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かわりびな [季節ネタ]

 毎年年末に「かわりびな」とか「かわり羽子板」とか発表しますよね。時事ネタを扱い、風刺も入っていると人気があるらしいけれど、あのニュースを見るたびに、なにかしら「ずれ」みたいなものを感じるんやね。
 自分の関心外のものが入っているのは、これは「ずれ」には入らん。すべての物事に精通しているわけやないから、わからん世界もあるんやなあと。
 関心のある事件の「かわりびな」の、切りとり方というのか表現の仕方が、自分の感じたものとなんか違うというのがけっこう多い。ところが新聞やニュースではうまく表現してあるというような評価をしてたりする。
 自分はそれだけ「世間」と感覚がずれてるんかもなあと、そういう時に感じる。
 ただ、それを恥ずかしいとかよくないこととは思わん。垂れ流されたニュースを丸呑みしてるんやなくて、自分なりに咀嚼して解釈できているからやと思うからね。
 というか、かわりびなを作ってる人って、ギャグセンスが古すぎるように思うなあ。あ、ということは私やなくあちらが世間とずれてるのか。でも、それを面白いとほめるテレビ番組の司会者の感覚はどうなるのか。うーむ。

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赤星引退 [プロ野球]

 泣いたよ。
 さっぱりした表情で引退を発表する赤星選手 を見てたら。

「とにかく赤星が塁に出ることですよ」
 どの放送局のどの解説者も異口同音にこう言うたもんや。
 2001年からこちら、実はタイガースは「赤星のチーム」やったのかもしれん。赤星がファールで粘る。粘る。粘る。四球をもぎ取る。そしてリードオフ。相手投手は一塁に気が行って打者に集中でけへん。そこを金本が、アリアスが、シーツが、鳥谷が、新井が、狙い打つ。
 平野ではあかんのや。盗塁せんもん。走らへんねん。狩野の方がリードオフするぞ。
 センターの守備では、確かに新庄と比べると肩の強さでは見劣りしたけれど、守備範囲の広さ、打球に対するカンでは負けてへん。
 赤星がセンターを守ってたから、金本も安心して守れてたんやと思う。
 今朝のスポーツ紙でコロラド・ロッキーズのマット・マートン外野手を獲得したと報道され、それが一番打者のタイプやと解説されてたから、「赤星の復帰はまだ延びるんかなあ」と漠然と思うてた。引退に備えて獲得したんや。そうやったんや。
 柴田よ、浅井よ、赤星に負けない一番打者として一本立ちしてくれ。そして「赤星のタイガース」とは違う新しいタイガースを作ってくれ。
 それが雄図むなしく引退を決意した赤星への最大のはなむけになるはずや。
 そして、赤星さん、お疲れ様でした。ありがとう。

 さようなら。

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頭がチカチカ [教育]

 明日返すテストの採点をする。
 あるテストは完全記号問題。しかも一問一答の形で65問くらいの質問すべてにアイウエと4つの選択肢を用意した。
 今日は30数枚採点をしたんやけれど、正解を見ながら「アアイアエウア」と口にしながら答案に丸をつけていく。そうせんと無言でやったら頭がチカチカして正確な採点がでけんのですわ。しかもアイウエの4文字ばかり一枚の答案にぎっしり書いてある。その文字の配列はランダムで意味をなしていない。「エアウイアウエ」○×○○×○×。「アウイウエウエ」×○○○××○。こんなんの繰り返しを1時間ぶっ通しでやってみ。カタカナの一字一字が文字に見えんようになるよ。ほんまに意味のない記号。
 というわけで、まだ頭がチカチカしております。
 この試験、もう1クラス分、40枚近くあるんやなあ。明後日あたり片付けてしまう予定やけれど、また頭チカチカ状態になるのか。
 こんな問題作るんやなかったよ。ほんまに。

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1000円CD [音楽]

 TSUTAYAが1000円でオリジナル・レーベルのCDを出しているというのはこの前テレビのニュースでも見て知っていたんやけれど、何を大騒ぎすることがあろうかと思う。そら、ポップスの場合著作権料の問題などもあってあまり低価格のCDは出されなんだんやと思う。それが1000円で買えるとなったら確かにニュースではある。
 そやけどね、クラシックのCDは、もう10年以上前から1000円で大指揮者の名盤が正規レーベルで出されてたということには新聞やテレビはなんで触れてくれんのでしょうか。ワルター、モントゥー、アンセルメ、ミュンシュ、クーペリック、カラヤン、バーンスタインといった人気指揮者の歴史的名演が続々と1000円で出だした時は正直驚いたですよ。そやけどね、それくらいの大盤振る舞いをせんとクラシックのCDは売れなんだのよ。狭いパイしかないところで、例えば未CD化のモノラル録音を廉価で出してみたり、ナクソスというレーベルではマスコミには取り上げられていない各国の指揮者やオーケストラを起用して有名曲から無名曲までどんどん新録音し、それを1000円で出していたのですよ。
 私はかつては聴きながら歩いたり電車の中でもイヤホンを耳にさしっぱなしという習慣があったけれど、通勤時間が短縮されてからはそういう習慣がなくなった。家でもまあノートパソコンにイヤホンを指してCDを楽しんでいるけれど、座ってじっくり聴きたいという気分になるのね。
 クラシックというのは同じ曲をいろんな演奏家の演奏を聴き比べて楽しむものやから、かつての名盤が1000円で手に入るのはとてもありがたいことである半面、これやったら演奏の良し悪しがわからない新譜を3000円も出して買うのは勇気がいるなあと思うようになった。そのために「レコード芸術」などの専門誌があるんやけれど。
 そうやって悪戦苦闘してきたクラシックの例を抜きにして「1000円CD登場」なんて騒がんといてほしいというのが、CDでクラシックを楽しむ一ファンとしての思いやったりするのです。

