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今さら遅い [時事ネタ]

 私は大阪市長が府知事に就任してからずっとその動向に注目し、彼がなにやら思いつきで発言し、それが理不尽やと思うたら、率直に批判してきた。知事に当選した時に、彼の眼は実は国政に向いているんやないかと感じていたし、何かというと喧嘩を売っては「敵」を叩きつぶそうとする手法には常に反対してきたつもりであります。
 ところがですね、彼が府知事の時代にはその人気のせいか週刊誌も新聞も彼を悪くは書かなんだ。コストカットのために非常勤職員の首を切ったり中小企業への補助を減らしたりというあたり、もっともっと大きくとりあげてほしかったのに。
 で、現在、週刊誌各誌や出版社が彼に対する批判記事を掲載したり、批判本を出したりしている。
 なんでか。
 それは彼が国政に打って出ると明言したからやろうね。大阪でやっている間は対岸の火事に過ぎなかったのが、自分らの足下に火がまわってきそうやからと違うかな。
 そやから、私は最近やっと増えつつある市長への批判記事に対しては実は冷やかに見ている。東京のメディアの身勝手さそのものやと思うからね。
 実は全国紙から地方紙まで新聞社説をずっと保存し続けてきて、地方紙は北海道から沖縄まで市長に対する批判をはっきりとしていた。地方行政という視点で見た時に、危機を感じたんやろう。
 大阪市では今大幅なコストカットが示されている。府でやったのと同じこと、いやそれ以上のことをやっている。そして彼が念願の全国制覇を果たし、日本のトップに立った時、日本全国で同様のコストカットが行われるやろう。その時、府知事時代の彼をしっかりとチェックしておかなんだことを恥じていただきたいと、私はメディアに対して腹の中で冷笑しているのであります。

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気温差の激しい入学式 [季節ネタ]

 愛すれどTigers「安藤、涙の復活勝利」を更新しました。

 今年も新入生が入学してきた。今日は入学式。まだ筋目のついたままの制服が初々しいなあ。私は今年も3年生を受け持つ(ただし副担任)ので、入学式は放送係という裏方にまわる。これがまた体育館が寒くないのよ。1ヶ月前、石油ストーブをガンガンたいていたのが嘘みたい。
 なんと今日は4月下旬並みの気温やったとか。ゴールデンウィークやんか。そら寒くないはずやん。数日前は3月上旬の気温やったのに。極端すぎるやないですか。
 というわけで、学校もついにシーズンイン。なんというか、今年は昨年ほどのプレッシャーがない分、楽しんで仕事をしたいよねえ。
 入学式のあとは体育館で新入生オリエンテーションのリハーサルに立ち合う。暖かいとはいえ夕方の冷えこむ時間まで体育館に残っていたせいか、帰宅したあとはちょっと鼻の具合が悪い。温うなってかえって風邪をひくというようなことになったかな。それとも放送機材のセッティングをレクチャーを受けながらするということで頭を使い過ぎて知恵熱でも出てるのか。
 さて、今年はどれだけオタクな新入生が漫研に居場所を求めてくれるのか。楽しみであります。なにしろ漫研は毎年そんなに積極的に部員勧誘はしないのね。体験入部の時に好きな漫画やアニメやゲームの話をし倒して、その波長に合う生徒たちが寄ってくるという感じやもんな。
 私も若いころ、そうやって居場所を求めてSFファンダムにたどりついたんやもんね。

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小説のアニメ化 [テレビアニメ]

