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教師はどちらを向いていたか [時事ネタ]

 昨日の日記に書いた少年の自殺の件で、学校の指導体制に問題があったという状況が発表された。少年は教師に対してかなりの不信感を持っていたらしい。それがなぜ自殺につながったかというところ、まだ私には理解でけんところがあるけれど、くだんの学校では生徒一人一人に向き合うという、教員にとって一番大切な部分が機能してなんだようやね。
 補導歴の記録の問題にしても、なんか無機的に処理しているように感じられる。
 ここからは私の私見で、何の確証もないことやけれど、教員が生徒の方を見ないで県教委や管理職の方ばかり見るという体質が招いたことやないかと推測する。形式ばかり気にして、なぜその形式をとらねばならんのかという根本的なところが抜けているように感じられるのですね。まさかその少年に補導歴があるなんてと驚きながらも「万引きしたことがあるかどうか確認した」ことを重視したようなことが発表の中にあるからね。
 補導歴があるというだけで推薦状を書かないというのも同様。もしほんまに補導歴があっても、二度とそれを繰り返してへんのやったら、それは補導歴が一度もない生徒よりもすばらしいことやないか。そういう評価の仕方がでけなんだわけで、これも実に形式的。
 広島ではかつて県教委と組合の板挟みになった校長が自殺した事件があったけれど、それ以来、タテ関係が強化されたのかもしれん。
 以上、発表から読み解いてみた私の推測。実際に広島県の教育体制がどうなっているのか直接当たったわけやないから、確証はない。ただ、現場にいてる人間として、そういう考え方ができるということですが、如何。

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