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声優と落語 [テレビアニメ]

 今日は本来なら出勤日やけれど、土曜日の文化祭の代休。
 午前中は土曜の朝に見られなんだ分も合わせてたっぷりとアニメを見る。「うちの師匠はしっぽがない」は珍しく上方落語をとりあげた漫画が原作で、私は原作の方を先に読んでいて、主人公の豆狸の師匠は女性の人気落語家やけれど実は狐という設定。申し訳ないけれど、師匠役の声を声優の山村響さんがあててるんやけれど、落語の口調というのは本の朗読とは違う独特のものがあり、正直なところ落語の口調になってへんのですね。そやから人気落語家やのに落語の本を朗読しているような感じになってしもうている。これは声優さんの責任やない。以前「昭和元禄落語心中」がアニメ化された時に、落語家役を声優でもベテランの石田彰さんと山寺宏一さんがあてていたけれど、あれだけのベテランでも落語は落語らしくなってなんだ。ここはやはり落語のところだけでも声の似た本職の落語家にやってもらわんならんと思うた次第。違和感があるかもしれんけれど、今日見た回では下座のはめものの唄の部分だけ声優さんとは明らかに違う本職の方の声に変わっていた。小唄や端唄まで無理に声優さんにやらしてもでけへんという判断なんやと思う。それやったら落語かてそうです。いくら声優さんががんばっても、落語はまた別物。師匠が落語を始める場面になると、すっと醒めてしまいますねん。山村さんはがんばったはると思うけどね。でもあかんのです。そこが残念。
 テレビ漬けのあとはパソコンに向かう。昼食後は少しだけ午睡。
 3時半ごろに起きて出かける支度をし、鼻ポンプの内科に。これも土曜日に行く予定やったのを、今日に振り替えた。帰宅後は読書をしたりスマホをいじったり。
 明日はほんまは定休日なんやけれど、時間割の変更で月曜の時間割になっているので、自習にするわけにはいかん事情があり、休日出勤。その分の手当ては出るけれど、この2週ほどは変則的な日程でけっこうしんどいね。

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新・平家物語(五) [読書全般]

 オリックスバファローズファンの皆さん、おめでとうございます。1点差に迫られても逃げ切っての日本一、お見事でございました。そして、能見投手がまだ現役でいる間に日本一を経験できたこと、いずれタイガースで生かしてくれるてあろうことを祈っております。
 というわけで、今日は完全休養日。昨日の土曜出勤がけっこうこたえたか、一日中だるい。とはいえ、午前中はテレビ漬け。そしてパソコン。午後は読書と午睡。目覚めたあともとにかく一冊読み切ってしまう。夕食時にテレビをつけて日本シリーズ最終戦を見る。特にバファローズファンというわけやないけれど、やはり東京のチームと大阪のチームが対戦したら、大阪のチームを応援しますね。オリックスバファローズになってからは初めての日本シリーズ優勝。ブルーウェーブ時代にジャイアンツを下して以来やから長かったわなあ。また、バファローズという名のチームとしては大阪近鉄バファローズ時代には日本シリーズ優勝がなかったから、これが初めてということになる。オリックスバファローズは阪急ブレーブスと近鉄バファローズの後継者なんやからね。
 来季こそはタイガースが今世紀初の日本シリーズ優勝を果たしてほしいものです。
 試合終了後、少し読書。明日は土曜の代休でお休みなんで、ものかき関係の作業がんばりましょう。
 吉川英治「新・平家物語(五)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。本巻の前半は、3人目の主人公源頼朝が登場。何を考えているんかそこの知れん人物として描かれる。平治の乱で池ノ禅尼に命を救われた時は凛々しい若武者という感じやったのが、伊豆に配流されている間はとにかく平家に怪しまれんようにという姿勢をずっと保っていたという解釈でええのかな。北条政子との結婚までが描かれる。後半はついに武蔵坊弁慶が登場。刀を集めるへんな僧兵、ではなく、勝手に叡山を代表して院に折衝に来る僧兵として描かれる。さらには鹿ケ谷事件、俊寛僧都らの配流と物語は進む。ここで作者は俊寛を一人島に取り残される哀れな人間としては描かないで、島で島民の女性を抱きながら最後まで平氏に反抗する気骨のある人物としている。また、密告者の多田行綱は密告しただけであとは放置されてしまう哀れな人物として登場。ここらあたりが作者の歴史観をよく表現している。そして、平家滅亡への足音が少しずつ近づいている。その辺を読み手によくわかるように指し示すのですね。