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「坂の上の雲」で感心 [テレビ全般]

 NHKドラマ「坂の上の雲」第2回を見て感心したことがある。
 明治時代のエリートが英語に堪能なのは教科書が外国語のものしかなかったから、というところやない。
 明治時代の軍隊がお雇い外国人教師次第でどうにでもなった、というところでもない。
 40歳を過ぎている俳優さんたちが20代の学生役を演じていてもなんら違和感がないところですね。役者いうのんはすごいわ。もっとも、その他大勢の学生役にほんまもんの20代の若者ばかり入れてたら主役クラスの人たちはやっぱり浮いてしまうから、そこらあたりは考えて配役しているんやろうなあというようなことを妻と話したりしていたけれど。
 それと、菅野美穂はええ役者やなあ。一時気持ち悪い役ばっかりやってたけど(里見八犬伝の玉梓とか)、それらを経て「ええ女」「ええ役者」になったように思う。
 いやもう「天地人」よりずっと役者がええ。これは配役だけの問題やなく、役者を生かす脚本と演出あってのことやろうなあ。

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新技術への順応 [日常生活]

 なんとか新しいHDDレコーダの扱いにも慣れてきた。とはいえ、前の機種にない新しい機能(特に地デジ関係の機能)を使いこなすにはまだまだかかりそう。マニュアルを熟読したいところやけれど、前の機種と共通している部分までは熟読する必要はなく、逆にどこを熟読したらええんかを探すのに苦労しております。
 たしかに、新しい機械に弱いお年寄りは苦労すると思うよ。
 少子高齢化が進む社会では、新しい技術はもちろん必要としても、使い慣れたものとの互換性をちゃんとやっておかんとせっかくの新しい技術も宝の持ち腐れということになりかねんのやないかなあ。
 こういうのは自分が年をとったから思うことなんかもしれんな。それはそれでちゃんと受け入れたうえで、新しいものに順応できるようにしていかなならんと思う。これから年をとるごとにその思いは強くなってくるんやろうね。

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教科書取扱書店の条件 [トリビア]

 今日は今年2回目の図書室用書籍購入。例によって徳庵の大阪屋まで行って生徒に読ませたい本をざくざくと籠に放りこむ。
 取次店には地元の教科書取扱をしている書店の大将を通じて連絡をしている。帰り道にその書店の大将といろいろな話をした。
 教科書の取り扱いをするのは書店にとっては大きいと思うんやけれど、どんな書店でもOKというわけでもないらしい。書店は駅前になくてはならず、自前の土地家屋やないとあかん。さらに大量の教科書を保管しておくスペースもないと認可されへんのやて。
 駅前、というのは、買い漏らしたりなくしたりした生徒がすぐに買いに来られる所やないとあかんから。自前の土地家屋というのは、賃貸やと諸事情によって移転せんならんという可能性が自前よりも高いから。在庫スペースの問題は、これはまあ説明するまでもないか。
 ちょっとでもこの条件に外れると、認可を取り消されたりもするらしい。おいしい特権やということは確かにしても、それを維持していくにはそれなりの努力が必要ということなんやろうね。やはり書店というのは大変な仕事やと痛感した次第であります。

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HDDレコーダを買い替え [日常生活]

