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「第九」は「合唱」だけではない [音楽]

 今年の大晦日も夜はテレビで「第九」。今年のNHK交響楽団はヘルムート・リリングを招いて「合唱」に力を入れた演奏会にしたらしい。バッハ指揮者として知られるリリング先生ですが、バッハをめったに聴かない私はリリング先生のふだんの演奏については全く知らないのであります。演奏が始まる前の解説やインタビューで、ナレーションもインタビューも合唱についてしか触れてないし、N響の楽団員ではなく合唱パートの国立音大の学生にしか話を聞いてへん。なんじゃこらと思いつつ、妻が買うてきた寿司をつまんで聴いていたら……。
 声楽が入る第四楽章だけやりたかったら、前の三つの楽章はカットしていただいてもよかったんですけど。実に不思議な演奏で、こういう解釈もあるんやなあと。
 いやあ、クラシックの奥深さを感じたなあ。同じ楽譜からこれだけ違う音楽が生まれてくるんやもんなあ。
 口直し(耳直し?)はテレビ東京系の「ジルヴェスター・コンサート」でしましょう。今年のカウントダウンは「炎のコバケン」こと小林研一郎マエストロが久々に登場であります。心地よい年越しには「第九」なんて大曲よりは楽しく聴ける方がよろしいもんね。
 てなわけで、今年もなんとか終わりました。明日からは来年です。なんやしらん最近はあらたまって「年越し」を迎えるというようなものがなくなってきたような気がするなあ。
 まあ今年はいろいろと昨年までのナニを片付けたりしてほっとしてぶったおれて、体力が回復しないまま常に時間に追い立てられ、気がついたら冬休みという感じやったからね。来年は精神的にも肉体的にも余裕がほしいです。
 今年もご愛読ありがとうございました。来年はこの日記も15年目に突入するのですなあ。まあなんてこと。来年もよろしくお願いします。ところで、今年最後に読了した本は「三匹のおっさん」(有川浩)でした。とても楽しい本で今年を締められてよかったよかった。

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気がまわらない買い物 [季節ネタ]

 今日は梅田の阪神百貨店で毎年恒例のお正月の手土産購入。ついでに阪神百貨店理容室で新年に備えて整髪。
 昼ごろ家を出たんやけど、天気はあいにくの雨。気温も低い。少し歩くと体もぬくもり、地下街や理容室は暖房がきいている。この気温差でけっこうばてた。整髪中は少しうとうと。寝てるんやら起きてるんやらわからん半ボケの頭でデパ地下なんか行ったらあかんよ、御同輩。いつもは私と妻のそれぞれの実家や兄弟の所帯の規模に合わせて買うものを変えたりするんやけれど、妙に疲れている上に半ボケの頭でしょう。なんか気を回すのも面倒になってすべての所帯に同じものを買うことにした。
 年をとって頭を使うのが面倒になったりしたくないなあと思いつつ、今日はそのままそれをやってしもうた。いかんなあ。
 明日はかなり寒く大阪にも降雪の予報。ひたすら手足を縮めておとなしく籠っていよう。深夜の初詣に行くなんてとても考えられまへん。

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醜聞も美談に? [テレビ全般]

 今日はNHKで「大相撲この一年」を見る。この番組はここ数年は北の富士さん、舞の海さん、やくみつるさん、デーモン小暮閣下の4名が言いたいことを言い、藤井アナウンサーが手際よくさばくという形になっていたんやけれど、今年はそれをやるとトークだけでかなり長くなるからか、際どい話になってしまうからか、NHKスペシャルみたいな構成になっていた。
 軸は白鵬。初場所後の朝青龍引退から九州場所の63連勝まで、一年の土俵の流れを白鵬を主役にすえてたどる。野球賭博関連からは、謹慎後九州場所で白鵬と優勝を争った豊ノ島をメインに謹慎力士が立ち直る姿という描き方。力士へのインタビュー取材も白鵬と豊ノ島に限定していた。
 ある意味妥当といえる人選やけれど、なんというか、協会批判をなるべく避けつつ力士の美談でおさめるという演出意図が感じられてしまうのが難点やねえ。そこまではっきりと意図していたんやないのかもしれんけれど、ややこしいことは避けたいという心情が働いていたということはあり得るね。
 私としては今年こそが四者の放談を必要としたんやないかと思うね。やくさんやデーモン閣下も当然この番組を見ているはずやけれど、どんな思いで見ていたか知りたいところです。