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あたらしい憲法のはなし [教育]

 今日はお山の学校の文化祭。よって、土曜日やけれど出勤日。私の仕事は金券売り場の当番と、貸し出した物品の返却当番。1時間ごとに売り場に行き、金券販売や未使用分の払い戻しなどをする。もっと忙しいかと思うたけれどそうでもなく、コロナ禍のために食品模擬店をしようと思うたら衛生面などかなりハードルが高いので、それほど金券を使う場所がなかったということらしい。
 昨年は外部からの来客禁止ということになっていたけれど、今年は少し緩和して家族のみ招待券を発行できるということになった。これは警備の担当の先生にとってはかなり楽。なにしろ友だちまで招待客を広げると、マナーのなってない人もかなり混じってしまい、注意したりトラブルが発生したりと大変なんですわ。
 空いた時間は教材作成。「憲法の三大原則」の単元のプリントを作る。ただ、この内容は小学6年生から中学3年生と、何度も繰り返して教わっているいわば常識。日本国憲法前文の写経をさせるという手もあるけれど、何も意味を頭に入れずにただ書き写すだけという生徒が多いやろうから、却下。そこで、日本国憲法公布後に当時の文部省が小学生向けに作成したテキスト「あたらしい憲法のはなし」が「青空書房」のサイトでダウンロードできるんで、そこから重要な部分を抜粋してプリントに掲載するという手を使うことにした。
 このテキストは平易な文章で「主権在民」や「基本的人権」を説明してあり、しかも本質的なことを非常にわかりやすく説いている。高校生にそんなテキストをと思う人もいてるかもしれんけれど、「人権」や「主権」の概念の説明というのはなかなか難しいのです。このテキストは軍国教育を受けてきた子どもたちに噛んで含めるように民主主義について書いてあり、まったくわかってへんことを一から教えるために書かれたものやけれど、わかってるつもりで実はわかってへん人にも最適なもの。今一番読ませたいのは現役の政治家やね。特に「平和主義」を説いた章は、その当時の人たちの「戦争はもうこりごり」という気持ちが強く現れていて、ちょっとばかり心打たれるものがある。
 ま、一度「青空書房」のサイトで探してみてください。
 仕事が一通り終わってくつろいでいたら、生徒がやってきてどひゃっというような相談をしてきた。守秘義務があるのでここには書かんけれど、とらかくその場にいた教員みんながどひゃっとなってしもうた。最後の最後でどえらいしんどい目におうた上に、帰路は土日祝日ダイヤなんでバスや電車の本数が少なく、帰宅にけっこう時間がかかってしもうた。帰宅後少しどぶさってから、夕食。テレビをつけて日本シリーズ第6戦を見たら、バファローズが連勝して優勝まであと1勝に迫った。もし明日スワローズが勝ったら、日本シリーズ史上2回目の第8戦が行われることになるけれど、勢いはバファローズにある。明日は一気に勝負をつけそうな雰囲気やね。もちろん勝負は27個目のアウトを取るまでわからん。どうなることやら。

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リメイクの意味 [テレビアニメ]

