風疹の抗体検査

　今日は朝から雨。一日強風で、外に出ることの少ない仕事とはいえかなり疲れた。湿度の高いのにはまいるね。
　今年は月・水・金に授業が集まり、火・木はもっぱらデスクワークという状況。私は「総合的学習」で新しい単元を考えだしたので、その準備と保健関係の文書作成に追われる。
　放課後は、職員の健康診断。私は今年も８月に人間ドックを受ける予定なんで、胸部Ｘ線撮影と、風疹の抗体検査のみ。風疹の検査は大阪府が住民サービスとして行っているもので、クーポン券が送られてきており、それを使うて無料で血液検査をしてくれるとのこと。産業医の問診がある。仏頂面の医者に「風疹にかかったことあるか」と尋ねられ、「かなり昔ですけど、あります」と答えた。３０年ほど前ですけどね。当時勤務していた定時制の高校で生徒からうつされた。「かかってるんやったらそれでよし。検査不要」とあっさり判定された。風疹の病原体というのは変異しにくいものなのかなあ。
　というわけで、Ｘ線写真だけで検診終了。とにかく仕事に追われて余裕がないのに検診で並んだりして時間を取られるくらいなら、互助組合のおかげで安くで受けられる人間ドックに行った方がよいのですよ。
　激しい風雨の中、帰宅し、マスクを洗うとしばらくダウン。やっとこさ動けるようになってナイター中継を見る。負けてても、試合を見られるからそれでええてなかっこつけた物言いはもうやめや。ええかげん投手がかわいそうやぞ、打ったれよ。

ロンドンの傘

　愛すれどTigers「マルテ、サンズの一発のみで低迷続く」を更新しました。

　今週は先週ほど寝起きも悪くなく、授業に追い立てられはしたけれど、なんとかある程度余裕を持ちつつ仕事をこなせた。というても退出後の車中ではへろへろでまず読書なんて無理。いつまで続くぬかるみぞ。
　夜は野球の試合がないので、妻と「刑事コロンボ　ロンドンの傘」を見る。これは何度も再放送をしているので、だいたい記憶している。よって、細部の検証をするみたいな感じで見られた。なにしろコロンボをロンドンに視察に行かせるという手でイギリスで孤軍奮闘させるというアイデアが秀逸。ただ、犯人は偶然殺人を犯してしまうので、それを糊塗するために泥縄式で穴だらけ。ただ、ロスやと「鑑識にまわしといて」の一言ですむのにいちいちイギリスの警察を動かさんとあかんのですからね。
　本作でいつも面白いと思うのは、アメリカ人からみたイギリス人の描き方。やたら階級を重んじるし、慇懃無礼で腹が黒い。吹き替えやとわからんけれど、限五番ではイギリス英語を強調しているんやろうねえ。ラストは面白いけれど、そううまくいくかねえという感じですね、とこれは毎回思うのです。

越後屋と大物ＯＢ

　今朝は久しぶりに「プリキュア」が新作を放送していたけれど、これは［再］のマークが番組表についていたらそう思うてしいそうなくらい。まあ、「プリキュア」はそうやってワンパターンを繰り返しつつ気がついたら物語が進行していたというようなのが多いんで、特段目くじらを立てるほどのことはないけれどね。ただまあ、今回のプリキュアはもともとそう新味のあるものやないので、仕方ないのかもしれんね。
　というわけで、午前中はテレビを友とし、昼食後は午睡と、予想していた通りの休日です。とはいえ、これで疲れが取れてすっきりしたかというと、タイガースがボロ負けしてしもうたのですっきりはしないのです。
　で、ナイター中継を見たあと、パソコンに向かう。ネットでスポーツ紙を巡回していたら、サンスポの電子版で連載している「『鬼筆』越後屋のトラ漫遊記」を読んでていらついてきた。植村徹也というサンスポの名物トラ番記者で、フロントと太いパイプを持ち、監督交代などで裏から辣腕をふるうというもっぱらの噂の人物です。「週刊文春」連載の「サラリーマン球団社長」でも「越後屋」のニックネームそのままにその行状について批判的に書かれていた人でもある。サンスポ電子版連載の「トラ漫遊記」はそののどかなタイトルとは裏腹に生臭い連載でして、昨シーズンでもこの連載で「新外国人をとるしかない」と書かれていた直後にソラーテ選手の獲得が発表されていた。で、それがうまくいかなんだら、あおるだけあおっておいてそのあとは知らん顔。それはそういう人物が書いているからと割り切って読んではいるけれど、嫌な気分になることはよくある。で、今週の「漫遊記」ではボーアをくそみそにけなしている。しかも自分の責任ではなく「大物タイガースＯＢ」の言葉として書いているから始末が悪い。はっきりとそのＯＢの名前を書きなさいよ。掛布さんですか、田淵さんですか、江夏さんですか。藤田平さんや掛布さんや岡田さんは自分が契約しているスポーツ紙などに書いているから、何も越後屋さんに代弁してもらう必要はないしね。江夏さんはまずそういうこそこそした行為は嫌う人やし。川藤さんはＯＢ会長と言うても大物とはとても言われんし。誰ですか、その大物ＯＢたら言う人は。
　そんな嫌な思いをしてまでその連載を読んでいるのには理由がある。そこに書かれていることはたいてい実際に起こるのですよ。予言書ですね。もちろん、これから自分がこう動かしますよということを予告しているのでしょう。タイガースファンとしてはその動向から目の離せん人物なんです。いや実に困ったことですなあ。