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鳥獣戯画 [季節ネタ]

 愛すれどTigers「2010年度を振り返って」 を更新しました。

 今日は午前中は年賀状書き。去年は欠礼葉書を11月中に出したので年末は焦らずにすんだ。今年は印刷が遅かったので大丈夫かなとやや焦りもしたのですが、ぶじ書きあげた。基本的には一昨年にいただいた方にあてて、という感じ。
 私は毎日ちょびちょびというやり方が苦手なので、例年表書きは一気にいたします。今年も4時間くらいかけて一気にいたしました。あとの方で書いた方にはいささか字が乱れていると思いますが、そこは平にご容赦を。
 今年は「鳥獣戯画」からウサギとカエルが相撲を取っている画像をトリミングしてはりつけた。なんというか、躍動感のある絵で、私は大好きなんですね。一昨年は中国の「牛魔王」の絵をはりつけましたんで、今回の干支のまわりはそういう古典絵画シリーズみたいな感じでいくのもいいかも。再来年は辰年ですからね。そういう絵は大量に見つかりそう。巳年はどうかな。未年も探しにくそうやな。午年や申年から亥年までならけっこうどれにするかで迷うくらい見つかるやろうね。鬼が笑うどころか10年先くらいのことまで考えておるぞ。仕事では明日のことも考えられんくらい毎日が自転車操業的な余裕のない生活を強いられているというのにね。
 ところで、いくら電子化が発達しても、「年賀状」という風習は残しておいてほしいものです。あのゴムでくくられた束をほどいて、一枚ずつめくる楽しみは、また格別のものがあるように思うからね。

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マートンのHビデオ [スポーツ]

 明日は修学旅行の回復休暇の残りをやっととれてお休みなので、今日が私にとっての御用納め。とはいえ、多くの同僚が年次休暇や振り替え休暇などでお休みをとっていたりするので、職員室は閑散たるもの。
 私が出勤しているので、妻は実家に帰ってお母さんのお世話。私が帰宅した時にはまだ実家から帰ってきてなかった。私はその間、先日購入したDVD「阪神タイガース 助っ人外国人列伝」を見て妻の帰宅を待つ。いやあ、よう映像が残ってたなという選手のものもあり、さすが「プロ野球ニュース」を放送していた関西テレビのライブラリーと感心していた。特に1960年代のヤシックとかゲインズとかフェルナンデスとかマックファーデンなんて動いている姿を初めて見たぞ。名選手ばかりをセレクトしたDVDはようあるけど、ダメ外人まですべて網羅しているのはすごい。これ、プロ野球各球団すべてやってくれんかな。
 ちょうど最後のマートンのところを見ている時に妻が帰宅。「奥さんが留守な時にはHなビデオを見るものでしょう」とか言われてしまった。「マートンのHなビデオ見てやるぅ」て、あんた、そんなビデオと違うがな。
 あ、そうかちょうどマートンがヒットを打ちまくってるところやったな。そういう意味ではマートンのH(ヒット)のビデオであるぞよ。ついでにいうとバースやブラゼルのH(ホームラン)のビデオでもある。フォッサム、メンチ、フォードら多数のH(ハズレ)のビデオでもあったりなんかして。
 というわけで、私は(良い外国人選手を連れてこようとして失敗を重ねるフロントの)悩ましいH(ヒット、ホームラン、ハズレ)なビデオを妻の留守の間に目を盗んで見ていたわけですね。まあ悩ましい。

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M-1グランプリ2010 [演芸]

