軒並み定員割れ

　本日は入試答案最終点検。採点ミス等はなく、無事午前中で業務終了。後半休をとり、帰路に着く。職場から中継駅のバスで寝てしまい、バスの終点から梅田まわりで帰宅。思わぬ遠まわりをしてしまう。ほんまに気力でもたせていたんやねえ。帰りに最寄駅前の小さな本屋に寄って雑誌を買うつもりをしていたんやけれど、そのことを思い出したのは自宅付近にたどりついてから。一刻も早く帰宅したかったんやなあ。帰宅後、すぐに午睡。夕刻まで寝る。
　ところで職場では、今朝の朝刊に載っていた大阪府立高校後期入試の希望調査結果の話題で持ちきり。市岡高校など伝統のある高校を含めて５１校が定員割れ。昨年度までは前期日程の高校も多かったんで、生徒が私立に流れるのを防いでいたんやけれど、今年度から前期日程を大きく減らした影響で公立志望者が減少したんやないかというのが、職場内の大方の意見。定員割れが２年以上続いた高校は統廃合の対象となる。公立高校つぶしが府教委の手で進められているという形になっている。むろん、背景には知事が教育に口出しできるようになったことがある。
　かくして高校は減る待遇は悪いで教員を目指す優秀な若い人材は他府県に流れていく。ゼロサム前府知事は大阪の教育の水準をあげるとかいうていろいろと「改革」したけれど、逆効果になっているように思う。ここらあたり、報道機関はきっちりと検証していただきたいものです。