 今日は定休日。けっこうアニメがたまっていたので午前中はテレビ漬け。「うる星やつら」のリメイク版は、原作の漫画にあまりにも忠実すぎるのと、声優さんのキャスティングも昔のイメージをなるべく壊さないようにという配慮がありすぎて、今、この作品をリメイクする意味があるのかなと思ってしまう。時代背景も原作そのままなんで、電話は黒電話のダイヤル式やったりするわけで、そこまで忠実にせんならんもんかなあ、今の若い視聴者層はどう感じるんやろうとかいらんことばかり考えてしまう。ただ、アニメ制作の部分では非常に丁寧に作ってあり、そこは好感が持てるけれど。
 そのあとはパソコンに向かうたけれど、非常に眠く、あまり作業は進まず。
 昼食後、午睡。思うていたよりもたっぷりと寝た。体調が良くなかったのか疲労がたまっているのか。ただ、起きたあとは鼻の調子も悪くなく、社説のダウンロードやら読書やらゲームやらして過ごす。
 夕食後はサンテレビ「熱血!タイガース党」を見たりする。ゲストは岡田監督。久しぶりに監督をできるのが楽しくて仕方ないみたい。監督のやる気に選手がちゃんとついていけるかどうか。大阪のスポーツ紙や解説者はえらく監督を持ちあげて期待しているみたいやけれど、バファローズの監督をやめさせられてからも10年くらい現場から離れている。勝負勘とかそこらへんが戻るまで時間がかかるんやないかと、私はいささか不安を感じているんやけれどね。
 その後はしばらく読書。明日は土曜日やけれど、お山の学校の文化祭のため出勤。けっこう気を遣うてもろうているんで、それほど重たい仕事はないけれど、土曜に出るというのは気分的にしんどいね。

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日刊スポーツの良識 [新聞]

 昨日の私の日記を読んでくれていたわけやないと思うけれど、日刊スポーツはバファローズの勝利が1面。コンビニで確認したら、スポニチもデイリーもサンスポもタイガースの秋季練習を1面にしている。私はタイガースファンであるけれど、優勝を逃したのに日本シリーズに出ている同じ関西をフランチャイズにしているバファローズが日本シリーズに出ているのを押しのけて1面で扱われるのを見ていると逆に恥ずかしく感じる。しかも2敗したあとで盛り返す勝利やのにね。日刊スポーツの良識を感じたのでありました。ちなみに今日の試合ではバファローズが逆転されながらも9回裏に追いつき吉田正のサヨナラホームランで勝利。対戦成績を2勝2敗1分に押し返した。明後日からは神宮球場に移動して決着をつけに行く。昨年のお返しをぜひしていただきたい。ニッカン以外の各紙大阪版も岡田再監督の好き放題のおしゃべりなんか大きくとりあげる必要はないので、ぜひバファローズのサヨナラ勝利を一面に持っていってほしいものです。もっともデイリーは何があっても虎一面の新聞なんで、別格ですけれどね。あとスポーツ報知はジャイアンツ一面なのは仕方ない。ここにまで無理してバファローズ一面を要求したりはしません。
 今日はお山の学校は文化祭準備。私は倉庫の前で前もって申請されている長机やパイプ椅子の貸し出しをする係。外はやっぱり寒いです。そのあと教室整備を少しだけ手伝い、午後は教材作成。自転車操業の現代社会の教材を、なんとかせなあかん。後期中間考査のストックだけでも用意しておきたい。とはいえ、無味乾燥な教科書の記述を、なんとか興味のもてるようにプリントで補助したいので、その工夫が難しい。
 定時に退出して、帰路は駅前の本屋さんで妻の「月刊フラワーズ」を買い、帰宅。スマホで遊んだり、少しばかり読書したり。夕食後は少しうとうと。
 ものかき関係の事務作業がまた始まったので、なるべく早く片付けてしまいたい。明日は定休日なんで、ちょっとくらい進められるかな。

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日本シリーズか立ちションか [新聞]

