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新・平家物語(三) [読書全般]

 今日は定休日。午前中は例によってテレビ漬け。アニメに関してはそろそろもう続きは見ないというようなものがいくつか出てきているけれども、それでも数は多いなあ。「舞いあがれ!」は3回分まとめてみる。子役舞ちゃんの浅田芭路さんとは今週でお別れ。先週までのまわりを気遣って沈んだ表情でいた時の演技と、今週の自信を持ち、自分の好きなものを見出して明るくなった時の演技の切りかわりがうまい。そして今日放送の回の最後の最後でついに福原遥さんに交代。大学生活に入った舞ちゃんがどう成長していくのか楽しみですね。
 テレビのあとはパソコン。そして昼食後は午睡。特に今週は体調がすぐれず睡眠も十分に取れてなんだので、ぐっすりと寝る。鼻の調子は相変わらずやけれどね。
 夕刻起きて、読書など。妻が外出から帰宅して、夕食。食後も読書。
 吉川英治「新・平家物語(三)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。本巻では平治の乱の後の源氏の残党への過酷なまでの処分が描かれたあと、平清盛を中心とした平家の力がどんどん強くなっていく様子を描く。本巻で印象的な人物は3名。まずは西行法師。武士であることをやめ、旅の僧として行く先々で和歌を読んでいるが、悟り切ったつもりでいて弟子の行為に対して俗世を捨て切れていないと決別する。それでも都に戻りかつての自宅あとに立った時に、縁を切ったはずの娘に会いたくなったりする自分に対し、弟子に厳しくしたのは思いあがりではなかったかと懊悩する。続いて朱鼻の伴卜という商人。かつては宮中にいた男が、貴族のいやらしさを嫌い商人となり、平家の隆盛とともにうなるほどの資産を持つようになる。そうなったところで、宮中での位階を欲するという人の俗性を象徴する人物として作者が創作した人物。自分の俗であるところを自覚し、それでも欲望のままに生きることを否定しない。最後に麻鳥。もとは崇徳院につかえる水の番人やったけれど、崇徳院が流罪となったあとは医術を学び、貧しい者に接していくという、人の聖性を象徴する人物として想像された人物。あくまでもストイックな人物として描かれる。それでも白拍子に売られる少女を助けられない自分の無力さを嘆く。本巻では本筋以上にこれらの人物像を描く部分が多く、さすがの平清盛も影が薄い。この長大な物語が平家だけの物語やないということを本巻で読み手に意識させているかのようやね。おそらく伴卜と麻鳥は全編を通じてこの群像劇を一つのものとしてまとめあげていくことになるんやろうな。

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ドラフト雑感2022 [プロ野球]

 一日中体が重く、1時間目の授業が終わった時点で早退したい気分。そおけど今日の放課後は生徒を呼んで奨学金の申し込みをさせる予定なんで、そうかんたんには帰れません。幸い授業は2コマだけで、しかも4時間目の授業は映画を見せる授業やからなんとかもった。「チャップリンの独裁者」を最後まで見せる。生徒に書かせた感想の中にいくつもええ感じのものがあって、見せてよかったとほっとしている。それにしても、前期にも生徒といっしょに見ているというのに(たとえ山寺宏一さんの吹き替えゆったとしても)最後のスピーチのシーンは泣けるなあ。これは大戦中にもかかわらず平和を訴えるチャップリンの心からの叫びやから、胸打たれるものがあるんやろう。
 午後からは来週の自転車操業の授業プリント作成。放課後に、呼んだ生徒が来て奨学金申し込みのネット入力。これで追加申し込みの生徒すべてが申し込みをすませたことになる。あとは来週に推薦作業と書類郵送をするだけ。やれやれであります。
 定時に退出。帰宅後、すぐに録画したドラフト会議の中継を見る。各チームの監督がすっかり若返っているのに、老人然とした岡田監督が入場してくると、かなり違和感があるなあ。驚くべきはジャイアンツの原監督。岡田監督と1歳しか違わんのに、他の若返った監督たちと変わらぬ万年青年ぶり。というか、年齢にふさわしい人間的な重みがまるでない。
 今年のドラフト会議は9チームが1巡目の指名選手を公表するという異例のもの。スポーツ紙や週刊ベースボールなどの分析によると、それだけ人材が不足しているので、優秀な選手を確保しておきたいという意思の現れなんやそうです。それでもタイガースは公表せず、ジャイアンツが指名を公表している浅野選手を敢然と指名。くじ引きには負けて外れ1位で森下選手を指名することになったけれど、事前の情報ではそれこそ1巡目指名の公表をするチームがあってもおかしくない選手なんで、よかったんやないですか。それよりも、浅野選手の行く末が気になる。あたら大器が原監督のもとでつぶされてしまうんやないかと。育成の確たる方針もなくいきなり開幕から先発起用したりして結果が出ないと即二軍落ち、腐らせて女に走り文春砲の餌食になる……なんてことがないことを祈っています。
 夕食後は社説のダウンロードをし始めたところでダウン。やっとこさ目覚めて続きをすませてしまい、こうやって日記を書いている次第。明日は定休日。疲労回復に専念したい。