 昨日から後期中間考査。前日まで問題作りにひいひいひいとあえいでいたけれど、今日はちょっと余裕がある。ただ、先週からHDDレコーダのエラーが頻繁に起こり出し、今朝もHDに保存された番組をDVD-RAMにコピーする作業でドタバタしていた。
 というわけで、午後から年次休暇をなんとか取って雨の中、原チャリで梅田のヨドバシへ。そろそろ買い替えということは検討していた。ブルーレイ・ディスクを搭載しているものは高いし、しばらくはアナログ放送されたものをDVD-Rに保存するので十分なんで、これまで使うていたメーカーのものの新しいのにすることにした。
 いろいろなサイトで検証したりいろんなメーカーのものを混ぜて使うてはる同僚の意見を聞いたりするたびに「メーカーは同じ方がええで」といわれ、互換性の問題、編集機能の問題を考えると、変えん方がええらしい。実際、編集機能の細かさでは一度そこのを使うと他ののが使えんというような書きこみも見つけたし。
 雨が弱まったところを原チャリに積んで持ち帰る。もっとも帰途かなり強く降ってきたのでもう少し待つべきやったと思うたけどね。
 帰宅してからマニュアルと首っ引きで設置。使い方の基本は今まで使うてきたものと変わらんので、だいたいの操作はすぐにできた。もっとも、新しいものはいろいろな機能がくっついていて、微妙に操作方法が違う。大筋がいっしょでリモコンのボタンの位置もそう変わらんだけに、この微妙な違いのせいで帰って使いにくかったりする。まあ慣れの問題ではあるんやけれど、
 で、試験的な録画も終わり、今日の晩からの番組の録画予約も済ませ、前のレコーダに残してあった番組を見ることにする。もちろん今まで使うていたものを使用する。
 なんと、新しい機種のリモコンになじんだせいで今度は前のリモコンが使いにくくなってる。順応性早っ! まあ、まだ完全にHDがへたり切ったわけでもないし、少し休ませながら時折トリプル録画の時などに使うことにしよう。しかしまあこの4年と少し、ひたすらこき使うてきたもんなあ。それでも録画しすぎてかえって機械にふりまわされたりもしたわけですがね。
 というわけで、新しいHDDレコーダがやってきた。次に買うのは3年後くらいかな。

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カーネギーホールで落語 [演芸]

 おおこれはすごい。桂小春團治さんがニューヨークの国連本部ビルとカーネギーホールで落語の公演をするそうな。以下、読売新聞のサイトより引用。

“上方落語界の“国際派”として知られる桂小春団治さん(51)が、来年2月に米・ニューヨークの国連本部ビルと、音楽の殿堂・カーネギーホール内のリサイタルホールで公演する。
 海外公演に取り組んで10年の節目で、小春団治さんによると、「国連ビルでの落語公演はおそらく初めて」という。
 国連ビルは約300席の会議室が会場で「世界中から集まった人たちに落語本来の話しぶりを堪能してもらいたい」と日本語で披露。英、仏、西、中の4か国語の字幕スーパーを付ける。
 多彩なしぐさで牛の様子を表現する「お玉牛」と、怪談噺(ばなし)の「皿屋敷」を予定し、寄席囃子(ばやし)を生で演奏。鳴り物の解説も行う。カーネギーホールでは在米邦人向けに公演する(以下略)”

 かつて二代目桂枝雀師匠が東京の歌舞伎座で公演した時も驚いたもんやけれど、カーネギーホールですよ、あの。名だたる名演奏家と同じハコで上方落語が、しかもならず者が夜這いする噺と美人の幽霊を見に男たちが夜な夜な集まるというような噺ですよ。新聞記者の人はわざと「牛の様子を表現する」とか「怪談噺」とか書いてるんやろうけれど、それは違うやろ。
 長年積み重ねてきたからこその快挙やと思う。続けることというのがいかに大事か。また、続けるだけの力量があるということも必須やろうし。
 小春團治さんは小春時代から好きな落語家さんの一人です。初めて生で聴いたのは大学の学園祭かな。中退とはいえ、大学の落研のOBということで来てたんやなかったかと思う。もっともメインは同じOBでも桂都丸さんやったんやけれど。さらにいうなら、トリは桂米朝師匠やったんですけどね。小春團治を襲名した後は門真の市民寄席などでそのなんともいえん味のある落語を楽しんだものです。
 かつては英語落語で枝雀師匠が、そして字幕付きの小春團治さん、パペット落語の笑福亭鶴笑さん、桂かい枝さんも英語落語をと、上方落語には国際派が必ずいるのですよね。このたび繁昌亭大賞を受賞した笑福亭銀瓶さんはハングル落語で韓国公演をしたし。
 とにかく他に類のない日本ならではの笑芸やからね。こうやってどんどん世界に広がっていくのは嬉しいことやねえ。

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仕分け人よりも [時事ネタ]

 国家予算の仕分けで補助金が削除されたと科学者やスポーツ選手が抗議してるけど、打ち切りや廃止やないだけましと思う。
 大阪府を見よ!
 文化施設はことごとく廃止か移転か予算大幅削減。どんなに抗議しても府知事はかえって頑なになって意見を変えん。。
 府庁移転は否決されてもWTCは購入し、御堂筋のライトアップなどには自ら寄付を募る。それなら廃止削減移転の文化施設や文化事業のための寄付金を募ってくれてもええやんか。
 大阪府で何が行われているか無関心やった人らも、これで少しは実感していただけたと思う。
 仕分け人なんかかわいいもんです。まだ聞く耳があるもんな。ほんまに。

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