝。録画した深夜アニメなどを見ながら朝食をとり、午後は所用で京都へ。雨が降るのはわかってたから行くのめちゃめちゃ嫌やったんやけど、お医者さんに薬を出してもらわなならんので、こればかりはさぼられん。
　帰りの電車で爆睡。もうろうとしつつ梅田の阪神百貨店地下の理容室で整髪してもらう。もうじき入学式やから、もしゃもしゃヘヤーでは新入生にも失礼ですわな。阪神理容室ではタイガースの試合のラジオ中継を流していた。あー、途中経過がわかってしもうたがな。ＨＤＤレコーダーで予約録画してあるから、帰宅してから追っかけ再生でリアルタイム気分になって見ようと思うてたのに。その上負けてるし。
　帰宅してからはひたすら野球中継に集中。負けたらよけいしんどうなるねんや。
　試合終了まできっちり見てから、寝床へ。眠い。とにかく眠い。そやけど今寝たら夜に寝つかれんようになる。なんとか眠らず体を横たえて疲労回復につとめるけど、体がしんどい上に雨をもたらす低気圧のせいかさらに体を重く感じる。それに雨の中そこそこ歩いたし、これもこたえるんやなあ。
　夕食のあと「腹の皮が突っ張ったら目の皮がたるむ」状態に。それでも寝んと日記をこうやって書いている。さあ、もうじき寝られるぞー。

狩野恵輔の開幕試合

　プロ野球開幕。タイガースの試合も気になるところながら、札幌ドームのファイターズとイーグルスの試合も見てみたい。ダルビッシュと岩隈という日本を代表する両右腕の投げ合いですもんね。まあ関西エリアではタイガース再優先やし地上波中継は無理ですな。
　で、タイガース。関本と金本のホームランで勝ちました。今年９０勝するとして、まず最初の白星です。１勝したくらいで浮かれてはいかん。昨シーズンの悔しさを晴らすにはこんなもんではすまんぞ。
　とはいえ、今日の勝利は価値のある勝利やと思う。というのも、正捕手矢野の故障離脱で若手の狩野捕手が生まれて初めて開幕戦での先発マスクをかむり、中盤球の切れのなくなってきた先発安藤や球が軽く浮いて得意の速球に切れ味のない抑えの藤川をよくリードし、最少失点で切り抜けたんもんね。
　狩野にとっては矢野の代役から一気に正捕手の座をつかみ取る絶好の機会や。今日の試合はよかった。ランナーが三塁にいても思い切ってフォークボールを要求し、ワンバウンド捕球も体を張って球を止めていた。今日はいっぱいいっぱいやったかもしれんけれど、この試合に勝ったことでかなりの自信がついたんやないか。
　今日のお立ち台は金本と安藤と関本やったけれど、狩野がいつかそのリードでヒーローとしてインタビューに答える姿を見てみたいものです。
　ようやった、狩野！

まるでＢＫ

　愛すれどTigers「2009年度開幕に向けて」を新規更新しました。

　多部未華子さんめあてにＮＨＫ朝の連続小説「つばさ」 を月曜から見始めたんやけれど、これがなかなか楽しい。
　喜劇仕立てなんですな。これほんまにＪＯＡＫ（ＮＨＫ東京放送局）制作ですかい？　関西のノリに近いものを感じる。ただし、誇張がマンガ的なところはちょっと違うかなという気もするけれど。これ、ＪＯＢＫ（ＮＨＫ大阪放送局）制作やと言われても私は疑わんやろうなあ。
　何か道一筋に打ち込んでいる主人公、やないところがええんかな。「夢なんかないし」と主人公に言わせているしね。そういうたら、２０時開始の「ゴーストフレンド」 も主人公は特に何か目標のない女の子なんやなあ。これはやはり閉塞感のある現在の時代の空気を反映しているんかなあ。
　とにかく「笑い」がベースにあるものは作るのが難しいけれども、なんとか半年間がんばってほしいものです。

ハードなお引っ越し

　３年間つとめた「知的障がい生徒の自立支援コース」の担当期間が無事終了し、今年度からはクラス担任として再スタートを切ることになった。３年間住み慣れた自立支援職員室を今日引き払い、社会科の職員室と大職員室への引っ越し作業をおこなったわけなんやけど、３年間いうのは短いようで長かったんやなあと思わされた。
　３年前に荷物を運び入れた時よりも確実にものが増えている。特に教材用に購入したりテレビから録画したＤＶＤや書籍。障碍に関する専門書などは自立支援職員室の次の担当の方に役立ててもらえるように残していったんやけど、それ以外の資料や教材がけっこうあるんやなあ。
　新年度に向けたいろいろな会議が次々と行われて、その間をかいくぐるように荷物をえっちらおっちら運んだんやけれど、自立支援職員室は２階、大職員室は３階、社会科職員室は４階。個人持ちのパソコンを４階まで運び、すぐに仕事ができるようにセットし、デスクの引き出しの中身をとにかく時間がないから未整理のまままるごと移動し……。階段を何往復したんかいねえ。この３年は２階に常駐していて、受け持ちの授業も少なかったもんやから、こんなに階段を上ったり下りたりということはしてへん。いや、汗だくになりました。ええ運動てなもんやないな。かなりハードでした。
　転勤で別な学校に引っ越す方が楽かもしれん。荷物は段ボールにまとめておいて運送屋さんを呼んで転勤先に送ってもらうということができるからね。こんなに階段をなんべんも往復せんでもええもんな。
　さて、あと２週間もせんうちに授業も始まる。久しぶりに世界史やの現代社会やのを教えるわけですから、教材研究は必須。新しく担任をするクラスの環境整備などもある。そちらは複数担任なんで、もう１人の担任の先生とうまく仕事を割り振りしながらやっていくことになるけれども。
　さあ、忙しくなるぞ。それに、明後日からはプロ野球も開幕や。われらがタイガースも真弓新監督のもとで再スタートを切る。こっちの方も気になるしねえ。アニメの新番組も目白押し。いやいや４月が始まったんやと実感しましたわ。