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しぼりかすを絞ったら [日常生活]

 朝夕めっきり冷えこみましたね。今朝、出勤時、マスクをして歩いていたら、久しぶりに息で眼鏡が曇ったもんな。それだけレンズが外気にあたって冷たくなったということ。帰りは曇ったりはしてへんから、朝の冷えこみがそれだけきつかったんやな。
 昨日の晩は、この日記をアップしてから、作りかけの現代社会のプリントを完成させたりしていて寝るのがかなり遅くなった。一昨日まではものかき関係の依頼で作業をしていて毎日遅かったし、これで寝不足にならん方がおかしい。
 とはいえ、ことプリントに関しては、今日の1時間目の授業で使うもんやから、完成させておかんと授業にならん。自転車操業というのはこういうことをいうのかね。眠た目をこすってやっとこさ完成させたプリントやけれども、1時間目の授業が終わったら、もう来週の月曜に使う教材を作らんならん。ストックがないのです。前任校で使うていた教材は、教科書が違うので使いにくい。お山の学校に転勤してきた時に作った教材は教科書の内容を踏まえてかなり自由に作ったもんやから、これもちょっと使いにくい。
 というわけで、明日また教材が完成してなんだら、自宅にお持ち帰りということになりますねん。今日の私は「しぼりかす」状態やったから、新しい教材を作るだけのエネルギーがない。
 6時間目の世界史は他の方との共通の教材で、新たに作らんでもええけれど教えにくい。だいたい私は社会科の教師というても地理と世界史はちょいと苦手。専門は倫理やからね。そのうえ絞り切ってスカスカになっているのをさらにぎゅうぎゅうに絞ってしずくをたらしているような状態でやってたからなあ。生徒さんたちも6時間目ともなると集中力に欠けている人が多くて注意するのもしんどい。集中力に欠ける生徒さんたちをも振り向かせるだけのパワーもテクニックも「しぼりかす」では発揮できずに終わる。常にベストの状態で授業ができたらええんやけどね。
 放課後は奨学金申し込みの生徒を指導。まあこちらは入力用のマニュアルを作ってあるので、それを渡してある程度自力でやってもろうてますから、「しぼりかす」でもそれほど労力を使う必要はない。
 定時に退散して、帰宅したらもうすぐに寝床にどぶさってました。夕食を取った後、少し読書。おなかにものが入ったら多少は元気が出たけれど、少しばかり居眠り。
 今晩はしっかり寝て明日のドラフト会議に備えよう。いや別に指名されるわけやないからあれですが。
 ドリフの仲本工事さん、交通事故で意識不明になったと昨日のネットのニュースサイトで知ったけれど、そのまま意識が戻ることなく亡くならはった。享年81。渋滞している道を、車の間をすり抜けて横断しようとして接触事故、ということらしい。歳がいったら、自分が思うほど体が動いてくれるわけやないから、無茶をしたらいかん。ドリフでは貴重なバイプレーヤーでしたね。これでドリフのメンバーも存命者は2人だけになってしもうた。謹んで哀悼の意を表します。

