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死せる阪神生ける巨人を走らす [プロ野球]

 せっかく二軍戦でホームランを打つなどして一軍に西岡剛が帰ってきたんやから、雰囲気を変えるためにも先発出場させるのかと思うていたら、さすが慎重な和田監督、まずは代打で復帰させてきた。ここが和田監督らしいのですよね。勝負師になれない。現役時代と同様堅実なタイプなのです。
 とはいえ、代打でも西岡が打席に立つと甲子園の空気が一変するんやから、さすがやね。そしていきなり二塁打。逆転優勝はまあ奇跡が起こるのを待つとして(もっともめったに起こらないから奇跡というのです)、西岡がいてたら、Bクラス落ちはないんやないかなあと思わせてくれる。
 かくしてタイガースの目標は現状維持に。あとはセ・リーグではカープの、パ・リーグではバファローズの逆転優勝を期待しましょう。
 秋風五丈原ならぬ、秋風甲子園。ならば「死せる孔明、生ける仲達を走らす」ならぬ「死せる阪神、生ける巨人を走らす」くらいのことはしてほしかったんやけどなあ。同じ「走る」でも「逃げる」の意味やなく「首位を走る」になってしもうているところがなんとも。

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コメント 4

伊藤正一

たしかにぼくのような浅ーいファンから見ても、13.5ゲーム差からの逆転は、大きなトラウマになっていると思います。それが岡田監督から和田さんに換わっても、続いているんですよねえ。マートンやゴメスの暴言退場にしてからが、ベンチの重苦しさが選手のイライラへと波及しているせいでしょう。これは選手層の強化ぐらいではなかなか治らないと思います。ではどうすればいいか、と言うと浅学非才のぼくのような人間には、皆目分からないのですが…。
by 伊藤正一 (2014-09-12 20:18) 

t-kita

鍵になるのは、やはり西岡でしょう。
あの2005年の日本シリーズで、マリーンズの若手だった西岡と今江が暴れまくり、タイガースを完膚なきまでに叩きのめしたことは忘れられません。
あのシリーズといい、マリーンズでは3位からCSを勝ち抜き日本シリーズまで征した、その原動力が西岡でした。
西岡にはタイガースで引きずるものは何もない。
あるとすれば、今シーズンの長期欠場でしょう。
西岡ならば新庄的な役割を果たしてくれるような気がするのです。
by t-kita (2014-09-12 23:32) 

伊藤正一

なるほど。ぼくもそう思います。少なくとも福留よりは期待して良さそうですね(ってオイ!)。いろいろ批判もされたけど、グラティポーズをやってた頃は、まだベンチのムードも良かったなあ…。

こうなるともう和田さんも辞表出さざるを得ないでしょうけど、後任は誰になるんでしょうね?小言幸兵衛の岡田さんの出戻りだけはやめてほしいな。
by 伊藤正一 (2014-09-13 07:35) 

t-kita

今日、書店でノムさんがタイガースについてまたなんかぼやいている本が出ていたので立ち読みしましたが、「矢野は引退会見で星野のおかげばっかり言って私のことは口にしなかった」「桧山は引退したあと私の家まであいさつに来た。彼はよい指導者になる」てなことばかり書いていて相変わらずやなあと思いました。
私は和田監督の後任には平田二軍監督を希望します。
明るく元気で、そして厳しい。そして若い選手のこともベテランの選手のこともよく知っている。選手からの信望も厚い。
いきなり金本や矢野をすえるよりも、平田監督のもとでコーチをして指導者として勉強してもらうというのはどうでしょうかねえ。
by t-kita (2014-09-13 23:36) 

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