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人権講演と映画の選定 [教育]

 来年度に向けての仕事を少しずつ始める。「人権・平和講演会」「人権・平和映画鑑賞会」なるものを実施するため、市民ホールをおさえ、講演会に呼びたい人を代理店のカタログから選ぶ。ホールは予定日になんとか予約できたので、人選に着手。これが難しい。
 現任校の生徒はお行儀は悪くないけれど、御高説をじっと賜るというようなことは苦手なので、パフォーマンスとセットというような人かよほどの話術の持ち主やないとあかん。今年度は、ちゃんへんさんという在日韓国人三世のジャグラーやった。昨年度は「夜回り先生」として知られる水谷修さん。予算の関係でビッグネームを呼ぶということがでけんのと、テーマがかぶってしまうのは避けたいのとで、そうなると内容などが限られてくる。
 何名かに候補をしぼり、カタログに付箋を貼る。ホールの予約確定は来週。確定したところで代理店に連絡せねば。
 映画も難しい。「感動的な映画」とか「泣かせる映画」というのを見ないからなあ。それも高校生が見てわかりやすいものやないとねえ。今年、授業で何本か映画を見せて、洋画はあかんと感じた。彼らの知る範囲の俳優が出てへんと、食いついてくれんのですね。今年度の「さとうきび畑」は明石家さんまさんが主演のもの。ここらあたりが出ていたら食いついてくれる。ただ、戦争と沖縄をテーマにしたものは避けるべし。こちらは急がないので、何本か目星をつけて付箋を貼り、春休みにレンタルしてないか駅前のツタヤで探して、一度見てみよう。
 で、明日は土曜やけれど、合格者登校で今年度の仕事である支援教育関係の説明で出勤。来年度の仕事と今年度の仕事を同時進行させねばならんというのは、けっこうしんどいもんなんやなあ。

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承服亭すまん

「感動の嵐」だとか「日本中が涙した」とかのコピーを見ると、観たいと思った映画も腰が引けてしまいます。感動の押し売りだけはホンマに勘弁してほしい。映画の宣伝で試写会らしきものから出て来たお方たちが感想を述べているものほどオゾマシイモノはありません。思い起こせば私の高校生のときは「罪と罰」を観せられました。寝てたからツライこともなかったけどね。いっそ生徒どうしでディスカッションするのもエエとおもいますけどね。私としては「悪名」「兵隊やくざ」「無責任男シリーズ」なんか奨めたいけど……,どんな反応があるんかゴッツイ興味ありますな。
by 承服亭すまん (2016-03-05 22:33) 

t-kita

たぶん「意味わからん」という反応が返ってくると思います。
ただし、現任校の生徒について、ということではありますが。
あざとい「泣かせ」は私も苦手です。そやからというてアパルトヘイトを描いた「遠い夜明け」や認知症の老老介護がテーマの「そうかもしれない」みたいに重いテーマに正面から取り組んだようなものが好きというわけではありませんが。「感動」をこえて打ちのめされてしまいましたからね。
by t-kita (2016-03-06 00:10) 

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