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しぼりかす [日常生活]

 今日は定休日。朝のうちに少しばかりアニメやらたまっていた「舞いあがれ!」を本日分を含めて4回分まとめて見てしまう。どうやら今週の終わりくらいには舞ちゃん役が福原遥さんに交代するみたい。
 それからパソコンを立ち上げて、今日は昼食をはさんで長時間作業。ものかき関係の依頼を今日中にすましておかんとあかんかったんで、昨日までもちょこちょことは作業してたんやけれど、けっこう残っていた作業を一気に片付ける。同じ体勢で長時間作業していたのと、頭を使わんならん作業やったんで、終わった時にはもうしぼりかすみたいになっていた。
 もうそろそろ夕刻という時間やったので、午睡は短時間。夕食後、読書をしたり社説のダウンロードをしたり、明日生徒に見せる「チャップリンの独裁者」の確認をしたりする。なにしろ3回に分けて見せるので、書かせるプリントの質問は、明日どこら辺まで見せるかということを把握しておかんとあかんからね。早回しでざっくりと確認していたら、横で見ていた妻が「もしかしたら有名な場面だけしか見てへんかもしれん」と言う。それはもったいない。もちろん独裁者ヒンケルの地球儀のダンスやハンガリー舞曲第5番に乗せた散髪のシーンなどは必見なんやけれど、トータルで見ないと最後のチャップリン渾身の演説が胸に響いてこないからねえ。
 明日はお仕事。しぼりかすのままではいられへん。とりあえず、明後日のドラフト会議を楽しみに仕事に精を出すことにいたしましょう。

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勝てる監督とは [プロ野球]

 愛すれどTigers「矢野監督ついに終戦」を更新しました。

 今日は朝から雨。ビニール傘をさして出勤。
 後期最初の5コマ連続日。しかも放課後には進学予約奨学金の追加希望者を呼んでインターネット申し込みを行ったりする。ほとんど一日中気が抜けなんだ。
 帰宅時には雨はほとんど小やみになっていた。明日は好天とのこと。できれば定休日に降ってほしかったなあ。
 今朝の大阪のスポーツ紙は「岡田監督就任会見」一色。なんと監督就任年齢としてはイーグルス時代の野村監督に次ぐ高齢やそうな。他のチームの監督が世代交代をしているのに、タイガースとジャイアンツだけは逆戻り。自宅で読む日刊スポーツのほか、電子版で読む各紙では、「勝てる監督」として白羽の矢が立ったとか。ちょっと待って、と思う。確かに2005年には優勝監督になっているけれど、日本シリーズでマリーンズに惨敗した監督は誰やったっけ。2008年、首位を独走し、マジックナンバーまで出しながらジャイアンツに「メイクレジェンド」と呼ばれるほどの逆転優勝を許したのは誰やったっけ。まわりが引き止めるのに後継者を育てずチームを放り出したのは誰やったっけ。バファローズの監督になって3年間で1度だけ交流戦優勝は果たしたけれど、コーチを怒鳴りつけて選手を委縮させ、結局途中解任されたのは誰やったっけ。
 勝てる監督というのは落合博満さんみたいな監督のことをいうのです。1年だけうまいこといったからというて、そのことばかり書いて持ちあげ、ファンに変な期待を持たせるのだけはやめてほしいなあ。勝てる監督というならば、2年連続で二軍優勝をさせた平田二軍監督の方が上やないかいな。一軍と二軍をいっしょくたにしてはいかんけれどさ。勝てる監督というなら、大阪桐蔭高校の西谷監督を招聘すればええんやないか。高校野球とプロ野球をいっしょくたにしてはいかんけれどさ。
 私の本音。勝てなくてもええから、掛布監督の就任会見を見たかったぞ。

