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理想の上司はコストカッター [時事ネタ]

 なんとか1週間が終了。毎年4月の今時分は疲れがたまってきてしんどいんやけれど、今年も例にもれずしんどいのう。「早くゴールデンウイークよ来い!」と心から願う時期なのね。
 ところで、どこやらの大学がした調査で理想の上司に橋下大阪市長をあげた人が一番多かったらしい。市長本人も「僕が上司だったら嫌でしょう」というような意味のコメントを発しているけれど、まさにその通りやと思うね。
 思いつきで精査もせずに発言し、前にあげた課題を達成する前に新しい課題を提示し、結局達成できたといえるのは予算の削減が主というようなトップのもとで仕事をするしんどさがわからん人が多いということですね。
 組織マネジメントを「監視していうことを聞かないものは処分する」ことと思うている上司のもとで仕事したい人はそないしたらよろしい。マネジメントって、組織の構成員のモチベーションをいかに上げるかということが重要なはずやのにね。
 結局マスメディアが作りだした「改革者」というイメージが独り歩きしているということやろうなあ。

ややこしい場所 [日常生活]

 こうなったらものはついでや。尖閣諸島だけやなく、竹島も千島列島もサハリンも全部東京都が税金で購入したらどないだ。ややこしい場所は全部東京都が引き受けるという寸法です。
 わけのわからん発言のせいやないとは思うけど、相変わらず風邪ひきらしきものが治りません。土日は完全休養日にあてるぞう。

ミレッジのスライディング [プロ野球]

 今日も夜、くしゃみを連発。早く朝夕も過ごしやすくなってほしいものです。
 早目に帰宅し、テレビでプロ野球を観戦。むろんタイガースの試合。残念ながらタイガースは負けたものの、敵ながらミレッジという新外国人選手に好感を持ってしもうた。
 すでにホームランを2本打っているけれど、打率は低い。こういう選手の多くはメジャーリーガーやったことを鼻にかけて勝手なことをするというのが古手の野球ファンとしての印象なんやけれど、ミレッジ選手は違う。
 ヒットエンドランのサインに応じてコンパクトなスイングで打ち、ランナーがいなんだらセフティーバントを試みる。9回裏、桧山選手の大きなファウルフライをスライディングキャッチしようとし、うまく捕れずファウルとなったら地面を叩いて悔しがる。日本野球に対応するどころか、しっかりととけこんでいる。
 それでいて、メジャーリーガーならではの併殺を防ぐスライディングでベースカバーの鳥谷選手に一塁への送球をさせへん。テレビの画面では大写しにしてなんだけれど、さぞかし迫力のあるスライディングやったんやろう。おかげで同点に追いつかれてしもうたわい。
 ミレッジ選手は米球界では問題児やったという情報もシーズン前にはあったけれど、なかなかどうしてフォア・ザ・チームに徹したプレイをする。
 シーズン通してこういう野球を続けられたら、ミレッジ選手は他チームにとってかなり厄介な相手になりそうやね。

新成分の信用度 [日常生活]

 日中は汗ばむほどの陽気になってきたけれど、朝夕は花冷えというんですか、ちょいと寒い。この寒暖の差が曲者で、軽くやけれど風邪をひきかけている。とりあえず改源を呑むと楽になる。
 この昔からずっとある薬というのは、やはり効能があるんやね。そやからなくならんと製造され続けているんやな。おなかを下したら正露丸。胃が弱りかけてきたらエビオス。常の整腸にはビオフェルミン。
 テレビで宣伝している「新成分ホンビロマイトプレシン配合!」みたいなやつは実は効きすぎて副作用で無用に眠くなったりするように思うね。「ホンビロマイトプレシン」なんて聞いたことないですか。まあ、今私が思いついたもんですからね。なに、薬の宣伝で強調されている「新成分」なんて、どんな成分なんだかわからんもんばっかりやんか。そんなもんよりカンゾウやとかダイオウやカッコントウの方がどんな効能があるかわかってるから安心できると思いませんか。少なくとも「ホンビロマイトプレシン」的なものよりもダラニスケの方が長年人々の体を癒してきたわけですからね。

プリキュア世代が高校入学 [テレビアニメ]