 今晩は例年楽しみにしている「M-1グランプリ」をテレビで見る。2001年から開始されたこの番組も今年で10年目。そして今年を区切りにいったん終了するという。こういう全国規模の若手漫才コンクールは他にないので、ぜひとも続けてほしかったんやけれど、漫才師やコント師がネタをじっくりする番組そのものがなくなってきているわけで、いくら新しい才能を発掘してもそれを生かす場がなければどうしようもないもんな。
 それはともかく今年の優勝者は、笑い飯。悲願の優勝を9年目にして手にしたということになる。去年の「チンポジ」ネタは私としてはOKやっただけに、今年こそ雪辱してほしかった。今年は昨年の「鳥人」につづいて「サンタウロス」(上半身はサンタクロース、下半身はトナカイ)を初戦に持ってきて文句なしに最終決戦に。最終戦では「小銭の神様」ネタ。これも自分たちのスタイルを徹底的につきつめたネタの展開の仕方で、実力を出し切った。
 2位にはスリムクラブ。私は初めて見た。このコンビのスタイルはコント風の会話で左の人がちょっと常識にずれたことを言うと、右の人が長い間をとってから「説得」するというもので、このスタイルはこれまでになかったもの。初戦は街で出会った人に「あなたは私と生活していたでしょう」としつこく食い下がるネタ。決戦は道で一度だけ出会った人の葬儀に出ようとする男とそれを断る受付の会話。あまりのしつこさに「なんとかなりませんか」と左の人が泣きを入れると、「民主党?」といきなり関係ないところに話をとばしたそのセンスに爆笑した。
 3位は昨年の優勝者で敗者復活で勝ちあがってきたパンクブーブー。初戦も決戦も同じパターンで、これがまだスタイルというところまで仕上がってないから「同じネタを2つ見せられた」というような感じになってしもうていた。
 それ以外のコンビでは銀シャリナイツがスタイルの確立された漫才で上位に。この2コンビはコンクール向きではないスタイルなんで、今後は寄席や演芸場で息の長いコンビになってもらいたいと思う。4位につけたピースは、私にはその面白さがもうひとつわからなかった。カナリアハライチは良くも悪くも今の若い人向けの漫才やったな。言葉の食い違いやずらしのネタは、よほど話芸が優れてないと笑いにもっていけない。よくがんばっていたけれど、あと一歩。師匠がいてたらアドバイスをもらえるんやろうけどなあ。
 ジャルジャルは、うーん、評価が難しいなあ。漫才の「お約束」を壊していく一種の「メタ漫才」で、そこに挑戦する意気は買うけれど、それをするにはまだまだ経験不足という感じがした。やりたいことわかるけど、頭でっかちになってる感じか。コントでもその印象はあるから、このまま続けていって5年くらいしてからどう熟成されているか、というところやね。
 最後のM-1はいずれも高いレベルで、まさに「若手漫才の頂上決戦」という売り文句が言葉だけやなく実際にそうなったということになる。10年という歳月がこのコンクールをそれだけのものに育て上げてきたといえるんと違うかな。
 来年以降は発展的解消ということで新たなイベントが行われる模様。M-1を目標にしてきた若手たちのやる気が持続するようなものになることを期待してますよ。

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昔の大河ドラマ [テレビ全般]

 昨日「世に棲む日々」最終巻を読了。引き続き「流星 お市の方」(永井路子)上下巻にとりかかる。大河ドラマつながりで読み始めたのであります。ただし、来年の大河ドラマの主人公のお江を主人公にした永井路子さんの小説は「乱紋」上下巻で、どうせなら母親の話から読んでみようと思い立ち「流星 お市の方」から読むことにしたのです。
 で、「流星」やけれど、お市の方の心情というものを、当時の戦国大名家の女性の価値観を常に考慮しながら話が進んでいく。そこらあたりが面白い。果たして来年の大河ドラマ「お江」はそこらあたりはどのように描くのか。現代人の倫理観に沿ったような感覚やと興ざめになりそうですね。
 ところで、妻とは1つ違いなんで、昔の大河ドラマの話なんかしてたらけっこう盛り上がったりするのですね。例えば石川五右衛門の釜茹でというたら根津甚八(「黄金の日々」)とか。加藤剛が吉永小百合をかっさらっていったのはかっこよかった(「風と雲と虹と」)とか。頭の中にトルコの軍楽隊の音楽が鳴り響きだしたら止まらないとか(「阿修羅のごとく」)。あ、最後のは大河ドラマと違うた。
 子どものころに見たドラマの名場面というのはけっこう記憶に残ってるもんですねえ。

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兄弟選手の呼称 [プロ野球]