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新・平家物語(二) [読書全般]

 今日は「たちよみの会」例会。いつものように朝からテレビを見て、昼前に出発。外は好天。暖かく、行楽日和。上洛の阪急の特急はそこそこ混んでいて、桂駅までは座れず。車中では立ちながら読書。少し早目に「フランソア喫茶室」に入り、席を確保。今月も古参Y氏が参加してくれた。話題は本の話よりもタイガースのことが中心になる。なにしろ彼が席について開口一番「終わったなあ」ですからね。
 某スポーツ紙と系列の一般紙の記事について「これはひどい」「実はあれで」と批判というのかそういう話になる。
 予定通り午後3時には店を出て、「丸善」へ。復刊ドットコムから出ていた鉄腕アトムの復刻版が河出文庫から出ていたので、つい買うてしまう。なにしろ手塚治虫作品は単行本化するたびに改稿されているので、同じ作品でも単行本化された時に微妙に変わっていたりするのです。しかも生前は単行本には手塚先生が嫌って未収録やったものなどもあったりするし、全集をそろえて持っていても文庫全集では異版がおさめられていたり、なんてことはしょっちゅう。私はあきりマニアックに買い足したり揃えたりということはしないようにしているんやけれど、それでも文庫化で入手しやすくなったりしているとつい手が出てしまう。
 午後4時ごろ散会。すぐに阪急で帰阪。帰宅後、少し休んでパソコンで作業。夕食後、ちょっと読書してすぐにパソコンに向かうつもりが、ついうたた寝。行きの電車でかなり立っていたのがけっこうこたえたか。体力落ちてるなあ。
 吉川英治「新・平家物語(二)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。この巻では保元・平治の乱を描く。骨肉の争いとなった保元の乱での、平清盛や源義朝の苦衷、そして平氏の隆盛につながる平治の乱での暗闘などが描かれる。特に両方の戦では勝者が敗者に徹底的に処罰したことがこの後の歴史にいかに影響しているかということが作者の口ではっきりと語られる。よく司馬遼太郎の作品で「司馬史観」という言い方がされるけれど、本書や「宮本武蔵」を読むと「吉川史観」とでもいうべきものが地の文で語られていたりする。そやのに誰も「吉川史観」というような言葉で作品を評したりしないののはなんでなんやろうね。本書では二つの乱を通して平家の戦下手なところがよく描かれる。これが後の源平合戦の伏線になっているということになるのやろうね。文体は時代がかっているけれど、内容的には時代をこえた普遍性がある。作者には「応仁の乱」も書き残してもらいたかったなあ。

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バファローズサヨナラ優勝 [プロ野球]

 今日は月例の京都の医者行き。朝のうちに録画しておいたアニメを見て、昼前に出かける。今日は気温があがり、汗ばむ。行楽日和なんで上洛する特急など座られへんのやないかと思うていたけれど、そうでもなかった。まだ旅行支援政策の効果はこれからということなんかな。
 それほど待たずに診療してもらい、すぐに阪急の特急で帰阪。こちらも特急は楽に座れる。車中で読書。帰宅してすぐに午睡。夕刻目覚め、少し読書。
 夕食時、少し気になっていたパ・リーグのCSを見るためにテレビをつける。なんと8回裏、同点で2死満塁。バファローズが一気に日本シリーズ進出を決めるかと思うたけれど、ここは無得点。こんな展開やと決着がつくまでテレビのスイッチを切られへん。9回裏、ホークスのモイネロ投手を攻め立てて中川選手のサヨナラ打でバファローズの日本シリーズ進出が決定。2年連続で同じ優勝チームが顔合わせとなった。
 かつてブルーウェーブ時代のオリックスが2年連続で日本シリーズを戦ったことがあって、1年目はイチロー封じに成功した野村IDが勝ち、2年目はジャイアンツに仰木マジックが勝った。今回は2年連続で同じ顔合わせ。ナカジマジックは果たして村神様をいかに封じて昨年の雪辱を果たすか。全部録画して見る気はないけれど、夕食時に見たりして面白かったら続けて見るかもね。どちらを応援するかと聞かれたら、まあバファローズですね。別にスワローズが憎いんやなくて、地元のチームやから、ということではあるのと、もとタイガースの能見さんや竹安投手がいてるから、かな。竹安が日本シリーズのマウンドに立つのを見てみたい気はするね。
 試合終了後、テレビは切ってしばらく読書。タイガースの試合がないのは屁みたいですな。スポーツ紙のサイトを見たら、矢野監督の退任会見があった模様。近日中に岡田再監督の就任会見があるそうな。岡田監督については日を改めて書こう。なんのかんの言うて矢野監督の4年間は楽しかった。岡田監督はアメリカに行ったもとファイターズの有原投手獲得をもくろんでいるらしい。せっかく矢野監督が自前の投手を中心にしたローテーションをまわしているのに、「補強」というて若手のチャンスを奪う気か。やれやれ。
 それはともかく、バファローズファンの皆さん、おめでとうございます。

