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把瑠都の引退 [大相撲]

 大相撲の大関把瑠都の引退を新聞で知り、びっくり。年齢的にはまだまだ取れるけれども、膝の怪我が完治するのを待って休場を続けていると、幕下落ちが確実になったからやという。
 過去、大関から陥落した力士が十両落ちしても土俵に上がったケースはあっても、幕下まで落ちたことはない。
 大関を張ったということは、角界の頂点近くまで達したということで、しかもその地位には重みがある。かたや幕下といえば給料も出ない半人前。元大関が半人前にまで落ちるというのは、本当に不名誉なことなんであります。ここらあたり、相撲ファンでないとそのニュアンスはわかりづらいかもしれないけれど、それだけ大関という地位が重みを持っているということなんですね。
 素質だけなら横綱確実という力士やった。そやけど正攻法でなく、相手をつかまえるとふりまわすような相撲が多く、下半身はもろかった。足技でよく負けていたのも、その弱点を研究されていたということなんやね。下半身の鍛え方が足りず、相撲が半端であるということがこの残念な結果に結びついたんやなあ。
 これだけの素晴らしい素質の持ち主をこんな形で引退させなければならなかったのは、実にもったいない。というても、相撲ファンとしては元大関が幕下で相撲を取るというようなことはあってはならないというのもよくわかる。
 まったくもって残念であります。

 9月15日(日)は「たちよみの会」例会です。多数のご参加をお待ちしています。

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