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田淵幸一と阪神タイガース [プロ野球]

 今日は定休日。午前中は昨夜録画した番組を見て過ごしたあと、先日買うてまだ読んでなかった「ベースボールマガジン 田淵幸一と阪神タイガース」を読む。ちょうど私がタイガースのファンになりはじめた頃の時期を扱うていて、非常に懐かしく読んだ。江夏と田淵の黄金バッテリー、勝負強かった池田純一、若トラと呼ばれていた頃の掛布、巧打巧手の名手藤田平、サブマリンの上田二朗、快速球の古沢、ファイトあふれるラインバック、赤鬼ブリーデン……当時の記憶は鮮烈に残っている。あれだけの選手がそろうていて、なんでジャイアンツに優勝を許していたんかというメンバー。どうしてもタイガースの黄金時代というと1985年の日本一がよく語られるけれど、江夏と田淵がスーパースターとして活躍していた時代はあまり語られん。当時の選手インタビューで、あの1973年、あと1勝で優勝を逃した年、あの年に優勝していたら江夏も田淵もトレードで他のチームに行くようなことはなかったかもしれんという一言がついてまわる。まだファンになりたてで、このメンバーならすぐにまた優勝のチャンスはめぐってくると子ども心に思うていた。そのチャンスは結局めぐってこず、江夏はホークスに、田淵はライオンズに……。やはり優勝はしておかんと、どんなに素晴らしいチームでもそれが語り継がれるということはないんやなあ。甲子園で田淵の美しいホームランをじかに見ていたオールドファンとしては、この特集はほんまに懐かしくも嬉しい企画やった。レギュラーメンバーの個性の強さで言えば、昨季の優勝メンバーがかすんでしまうくらいやと思うのに。でも、後世語り継がれるのは優勝した昨季のメンバーについて、なんやろう。勝負の世界というのはそういうものなんです。「敗者の美学」なんて言うても、それは負け犬の遠吠えにすぎないと一蹴されてしまうようなもんでしかない。
 昼食後、午睡。夕刻起きてきてスマホをいじったりしていたらまた少しうとうとしてしまう。また急に冷え込み始めたので、自律神経が迷走し始めたか。
 夕食時、サンテレビ「熱血!タイガース党」を見る。キャンプレポートでは中田良弘さんによる「ブルペンチェック」が楽しい。今季も充実した投手陣がしっかりと抑えてくれるやろう。後年語り継がれる層の厚い投手陣であることは間違いない。
 その後はまた寝床でしばらく読書など。
 結局持ち帰りのお仕事は手つかず。どうも自宅に学校のお仕事を持ちこむというようなことはでけへんなあ。

 2月18日は「たちよみの会」例会の予定です。インフルエンザなどの感染症があちこちで増えておりますので、今月も13:00~15:00の短縮バージョンで行います。ご参加お待ちしています。

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