 今朝の日刊スポーツ大阪版の一面は、タイガースの岡田再監督が選手に打撃指導をしたというお題。それはええけれど、バッターボックスに立った時の心構えとして、上半身はバットを雨傘を持つ時のような高さで構えた方がよいというもの。例えとしてはわかりやすい。なんでもかんでも「あれ」ですましてしまうことの多い岡田監督にしては上出来でしょう。で、下半身の構えは立ちションをする時のようになどというたそうな。
 立ち小便ですか。最近は子どもでも立ち小便をしているところなど見たことがない。若い選手たちは子どものころから少年野球チームで行儀をしつけられたりしているからなおさら立ち小便の経験なんかないやろう。岡田監督はそういう例えで教えられたのをそのまま伝えたらしいけれど、正直、現代風にアレンジして伝えられんのかね。
 もっともそうやって指導したあと、「今の若いのは立ちションなんかせえへんか」とか「女子チームでは通用せんわな」と言うていたそうやから、例えとして「立ちション」は適当やないことはわかっていたようです。それやったら他の言葉に置き換えるか具体的に「膝に余裕を持たせ、重心を下げるような感じで」みたいに具体的に指導するとかしたらええのに。10年も現場から離れていると、若い選手たちとのコミュニケーションの取り方なんかわからんのと違うやろうか。
 に、してもや。それを一面にでかでかと載せる日刊スポーツの整理部のセンスを疑うね。今は日本シリーズの真っ最中。スポーツ紙としてはやはりそちらを一面に持っていくべきやないかと思う。大阪を本拠地にするバファローズが東京のスワローズと必死で試合しているんやから、たとえ敗れた試合であっても一面でとりあげるべきでしょう。しかも決勝ホームランを放ったスワローズの山田選手は地元履正社高校の出身ですぞ。
 朝から嫌な気持ちになってしもうた。
 明後日とその次の日はお山の学校の文化祭。明日は授業をカットして文化祭準備。今日はその前日。生徒たちの心はなかなか授業に向いてくれへん。特に6時間目なんかほんまきつかった。奨学金の推薦作業をすませ、定時に退出。帰宅途中で耳鼻科に寄る。化膿止めの薬はもう不要と痰を切る漢方薬だけの処方になった。ほんま、早いところ鼻の調子が良くなってほしいものです。こんな状況では4回目のワクチンなんか怖くてよう打たれへん。
 夕食時、テレビをつけて日本シリーズを見たら、1-0でバファローズが勝っている。明日の一面は日本シリーズにしてほしいなあ、日刊スポーツ。

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新・平家物語(四) [読書全般]

 今日は定休日。午前中はビデオとパソコン、午後は読書と午睡といういつものパターン。実は午睡は一度早めに目覚めたんやけれど、二度寝してしまい、1時間後くらいにもう一度目覚めたけれど三度寝。次に目覚めた時はあたりは薄暗くなってました。疲労とかそういうものだけやなく、体調不良、なんやと思う。鼻の調子はまだよくならず。薬を飲んだ時だけましになるんやけれどね。
 夕食後も読書。社説のダウンロードも。日本シリーズはテレビでちょっとだけ見たけれど、もとタイガースの竹安投手が押し出し四球を出したところでテレビのスイッチを切った。スワローズ優位ということですね。食後はしばらく読書。パソコンに向かい、明日の授業のプリント作成もする。相変わらず自転車操業やね。「世界の政治体制」という単元で、各国首脳の写真を検索しダウンロード。首相のいる国はついでに国王や大統領の写真も、大統領が強い国はついでに首相の写真も検索。いやあ、イタリアの大統領とかフランスの首相とかドイツの大統領とか、全然知らなんだ。皆さんご存知でしたか?※答えは日記の最後に。
 吉川英治「新・平家物語(四)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。本巻の最初は平家の栄華を描いているが、途中すら章が変わると、主役も変わった。主役は牛若。鞍馬の天狗とは何者やったかとか、平家の目を盗むようにして今日を脱出し、どのような経緯で元服し、どのような経路で奥州までたどり着いたかを克明に描いている。
 ここでの牛若、九郎義経は鞍馬の山奥で育った自然児であると同時に、父の側近やった者からええ所だけ聞いて育ち、両親への憧憬がことのほか深く、特に父親の源義朝については偶像視する少年として描かれている。そして御曹司と呼ばれて育ったために尊大で気ままなところもあるけれど、こと源氏再興という目標については一途。ただ、自分を飾ろうとしないために、敵が少ない人物。弁慶は出てこず、そのかわりに義経や鎌倉幕府を支える若者たち「草の実党」が義経を支え、金売り吉次が奥州藤原氏の命を受けて、自由人である義経に手を焼きながら常に助ける役割を果たす。この物語は、ただ単に平家について書かれたものやなく、源義経もまた主役の一人やということをここで示しているんやないかと思う。というのも「みちのくの章」以降は平家とそれに連なる人物はほとんど顔を見せなくなるからね。つまり、平清盛に次ぐ主人公の登場で、この物語は平安末期という時代そのものを主役とする物語やと読み手に示しているんやね。つまり物語はまだ始まったばかり。腰を据えて付き合うとしましょう。

※イタリア大統領はマッタレッラ。フランス首相はボルヌ。ドイツ大統領はシュタインマイアー。ご存知でした?

