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藪恵壹 [プロ野球]

 今日の「熱血!タイガース党」(サンテレビ)のゲストは藪二軍コーチ。
 タイガース現役時代のVTRを番組で流していたが、その当時と比べると現在はかなりふくよかになっている。本人はCMに入る直前にアップで映るたびに両手で頬をおさえて若いころのように細くしてみようとしたり、番組の最後に「寛平さんおめでとーう」とアドリブをかましてみたり(間寛平さんがこの時間帯には世界一周マラソンのゴールインを達成していたのですね)なかなかおちゃめ。
 若いころはもう少しピリピリした感じの人やったと思うてたんやけど、アメリカにわたって苦労したりして人間がひとまわり大きくなったのかもしれへんね。
 長年のタイガースファンとしては、藪さんがコーチとして帰ってきてくれて、なんか嬉しい。タイガースが一番しんどかった時期のエースやもんなあ。

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ゆるキャラ31体 [時事ネタ]


 産経新聞のサイトを見ていたらびっくり仰天の記事が。なんと大阪府高槻市ではゆるキャラが31体もある んやそうです。以下、引用。
“31体は平成18年以降に作成されたものが19体と多く、「ひこにゃん」(滋賀県彦根市)などが立役者になったゆるキャラブームに乗ろうとしたとみられる。大半は職員が自前でデザインしたという。
 その中にはまったく同じ名前も。市名にちなんだ「たかちゃん」は政策企画室と広報課がそれぞれ作成。医療課の「元さん」と介護保険課の「ますます元太郎さん」は名前も姿も似ている。
 類似キャラはほかにも。同市内に5~6世紀に国内最大級の埴輪生産工場があったことにちなみ、広報課は「ハニー」、消防本部指令調査課は「はにたん」を作成。各課がバラバラにキャラ作りをしていた様子が浮かび上がる。
 31体の多くは新制度の紹介パンフレットなど登場出番が限られる“一発屋”。市民の目に触れる機会も少ない”
 高槻市の職員の方には悪いけど、笑いをこらえられなんだ。上の画像はそれらを一枚にまとめたもの。いかにも素人くさいデザインもあり、けっこう使えるやんというのもあり。
 でも31体は多すぎるよなあ。縦割り行政の典型と記事にはあったけど、それよりもイメージ戦略ということそのものについて根本的にわかってへんということなんやないか。民間の業者をかませてPR戦略を練り、あらゆる媒体でその存在をアピールしていく、なんて考えたこともなかったんやろうなあ。それぞれの課や係で「キャラクター」が必要になった時に作っていたらこんなことになったということなんやろうね。
 こうなったらどれか一つに絞って使用するとかいう他の自治体などでやってるようなことはやめて、常にこの31体をワンセットにして使用したらどうやろう。それぞれに性格を作り、広報紙では市の施策を漫画化してわかりやすく示したりなんかすると効果的かも。画風に統一が取れてへんのは難点やけれど、それはご愛敬。
 なにしろ31体もイメージキャラクターをもってる自治体なんて他にないんやから、これはこれでええ売り物になるんやないですか。
 それにしても31体それぞれに自己主張をして、見事にバラバラですなあ。壮観というのかなんというのか。見れば見るほどおもろいし、話題になりますよ、絶対。

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白鵬の苦手意識 [大相撲]

 いやあ、白鵬がまた稀勢の里に負けるとは。支度部屋で記者に「苦手意識はあるのか?」ときかれて「あるのかもしれません」ともらした映像をスポーツニュースで見て、「はっきりとそんな風に言えるのはすごいなあ」と改めて感心したけれど。
 一昨日、豊真将にもう少しで押し出されかけた一番があって、その時の新聞記事では風邪をひいていて体調がよくないと書かれてはいた。今日の相撲、その影響があったのかもしれんな。もっとも、横綱として土俵に上がっている以上、それを理由に言い訳めいたことは言われへんのやろうけれども。
 ともかく、「白鵬一人旅」みたいな展開が続くと場所としてはおもしろくない。そういう意味では稀勢の里の白星は文字通り殊勲甲なわけですけど。
 それにしても、確かに体調はあまりよくないのかもしれん。あの土俵にぴったりと下半身がついているような安定感が、特に今日の相撲では見られなんだからね。
 さあ、これで2敗で白鵬のあとを追う琴欧洲、栃之洋、隠岐の海らにもまだまだ優勝の可能性があるというもの。特に琴欧洲には終盤がたがたと崩れることなく最後まで優勝争いに残っておいてほしいものです。
 あ、豊ノ島はあと1つで負け越しという状態になってから3連勝しているぞ。相撲が先場所までのものに戻りつつあるから、この調子で最後まで勝ち続けて勝ち越してくれんかな。

