冷房と夏休み

　体力の消耗が激しい。いつもの金曜日やと、明日は休みやからと最後まで力を振り絞るように仕事をするんやけれど、今週は明日の土曜も出勤し、午前中は授業、午後からは中学生向けの学校説明会。フル稼働しなければならんのであります。よって、余力は残しておきたいところ。しかし昨日の日記にも書いたようにだましだましここまで気力でもたせてきているわけで、その気力に体力が追いつかなんだらどうしようもない。本来ならこの時期は短縮授業で午後はカットという時間割が組まれる時期なんやけれど、各教室にエアコンが入っているからという理由で午後からも授業をしている。
　そういう問題やないんやけれどねえ。
　例え冷房が入っていたとしても、朝から蒸し暑くて、生徒たちも登校した段階でかなりへたっている。私は午後からの授業が比較的多いんやけれど、ほんまにしんどそう。たとえエアコンが入っていても、生徒たちの人いきれであまり教室は涼しい感じがしなかったりもするしね。
　エアコンを導入しているから授業短縮は不要、というような単純に割り切れる問題やないのですよ、ほんま。生活全般で休みを必要としているから、短縮授業期間やら夏休みやらはあるのですよ。先人たちの経験と知恵が発明したものなのですよ。そう思うんですよ。
　この世にあるものは、ただあるのではなくて、何かしら理由があってそこにあるんやないかと、そんな気がするのですね。理由なく存在したものや存在する理由を失うたものは、淘汰されて消え去るということやないかと。
　こう毎日暑くてしんどくて膝に違和感を抱えていると、こんなことをごちゃごちゃと考えてしまうのであります。