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道路標識のルビ [時事ネタ]

 本日は事務作業を粛々と。盆休み中は扇風機生活やったけど、職場は冷房が効いていて、かえって体が冷えて帰宅したらかなり辛い。へたっておりました。タイガースは7点差をひっくり返され、なんとか追いついたけれど結局サヨナラ負けで、さらに辛い。
 ところで、東京都が道案内の道路標識についているローマ字のふりがなを変更するというニュースを新聞で読む。「国会前」という表記の下に「Kokkai」とつけていたのが外国人にはわかりにくいと不評やったので「The National Diet」というふうに英訳したものに治すんやそうです。
 それやったらついでにひらがなのルビもつけてほしいなあ。というのも、知的障碍児を指導していた時に一番困ったのは、この手の道路標識やったからなんですね。知的障碍者の場合、いくら軽度でも漢字の読み書きが難しいというケースはよくあった。障碍というのは、環境さえ整っていればそれは障碍にはならない。町を歩く時に漢字の道路標識が読めなくて迷う者でも、電車での移動やったら問題がなかったりするのです。なんでかというと、音声アナウンスがある上に、プラットホームの駅名表示は大きくひらがなで書いてあったりするからですわ。漢字の読み書きが難しいということが電車の場合は障碍にならんのです。
 むろん障碍者だけやなく、高齢者で子どもの頃に学校に行けずひらがなならなんとか読めるという人もいてる。いや、漢字は読めても難読地名の場合、ふりがながついていたら助かる場合もあるやろう。たとえば「“くまた”まで行ってください」と言われても読み方がわからなんだら「杭全」という標識の場所を素通りする場合もあるやろう。
 ユニバーサルデザインやのバリアフリーというのはつまりそういうことでありまして、「Kokkai」を「The National Diet」に書きかえるならば、それを機に同じ手間で「こっかいまえ」というふりがなをつけるくらいできるやろうと思うのですが、如何。

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