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残るはフタバヤ書店だけ [日常生活]

 本日は「たちよみの会」例会。参加者は私と古参会員Y氏。本の話よりも相撲の話がほとんど。あとタイガースの話も少々。趣味が合うから四半世紀も付き合い続けていられるのでしょうね。ありがたいことです。
 お互い京都生まれの京都育ちなんで、河原町通りを歩いていたら、「あそこらへんにオーム社書店、京都書房はあそこにあったなあ。あそこにはミレー書房。駸々堂があそことあそこに2軒、こっちには丸善。あそこに文祥堂。三条にはそろばん屋と萬字堂」と、店じまいした書店の名がつらつらと出てくる。河原町通りで昔から店を出している書店は御池を下がったところにある「フタバヤ書店」だけになってしもうた。
 京都では「大垣書店」がどんどん店を出しているらしい。阪急京都線沿線には「田村書店」が店を増やしている。「ジュンク堂」だけやなく書店もチェーン店でないと新規に店はなかなか出されへんのが現状。
 小さい店でも生き残っているところは、教科書を扱うているとか、大口の上得意があるとか、そんな感じなんかなあ。
 といいつつ、例会後は私たちも三条の朝日会館に仮店舗を出している「ジュンク堂」に行ってるんやけれどね。そこしかないんやもんなあ。「今月はどこに行こう」なんて迷っていた昔を懐かしんだりしていたのでありました。

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コメント 4

o2

7・8件ほどあった阪急十三駅周辺の本屋も一時期全滅しましたな。2・3年前に旧十三東映跡に一軒オープンして書店空白地帯は脱しましたが、商店街の少し先にあるので十三駅前に限れば相変わらず空白地帯です。十三の住人達はすぐ隣に梅田があるので本の購入にはそれほど不自由していないのかもしれませんが、十三といえば阪急の主要拠点のひとつだから阪急阪神HD系のブックファーストくらい出店してもいいと思うんですがねぇ。
by o2 (2014-02-18 21:34) 

t-kita

十三の商店街もそういう状況ですか。
そういう空白地帯には田村書店あたりが狙いをつけそうなものですが、おそらくは書店にわざわざ足を運ぶ人は梅田に行ってしまうので、出店してもリターンが少ないとか、そういうデータでもあるのかもしれません。
十三東映といえば、駅前に必ずあった映画館もどんどんなくなってしまってますね。時代の流れがあるとはいえ、寂しい限りです。
by t-kita (2014-02-18 23:53) 

o2

十三の人達は書籍を購入するには梅田の大型書店を利用し雑誌などはコンビニで済ます…というパターンになってしまっているのでしょうか。かつて存在した十三の書店の中には色々変わった店も多かったんですけどねぇ。


映画館も今風なシネコン化が進み、旧来の劇場が淘汰されていった結果なんでしょうな。新聞に当たり前のように載っていた映画上映欄も今はほとんど見かけなくなりましたし。
by o2 (2014-02-19 23:33) 

t-kita

2006年公開の「かぞくのひけつ」という第七芸術劇場の再開に際して制作された映画では、まだ「十三東映」が背景に写っています。10年たたないうちに商店街の様子も次々と変わっていっているのでしょうね。
そういう意味では、地元でロケをした映画などは、意図せずして貴重な記録となっていたりするのかもしれません。
by t-kita (2014-02-19 23:51) 

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