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学校考証をぜひ! [テレビ全般]

 今日は出勤日。いちばんハードな月曜日。1時間目に5時間分の準備をして、2時間目から6時間目までぶっ続けで授業をして、昼休みは生徒がやってきて奨学金関係の質問をしたりしたため、一服つけに行く間もなく、放課後にはまるでプールで目いっぱい泳いであがった時くらいの疲れがどっと襲ってくる。それでも学生支援機構のサイトに入り、生徒の推薦業務をしようと思うたら、なぜか知らんけれど全員推薦できる状態にない。日を改めてやり直すしかないか。こういうのは精神的にこたえる。
 定時に退出し、帰宅後は妻が外出先から帰宅するまで読書など。妻が帰宅して夕食を取り、読書の続き。一気に読んでしまうつもりやったけれど、疲れが出てうたた寝。
 昨日放送された「機動戦士ガンダム 水星の魔女」で、一部納得でけん箇所があった。水星から編入されてきた主人公がモビルスーツに乗って課題をしようとしたら、サポートするメンバーがそろってへんから不合格と言われて、サポート役を探してから再試験を受けるという話やったんやけれど、途中編入してきた生徒に対して何の説明もせんと試験を受けさすというのはあまりにも不自然。現職の教員の目で見たら、全く課程の違う学校から編転入してきた生徒に対しては、卒業の条件がそろうようにいろいろとカリキュラムに配慮したりするもんなんですね。いきなり何の説明もなく前の学校でやってない科目の試験を受けさせるなんてことはちょっと考えられん。話を面白くするためにそういう話にしているんやろうけれど、そんな配慮もでけん学校がまともなパイロットを育成できるはずがない。訓練をしてへん新兵にいきなり実戦をさせる軍隊みたいなもんです。
 長年教員をし、学校の出てくるアニメをいくつも見てきたけれど、かなり大きな割合で「こんなことはあり得へん」という描写が出てくる。学校には生徒としてほとんどの人が通っているので、知っているつもりになってしまうのやないかと思う。
 時代劇に時代考証の人がいてたり、地方を舞台にしたドラマに方言指導の人がいてたり、SFアニメにSF考証の人がいてるんやから、学校が舞台の作品には学校考証の人をつけるべきやと思う。学園ドラマというのも昔からようけあるけれど、学校考証という役割の人がいてた試しがない。で、現職の教員から見たら首をかしげるような場面や話が後をたたんのです。ぜひ学校考証を教職経験のある人にしてもらうべきやと、提言しておきたい。
 試験の受け方も指導しないでいきなり試験を受けさせて不合格やというのは、生徒に対するパワハラやと訴えられても仕方ないと思うよ。

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紫色の料理 [テレビアニメ]