 明日は入学式というのに、まるで卒業式の時分みたいに寒い。去年こんなに寒かったら、被災地の人たちは避難所でさらにひどい目に遭うてたかわからん。そんなことを考える。
 プロ野球中継を見ていたら、選手たちはデーゲームというのにまるでオープン戦の時みたいに首にネックウォーマーをつけていた。鳥谷なんか守備の時もつけてたから、寒いのに弱いのかも。いつかアメリカにFA移籍したとしても、コロラド・ロッキーズだけはやめといた方がええぞ。
 明日は平年並みに暖かくなるという。そら体調も崩れますわなあ。
 夜は録りためてなかなか見られてなかったアニメを何本か見る。綾辻行人さんの原作であるホラーミステリー「Another」は心臓に悪いので体調不良やった年度末にはなかなか見ようという気になられなんだんやけれど、ここのところ比較的体調はいいので、まとめて見る。原作もさぞかし面白いんやろうけれど、アニメ化がうまい。何事もなく平穏に話が進み、謎解きが進み始めたところで、その週のラストでその流れをひっくり返すようにショッキングな事件が起こる。その引っ張り方がうまい。
 小説が原作のアニメの場合、ライトノベルは物語の構造の未熟さがもろに出てしまう。そやけど、こういう設定や展開がきっちりしている作品はアニメ化をする時にスタッフも力が入るのか秀作が多いなあ。総じて漫画原作のアニメにできがいいのが多いように思うけれど、こういう面白い作品を見ると、アニメにおける「文芸」の役割の大きさを感じるね。

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点取り合戦 [スポーツ]

 今日も寒い。2月下旬から3月上旬の気温やそうな。甲子園の開幕シリーズでは選手たちがネックウォーマーをして試合をしている。ドーム球場の多いパ・リーグでぬくぬくと登板してきた杉内君は体が温まるまで本来の投球がでけんかったな。人工芝の球場ばかりのパ・リーグから天然芝の米メジャーリーグに移った内野手たちが守備で苦労しているというのにも似ている。
 というわけで、ジャイアンツ打線は今日も悩みまくり。こういう時には求道者みたいな選手は外してタイガースやファイターズで活躍した新庄みたいな選手をメインにすえるとうまくいくんやろうけれど、今のジャイアンツにそんなんいてへんな。しばらくはこんな調子が続くんやないか。
 ところで、原監督が負けるたびに「野球は点取り合戦だからね」というコメントを残しているけれど、これに疑問を持ったのは私の妻。
「点取り合戦は野球だけやないでしょう」
 そらそうや。団体スポーツでは1対1の格闘技みたいに得点などとは関係なしで勝敗を決めることはでけんもんな。サッカーもラグビーもアメフトもバスケもハンドもバレーもテニスもみーんな「点取り合戦」ですがな。それどころかフィギュアスケートや体操も審査員が点数をつけて勝敗を決めるわけやから、これもまた点取り合戦といえなくもない。
 原監督の言語感覚は長嶋茂雄さんとはまた違う謎なところがあるけれど、これなんかその典型的なもんと違うかね。

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ジャイアンツ打線とあの時のタイガース [プロ野球]

 別によそのチームのことを心配することはないんやけれど、ジャイアンツ打線が湿りっぱなし。思えばラミレスという4番打者を手放したことが原因やないかと思う。新外国人のボウカーというのもオープン戦ではよう打っていたみたいやけれど、シーズンに入ってからは弱点をつかれてまるで別人。今日の試合なんか最初の打席でバントさせられていたぞ。それやったら若手の足の速いちょろちょろした奴が何人かいてるんやから、外国人選手に頼る必要はない。
 思い出すのは、タイガースが1985年に日本一になったあと、柏原やら田尾やらをトレードで獲得したにもかかわらず、1987年には最下位に沈んでしもうたことかな。掛布もバースも岡田もいたのに、同じ打線とは思われんほど打たれんようになった。
 まあ、シーズン前に朝日新聞が昔のことをほじくり返して金で有望新人を次々と自由枠で獲得したことを暴露した時点で、選手たちからやる気がうせたということも考えられるな。
 どっちにしても、ジャイアンツの選手たちは「こんなはずじゃなかった」とかなり焦ってるに違いない。悪球打ちの長野は打っても飛ばんようなところの球にまで手を出してるし、小笠原のフルスイングはボールに当たらんもんやから花冷えの扇風機。これが悪循環を生んであの時のタイガースみたいになるんやないかと期待しているのであります。
 強いジャイアンツに勝つからおもろいとかいう向きもあるかもしれんけど、私は逆です。とことん負けてずたずたのぼろぼろになってくれたらええんです。ベイスターズからフリーエージェントで入団した村田は「強いチームで優勝争いをしたい」というて移籍してきたけどね、現状は(まだ開幕直後やけど)古巣よりも順位は下やもんな。皮肉なもんです。でも、優勝争いをしたいと本気で思うなら、ドラゴンズに入団せんならんとこやったね。ここ数年のセ・リーグで一番優勝争いをしているのはドラゴンズやんか。
 それにしても、強力打線と強力投手陣で開幕から独走するとあらゆる野球解説者が予想していたチームのスタートがこれやから、プロスポーツはおもしろい。生身の人間がやってることやから、やろうね。

