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松本零士の死 [追悼]

 今日は入学試験。8時に受付開始なので、7時半にはお山の学校についてんとあかん。よって30分早く起き、30分早く朝食をとり、30分早く家を出んならん。この繰り返しがもう8回目になるんやね。5時45分ごろ、暗い中を歩く。新年度は再任用。できればもう少し余裕のある出勤のできるところに異動したいものです。
 入試業務を1日こなす。主に試験監督。これ以上は書くまい。昨年、こまごまと書いて校長に注意され、大幅に訂正した。不思議なことに「すぐに直します」と言うたら、「処分が決まるまではそのままにしておけ」と言う。守秘義務を破ったんやから、すぐに直さんとまずかろう。つまり、こまごまと書いたという事実に問題があるので、書いた内容には問題がなかったということになる。殊勝な気持ちでいたのがそれで吹っ飛んでしもうた。
 まあ、もうそんな失敗を繰り返したくないので、ここまでにしておきます。
 帰宅後、しばらく寝床でどぶさっていた。夕食後、しばらく読書。明日は定休日なんでゆっくりさせてもらおう。
 漫画家の松本零士さんの訃報に接する。享年85。死因は急性心不全。
 小学生時代、クラスの友だちに宇宙戦艦ヤマトにはまった奴がいてた。私は「アルプスの少女ハイジ」を見ていたんで、話についていかれなんだ。中学で友だちになったかげぼし君はやはりヤマトの、そして松本零士さんの大ファンやった。高校時代、同じクラブに入り、おがわさとしさんなどと漫画の話で盛り上がる仲間となった。ちょうど「少年マガジン」に「クィーン・エメラルダス」が連載されていて、それを読んでいたので今度は話に加わることができた。そやけど、私は実は松本さんの描くメカとか女性にあまり魅力を感じてなんだので、ちょっと引いた感じになっていた。なにしろ骨の髄まで手塚ファンでしたからねえ。手塚漫画の女性たちの性別を超えた魅力には勝てません。
 妻は「宇宙戦艦ヤマト」からテレビアニメにはまっていったという。いつぞやの誕生日にDVDボックスを贈ったこともあったなあ。数年前のリメイク版を妻は非常に楽しんでいたけれど、私はそれほどでもなかった。実はこの歳になっても、まだオリジナル版のアニメをちゃんと見てへんのです。「銀河鉄道999」をサンテレビやったかで再放送していた時も、妻は録画してずっと見ていたけれど、私は見てへん。
 とはいえ、アニメやSFが市民権を得るのに、松本さんの残した功績は大きいと思う。「アニメは子どものもの」という概念を「ヤマト」や「キャプテンハーロック」、そして「999」が覆したんやないかと思うている。60になっても高校生たちと深夜アニメの話ができたりするのも、そのおかげやろう。
 そして、松本さん自身がいくつになっても少年の夢を持ち続けるような活動をしてはったのも、社会的に大きな意味があったと思う。そういう意味で、その存在感はやっぱり大きかったなあと感じるのです。
 謹んで哀悼の意を表します。

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