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時計仕掛けの恋人 [読書全般]

 本日も完全休養日。朝から昨夜録画した深夜アニメを見たり、HD容量を圧迫していたら落語をDVDにダビングしたりする。「プリキュア」「仮面ライダージオウ」「リュウソウジャー」の日曜朝の3点セットを見たあと、無性に眠くなり、気がついたらリビングでゴロ寝。なんとか昼食はとって、午睡。一度寝るとなかなか起きられん。
 夕刻、プロ野球中継を追っかけ再生で見る。初回に先制した時は3連勝もいけるかと思うたら、岩田がぼこぼこに打たれて大敗。ま、落合博光さんも「勝つときは1点差で、負ける時は大敗でいいのよ」と言うてはるから、これもまたやむなし。そやかてこっちは1点取って狂喜しているのに、あちらは一気に7点やもんなあ。残りの8回はおまけみたいなもんです。BS日テレで見ていたんやけれど、赤星さんは来シーズンはジャイアンツのコーチになる約束でもできているのかな。ジャイアンツサイドからの発言がえらく耳についたぞ。
 夕食後は読書。ピーター・スワンソン/棚橋志行・訳「時計仕掛けの恋人」(ヴィレッジブックス)読了。以前読んだ「そしてミランダを殺す」(創元推理文庫)という作品がけっこう面白く、また新刊が訳されるということなので、デビュー作を買うて読んでみた。中年の出版社員が主人公。学生時代に失踪した恋人から連絡があり、相談に乗ったところ、犯罪に巻き込まれ、ついには殺人の容疑までかけられてしまう。さらに今の恋人が暴漢に襲われ、主人公は自ら事件の渦中に飛び込んでいく、というお話。「そしてミランダを殺す」に登場した女性も、本書のもと恋人もサイコパスなのですね。そういう女性のことなど早く忘れて今の恋人を大切にしなさいよ、と主人公に説教したくなる。もっとも、青春時代にひっかかっていた心残りを解決せんといられんという主人公の気持ちもわからんではないけれど、もと恋人に振り回されているのかそれを逆手に取っているのか、そこらあたりどう思うかで読み方も変わってくる。私は最初前者で読んでいたのでいらっときていたけれど、終盤は後者になって読んだので、それなりに楽しめた。とはいえ、「そしてミランダを殺す」ほどドキドキワクワクはしなかったなあ。ちょっとがっかり。

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