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疲れた心に「しろくまカフェ」 [テレビアニメ]

 今日は昼間気温が上がり、朝はまだちらほら咲きやったソメイヨシノが夕刻には一気に開花。これで月曜日の入学式には満開の桜で新入生を迎えられる。一時はどうなることかと思うたけれどね。やはり入学式にはソメイヨシノ満開やなかったら気分が出んもんなあ。
 ところが夜になったら寒風が吹き始めた。明日の朝に出勤したら一度咲いた花が「しもた、間違うた!」とつぼみに戻ってたりして。そんなあほな。
 夜は野球中継を見る。試合が早く終わったので、録画しておいた新番組のアニメ「しろくまカフェ」を見る。「フラワーズ」という少女漫画誌に連載されている漫画が原作なんやけれど、「フラワーズ」自体それほどメジャーな雑誌やないのに、ようアニメ化の話がきたもんや。
 妻は毎月原作を読んでるけれど、私は原作は読んでへんので純粋にアニメとして楽しむ。けっこうリアルなタッチで描かれてちっともかわいくなくぐうたらなパンダが主人公。家でゴロゴロしてるのを見かねた母パンダに「アルバイトを探せ」と言われてやっとのことで見つけたのが動物園で「非常勤のパンダ」をすること。幼稚園児の団体の目の前で「愛らしいパンダ」を一生懸命演じる。このアホらしさがなんともいえずおかしい。仕事で疲れた時にはこういうあほらしくもおかしいアニメを見るのが一番やなあ。楽しみにしていた「キルミーベイベ」が終了して残念やったけれど、今季も楽しみなナンセンスなユーモアアニメがあるのはありがたいことです。

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図書室の廃棄本 [読書全般]

 勤務校の図書室の書棚が窮屈になってきたので、古い本を一気に廃棄することになった。廃棄前に好きな本をゲットしてよしということなので、教材研究に使える岩波新書などや、絶版になった文庫本(ただし、カバーははがされて丸裸の上にバーコードシールが貼られたりしているから、美本というわけにはいきません)。
 廃棄する本を書棚から寄り分けた時、あまりにも機械的にやったもんやから、私がこの3年ほどの間に係として購入した新しい文庫本までが中にまじっていて焦る。野田昌宏さんの「レモン月夜の宇宙船」とか筒井康隆さんの「佇む人」なんて偶然でええから手にとってくれる生徒がいてほしいと心から願うて選んだのに、そんな簡単に廃棄されてはたまりません。
 地域の方にSFファンがいてたらしく、初期の早川文庫SFが大量にあり、リン・カーターとかクリス・ネヴィルとかレイ・カミングスとかいろいろと寄贈してくれたはったのも廃棄本に。うーむ、これ、シリーズやのに欠本があったり、カバーの一番いいところに貸し出し用のバーコードが貼られていたりしてるんやなあ。もったいないと思いつつもひきとるのは数冊だけにしておく。
 明日、今日見落としたものがないか再度チェックしよう。あまりたくさん引き取るわけにもいかんしなあ。林不忘「丹下左膳」新潮文庫全4巻は美本でなくてもなんでもとにかく現在絶版で復刊もされてない(されていても「こけ猿の壷の巻」だけとかね)からしっかり確保。あと、尾崎士郎の「人生劇場」や柴田錬三郎の「眠狂四郎」にも食指が伸びたけれど、惜しいかな欠本あり。その分を古本屋で探す気力はないので、パスです。
 なんにせよ、ひきとりたい本は山ほどあれど、全部引き取るととんでもないことになるという事実の前に、精選しなければならんという、これが一番きつい作業でしたな。

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まるでダークパワー [日常生活]