 今日はクリスマス・イヴ。妻にはCDやDVDを、妻からはカーディガンをとプレゼント交換。のろけてるといわれるやろうね。のろけています。でれでれ。
 で、おいしくケーキをいただいたあと、ちょっとくつろいでからパソコンに向かう。
 ニュースサイトを見たら、タイガースの水田圭介選手とドラゴンズの新井良太選手の交換トレードの速報が入っていた。新井良太選手はタイガースの新井貴浩選手の実弟。兄弟が同じチームでプレイするというと、ライオンズの松沼兄弟、ドラゴンズの仁村兄弟、タイガースの嶋田兄弟などを思い出します。現役ではドラゴンズに堂上兄弟がいるね。オリオンズでは金田兄弟が監督と選手という立場で同じユニフォームを着ていた。
 どうでもええ細かいことが気になるのがファンの常。
 ライオンズでは「ぴっちゃー、まつぬま、あに」「ぴっちゃー、まつぬま、おとうと」とアナウンスしていて、スコアボードも「松沼兄」「松沼弟」と表示していたのを記憶している。タイガースではどうやったかな。「嶋田宗」「嶋田章」と表記し、「きゃっちゃー、しまだ、むねひこ」「ぴっちゃー、しまだ、あきひろ」とアナウンスしていた記憶があるけど、ちょっと曖昧。嶋田兄が打席に入った時、応援団のヒッティングマーチでは「かっとばせー、しいまあだ、あに!」と歌ってましたけどね(「あに!」の部分は付け加えるように叫んでいました、懐かしい)。
 さて、新井兄弟の場合はどうするのかな。タイガースの場合、嶋田兄弟の前例があるから、「よばん、さーど、あらい、たかひろ」「たいがーすのばったー、あんどうにかわりまして、あらい、りょうた」(甲子園のウグイス嬢の独特の抑揚を思い出しながら読んでください)となるんやろうとは思うけど。
 というわけで、今日の「熱血!タイガース党」(サンテレビ)では「補強が控えめ」と指摘されてたけれど、課題の投手陣を含めてまだまだ動きがありそう。楽しみであります。

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絶妙な表現 [テレビCM]

 本日は完全休養日。たまった疲れはすぐにはとられへんけれど、精神的に毎日プレッシャーかけながら仕事してたんやなということがわかる。かなり楽になった。
 例によってHDDレコーダに録画してあった番組中心にテレビ漬け。
 UHFローカル局のテレビ番組のCMには通販ものが多い。「吉野家の牛丼パックを初めて商品化!」というのはよほどたくさん作って売れなんだとみえてえらい長い期間続けてやってるなあ。
 女性用の下着で、防寒用と銘打った商品。特に効果をサーモグラフを使うたりして示すこともなく、出演しているタレントさんが「つけるだけで暖かくなったような気がします!」やて。暖かくなる効能は特にないのね。ただ単に重ね着することで暖かくなるだけなのね。しかし「気がします」というのは絶妙な表現やないかいな。
 妻はこの手の通販CMが大好きなんやけど、こういう絶妙な表現がときたま出てくるのが楽しいのですね。

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ラッキーちゃんの弟 [プロ野球]


 阪神タイガースのマスコット、ラッキーちゃんの弟が来季から登場すると発表された。
 おお、なかなかかわいいやないか。公式ホームページ によると、“性格 明るい、涙もろい、ちょっぴりどんくさい、几帳面、頭が良い 特技 一生懸命応援する 趣味 応援グッズ集め”やそうです。
 名前はまだ決まってなくて公募やそうな。
 というわけで、ちょっと考えてみることにする。
 最初のマスコットが「トラッキー」。そのガールフレンドが「ラッキー」。とくると弟は「ッキー」としたいところですが、発音しにくいなあ。まあ「ッキー」は統一性を持たすために残しておきたいな。
 小さいラッキーで「コラッキー」。これは誰でも考えそうやな。子どものラッキーなので「ガッキー」。若手女優の愛称とかぶるか。ミニサイズのラッキーやから「ミッキー」。ウォルト・ディズニー・プロダクションズからクレームがつきそうや。やはりトラッキーから一字取って「トッキー」。絶滅寸前みたいな印象を与えるな。子猿みたいな感じのデザインやから「ウッキー」。道行く人たちに英語で話しかけそうやな。「ビッキー」やと飴玉をまきながら登場しそうやな。「ロッキー」やったらボクシングのマスコットやな。「リッキー」では地底に住むリス人間。「クッキー」やったら甲子園球場やなく阪神百貨店の地下食料品売り場にいてそうや。
 どうも「ッキー」にこだわるとろくな名前が出てこん。「ラッキチ」とか、ラッキーセブンにちなんで「セブン」とか。ラッキー・セブンという漫才師が戦前にいたな。「トラリン」「トラッチ」「トラジロウ」。
 疲れているせいかろくな名前が浮かんでこないな。まあ応募締め切りは1月4日やそうなので、まだ間はあるからじっくり考えて、賞品ゲットだぜ。

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