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体罰の遠因 [スポーツ]

 今日は午後から京都の医者へ。今週は病み上がりでもフルに仕事をしたためかなり体が弱っていたらしい。京都に向かう阪急の特急に乗ったんやけれど、寝ているうちに降りる駅で寝過ごしてしまい、終点のひと駅前で折り返したりした。
 3月下旬の陽気で、「春眠暁を覚えず」状態になったのかもしれん。薬をもらい、書店に寄ったりなんやかんやして、夕刻に帰宅、そのまま1時間ほど午睡。
 夕食後はテレビを見たりして過ごしたけれど、パソコンに向かうころにはまた眠くなってきて、作業能率が非常に悪い。
 今日は朝の「ニュース深読み」で体罰に関係した話題を解説したりしていたけれど、結論は「部活の実績をあげると、推薦入試や生徒集めに有利になるので、体罰をしている部顧問がいても、実績をあげているということで容認してしまいやすい」というあたりに。
 えーっと、確か大阪では市長が府知事時代に成立させた条例で、3年連続して定員割れした高校は統廃合の対象になる」なんてのがありましたなあ。これ、すぐにでも廃止した方がええんと違いますか。競争をあおることが体罰の遠因になるとしたら、その芽は早めに摘んでおかねばならんのでは。
 スポーツは勝利を目指してやるものやけれど、勝利至上主義に陥ってはならんと、そんな話も出ましたなあ。メディアも五輪大会で金メダルの数が少ないというて非難をしたりせんほうがええように思うね。特に柔道なんかむちゃむちゃプレッシャーをかけてるよねえ。谷亮子参議院議員なんか、国会議員になるよりも指導者として現場復帰した方がええんと違うかな。もっとも彼女は「田村で金、谷でも金、ママでも金」と勝利を追い求め続けてきた人ではあるけれど。

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コメント 4

伊藤正一

勝利至上主義もそうやけど、ぼくは頑張ればなんとかなる、という精神論もどうかと思う。努力することは必要で美しいとしても、それだけではどうにもならんことだってある。特にオリンピックメダル候補や全国大会優勝候補のように、スポーツ選手のトップレベル中での差というのは、小さいようでとても大きい。それは頑張れば越えられるようなもんやない。なのに、必要以上に頑張れという、非論理的な指導が体罰を生んでいるんやないかな。
by 伊藤正一 (2013-02-03 05:56) 

t-kita

その通りです。一流になる人というのは、どんなジャンルでもそうですが、力量や資質という点で一流になれなかった者となんらかの差はあると感じます。
同じころに同じ相撲部屋に入り、一時期は番付面でも大して変わらなかった白鵬と竜皇の両者が、今はかたや大横綱、こなた幕下定着という対照的な結果になっているのも、努力の差だけではすまない何かがあると思います。
by t-kita (2013-02-03 23:46) 

伊藤正一

学校のクラブに入る理由にはいろいろあって、単に自分の技術をみがきたいとか、部活動を楽しみたいとか、そういう子もたくさんいると思う。彼らに対して”オレについてこい!”的な指導では、まとめられないと素人ながら考えるんですけどね。
by 伊藤正一 (2013-02-04 08:50) 

t-kita

体育学科のある学校の部活や私学のスポーツコースなどは部活が目的で入学することが多く、さらにスポーツ推薦で進学することを期待している生徒も多いように思います。
そういう生徒及び保護者の期待にこたえようと、無理を強いざるを得ないという状況もあるということなのでしょう。
だから体罰をしていいということには決してならないわけですけれど。
by t-kita (2013-02-04 23:54) 

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