 愛すれどTigers「単独首位で開幕ダッシュ成功」を更新しました。

 よくよく考えてみると、今年高校1年生に入学してきた生徒たちが5歳の時に「ふたりはプリキュア」の放送が開始されたのであります。私が現在の勤務校に赴任して11年目。確か赴任当時の漫研の生徒が第1話で主題歌を聞いて「プリティでキュアキュアって、わけわからん」とくそみそに言うていた。そのころの生徒は「セーラームーン」世代。ホームルーム合宿に行くバスの中でカラオケをやりはじめ、「ムーンライト伝説」を一人の生徒が入れて歌いはじめたら、バスの中の女子たちのほとんどが嬉しそうに声をそろえて歌いはじめたものです。
 ということは、今年の1年生は合宿行きのバスで「DANZEN!ふたりはプリキュア」をかけたら声をそろえて歌い出すかもしれんなあ。私は今年も3年生の担任なんで確認でけんのが残念やけれど、親しい先生に頼んで誰かに歌わせたらどうなるか試してもらおうか。
 私も馬齢を重ねるうちに生徒は「セーラームーン」から「おジャ魔女どれみ」、そして「プリキュア」へと世代交代していたのであった。間にはさまった「明日のナージャ」の立場はどうなる。それはともかく、東映アニメーションの「魔法使い」路線恐るべし、ですな。
 ちなみに私の世代やと「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」はたいていの人が歌えると思うぞ。つまり東映魔法使い路線第一世代ということか。うーむ。まはりくまはりたやんばらやんやんやん。

無防備な観光客 [日常生活]

 今日は「たちよみの会」例会で京都は四条木屋町「フランソア喫茶室」へ。先日あんな事故があったにもかかわらず、阪急電車も四条通も観光客でいっぱい。高瀬川沿いの桜はかなり散っていたけれど、円山公園のしだれ桜は満開なのかしらん。そこまで足を運ぶ余裕はなし。
 それよりも驚いたのは、道を通行する人たちが、観光客も地元の人も含めて自動車の通行に対してあまりにも無防備なこと。まあ、あんな暴走はそうたびたび起こらんとは思うけれど、それにしても、ねえ。
 例会は私を含めて3名の参加で、いろいろな話で盛り上がり、とても楽しかった。
 散会後、阪急河原町駅の改札に入ったら、夜桜見物の人たちかなんかわからんが、いつもの日曜とは比べものにならんくらい大量の乗客が電車から降りてきた。怪談をあがってくる人の波をかきわけつつホームへ。電車のドアが開くのを待つ長蛇の列に、座るのはあきらめ。
 帰宅して寝転がったら足首に疲れがきてますなあ。寝転がりながら録画しておいたプロ野球中継を見る。意外と眠くならんもんやなあ。それだけリフレッシュできたということか。

田園のまどろみ [日常生活]

 今日は完全休養日。朝食後、二度寝。昼食後はプロ野球中継やらアニメやらを見るためにひたすらテレビにかじりつく。午睡しておくべきやった。今、めちゃくちゃ眠い。二度寝だけではこの一週間の疲れは取れなんだもよう。明日は京都に行く電車の車内で寝たりできたらええのにな。
 日記を書くBGMにベートーヴェン「交響曲第6番“田園”」のCDをかける(ティーレマン指揮ウィーン・フィルの演奏)。選曲が悪かった。なんとも心地よく、さらに眠気を増幅する。「田園」というたら昔朝比奈隆指揮大フィルの演奏を聴きにいったら、もろに寝てしもうたことを思い出した。それくらい心地よい演奏やったんやなあ。
 ここで寝てしまわんうちにアップしよう。中身のない日記ですんません。睡魔のせいです。

 明日4月15日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

防ぎようのない災厄 [時事ネタ]