「エール」に掛布さん

　今朝はゆっくり目に起き、朝食をとりながら一週間分の「エール」を見る。スポーツ紙の記事で知っていたけれど、月曜日には少しだけやけれど元阪神タイガースの掛布雅之さんが大阪タイガースの社員として登場し、六甲おろしを歌う場面がございました。主人公のモデルとなった古関さんは「栄冠は君に輝く」の作曲者でもあるんやけれど、ＮＨＫ的にはそっちの方が大切なんやないのとつっこみつつも、「大阪タイガースの歌」の作曲者であることを無視したと上方の視聴者に抗議されるのを嫌うたのでしょうか。これがＪＯＢＫ製作やったら、当たり前に入ってる場面やと思うけれど、「エール」はＪＯＡＫ製作なんですよね。もっともこのドラマ、ちっとも朝ドラっぽくなくてドタバタギャグを入れたり、サイドストーリーで一週間使うたりとなんかこれまでのものとは趣が違う。最初に脚本を担当した人ともめて降板され、別の脚本家数名が書いているというのも関係があるのかな。
　ＪＯＢＫは秋から始まる予定の「おちょやん」という浪花千栄子さんをモデルにした女優一代記をやる予定と聞く。「わろてんか」みたいな悲惨な出来にならないことを祈るのみ。「わろてんか」といわれても笑えず、「エール」の方が格段におもろいとはどういうことですか。
　昼食後はたっぷりと午睡。夕刻、プロ野球中継を見る。今日は今季にしては珍しく時間のかかる試合で、サンテレビは６０分の延長。で、日記の更新も遅くなるといった具合であります。明日もこういう具合に寝て過ごすことになるんやろうなあ。

モンスリィはナウシカ

　やっとこさ金曜日にたどり着いた。３コマある授業では力を振り絞り、授業以外の時間は教材作成などをしていたんやけれど、なんか意識朦朧としていたので、さほど進まず。ぼっち部屋の時はこういう場合は思い切って仮眠したりしたこともあるんやけれど、保健室には具合の悪くなった生徒もきたりするし、そうもいかんのです。でも、夢うつつを往来していたところなど、見られていたかもね。
　来年度の教科書やカリキュラムに関する教科会議のあと、定時から４０分ほど遅れて退出。帰宅後は、追っかけ再生でナイター中継を見る。緊迫した投手戦は見ごたえがあったけれど、リリーフに新人を出したらそら打たれるわなあ。勝つつもりなら能見あたりのベテランを使わんと。
　今朝録画した、サンテレビで再放送中の「未来少年コナン」を見る。ついに大詰め。「インダストリアの最期」の回。一機だけでも地球を何度も滅ぼせるという巨大空挺ギガントをコナン、ジムシィ、ダイスの３人で落としてしまうのが全く不自然やないのがすごい。レプカの名セリフ「うろたえるな！」はレプカ自身がうろたえていることの証やったんやね。脱出艇にしがみついていたレプカの手がコナンの手から抜け落ちた瞬間に無音になるという音響監督の演出も心憎いばかり。
　滅びゆくインダストリアから脱出する船の甲板でラナと会話をするモンスリィの顔はもう完全にナウシカになっている！　同じ人物なのに、心の持ちようが変わるとこんなにも変わってしまうものなのでしょうね。ＮＨＫで再放送している方も録画し直しているけれど、もう一度第１話を見てその変化を楽しめるのもサンテレビが早くに再放送を始めてくれていたおかげです。
　さあ、来週はついに「大団円」や。そしてまた「残され島」に戻るのです。
　この週末はひたすら休むぞ。そしてなんとか本を読むる頭に戻してやらねばね。

アリバイのダイヤル

　今日は、いや今日も一日眠い。寝不足なのはわかっているし、たとえばこんな日記など毎日書かずにとっとと寝たら早寝できることもわかってます。わかってるけれど、なかなか習慣を変えることはでけんものなんですよ。
　なんとか乗り切り、定時には退出。帰路、スマホで野球中継を見たりする。帰宅後もスマホで最後まで中継を見た。そう、今日はＣＳしかタイガースの試合を中継しないのであります。ＤＡＺＮの中継のソースもそのＣＳの中継らしい。スワローズびいきの実況をするということなんでしょう。でも、それしかないから仕方ないのです。
　野球が早く終わったので、妻と「刑事コロンボ　アリバイのダイヤル」を見る。私の中のランク付けではかなり低い方のお話。なにしろ殺す相手の家に行くのに、アイスクリームスタンドの車を使うたりするという、証拠をそこら中にばらまきながらの犯罪ですからね。スタッフは最後に盗聴していた電話のテープを犯人に聞かせて、入っているべき音が入ってへんというシーンをとりたいだけでまるまる１本でっち上げたんやないでしょうね。
　まあ、「二枚のドガの絵」や「溶ける糸」みたいなものばかり毎回毎回作ってはいられませんわな。