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高校生全員にTOEFL? [教育]

 我らが知事が府内の公私立高校の生徒にTOEFLを受けさせて、成績優秀校に教育予算を傾斜配分する案を出して教育委員会に検討するよう指示したという報道にびっくり。
 公立も私立も、大阪の高校はテストの点のよい生徒の集まる高校と点のよくない生徒の集まる高校の差が激しくついております。つまり、成績優秀校というのは受けさせる前からほぼわかっているのであります。
 例えば、成績が優秀でない高校に予算を厚くして、大阪の高校のレベルの底上げをはかるというのなら、現場の教員としては納得できる。テストの点のよくない生徒の集まる高校の先生方がどんなに苦労しながら教育の成果をあげようとしているか知ってるからね。
 この案の目的は、テストの点のよい生徒に手厚い予算をつけ、よくない生徒は見放す、ということと解釈されても仕方ない。エリート養成というのも教育のひとつの形やとは思うけれど、それだけやないと思うのですね。
 それに、TOEFLを受けさせるということは、受験料がいるということでしょう。「公私立」ということは、大阪府下の高校生全員に受けさせるということやわな。その料金を出せない家庭もあるわな。学費が出されへんから進学をあきらめて就職、という生徒も多いのですよ。強制的に受験料を出させるというわけにはいかんやろう。となると、府下の高校生全員分のTOEFL受験料を予算に組み込むということか。
 そんなことに予算を突っ込むくらいなら、もっと設備費などをあげてほしいという学校もあると思いますよ、実際。
 まあ信者の方は「競争によって全体のレベルをあげるという発想だ」とほめたたえるのかもしれんけど。教育てなもん、そんな単純なもんやないのですが、如何。

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客を乗せた試運転 [1月17日の記憶]

 16年前の今日、地震で部屋の中が崩れた本に埋まっている中をなんとか着替えて朝食をとり、それでも仕事に行こうとした。当時は妻も働いていて、住んでいた団地の最寄りのバス停に二人で行った。長い列ができていた。本数は少なかったけど、なんとかバスはやってきた。
 K阪電車はなんと運行していた。あまり被害はなかったんやろう。私は北浜で降り、妻は淀屋橋で降りた。淀屋橋から徒歩で職場に行けた妻は会社にたどり着けたけれど、私は北浜でO阪市営地下鉄に乗り換えることがでけなんだ。運休していたんですわ。
 駅の公衆電話から職場に電話した。あのころは携帯なんて持ってるのはほんまに一部の人だけやったもんな。私が携帯を買うたのはそれから2~3年後、修学旅行の下見に行くことになり、公衆電話のないところでも職場に連絡できるように、という理由からやった。そやからこの時は公衆電話。もし現在のように携帯が普及していたら、情報の伝わり方もまた違うたやろうな。インターネットよりもパソコン通信が主流やった時代ですわ。
 で、職場に連絡したら「来られんのやったら無理してくるな」という管理職の返答があり、私はそのままUターンしてK阪電車に乗って帰路についた。
 まだ余震はあったよなあ。あの電車に乗ってる途中に大きな余震がきて大事故になっていたらと思うと、今でもぞっとする。「K阪は乗客を乗せて試運転したん違うか」と当時はよく冗談口に言うたもんやけど、事故が起こってたらシャレにならんところですよ。
 宿替えをしてK阪電車に乗る機会はかなり減った。それでもK阪電車を利用すると、16年前の今日、他社が運休しているのにいち早く運行をしたいたことを思い出すのであります。
 今日、授業中にあの日の記憶を語った。彼女たちは当時0~1歳。むろん記憶しているはずはない。そういう生徒にあの日のことを話すのは決して無駄なことやないと信じている。

