不登校

　微熱……そう、ほんまに微妙な熱。くしゃみ、鼻水など風邪の諸症状もあり。なによりも全身に倦怠感。つまり、体も心も「行きたない！」と言うてますねん。ほんまはやらんならん仕事の締め切りもあるんよ。今日やっておかんと、明日は締め切りなんよ。でも、無理して行って、そして検診のあと片付けなども手伝わされたりとかなんとか、エンジンを再起動させるのにまたエネルギーを使うていたら、そこで養護教諭から喫緊ではないことについて質問されたりして出鼻をくじかれ……予定していた仕事は全くできずという図が浮かんできた。
　今日は休み、明日の午前中に全力を尽くして成績を出す。全く手つかずの科目もあるけれど、朝から「今日は保健室に関してはあなたたちにまかせた」宣言をしましょう。
　と言うわけで午前中はひたすら寝る。午後、起きてきて昼食をとり、少し楽になったのでパソコンに向かう。むろん仕事はしない。頭の片隅にも……おかないわけにはいかんのね。つい考えてしまう。いかんなあ。
　夕刻は相撲を見、夜はプロ野球を見、夕食後に体温を測ったら、熱は下がってへん。まあ３７度は越してへんからなんとかなるでしょう。
　なんか不登校の生徒の気持ちがわかるなあ。まじめに学校に行こうとするからよけいに苦しくなるのです。思い切って学校のことなど忘れるという手もあると、今まで生徒たちに言うてきたけれど、自分が実践することになるとはね。