 先週末の天気予報で、今日が荒れ模様というのは予想されていた。
 今朝の「おはようコール」では「台風並みの低気圧が日本を横断する」と予報していた。
 わかっていても、現実にそれがきたときの衝撃というのはまた違うのです。特に、午後2時から3時ごろの大阪はまさに暴風雨に呑みこまれたという感じ。
 どす黒い雲が地面に接近するかのように垂れこめているさまは、アニメや特撮でよくある「ダークパワー」が地上を覆うシーンを思わせた。口にはしませんでしたよ。口にしたら、ほんまに「ダークパワー」が大阪を覆うかもしれんやないですか。いや実はイシンノカイとかハシモトシチョーとかいうダークパワーに覆われてるわけやけれど。
 それでも午後10ごろ、ベランダから夜空を見上げたら、風はまだ幾分残っていたものの、雲は払われ、晴れてきている。
 これ、イシンノカイとかハシモトシチョーとかいうダークパワーが東へ去っていくという辻占にならんかな。コクセー界とかいう別の世界に消えていく前兆にね。
 それはともかく、こんな時期になっても夜は暖房を入れんと寒く感じるというような状況はなんとかならんかね。また西高東低の気圧配置にもどり、明日は例年よりも最高気温が低くなるんやて。風邪がなんとか治りかけてきたのに、またぶり返しそう。今日は早目に寝てしまわねば。
 というわけで、やっぱりめちゃめちゃ面白いネタなんてそう簡単に仕入れることはでけんのでありました。すんません。

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嬉しい電話 [教育]

 愛すれどTigers「新生ベイスターズと互角の開幕」を更新しました。

 新年度スタート。転勤、新任、配置替えと職場は気分一新。
 昨年途中で単位制の高校に転学した生徒の保護者から、専門学校に入学したという電話をいただき、自分なりにぎりぎりまでなんとかみなといっしょに卒業できるようにとできる限りの指導をしていたことを見ていてくれはったんやなあと少し嬉しくなりつつ、その生徒に開けた前途をともに喜んだ。できたら自分のクラスの生徒として卒業させたかったんやけど、こればかりはいろんな事情があったし、やむを得ん転学やった。彼女が進学先で夢をかなえることを切に願う。
 で、今年度の持ち授業を決める作業が難航し、かなり遅くなって帰宅。いつもなら帰宅してからテレビを見たりなんかしながらくつろぐんやけれど、へろへろでそれもできず。年度当初は毎度のことなんやけれどね。明日からもあれやこれやとばたばたと過ごしそう。
 というわけで今日の日記はこんなところ。わざわざ読みに来てくれはったのにごめんなさいね。明日はめちゃめちゃ面白いネタをひっさげて書きこむぞ。ほんまか。

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「カーネーション」終了 [テレビ全般]

 今日は完全休養日。明日から一気に忙しくなるので、午睡もしっかりとっておく。むろん、野球中継は録画して追っかけ再生で見る。
 夕刻、昨日見た「カーネーション」の最終回をもう一度見直す。なんと最終回の最後に病院で老女が「カーネーション」第1話の放送を見るという構成になっていて、実在の人物をモデルにしたドラマが現実にリンクしていくというラスト。これには感心。最終回の前日に主人公が死んでしまい、どんなふうに最後の1話をまとめるのかと思うていたら、主人公が死んだあとに残された人たちの様子を描くというなかなか味な結末なのであった。
 それにしても、半年楽しませてもらいました。主人公の晩年をベテラン女優と交代させたことで非難もあったらしいけれど、私はそれでよかったと思うている。30歳の女性が70代~80代の女性役を演じると、どうしても不自然になる。連ドラではそういう不自然さにがっかりしたことが何度もあった。
 そういう意味では、「小原糸子」という小篠綾子さんをモデルにした人物の一代記を描き切るんやという制作者側の意図がしっかりしていたドラマやと思う。
 しかし、明日からもう「カーネーション」が見られへんとは寂しい……と思うたら、BKは早くも再放送をやるとか。録画してもう一度診るほどほれこんでいるわけではないにしろ、大阪を舞台にしたドラマを大阪の放送局が作るという伝統をBKだけでも受け継いでいってほしいものです。大阪の民放は、ことドラマに関しては全滅というてええもんな。大阪の局が金を出してても、作ってるのは東京のプロダクションやったりするのが現状やからね。

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