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雪と新年会とセンター試験 [季節ネタ]

 今日は「たちよみの会」で京都へ。例会場所の「フランソア喫茶室」は暖房が効いていてよかったんですが、店を出たら雪が降ってた。まあなんて寒い。「ジュンク堂」に移動してたちよみだけやなく何冊か購入。暖房が効いていてよかったんやけど、外に出たら冷気が。
 昨年に行った店にまた行こうと思うたら、とっくに閉店していて代わって入った店も閉店。飲食店が各階に入った「居酒屋ビル」なので、メニューを見て他の店に入る。途中から漫画家のおがわさとしさんも加わり、総勢5名で盛り上がる。
 常連さん2名の顔が見えんと思うたら、2人とも国公立大の職員で、本日行われたセンター入試の会場になっていたりする関係で多忙につき欠席とのこと。やっぱり忘年会にした方がええのかなあ。
 メンバーの一人であるYさんがこの春に御結婚という報告もあったりして、新年早々心温まる話題が出たところでおひらきに。
 こんな感じでええお知らせばっかりの1年間になってくれたらええのにな。

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懐中しるこ [季節ネタ]

 寒いのであります。風が強いのであります。
 午睡してたんで、その時間帯に大阪市内上空を雪が舞うていたというニュース映像には驚いたね。明日はもっと寒くなるぞ。特に京都市内はかなり雪が降りそうやぞ。「たちよみの会」の新年会にご参加予定のみなさまは防寒をしっかりとしてくださいね。
 夕食後、小正月なんで、元日に実家で妹からいただいた「懐中しるこ」を飲む。
 おいしいよ、めちゃめちゃおいしいよ。
 いや、老舗の上等なおしるこやからおいしいやろうと思うてたけど。湯でふやけた皮がまたええ食感なんですわ。で、おしるこも少し塩が効いてて、甘みがくどくない。今週かなり疲れてたんで、特に甘味がうまいなあ。
 というわけで、今年はちょっと節気に合わせた食を楽しんでみました。うーむ、行事にはちゃんと意味があるんやなあ。一番うまい時にうまいものを食べるようにできてるわけです。妹に感謝。

 明日1月16日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は例会後、新年会を予定しています。多数のご参加をお待ちしています。

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背番号を変更するなら [プロ野球]

 今一番気になっていることは、FA宣言をしたマリーンズの小林宏之投手がアメリカのメジャーリーグと契約でけんようになった時のことです。その時は我らがタイガースが獲得に名乗りをあげていて、小林投手もそれに応えてくれる可能性が高いというように関西版のスポーツ紙では連日大騒ぎ。
 入ってくれたらいうことない。弱点である投手陣の層にぐっと厚みがつくし、短期決戦で力を出した小林投手からタイガースの投手陣が学ぶことも多いやろう。
 それはよろしい。
 問題は、タイガースが小林投手が長年背負っている背番号「41」を用意しているということなんですけどね、現時点では上園投手がつけてるわけね。で、小林投手がこの背番号をつけるとなると、上園投手は背番号を変更することになる。この場合、上園投手はいったい何番の背番号をつける予定になっているんやろう。
 というのも、タイガースの背番号はほぼ埋まっていて、上園投手が新たに背負うことになるだろう番号は二軍クラスの選手がつけるものしか残ってへんのね。
 上園投手は新人王も取ったし、一軍の戦力として非常に大切な若手選手なわけです。それが格落ちのような番号をつけるというのは、「期待してへんで」というに等しい。いったい背番号は何番になるんやろう。
 どうでもよさそうな話ではあるけれど、背番号というのはその選手のもう一つの顔やらね。例えば期待されているけれど結果が出てない他の若手選手で、すごくええ番号をつけている選手のものを上園に渡して、二軍の大きな番号をその若手選手につけさせるということになるんやろうけれど、
 というわけで、私はもう小林投手がタイガースに入団するということを前提に心配しているということになるわけです。まずタイガースに入団してくれなんだら、こういう心配も徒労に終わるわけやからね。
 さてどうなりますことやら。

