ベテランの役割

　愛すれどTigers「佐藤輝、Ｇ戦で２試合連発」を更新しました。

　土日と所用があったせいか、昨夜から今朝までの涼しさと日中の暑さとの気温差が激しかったせいか、だるい。緊急事態宣言が解除されて、明日からインターンシップ実習に行く生徒たちもいるので、その連絡をＬＩＮＥでしたりする。便利になったものです。
　授業では１年生に「デートＤＶ」について考えさせる。私のようなおっさんにとって難しいのは「性的暴力」についてどう説明するか。どこらへんまで知識があるのかをはかりつつ、セクハラにならん程度の表現で説明する。もしかしたらトラウマのある生徒もいてるかもしれんので、ほんまに気を遣う。そやけど、ここは大切なところやし、適当に流すことはでけん。若手の先生も同じ教材で授業をしているから、また意見交換をしてどういう表現をしているのか教えてもらおう。
　午後からは今週末の「人権講演会」に向けての段取り。生徒向けの実施要項を印刷したりする。これは本来私の仕事やないんやけれど、担当者が諸般の事情で１ヶ月半ほど休むことになり、かつて担当していた私にお鉢がまわってきた。２年ぶりに手掛ける仕事なんやけれど、やってるうちにいろいろ思い出してくる。前任校での鑑賞会から同様の仕事をしてきたので、その経験が生きてくる。本来ベテランの教員にはそういうスペシャリスト的なものが求められるもんやと思うのに、この２年は若手や中堅の教員のように新しいことを習得せんならんことが続いている。それはそれでええ経験をさせてもろうていると言えんこともないんやけれど、あと少しで定年という身にはやはり手慣れた仕事を若い先生とともにして引き継いでいくことが大切なんやないかと思うんやけどね。