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目の前に振袖 [日常生活]

 今日は久しぶりに出勤。合格者登校日で、教科書などの物品販売がある。私は仕事部屋に待機して、奨学金相談の応対。大阪府育英会の奨学金を借りるほとんどの生徒は中学3年生の時点で予約申し込みをしているんやけれど、諸般の事情で予約申し込みをできなんだ家庭の保護者が来て、入学後に確実に申込書類を渡せるように記録しておく。午前中はほとんど休む間もなく保護者の応対をしていたので、かなり疲れた。
 午後からは教育委員会に提出する報告書類の作成や、二次募集の会場準備など。
 朝から降っていた雨は昼ごろ小やみになったけれど、退出時にはまた少し小雨。日照がなかったせいか、けっこう寒かった。ほんまに寒暖差が激しいなあ。しかも帰路の電車が人身事故の影響でダイヤが乱れ、帰宅するのにちょっと時間がかかった。大学前の駅からは晴れ着を着た若い女性がようけ乗ってきた。卒業式やったんかな。ただでさえダイヤが乱れて乗客が多いというのに、この時間にしてはかなり混んでいた。私は座席に座って本を読んでいたんやけれど、私の前に立っている女性の振袖が、その人が動くたびに眼前に迫ってきて困る。乗り換え駅についてほっとしましたよ。
 池波正太郎「梅安乱れ雲 仕掛人・藤枝梅安 五」(講談社文庫)読了。東西の元締めと仕掛人が互いに殺しをしかけるという表題作が面白い。仕掛人たちが東海道をいったりきたりするのにすれ違うたり、梅安殺しを依頼された若い仕掛人が病気を梅安に治療してもらい情がわいたりと登場人物の行動や感情が錯綜する様子になんともいえぬおかしみがある。殺し合いの凄惨な話のはずやのに、そう感じさせんところが作者のうまさですねえ。
 相撲は魁聖が逸ノ城に敗れ、勝ちっ放しは鶴竜のみ。先場所はここから連敗して優勝を逃しているだけに、明日以降の鶴竜の相撲に注目ですねえ。

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