 1月16日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は例会後、新年会を予定しています。多数のご参加をお待ちしています。


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小兵力士の醍醐味 [大相撲]

 豊ノ島どうしたんや。2日目に白鵬にいいところなく負けてからすっかり調子を落としてしもたやないか。場所前に「大関候補は豊ノ島と稀勢の里にしぼられる」と断言したのが外れてしもうた感じやなあ。
 私は昔から小兵力士が巨漢力士に伍して勝ち進んでいくのを見るのが好きなんですわ。自分が小さいころからチビやったから、というのもある。相撲ファンになったころには旭国、鷲羽山、北瀬海、若獅子ら小兵力士になかなかええ人らがいてたし、その後も栃剣、舞の海、智ノ花などを応援してきた。
 大横綱千代の富士、朝青龍も横綱に駆け上がるまではやはり小兵力士の代表格やったし、特にまだ地位の低いころは手に汗握る相撲を取ってくれた。
 その系譜に連なるのが豊ノ島やねんな。野球賭博で謹慎した時は、それだけによけい残念やったし、十両に落ちてから2場所続けて14勝をあげたのには我がことのように喜んだ。そやからこそ今場所はさらに飛躍してくれると期待したんやけどね。
 まあまだ序盤戦を終わったところ。明日からはもう一度自分の相撲を取り戻してくれるものと期待しつつ千秋楽まで応援し続けよう。このままズルズルいく力士やない。
 とはいえ、相撲という格闘技は特に微妙なバランス感覚を必要とする。そのバランスが崩れたらたてなおすのはなかなか難しいんやなあ。特に小兵力士はリズムが狂うとええときの状態になかなか戻らなんだりするし。そこらあたり、毎日ハラハラしながら見ていくのも小兵力士を応援する楽しみの一つではあるんやけどね。

 1月16日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は例会後、新年会を予定しています。多数のご参加をお待ちしています。

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メディアリテラシーを再勉強 [教育]

 せっかく新訳のチェスタトン「木曜日だった男」(南條竹則訳)、ドイル「緋色の研究」(深町眞理子訳)と翻訳小説を読み続け、ミード「ブックストアは危険がいっぱい」なんて最近のコミカルなアダルト・ファンタジーにまで手をのばし、「いよいよ小説を読む頭に切り替わってきたぞ―い」と思うていたら、お仕事の関係で中断を余儀なくされることになった。
 新課程に切り替わる時に「時事問題」の授業を「メディア・リテラシー」と看板の掛け替えをすることになったのであります。で、今年度「時事問題」を担当していた私が「メディア・リテラシー」の授業計画のたたき台を作ることになったんですわ。
 むろん「メディア・リテラシー」は私の非常に興味のあるところで、雑多な情報の中から必要なものや正確なものを選び出していく鑑識眼を高校生の段階で養わせるのは必要やと思うている。
 ただ、そう思うているだけなのと実際に生徒に見につけさせるのとでは大きな違いがある。具体的にどういう風に授業を進めていけば高校生に「メディア・リテラシー」を身につけさせることができるのか。今年度の場合は五大紙の社説の読み比べをさせて共通点と相違点を抜き出させてみたり、活字から情報を入れたあと、ネット検索をさせてさらにどのような考え方があるのかを調べさせてみたりした。それでどこまで「メディア・リテラシー」が身についたか。まあ、新聞によって取り上げ方に違いがあることやネット言説ではまた新聞とは違う視点のものが多数あることなんてのは知ってもらえたと思うんですけどね。
 今度はそれを体系づけていかなくてはならん。そこで、「ブックストアは危険がいっぱい」を中断して「メディア・リテラシー」関連の参考書を読まねばならんことになったわけです。読んでる分には面白いけど、実践につなげるためにはどうしたらええんか。そんなことを考えながら読んでいると、「小説頭」がまたまた後退していってるのがわかるんやねえ。
 はやく計画を立ててしまいすぐに小説に戻ろう。いや、その計画を立てるのに時間がかかるんやって。

 1月16日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は例会後、新年会を予定しています。多数のご参加をお待ちしています。

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