 今週は長かった。というか、長く感じた。まあ、新年度の立ち上がりというのは毎年長く感じられるもので、私はそれを(講師時代も含めて)24年繰り返しているわけなんですけどね。とにかく軌道に乗るまでの1ヶ月というのはほんまに長い。
 軌道とうたら、北朝鮮のミサイルは、あれなんですか。大山鳴動して鼠一匹というやつですか。あの大騒ぎはなんやったんですか。ほんまにはた迷惑な国でございます。
 ところであさって京都で「たちよみの会」に行くのに、えらい事故が起こってるよなあ。ドクターストップがかかってるのに自動車運転業務を続けていたそうやね。てんかんの発作というのは、軽いものでも手先が震えたり体が硬直したりする。私は養護学校時代に生徒の発作が起きた時にそばにいてた経験があるからね。実習の付き添いやったかな。駅のホームでその生徒が急に震えだして私の腕をぎゅっとつかみ、発作がおさまるのをじっと耐えていた。その発作は幸い軽いものやったから、しばらくしたら治まって大きなことにはならなかったけれど。でも、その数分間、彼はとにかくなにもでけん状態にあった。事故のニュースに接した時、私はそのことを思い出したね。
 どんなに注意していたとしても、想定外の事故に巻き込まれた時というのはどうにも防ぎようがないものなあ。
 災厄を防ぐために大騒ぎしたかと思うと、防ぎようのない災厄にあうこともある。事故の被害にあわれた方たちには哀悼の意を表します。ただ、検察が発作を起こした運転手の家族に対して殺人罪を適用しようとしているみたいやけれど、殺意がなくても殺人罪というのは成立するのかな。そこらあたり、門外漢である私にはちょっとわかりかねるところでありますね。

 4月15日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

地デジサブチャンネル [テレビ全般]

 テレビの地上波放送が地デジになって、各放送局にサブチャンネルができた。関西でいうと、NHKやMBS、ABCなど主要6局はそれぞれ3つのチャンネルを分け与えられている。かつてUHFやったSUNやKBSには2つのチャンネルがある。
 このサブチャンネルをどの局も生かし切れてへんのが現状ですわ。
 以前NHKがサブチャンネルを活用してメインチャンネルではニュースをしている間にプロ野球中継を続けて放送したことがあった。
 今日はタイガースの試合はMBSが中継したけれど、放送開始が19時で放送終了が20時54分。ところが関西のタイガースファンはSUNのおかげで試合開始から試合終了まで完全生中継を見るのに慣れている。そやからMBSのみの中継の時は物足りない。最初と最後が見られなくなるからですわ。ABCはSUNと提携して「リレー中継」として試合の始めと終わりの部分をSUNで放送する。そやからABCの中継の時は納得して中継を楽しむことができる。
 MBSもリレー中継を活用してほしいところなんやけれど、ABCとSUNの関係を考えるとちょっと無理なんやろう。
 そこで、サブチャンネルの活用をしてほしいのです。そうすれば放送終了時間が近くなっても「大変申し訳ありません」なんて言わんですむ。ファンも喜ぶ。サブチャンネルを使うとスポンサーがつかんとか、いろいろと理由はあるやろうけれど、少なくとも「MBSはタイガースの試合を放送するな」と完全中継に慣れたファンの怒りを買うことはなかろう。
 せっかく3つもチャンネルを割り当てられているのに、すべて同じ番組を放送するんやったら、宝の持ち腐れとしか言いようがない。そこらあたり、むずしいことかもしれんけれど、視聴者のニーズを考え、ぜひ一考していただきたいものです。

 4月15日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

青野武の死 [追悼]

 声優青野武さんの訃報 に接する。享年75。死因は多発性脳梗塞。
 息の長い声優さんやった。私が子どものころ、「宇宙戦艦ヤマト」の真田さんの役で「こんなこともあろうかと……」というセリフで大きな印象を残した。劇場版「がんばれ!タブチくん」ではヤスダ投手の役でタブチくんの西田敏行さんと軽妙な掛け合いをやってくれた。
 たいていの声優さんは歳がいくと声の張りやつやがなくなったり滑舌が悪くなったりして、私のようなオールドファンは(自分が歳をとっているのを棚に上げて)「衰えたなあ」と嘆かされるもんやったけれど、青野さんの声はもともと独特ないがらっぽい感じの特徴のあるものやった上に、演技も昔と変わらず元気やったから、いつまでもずっとあの調子で活躍し続けるもんやとつい思うていた。
 ただ、体調を崩してすべてのレギュラーを降板し、戻ってくる様子がないので、「もうあかんかもなあ」とファンの一人として覚悟はしていた。とはいうても、こうやって訃報に接すると、あの他に代えがたい声と演技を聞くことができなくなったんやと寂しくなる。
 これでまた私たちの世代が子どものころからなじんでいた声がひとつ消えた。昔の声優さんは、声を聞けばだれかすぐにわかる独特のものを持ってはって、それが大きな武器になっていた。今の若い声優さんの声や演技にはそういうずば抜けた個性がなくなってきているように思う。
「こんなこともあろうかと、あらゆるパターンのセリフを録音しておいたのだ」とかいうことは、まあなかろうな。
 謹んで哀悼の意を表します。

 4月15日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。