SSブログ

笑顔で出勤 [1月17日の記憶]

 今日、クラス担任をしている生徒たちに、愛する人への思いというようなテーマで(WYSHプログラムという性教育の一環です)「担任からのメッセージ」というのを語ることになった。
「僕は出勤する時に必ず笑顔で出かけることにしています。もし何かが起きた時に、妻の記憶に残る最後の姿がむくれている表情やったりしたら、それが記憶として残ってしまう。笑顔を記憶に残しておいてほしいと思う」というような話をする。私のオリジナルやなく受け売りではあるんやけれど、心がけているというのは嘘やないからね。
 なんで「何かが起こったとき」という発想になるかということを考えた。おそらく、震災を経験しているからなんやろうな。世の中、どんなすごいことが起こってもおかしくないということを、身にしみて感じさせられたわけで、そう思うと、今16~17歳の生徒たちにはそう思うことへの実感はもうないんやないかな。
 20世紀も少しずつ遠くなっていくんやなあ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0