マスクは限界？

　そろそろ教え子のくれた手作りマスクを外し、通気性のいいものに変えた方がいいなあと思う毎日です。蒸れます。暑いです。息苦しいです。そらそうです。春先に使うものとしてこしらえたもんやからね。でもね、このマスクを送ってくれた時の感激というか喜びを忘れたくないなあと思うてしているという部分もあるのですよ、ほんま。
　今日もぱつぱつの一日。帰宅後、ナイター中継を見たら、８回裏で中継は終了。９回表だけＤＡＺＮで見る。ボーアが初安打を放っただけでまるで勝ったみたいな気分になってしまうのは悲しいなあ。まあボーアが「バースの再来」ならば、ここからぼちぼちホームランを打ち始めることでありましょう。

また嬉し

　朝、コンビニでスポニチを購入。毎週火曜日の楽しみは「タイガース川柳」の欄。この日記で何度も書いてきたけれど、野球の試合がないと、むろん川柳を投句することもでけんわけで、これもまた「失われた日常」のひとつやったわけです。
　で、今季第一回目の「タイガース川柳」に……佳作入選してました！
敗戦を　悔しがれるのも　また嬉し
　選者の成瀬國晴さんは「自虐的な」と評した上で、「また嬉し」が効いていると書いてくれはった。毎年春先の投句はライバルが多くてなかなか入選することはないけれど、今シーズンは遅れたとはいえ第一回から入選とは幸先いい。去年はなかった週間賞、今年は一度でいいからいただけたらいいな。まだ一度も選ばれたことのない月間賞も、ね。
　お仕事は授業はなく、学校薬剤師さんと来月初めに行う「薬物乱用防止教室」の打ち合わせなど。昨日と違うて時間に余裕もあったし、少し気楽に仕事ができた。
　帰宅してテレビでナイター観戦。やっとこさ今季初勝利。試合時間が短くすんだんで、テレビ大阪のサブチャンネルを使うての中継延長はなかった。明日はカンテレか。延長はないし、早めに帰ってなるべくリアルタイム視聴をしたいものです。

止まると死ぬんじゃ

　愛すれどTigers「ボーア不発で開幕３連敗」を更新しました。

　今日は空き時間は１限目のみ。２限から６限まで授業で埋まり、放課後は専門学校の先生を講師に招いて、生徒向けに心肺蘇生法と熱中症防止講座。１限はその準備の手配で走り回り、放課後は講習の後片付けなどに追われる。昼食はコンビニおにぎりでかんたんにすませ、一服つけに外に出たけれどすぐに戻らんとあかんので慌ただしく喫煙。むろん退出はいつもより遅く、帰路、鼻ポンプと血圧の医者に行ったりしたのでますます帰りが遅くなった。
　間寛平さんのギャグやないけれど、「わしゃ止まると死ぬんじゃ」という感じでしたなあ。じっとしてたい人やのに、じっとしている間がない。で、夜パソコンに向かってうたた寝してたら世話ないね。

ええんか、それで

　今日は３月以来の「たちよみの会」例会。喫茶フランソアは中央の席を使用禁止にしたりするなど一応コロナ対策をして入るけれど、もともと風通しのよくない古い作りの店だけに、私は用心して飲食時のみマスクを外すなどしていたけれど、他のお客はごく当たり前のようにマスクを外していた。
　怖くないのかなあ？
　京都の四条河原町近辺は２月ごろとほとんど変わらぬ、というよりもそれ以上のにぎわいを見せていた。
　自分もその中の一人ということは承知で天に唾することも覚悟の上で書く。
　ええんか、それで。
　例会の前に昼食を取りにハンバーガーショップに入ったけれど、店内は満員。やむなく牛丼屋に行く。ここは客席と客席の間をアクリル板で仕切っていた。それはそれでええんやけれど、箸は箸入れに突っこんだままやし、しょうゆなどをとろうと思うたら、隣席の人の前に手をのばさなあかん。
　ええんか、それで。
　常連Ｙ氏が来てくれて、丸善京都店に行く。店の入っているＢＡＬの入口に体温計が置いてあったので、戯れに額に光をあてて計測してみる。
　９４度！
　ただし、Ｆとついていた。輸入物らしく、華氏で表示されているんやね。そんなん置いといて意味あるのかな。
　久しぶりにちゃんとした大きな本屋に行ったもので、目当ての横田さんの文庫やとかの他にも新書を何冊かよけいに買うてしまう。脳が読書に集中でけてへんのに、読みたいという気だけはあるからやっかいですね。でも、本屋をうろうろして本を探し、棚から気まぐれに読みたくなるようなものを見つけるのはやっぱり楽しい。
　帰路、阪急の特急内で、四人がけの座席に座る。向かい側の若いカップルはマスクもつけずにべったりくっついている。新型コロナ禍以前なら暖かい目で見ていたやろうに。つい心の中で叫んでしまう。
　ええんか、それで！
　第二波がくるのは思いのほか近そうです。