 明日10月16日は「たちよみの会」例会の予定です。やはり、新型コロナウィルス感染症については規制緩和が始まっているので、、今月は13:00~15:00と短縮時間を少し少なめにして行いたいと思います。ご参加お待ちしています。

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村上宗隆の大爆笑 [プロ野球]

 今日は定休日。朝はゆっくり目に起きた。体調は今ひとつ。午前中、ゆっくりと、そやけど大量にアニメを見る。それからパソコンに向かい、昼食後、午睡。
 妻は急用で外出。その間ずっと爆睡。
 夕刻起きてきて、プロ野球、セ・リーグCSの第3戦を見る。今日はBSフジ。3点先制し、6回まで青柳がきっちり抑え、今日は一矢報いることができるなと思うていたら、7回裏、2死満塁からマルテの悪送球で1点差にされ、またも2死満塁で、今度は浜地のトスが大きく外れて一挙5点を取られる。点の取られ方が悪い。矢野監督も佐藤輝にバントをさせるとかふだんやらん野球をするもんやからもっと点が取れていたはずやのになあ。
 かくして矢野監督の采配は本日限り。まあ別にタイガースに日本シリーズに出てほしいとは思うてなんだけれど、ぎりぎりまで矢野監督にがんばってもらいたかった。なんか好投の青柳の足を引っ張るエラーとか、そんなんで負けたのは悔しいな。ボテボテの投手ゴロに打ち取られた村上宗がこちらのエラーで逆転して大爆笑していたのを見るのはほんま悔しかった。打ち取られてしもうたと思うていたのが逆転打になったから嬉しくて笑うていたんやろうけれど……。悔しいなあ。
 明日からはプロ野球中継を楽しみにすることもなくなるな。それも寂しいね。
 次はドラフト会議か。村上宗の弟を指名したれ。そんで兄貴以上の打者に育ててお返しをしたってほしい。

 10月16日は「たちよみの会」例会の予定です。やはり、新型コロナウィルス感染症については規制緩和が始まっているので、、今月は13:00~15:00と短縮時間を少し少なめにして行いたいと思います。ご参加お待ちしています。

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新・平家物語(一) [読書全般]

