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老人の美学 [読書全般]

 日曜日やけれど、早起きしてしもうたので、例によってがつがつと録画した深夜アニメを見る。それから「プリキュア」「仮面ライダー」「戦隊」のセットを見る。続いて移動させていた本やCDを少し仕訳をしてから半分ほどもとあった場所に戻した。パソコンを立ち上げてかきものを少々。
 昼食後、午睡。夕刻起きてきて、大相撲九州場所の初日を録画で見る。鶴竜が初日から腰痛で休場し、朝乃山が不戦勝。体のことやから仕方ないんやろうけれど、こんなことを繰り返すようではまともに相撲が取れるわけもなく、いずれ進退をはっきりさせんならんことになるやろう。私は体罰を認めるものやないけれど、若い者に指導するのについ手を出してしまって退職に追いやられた立て呼び出しの拓郎よりも、休場ばかり繰り返して横綱の座にしがみついている鶴竜の方がみっともないと思うし、それを指導し切れない協会幹部が何の責任もとらんというのはおかしいと思うぞ。
 筒井康隆「老人の美学」(新潮新書)読了。筒井さんの考える「美しい老い方」を、自分の著作を参考資料にしながら説く。確かに「ちょいワル老人」というのはかっこよいやろうし、かくありたいと思うんやけれど、なかなかそうはいかんやろうなあと思う自分もいてるわけです。筒井さんのような老い方をしたいと思うけれど、なかなかそうもいかんやろうなあと思いながら、読んでいた。まあ実践できるとしたら伴侶を愛し続けることくらいか。病床の奥様に毎日ショートショートを書いていた眉村さんもかっこいい老い方をしているよねえ。「美しく老いる」ことができるかどうかわからんけれど、この日記を含めてものを書くということだけは休まんようにしようと確信させてくれた一冊です。

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