 今日も完全休養日。朝からアニメ、「仮面ライダー」「ドンブラザーズ」などを見る。アニメ「スパイ×ファミリー」では、料理下手のヨルが役所の後輩に料理を教わるというエピソード。ありがちな話なんやけれど、どう作ったらこんな味になるのかという殺人的な料理しか作れんという設定。この手の料理がアニメで出てくると、たいてい紫色でどろっとしたものになる。記号といえば記号なんやけれど、明らかに食べられたもんやないという表現なんでしょうねえ。私は、「スパイ×ファミリー」は好きなんですけれど、この料理の表現だけはしてほしくなかったなあなんて思う。普通の料理に見えているのに、口にしたらぶっ倒れるという方が効果的なんやないかと思うのですよ。で、ひとつだけまともに作れたものはちゃんとしたおいしそうな色になっている。どうせなら見た目はやはり紫色なのに食べたらおいしい、というのでもよい。とにかく紫色のどろっとした料理というありきたりな表現は何の工夫もないように思うので、できればやめてほしかった。まあ、故人的にそう思うているだけで、視聴者によってはそういう記号的な表現でないとわからんという人が多いのかもしれんけれどね。
 昼食前にパソコンに向かい、食後は読書と午睡。夕刻、起きてすぐに社説のダウンロードをしたり読書をしたり、スマホのゲームをしたり。夕食時にテレビをつけたらバファローズが3点差をつけて勝っている。1勝1敗で京セラドームに行くと面白いなと思うて、食後はまた読書やらスマホでゲームをしたりしていた。で、スマホで試合結果を見たら、引き分け。なんと9回裏に同点ホームランを打たれてそのまま12回まで試合がうごかなんだみたい。今朝のスポーツ紙の解説を読むと、神宮球場はマウンドの傾斜がなだらかで投手が低めに球を集めようとしてもどうしても高めに浮きやすいらしい。バファローズの投手陣はめったに神宮球場で試合をしないから、山本由伸でさえホームランをかんたんに打たれてしまう、ということらしい。そういう意味ではそんな球場で球を低めに集めてゴロアウトをやすやすと取るタイガースの青柳や伊藤将といった投手たちはすごいんやなあ。

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岡田監督の言葉 [プロ野球]

 今朝の日刊スポーツ(大阪版)の一面は、タイガースがドラフト一位指名した森下翔太選手(中央大)にタイガースの岡田再監督が指名あいさつをしたという記事。タイガースファンを長年やってきて、スポーツ新聞もずっと読んできて思うけれど、スポーツ新聞の記者も読者もこの時期が一番幸せやなあと。
 なにしろ勝手に期待してええことだけ書いてたらええんやから。
 今シーズン限りで独立リーグを引退した伊藤隼太選手のことを思い出す。慶応大で活躍し、新人王は確実、即戦力どころか3番打者としてチームの主軸となり優勝に導く使者のような書きぶり。結果はどうやったか。レギュラーの座を取ることはなく最後は代打中心。新人王どころか打撃タイトルを取ることもなく戦力外に。
 今年の森下選手の場合、監督自ら「外野のポジションは空いてるんやから」とか言うている。これは別にレギュラーを保証しているわけやなく、レギュラーが決まってへんから競争させるよ、という意味で言うてるんやと思う。ただ、岡田という人は解説を聞いていてわかるとおり、人に真意を伝えるのが下手なんやと思う。感じたことを咀嚼して、相手に伝わるように筋道だてて語るなんてことができん。同じ内容のことを例えば真弓さんが言うたら、非常に丁寧で、かつ選手や監督、コーチが聞いていても不快にならんように語る。私のように自分がプレーしていたわけやないものでも理解できる。
 ところが岡田という人の「解説」を聞いていると、「これおかしいやん」「なんでこんなことするのか」と、愚痴るような言い方しかでけへん。目の前のプレーを解説する気なんかさらさらなく、自分が監督やったらこうするという視点で語っている。それは、呑み屋でテレビを見ながら文句をたれているおっさんと変わらんように(私には)聞こえる。実は深い野球理論に裏打ちされて言うているのかもしれんのやけれど、そこはすっとばして話すんやね。
 そやから昨日の森下選手について語る言葉でも、まるでポジションを保証しているように書かれるような言い方になる。
 岡田監督には、その真意を汲み取って人に伝える「通訳」が必要なんですな。ずっと現場にいてたら、選手も通訳なしでその真意を理解できるかもしれんけれど、10年も現場から離れての復帰やから、おそらくかんたんに真意は伝わらんのやないかと思う。平田二軍監督がヘッドコーチとして一軍に戻ってきたのは、おそらく「通訳」としての役割が期待されているからやないかと思う。長年現場で選手と接してきた平田さんやから、若い選手にどう伝えたらええか身についているはず。岡田再監督のもとでタイガースが優勝できるとしたら、平田コーチの通訳がうまいこといったということになるやろうと私は思う。
 てなことを朝、日刊スポーツを読んでいて感じた次第。
 今日も一日完全休養。明日の朝は嫌というほど深夜アニメが録画されているぞ。いやはや。

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