 今日も出勤日。さすがに寒くて薄手のジャケットを着て出勤。体調はあまりよくないけれど、1時間目から力を振り絞って授業。「映像で見る社会」は前期に引き続き「チャップリンの独裁者」を見せる。今回は、「このちょび髭の人がチャップリンです」と教えながら見せる。ただ、「床屋と独裁者はチャップリンの一人二役でよ」と言うてるのに、床屋とヒンケルが同一人物やと思うて見てる生徒がいてたりして、「話がわかりにくい」とプリントに書いている。うーむ、来週のは続きを見せる予定やけれど、「両方ともチャップリンが演じているけれど、床屋のチャーリーと独裁者のヒンケルは別人なんですよ」と説明してやらんとあかんのか。
 午後からは来週の授業の教材作成などをするけれど、頭がぼーっとしてて能率が上がらん。定時に退出。帰宅してからプロ野球中継を見る。雨で中断してりして、長い試合になる。BS朝日は完全中継をしてくれるから安心して見ていたけれど、タイガースは連敗。村上宗のホームランはまるでバースのホームランや。藤浪はみごとに決め球を投げているのに、流し打ちで軽くスタンドイン。こら勝てんわ。
 試合終了後、少し読書。あすは疲れを取って体調を整えたい。
 吉川英治「新・平家物語(一)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。人形劇の「平家物語」を見てたら、原作を読みたくなってしまった。というわけでしばらくは「新・平家物語」にかかり切りになりそう。第一巻は若き平清盛が自分の本当の父親は誰なのか煩悶したり、貴族たちとの関係で葛藤する姿を描き、保元の乱が始まる直前まで。
 大衆小説ではあるけれど、和歌や漢詩の読み下し文をちゃんと理解できないと話の奥深さに迫れません。書き始められたのは戦前やから、大衆小説というても、読み手にもそれなりの教養が必要やったということか。あるいは小説を読む層というのは教養人やったということか。そこらあたりは現代の私にはわかりかねる部分やね。
 平忠盛こそ本当の父親とかたくなに自分に言い聞かせ、逆に本当に自分を生んだ実母に辛く当たるという清盛の矛盾した態度について、じっくりと丁寧に描き出す。これは確かに面白い。若き日の西行法師との交流や、藤原摂関家や鳥羽法皇に対する鬱屈など、後の物語に生きてくるであろう伏線を張り巡らしている。次巻は保元の乱。父や弟たちとどのような思いで戦うのか、すぐにでも読んでしまいたい。第二巻をもう読み始めているけれど、戦が始まるまでの武士たちそれぞれの思いが錯綜するところなど読み応え十分。同じ作者の「三国志」よりも手がこんでいて面白いのです。

 10月16日は「たちよみの会」例会の予定です。やはり、新型コロナウィルス感染症については規制緩和が始まっているので、、今月は13:00~15:00と短縮時間を少し少なめにして行いたいと思います。ご参加お待ちしています。

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振ってなくても空振り [プロ野球]

 今日は出勤日。1時間目からいきなり授業。定休日を含めて5連休のあとなんで、かなりきつい。風邪気味で鼻の調子もよろしくない。授業は全部で3コマ。「映像で見る社会」は後期に入ったので生徒の顔触れも一新。「映像の世紀 ヒトラーの野望」から抜粋してヒトラーの部分を中心に見せた。
 放課後は新しい教材作成を中心にパソコンに向かう。定時に退出できるかと思うたら、緊急の職員集会が入り、結局30分遅れで退出。乗り継ぎの電車との時間も空いていたので、帰宅した時にはもう7時半。これやからお山の学校は困るのです。
 帰宅してプロ野球中継を追っかけ再生で見る。今日の中継はBSフジ。西勇輝投手がいきなり初回に3点取られ、直後のチャンスで原口文仁選手が明らかにバットは止まっているのに塁審に空振りをとられて三振。これはもう野球の神様がスワローズを勝たせにかかってるなと観念。初戦は敗退。1ヶ月近くも実戦から離れている投手を先発させたんやからなあ。せめて二軍戦で調整させるとかしとかんとあかんやろ。
 試合終了後はしばらく読書。疲れが出たか睡魔に襲われあまり読まれなんだ。というわけで、この日記を書くことに。
 頭が働かんのでだらだらと一日の出来事を書くばかりになってしもうたな。こんな日もあるということで勘忍してね。

 10月16日は「たちよみの会」例会の予定です。やはり、新型コロナウィルス感染症については規制緩和が始まっているので、、今月は13:00~15:00と短縮時間を少し少なめにして行いたいと思います。ご参加お待ちしています。

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